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新緑

2017-05-18 08:12:39 | 日記
新緑
新緑の枝混り合ひ許し合ふ   保坂リエ
新緑や湖底に邑のありしとか    拙
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新緑 (願船)
2017-05-19 20:09:41
    新緑の枝混り合ひ許し合ふ  保坂リエ

 若葉の萌えたつ頃の木の枝はすくすくと伸びる。『枝混り合ひ許し合ふ』とはどんな様子であろうか。伸びた枝が混り合うようになっているが、お互いの成長を妨げるのではなく、どの枝も太陽の光を受けられるような形になって伸びているのであろう。樹木はそのような生命本能を備えているとしか考えられない。「許し合ふ」という言葉が一句に生き生きとした命を与えていると思う。

   新緑や湖底に邑のありしとか  阿部

 新緑の山に囲まれた湖が浮かんでくる。まことに平穏な風景であるが、そこには谷川の流れを堰き止めてダム湖を建設した歴史があるのだ。川沿いに栄えていた集落は今湖の底に沈んでいることになる。生命力の溢れる新緑の風景と今は無き湖底の邑が対象となって、生きることの無常観が感じられる一句となっている。
有難うございました。 (阿部)
2017-05-20 20:54:44
山の麓に行って新緑の風景に入ってみると、若い頃のそこでの思い出がよみがえります。湖底の邑 杉山になった鉱山の街 60,年の隔たりはおおきいです。
これからも人口減少によって同じようになるかと思うと心配です。

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