17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

短日

2015-11-22 08:38:42 | 日記
短日
短日の梢微塵にくれにけり    原 石鼎
日短や寡黙な父子のタイヤ替へ    拙

あとひと月で冬至だから、これから益々日が短くなる。午後になれば陽は釣瓶落としだ゛
でも予定の仕事は終えたい。冬への準備は待ったなしだ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
短日 (願船)
2015-11-25 19:39:28
    短日の梢微塵にくれにけり   原 石鼎

 微塵に暮れるのイメージが浮かんできませんね。夕方の空を背景にして錯綜する枯木の細い梢が見えているのだが、それも日が沈むと急に暗くなり梢のあたりが次第に見えなくなり全体が闇のなかに消えるというこではないかと想像しています。他に鑑賞の仕方があればご教示ください。

    日短や寡黙な父子のタイヤ替へ  阿部

 取り合わせの形で短日を詠っている。タイヤ替へは冬用のタイヤに替えているのだろうと思う。寡黙な父子からはもともと寡黙な人というのではなく、迫りくる冬の季節を前にして心理的に陰鬱な感じを表しているような気がする。その感じが短日と響きあっているように思う。長い冬を迎える東北の風土性が感じられます。
有難うございました (阿部)
2015-11-26 09:23:12
願船さんうれしいコメントを有難うございました。
石鼎句についてはあまり感銘は受けません、ああ そうですかの感じです。読みが浅いと自覚しています。

急に雪の予報が入れば、タイヤ交換は待ったなしです。
親子の共同作業で2・3台するのでしょう。一台2000円ですから下流老人には馬鹿になりません。

コメントを投稿