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蓬餅

2017-04-24 11:03:43 | 日記
蓬餅
掌中の珠とまろめて蓬餅 富安風生
庸郎や小さくちぎる蓬餅   拙
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Unknown (願船)
2017-04-25 07:34:07
掌中の珠とまろめて蓬餅 富安風生

 昔の田舎では蒸した糯米と磨り潰した蓬を臼に入れて搗いていた。搗きあがると取りだして手で丸めるのだ。子どもも間に入って丸めさせてもらった。この句では『珠とまろめて』
という楚辞を用いて、丸める動作を愛情をこめて表現しているのがうまいなと思う。

   庸郎や 小さくちぎる蓬餅  阿部

 庸郎は人名のような感じがするが分からな
い。臼で搗いたにしろ別の方法で作ったにしろ、蓬餅の塊を適当な大きさにち切ってうどん粉を広げた板の上に転がすと、次の人が丸める。阿部句ではこのちぎる動作を『小さくちぎる』と表現した。たいていお母さんがちぎる人になったが、この場合の「小さく」は「小さめに」という感じがする。人によってちぎり方には違いが出るのだが、大きいのは田舎っぽい感じ、小さいのは上品な感じだと思う。ぼくの記憶では丸める前に広げた所に丸い餡子をのせるのだと思う。この句では、『小さくちぎる』という楚辞に蓬餅作りの懐かしい風景がありありと浮かんでくるのである。
有難う御座いました。 (阿部)
2017-04-25 10:45:01
喉を詰まらせない様にと小さくちぎる家がおおくなっています。餅離れもすすんでいる現状です。

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