17音の記録

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

猛暑

2017-08-09 12:12:57 | 日記
猛暑
襟高(ハイカラ)が華府の猛暑を身ぶりせり 筑紫磐井 婆伽梵

内干しの玉葱小屋の猛暑かな 藤田あけ烏 赤松

頷くに声の遅るる猛暑かな 鈴木恭子

舌いちまい口に含める猛暑かな 赤松[ケイ]子

例句に共感できるものがすくな擦ったので季語として認められていないか、日が浅いのか不明、ネットの掲載句を全部移行した。

足止めのビール一本猛暑かな   拙





ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 国男忌 | トップ | 墓掃除 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
猛暑 (願船)
2017-08-09 21:04:59
猛暑
襟高(ハイカラ)が華府の猛暑を身ぶりせり 筑紫磐井 婆伽梵

 襟高(ハイカラ)とか華府などの表記を用いる筑紫磐井の句はこれまで読んだことがなかった。 留学などの影響でハイカラ趣味になった人が、アメリカの首都ワシントンの猛暑を両手を大きく広げるなどしてジェスチャー
たっぷりの表現で表しているのだろう。俳句の品性に乏しいような感じがしてならない。

内干しの玉葱小屋の猛暑かな 藤田あけ烏 赤松

現実の物と状況をそのまま表現した句だと思う。 小屋に掛け渡した横木にびっしりと吊った玉葱が見えてくる。むんむんする熱気とともに玉葱独特の臭気が鼻を突くような感じにさせられる。


頷くに声の遅るる猛暑かな   鈴木恭子

人と話しをしていて頷いたのだがすぐ返事の声がでない。口の中が乾いて滑らかに舌が動いてくれないほどの暑さなのだ。この句も猛暑を自分の体の動きを用いてストレートに表現していると思う。

舌いちまい口に含める猛暑かな   赤松[ケイ]子

『 舌いちまい口に含める』というフレーズで猛暑を表現している。舌が口の中にあるのは常には意識に上らない自然な状態であるが、『舌一枚』とか『口に含める』のように表現されると、意識が口の中の舌に集中されている状態である。あまり経験した記憶がないので詳しくは分からないが、口の中が乾燥して舌が引きつったようになるのであろうか。他の句のようなストレートな表現は使っていないが、猛暑の感覚を敏感な舌の動きに移転するような『舌いちまい口に含める』という表現で猛暑を詠っている。

 足止めのビール一本猛暑かな  阿部

 これまで読んできた4句では、比喩的に用いた身振り、玉葱小屋という場所、声の出にく
い状態、舌の状態などを用いて猛暑を詠っていたが、阿部句では『足止めのビール一本』という自分の楽しみに通じる表現で猛暑を詠ったところに特徴があるように思う。『足止め』はいろいろ解釈されよう。家にいるときビールを飲めば車で出かけられないことは分かっていても、この猛暑にはかなわない、一本飲もうかという感じともとれるし、ちょっと車で出かけていたのだが、折からの猛暑だ、帰りはタクシーにしてここで一本空けようかという感じ。『足止め』はビールを飲めば車で動け
ないことと取れるし、「越すに越されぬ大井川」みたいに、足止めをくった旅人が川宿で酒をのんで花札をすることを想像すると、猛暑が足止めの原因だと考えられないこともない。面白い句を作りましたね。
有難うございました。 (阿部)
2017-08-12 19:17:32
願船さん
うれしいコメントを有難うございました。
筑紫磐井の句は難解でしたので、お手上げで 幕府の猛暑はテントの中を言っているのか意味不明でした。あとの猛暑は体験をのべたもので、共感したことのない猛暑なので、へえーと感嘆どまりでした、拙句も難解だったと思います。散歩と称し屋外へ出かけられないようにという愚妻の浅知恵を句にしました。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。