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余花

2017-05-03 12:40:54 | 日記
余花
余花の雨八十路の老のかんばせに   富安風生
卓上ににわかの花瓶余花一枝       拙
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余花 (願船)
2017-05-04 09:18:35
余花の雨八十路の老のかんばせに  富安風生

余花の雨。深い情趣を感じる表現だ。春が過ぎても咲き残っている桜の花に雨が降っている。その雨が八十歳の老いた自分の顔にと表現している。はらはらと顔に雨が落ちるイメージが浮かんでくるが、「かんばせ」の楚辞から、長く咲き続ける花を潤す雨が八十路の老いの自分を称えているような余韻を感じるのである。



  卓上ににわかの花瓶余花一枝  阿部

 風生の句が抒情的な感じがするのに対して、阿部句では俳句特有の即物性を感じさせる。テーブルへさっと花瓶を置いて、余花を一枝挿したのだ。『卓上ににわかの花瓶』の表現が与える瞬時性に対して『余花一枝』のぴちっと座った安定感・存在感がとてもいい。
有難うございました。 (阿部)
2017-05-05 08:35:21
願船さん
うれしいコメントを有難うございました。
そろそろ葉桜になりつつあります。
東北の春は一度に押し寄せてすぐに初夏を迎えます。

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