独白

全くの独白

自転車歩行者専用道

2016-10-10 14:16:17 | 日記
が家の近くにある。展望も良く、よく使う。気分も爽快になる筈だが、真冬の誰もいない時期を除いては打ち沈んで帰る事が殆どである。自動車が入り込むからである。所々に出入り口があり札が立っていて「バイク自動車は進入禁止」と書かれている。のでこちらとしては「猿だから字が読めないのか!」などと一人ごつ事に成る。
確かに工事用の車両の為に広く成った所もあり、歩いたり走ったりしている者も然程居る訳ではないので車を乗り入れたくなるのは解る。折角の道、使わないのは勿体無いとも云える。だから役所に働きかけて車も入れるように成ってから入れば文句は無いのである。擦れ違い難いから一方通行にすれば自転車や歩行者にとっても割合安全である。
等とここでぼやいていても始まらないのは重々解っているが、何せ私は超貧乏会会長で、金も時間も無い。ここで愚痴って憂さ晴らしでもするしかない。
閑話休題、私が猿でない事は自身解っているがそんな私も速度違反はする。他の者の規則違反を非難する資格など実は無い。末期に到る迄法や国家や自身に誠実そのものであったソクラテスが鼻で笑っている。自身でも厭になる。違反も些細なものならしても良い等という事は決して無い。誰もが良く解って居るのに誰も実践しようとはしない。ギリシア時代から今に至るまで進歩していない。にも拘らず大層聡明に成った様に思い込み地球の支配者にでも成った様な心算でゴキブリやハエを容赦なく叩き潰している。斯様な次第で人間として生きて居るのがつくづく厭に成って暗い気持ちで帰途に就く事に成るという訳である。