北野病院=大阪市北区 

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 大阪市北区の北野病院で年末年始、点滴袋に穴が開いているのが相次いで見つかっていたことが4日、分かった。

 いずれも投与前で、患者への影響はなかった。同病院は、人為的に穴が開けられた可能性があるとして大阪府警曽根崎署に被害届を提出。同署は器物損壊容疑で捜査している。

 同病院によると、昨年12月28日午後、7階にある産婦人科のナースステーションで、点滴袋からブドウ糖液がもれているのを女性看護師が発見。確認したところ、袋の端が1カ所擦れて破れていた。約10分前に確認した際には異常はなかったという。

 今月1日午前にも、同じナースステーションで、点滴袋の中央付近に小さな穴が1カ所開き、ブドウ糖液がもれているのを女性看護師が見つけた。20~30分前の確認時には異常はなかった。

 病院の点滴をめぐっては、横浜市の大口病院で昨年9月、異物を混入された患者2人が中毒死する事件が発生。大阪府立成人病センター(大阪市東成区)でも同11月、点滴袋に穴が開いているのが見つかっている。