焼酎メーカー、壱岐の蔵酒造(長崎県壱岐市)は23日、「壱岐の島」などの商品に重油が混入した疑いがあり、出荷済みの5銘柄14商品の計約8千本を自主回収すると発表した。一部消費された可能性はあるが、健康被害の報告はないという。

 蒸留などに使うボイラー用燃料の重油が通る地下の配管が一部破損して重油が漏れ、仕込みなどに使っている井戸水に混入したとみられる。20日、社員が井戸水の異臭に気付き、調べたところ微量の油成分を検知。同日、製造と出荷を休止した。配管は1984年の創業以来取り換えておらず、点検も行っていなかったという。

 回収対象は12~20日に製造し、福岡や長崎、佐賀県などのスーパーや飲食店に出荷した「壱岐の島」▽「壱岐っ娘」▽「二千年の夢」▽「なでしこ」▽「村正」。問い合わせはフリーダイヤル(0120)595373。

=2016/12/24付 西日本新聞朝刊=