4月から新しい職場になり、慌ただしく過ごしているので「あんまり読めないかも〜」と思っていましたが。
忙しくても意外と読めるようです、私(笑)
4月の読書メーター読んだ本の数:34冊読んだページ数:10305ページナイス数:372ナイス
困ってるひと難病や社会のシステムとがっぷり四つに組んで戦う闘病エッセイ。「難病も障害も、その人はべつに悪くない。選んでもいない。(中略)『難』のクジを、たまたまひいてしまっただけである」なんて強い言葉。そして、タフ。文才があるってこういうこと、と思い知らされました。重いテーマを軽妙に、読者に伝わるように書くことの大切さを改めて感じました。おしりが流出(!)したり、恋したり、私が想像した以上に大変な毎日に違いないけれど、読んで良かった!と思うエッセイでした。オススメ!読了日:04月30日 著者:大野 更紗
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)書店の謎は書店員が解く成風堂シリーズの姉妹本と言ってもいいでしょうか?出版社の新人営業マンであるひつじくん(本名井辻智紀)が本にまつわる謎を解決していくストーリー。出版社や書店、本に対する愛情に溢れていて楽しめます。特に、「ときめきのポップスター」が面白い!出版社営業マンのキャラが濃く、文庫百冊戦争のくだりは笑えました。夏のフェアに血みどろの争い(大げさですが)があったとは。大人げない「マドンナを見守る会」のメンバーが好き。余談ですが、読んでいる間中カップスターのCMソングが頭を離れませんでした…。読了日:04月30日 著者:大崎 梢
要介護探偵の事件簿名前を見たことがある。足は不自由だけど、矍鑠として2人の孫を可愛がっていて。この設定もどこかで読んだような。玄太郎さん、元気すぎる!毎回、巻き込まれるみち子さんの心臓が心配です(笑)「さよならドビュッシー」では孫に甘いおじいちゃんだったので、こんなに元気でやんちゃだったとは意外でした。ホームズの話のタイトルをもじった題名も面白いし、玄太郎さんにこき使われる警察のお偉いさん達にも同情してしまいました。「さよならドビュッシー」は読破済みなので、あの話に繋がるのは悲しいけれど。素晴らしいプロローグだと思います。読了日:04月29日 著者:中山 七里
共鳴カテゴリをミステリーにしたものの、メインは孫(引きこもり)と祖父(元刑事)の交流だったので家族モノだったかもしれません。ご近所トラブルが意外な事件に繋がったりして、祖父が孫をこき使いながら刑事さながらの捜査を行う。やや盛り上がりに欠けるかな?と思いましたが、翔が嫌がりながら走り回っている姿に実はお祖父ちゃん子かも…と微笑ましく見守りました(笑)読了日:04月28日 著者:堂場 瞬一
悪人(下) (朝日文庫)「悪人」の意味を考えさせられる下巻でした。被害者の父親が娘の亡くなった場所で立ちすくむ場面が印象的。どんなに言葉を重ねても、後悔しても娘は戻ってこない。父親が絶望する姿に心が痛くなりました。祐一は悪人ですが、そうなってしまった過程が哀しい。房枝おばあちゃんが立ち上がったところに救いを感じました。読後感は哀しいけど、色んな人の視点から語られるので満足度の高い作品でした。読了日:04月27日 著者:吉田 修一
乙女部部長 (ダ・ヴィンチブックス)32歳の乙女、小夏は乙女の為の「乙女部」を創設した。運命の人を探す為、気は進まないが合コンを計画したり。元同僚の遥香(現在は専業主婦)は、乙女部なんてと笑うけれどこっちだって真剣に運命の人を探しているのだ。遥香はそんな小夏の為に、選りすぐりの男達と合コンさせるべく動き出す。「ダ・ヴィンチ」連載だったようで、とても読みやすく軽快な物語。時々、グサグサッと刺さる台詞がありますが。はたから見れば痛いのかもしれませんが、小夏の気持ちはよく分かります。ん?私も乙女部に入部すべき?読了日:04月26日 著者:吉野 万理子
秘密の花園ミッション系女子高に通う三人三様の「秘密」がドロドロとした濃厚な雰囲気とともに、混ざり合って溶け合って。彼女達の世界は彼女達で完結していて、誰にも入り込む隙間がないのかもしれません。たとえ、愛した教師であっても。女は絶望と嫉妬を抱えて生きている。辻村深月作品を彷彿とさせますが、皆川博子さんの「倒立する塔の殺人」に近い気もします。読了日:04月25日 著者:三浦 しをん
新参者加賀シリーズ。舞台は江戸の風情が残る日本橋、人形町。着任したばかりの敏腕刑事が殺人事件の謎を解くために、歩き回りながら人形町に住む人々の小さな謎も解決していく。長編なので、丁寧に構成されているという印象。謎解きだけでなく、事件の関係者、被害者家族にも気遣いを忘れない加賀刑事の姿勢が清々しいです。人情の街に住んでいる人も、表の顔と人には見せない裏の顔があるんだなと強く印象に残りました。読了日:04月24日 著者:東野 圭吾
悪人(上) (朝日文庫)初読み作家さん。登場人物の心理描写が上手い!女性が寂しいと感じ続けていることも、それを表には出せない辛さもこちらに伝わってきました。上巻を読み終わって、誰が悪いとは言い切れないような居心地の悪さが残っています。読了日:04月23日 著者:吉田 修一
怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩)再読。小学生の頃、挿絵が怖くて読めなかったんです。読めるようになったのは、中学生になってから。小林少年や明智の活躍に、今でもドキドキハラハラできました。娯楽が少なかった頃なら、貪るように楽しめでしょうね、江戸川乱歩はすごい作家なんですね!続きも読んでいこうー。読了日:04月22日 著者:江戸川 乱歩
分身私自身が双子なので、「自分と同じ人がいるってどう?」と時々聞かれます。この話ほど、同じ人間というわけではないので…。何とも答えづらい。自分と全く同じ人間が別の土地で、お互いに知らないまま別の人生を歩んでいるとしたら。怖いような、少し心強いような不思議な気持ちになるでしょうね。権力の都合で、誰かの人生が左右されるのはちょっと嫌かも。鞠子と双葉のその後がどうなったのか、とても気になります。読了日:04月22日 著者:東野 圭吾
悪の教典 下怖いもの見たさで一気に読んでしまい、怖さと気持ち悪さが一緒になってやや気分不良です。蓮実ではなく、「卒業」させられる生徒達に感情移入できたところが救いかも。でも、ラストがまた…。口笛が怖いよー!次のゲームが始まらない事を私は祈るしかありません。読了日:04月21日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上サイコホラーは苦手であまり読まないのですが、頑張って読みました。蓮実があまりに別次元にいるので、現実感がなかったのが幸いかな?スルスルと読めました。人間的共感能力に欠けている、その事だけで人はこんなにも変わるものでしょうか。なまじ高い能力を持っているだけに、悪魔のような存在に変わるなんて。非現実的だなぁと思った私は、性善説を信じているのかも。下巻を読んでからこの感想を書いているので、妙な所で人間的な“ハスミン”が怖いです。読了日:04月20日 著者:貴志 祐介
ナニワ・モンスター最初の診療所の話がピークかと。いつでも起こりうるパンデミックパニックに対する話で良かったのに…。政治的な話と取り上げる医療問題が大きすぎて、読んでいる私は置いてけぼりでした。医療×ミステリーじゃなく、医療×政治の話はもうお腹いっぱいです。もちろん大切な事でしょう。でも、もっと市民目線の話が読みたいよー。読了日:04月19日 著者:海堂 尊
太陽の坐る場所 (文春文庫)今もそれなり痛い話ですが、20代で読んでいればもっと抉られるように痛かったと思います。人生は自分のものでしかないのに、誰かと比べて嫉妬して見下して。元同級生の嫌な部分を見て、同じぐらい自分にも嫌な部分があると振り返る。「キョウコ」は、人生に押しつぶされそうな誰かを照らす太陽なんだと思います。それは時としてまぶしすぎて嫌になるけど、自分の道を見失わない為には必要な存在かもしれません。大人になるって未だにどういうことか分かりませんが、私にとっては自分を見失わなくなることです。読了日:04月18日 著者:辻村 深月
サクラ咲く (BOOK WITH YOU)爽やかで優しくて、でもきちんと心に届く辻村さんらしい作品。全てが繋がった「世界で一番美しい宝石」では思わず涙。未来の親友を救うために、人生をかける。その息子もまた、この世に存在しなかった絵本を創り出すことで誰かの人生を変える。「どんなに小さなことも、全て誰かに何かに繋がっている」辻村作品の永遠のテーマかもしれません。読了日:04月17日 著者:辻村 深月
神様のカルテ (小学館文庫)職場で読み終わりました。漱石好きの主人公のおかげで、新しい職場で大変な不審者です。一止の絶妙なあだ名のつけ方に笑い、安曇さんの生き方に感動しました。自分が確実に死へ向かっているのに、誰かを励まして癒すことのできる存在であるなんて。実は私、桜があんまり好きじゃないのです。そんな私も「門出の桜」の場面では、ポロポロ涙がこぼれました。好きじゃない桜で、こんなに泣かされることは不本意でした…が。無理ですね。どうしてもウルウルしてしまって。見送る人も旅立っていく人も色んな想いがこもっていた桜でした。読了日:04月16日 著者:夏川 草介
空の中 (角川文庫)再読。やっぱり佳江ちゃんが言葉にできないぐらいに、可愛すぎる!一生懸命な佳江ちゃんに大切にされている瞬やフェイクに嫉妬してしまいます(笑)宮じいの優しい言葉が、最近トゲが増えてきた私の心も包んでくれます。「仁淀の神様」は読んだら目も鼻も大変なことになりますが、他人に辛く当たりそうな時に読み返したい大切な話。この本に出会えて良かった。心からそう思える一冊です。読了日:04月15日 著者:有川 浩
シューマンの指 (100周年書き下ろし)導入から中盤まで、専門書かと一瞬錯覚する程の難解さと観念的文章に挫折しかけました。中盤以降は一気に読めたんですが…。如何せん、ピアノは「エリーゼのために」で辞めてしまったので音楽が聞こえてくるのに時間がかかりました。ラストのどんでん返しや登場人物の心理描写は好きなんだけどなぁ。装丁も綺麗だし。同じ音楽×ミステリーがテーマの「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」を想像してたのが逆効果だったかもしれません。読了日:04月14日 著者:奥泉 光
Rのつく月には気をつけよう気の置けない仲間とお酒と美味しいものとゲストの持ち寄る謎解き。なんて素敵な取り合わせ!アルコール類が全く飲めない私も、「美味しそうに飲むなぁ〜食べるなぁ〜」と少々恨めしく感じました。空腹の時に読むもんじゃない!「悪魔に魂を売って手に入れた頭脳」というすさまじい比喩に思わず笑ってしまいました。頭が切れすぎるのは本人のせいじゃないのに、そこまで言わなくても…。美味しくて軽妙で、謎解きも楽しめるおしゃれな短編集でした。満足の一冊。読了日:04月13日 著者:石持 浅海
片耳うさぎ (光文社文庫)旧家の大きな屋敷とそこに伝わる「片耳うさぎ」の不気味な伝説。ちょっと怖がりな奈都と謎が大好きなおてんば美少女さゆりのコンビが可愛い。子供目線から見た旧家の屋敷は、それだけで何でも飲み込んでしまいそうな怖さがあるだろうし。物語としてやや長さを感じるものの、子供の冒険物として純粋に楽しめました。和菓子屋のご隠居のボケっぷりがツボでした。奈都が自分の事を説明しているのに、ご隠居が返した答えは「つっちゃん」。奈都の「な」じゃなくて、「つ」をとったのね…。読了日:04月12日 著者:大崎 梢
野球の国野球好き、人ごみ嫌い、マッサージ好きの奥田さんが地方&台湾に野球観戦etcをしに出かけていく旅行エッセイ。愚痴っぽいおじさんがテンション上がったり下がったり、忙しいです(笑)不眠症気味なら、是非伊良部総合病院へ。地下で注射好きの医者が手ぐすね引いて待ってますよ。それにしても、あのリアルで等身大の女性達が登場する「ガール」を書いた人とは思えません。文章は上手いですが、奥田さん自身はたぶんごく普通のおじさんなんだもの。読了日:04月11日 著者:奥田 英朗
サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)真相の哀しさがグッとくる「君と語る永遠」、温かい時間の流れを感じさせる「ヤギさんの忘れもの」が好きです。大崎さんは短編の方が好みかも。書店の裏側を覗かせてくれる杏子さんの働きぶりに頭が下がります。雑誌の一斉発売日は大変そう。毎月、雑誌はたいてい同じ場所に置いてあることも書店員の苦労が隠されているとは。本屋限定の名探偵多絵ちゃん、続ければある程度努力が報われると思うので…がんばって!私も不器用なので、他人事ではないです。読了日:04月10日 著者:大崎 梢
ドミノ (角川文庫)人生はドミノのようなもの。誰かの行動や言動で、他人の人生を変えることも自分の人生も変わることがままあるんですね。東京駅周辺を舞台にしたドミノは、たくさんの人+そのペットを巻き込みながらどんなラストを迎えるのか。悲喜こもごもを抱えた巨大な群像劇は、読んでいてとても楽しいです!個人的に、額賀部長の酷い言われ方と扱われ方がツボでした(笑)読了日:04月09日 著者:恩田 陸
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)しっかり者の杏子と謎解きの得意な多絵コンビが地方書店での幽霊騒ぎを解決すべく、成風堂から出張推理します。チェーン店や大型店でもない、地方密着の本屋のこだわりが読んでいて楽しかったです。地元の著名な作家が惨殺された真相は哀しいものですが、もう少し短くても良かったかも。多絵がかなり真相に迫っているのに、解決までの道のりが長く感じられました。内容は面白いので、中編と短編の組み合わせで読んでみたいシリーズです。読了日:04月08日 著者:大崎 梢
町長選挙 (文春文庫)結局、真面目なのは患者の方で悩んでいるのがあほらしくなる伊良部先生の適当さ。四角四角、全力で悩まなくてもいいんだよーとこの精神科に行ったら…言われませんね、絶対(笑)実際に伊良部のいい加減さを見て、騒動に巻き込まれて少しずつ開き直る患者達。あれも人生、これも人生。「町長選挙」の壮絶な選挙選も面白いし、町の長老のお言葉に思わず涙しました。やっぱりこのシリーズが大好きです!読了日:04月08日 著者:奥田 英朗
カササギたちの四季リサイクルショップ・カササギで巻き起こる難事件の数々。迷探偵とその助手を務める中学生、そして探偵のパートナー(本当はこっちが名探偵)がぷぷっと笑える会話が繰り広げられて楽しい!道尾作品の中では、珍しく明るく爽やかな読後感が好きです。特に、金にうるさい和尚がお気に入りでした。最後の話は、ホロリとさせられて続編が読みたくなりました。読了日:04月07日 著者:道尾秀介
御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)最近、るいのような匂い立つような艶やかな女性の登場する話を読んでいなかったことに今更気づきました。そのせいか、るいの恋する女っぷりに慣れるのに時間がかかったー。夫婦同然なのに、夫婦ではない東吾とるいのラブラブぶりに読んでいる私が恥ずかしくなりました。私のお気に入り“源さん”の為に続刊を読むべきか、否か…迷ってます。読了日:04月06日 著者:平岩 弓枝
レインツリーの国「図書館内乱」で出会ってから、かなり時間がかかりました。ハンデを持つ女性と恋愛に淡泊だった男性との等身大ラブストーリー。2人のやりとりが大部分を占めているので、「植物図鑑」に印象が似ています。もっとも、テーマはこちらの方が重たいけども。色々と面倒くさいひとみに寄り添いながら、一緒に歩こうとする伸がカッコ良かったです。小牧教官の次ぐらいに好きです(笑)読了日:04月05日 著者:有川 浩
ブランケット・キャッツ (朝日文庫)2泊3日で様々な人にレンタルされるブランケット・キャット。ブランケット・キャットに絶対に必要な毛布があるように、この本に登場する人達にもこれは無くしちゃダメなんだと思うものがあります。それはぎくしゃくしていた夫婦を抜け出す為の一歩だったかもしれないし、これから施設に入るおばあちゃんが過ごした家族と身代わり猫の思い出かもしれない。「嫌われ者のブランケット・キャット」が1番グッときました。偏屈大家の哀しい過去に胸が詰まり、タッくんのコンビニでの「しょせんは人生、じり貧」という独白に共感できました。読了日:04月04日 著者:重松 清
貴族探偵この本で1番笑ったのは、女性編集者の運命を変えた「腐乳プリン」です。貴族探偵が結局何をしたのか、分かりませんでした…。探偵だけど、調査も推理もしないし。あえてしたことをあげる、ナンパですかね?(笑)でも、まあいいかーと許せてしまうゆるさと推理小説の王道は押さえているところがニクいですね。読了日:04月03日 著者:麻耶 雄嵩
夢はトリノをかけめぐる東野さんは冬季スポーツがお好き。愛猫が人間になって、東野さんとトリノオリンピックを旅するコミカル、だけど愛情があるゆえの辛辣な意見もありのオリンピック観戦エッセイ。私はフィギュアスケートが大好きですが、見ていて面白かったのは断然スノーボードクロスです。4人で一斉に滑り出して、抜きつ抜かれつのデッドヒートと駆け引きが面白かったですよ!ご覧になっていない方も多いと思いますが、スリルがあってオススメです。カーリングの解説が分かりやすくて、試合より解説重視で観てました(^-^;)読了日:04月02日 著者:東野 圭吾
夢のような幸福 (新潮文庫)再読、文庫版初読。しをん母の作る「今日麩の味噌汁」がやっぱり1番笑ってしまいます。しをん母の辞書には、「中庸」という言葉がない模様。このエッセイを読んでから、味噌汁を作る時は妙に味が気になるんですけど(笑)パンパ愛に溢れたご友人にも、笑わせていただきました。パンパからのお返事が来るなんて、やるなパンパース!読了日:04月01日 著者:三浦 しをん
用もないのにトンデモ精神科医伊良部シリーズで、お馴染みの奥田英朗さんがあちこち連れ回されるドタバタ旅行エッセイ。奥田さん、野球好きなんですね。日本の野球が好きというより、野球そのものが好きな奥田さんは毒舌風味でした。でも、そこが面白い!最初は出版社に接待されてるのかと思いきや、実はかなり酷使されてるのでは?特に、最後のお遍路編。最後まで「ええじゃないか」に、何故乗る必要があったのか分かりませんでしたが(笑)エッセイに登場するK川書店、キャラ濃いですね〜。読了日:04月01日 著者:奥田 英朗
2012年4月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
忙しくても意外と読めるようです、私(笑)
4月の読書メーター読んだ本の数:34冊読んだページ数:10305ページナイス数:372ナイス
困ってるひと難病や社会のシステムとがっぷり四つに組んで戦う闘病エッセイ。「難病も障害も、その人はべつに悪くない。選んでもいない。(中略)『難』のクジを、たまたまひいてしまっただけである」なんて強い言葉。そして、タフ。文才があるってこういうこと、と思い知らされました。重いテーマを軽妙に、読者に伝わるように書くことの大切さを改めて感じました。おしりが流出(!)したり、恋したり、私が想像した以上に大変な毎日に違いないけれど、読んで良かった!と思うエッセイでした。オススメ!読了日:04月30日 著者:大野 更紗
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)書店の謎は書店員が解く成風堂シリーズの姉妹本と言ってもいいでしょうか?出版社の新人営業マンであるひつじくん(本名井辻智紀)が本にまつわる謎を解決していくストーリー。出版社や書店、本に対する愛情に溢れていて楽しめます。特に、「ときめきのポップスター」が面白い!出版社営業マンのキャラが濃く、文庫百冊戦争のくだりは笑えました。夏のフェアに血みどろの争い(大げさですが)があったとは。大人げない「マドンナを見守る会」のメンバーが好き。余談ですが、読んでいる間中カップスターのCMソングが頭を離れませんでした…。読了日:04月30日 著者:大崎 梢
要介護探偵の事件簿名前を見たことがある。足は不自由だけど、矍鑠として2人の孫を可愛がっていて。この設定もどこかで読んだような。玄太郎さん、元気すぎる!毎回、巻き込まれるみち子さんの心臓が心配です(笑)「さよならドビュッシー」では孫に甘いおじいちゃんだったので、こんなに元気でやんちゃだったとは意外でした。ホームズの話のタイトルをもじった題名も面白いし、玄太郎さんにこき使われる警察のお偉いさん達にも同情してしまいました。「さよならドビュッシー」は読破済みなので、あの話に繋がるのは悲しいけれど。素晴らしいプロローグだと思います。読了日:04月29日 著者:中山 七里
共鳴カテゴリをミステリーにしたものの、メインは孫(引きこもり)と祖父(元刑事)の交流だったので家族モノだったかもしれません。ご近所トラブルが意外な事件に繋がったりして、祖父が孫をこき使いながら刑事さながらの捜査を行う。やや盛り上がりに欠けるかな?と思いましたが、翔が嫌がりながら走り回っている姿に実はお祖父ちゃん子かも…と微笑ましく見守りました(笑)読了日:04月28日 著者:堂場 瞬一
悪人(下) (朝日文庫)「悪人」の意味を考えさせられる下巻でした。被害者の父親が娘の亡くなった場所で立ちすくむ場面が印象的。どんなに言葉を重ねても、後悔しても娘は戻ってこない。父親が絶望する姿に心が痛くなりました。祐一は悪人ですが、そうなってしまった過程が哀しい。房枝おばあちゃんが立ち上がったところに救いを感じました。読後感は哀しいけど、色んな人の視点から語られるので満足度の高い作品でした。読了日:04月27日 著者:吉田 修一
乙女部部長 (ダ・ヴィンチブックス)32歳の乙女、小夏は乙女の為の「乙女部」を創設した。運命の人を探す為、気は進まないが合コンを計画したり。元同僚の遥香(現在は専業主婦)は、乙女部なんてと笑うけれどこっちだって真剣に運命の人を探しているのだ。遥香はそんな小夏の為に、選りすぐりの男達と合コンさせるべく動き出す。「ダ・ヴィンチ」連載だったようで、とても読みやすく軽快な物語。時々、グサグサッと刺さる台詞がありますが。はたから見れば痛いのかもしれませんが、小夏の気持ちはよく分かります。ん?私も乙女部に入部すべき?読了日:04月26日 著者:吉野 万理子
秘密の花園ミッション系女子高に通う三人三様の「秘密」がドロドロとした濃厚な雰囲気とともに、混ざり合って溶け合って。彼女達の世界は彼女達で完結していて、誰にも入り込む隙間がないのかもしれません。たとえ、愛した教師であっても。女は絶望と嫉妬を抱えて生きている。辻村深月作品を彷彿とさせますが、皆川博子さんの「倒立する塔の殺人」に近い気もします。読了日:04月25日 著者:三浦 しをん
新参者加賀シリーズ。舞台は江戸の風情が残る日本橋、人形町。着任したばかりの敏腕刑事が殺人事件の謎を解くために、歩き回りながら人形町に住む人々の小さな謎も解決していく。長編なので、丁寧に構成されているという印象。謎解きだけでなく、事件の関係者、被害者家族にも気遣いを忘れない加賀刑事の姿勢が清々しいです。人情の街に住んでいる人も、表の顔と人には見せない裏の顔があるんだなと強く印象に残りました。読了日:04月24日 著者:東野 圭吾
悪人(上) (朝日文庫)初読み作家さん。登場人物の心理描写が上手い!女性が寂しいと感じ続けていることも、それを表には出せない辛さもこちらに伝わってきました。上巻を読み終わって、誰が悪いとは言い切れないような居心地の悪さが残っています。読了日:04月23日 著者:吉田 修一
怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩)再読。小学生の頃、挿絵が怖くて読めなかったんです。読めるようになったのは、中学生になってから。小林少年や明智の活躍に、今でもドキドキハラハラできました。娯楽が少なかった頃なら、貪るように楽しめでしょうね、江戸川乱歩はすごい作家なんですね!続きも読んでいこうー。読了日:04月22日 著者:江戸川 乱歩
分身私自身が双子なので、「自分と同じ人がいるってどう?」と時々聞かれます。この話ほど、同じ人間というわけではないので…。何とも答えづらい。自分と全く同じ人間が別の土地で、お互いに知らないまま別の人生を歩んでいるとしたら。怖いような、少し心強いような不思議な気持ちになるでしょうね。権力の都合で、誰かの人生が左右されるのはちょっと嫌かも。鞠子と双葉のその後がどうなったのか、とても気になります。読了日:04月22日 著者:東野 圭吾
悪の教典 下怖いもの見たさで一気に読んでしまい、怖さと気持ち悪さが一緒になってやや気分不良です。蓮実ではなく、「卒業」させられる生徒達に感情移入できたところが救いかも。でも、ラストがまた…。口笛が怖いよー!次のゲームが始まらない事を私は祈るしかありません。読了日:04月21日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上サイコホラーは苦手であまり読まないのですが、頑張って読みました。蓮実があまりに別次元にいるので、現実感がなかったのが幸いかな?スルスルと読めました。人間的共感能力に欠けている、その事だけで人はこんなにも変わるものでしょうか。なまじ高い能力を持っているだけに、悪魔のような存在に変わるなんて。非現実的だなぁと思った私は、性善説を信じているのかも。下巻を読んでからこの感想を書いているので、妙な所で人間的な“ハスミン”が怖いです。読了日:04月20日 著者:貴志 祐介
ナニワ・モンスター最初の診療所の話がピークかと。いつでも起こりうるパンデミックパニックに対する話で良かったのに…。政治的な話と取り上げる医療問題が大きすぎて、読んでいる私は置いてけぼりでした。医療×ミステリーじゃなく、医療×政治の話はもうお腹いっぱいです。もちろん大切な事でしょう。でも、もっと市民目線の話が読みたいよー。読了日:04月19日 著者:海堂 尊
太陽の坐る場所 (文春文庫)今もそれなり痛い話ですが、20代で読んでいればもっと抉られるように痛かったと思います。人生は自分のものでしかないのに、誰かと比べて嫉妬して見下して。元同級生の嫌な部分を見て、同じぐらい自分にも嫌な部分があると振り返る。「キョウコ」は、人生に押しつぶされそうな誰かを照らす太陽なんだと思います。それは時としてまぶしすぎて嫌になるけど、自分の道を見失わない為には必要な存在かもしれません。大人になるって未だにどういうことか分かりませんが、私にとっては自分を見失わなくなることです。読了日:04月18日 著者:辻村 深月
サクラ咲く (BOOK WITH YOU)爽やかで優しくて、でもきちんと心に届く辻村さんらしい作品。全てが繋がった「世界で一番美しい宝石」では思わず涙。未来の親友を救うために、人生をかける。その息子もまた、この世に存在しなかった絵本を創り出すことで誰かの人生を変える。「どんなに小さなことも、全て誰かに何かに繋がっている」辻村作品の永遠のテーマかもしれません。読了日:04月17日 著者:辻村 深月
神様のカルテ (小学館文庫)職場で読み終わりました。漱石好きの主人公のおかげで、新しい職場で大変な不審者です。一止の絶妙なあだ名のつけ方に笑い、安曇さんの生き方に感動しました。自分が確実に死へ向かっているのに、誰かを励まして癒すことのできる存在であるなんて。実は私、桜があんまり好きじゃないのです。そんな私も「門出の桜」の場面では、ポロポロ涙がこぼれました。好きじゃない桜で、こんなに泣かされることは不本意でした…が。無理ですね。どうしてもウルウルしてしまって。見送る人も旅立っていく人も色んな想いがこもっていた桜でした。読了日:04月16日 著者:夏川 草介
空の中 (角川文庫)再読。やっぱり佳江ちゃんが言葉にできないぐらいに、可愛すぎる!一生懸命な佳江ちゃんに大切にされている瞬やフェイクに嫉妬してしまいます(笑)宮じいの優しい言葉が、最近トゲが増えてきた私の心も包んでくれます。「仁淀の神様」は読んだら目も鼻も大変なことになりますが、他人に辛く当たりそうな時に読み返したい大切な話。この本に出会えて良かった。心からそう思える一冊です。読了日:04月15日 著者:有川 浩
シューマンの指 (100周年書き下ろし)導入から中盤まで、専門書かと一瞬錯覚する程の難解さと観念的文章に挫折しかけました。中盤以降は一気に読めたんですが…。如何せん、ピアノは「エリーゼのために」で辞めてしまったので音楽が聞こえてくるのに時間がかかりました。ラストのどんでん返しや登場人物の心理描写は好きなんだけどなぁ。装丁も綺麗だし。同じ音楽×ミステリーがテーマの「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」を想像してたのが逆効果だったかもしれません。読了日:04月14日 著者:奥泉 光
Rのつく月には気をつけよう気の置けない仲間とお酒と美味しいものとゲストの持ち寄る謎解き。なんて素敵な取り合わせ!アルコール類が全く飲めない私も、「美味しそうに飲むなぁ〜食べるなぁ〜」と少々恨めしく感じました。空腹の時に読むもんじゃない!「悪魔に魂を売って手に入れた頭脳」というすさまじい比喩に思わず笑ってしまいました。頭が切れすぎるのは本人のせいじゃないのに、そこまで言わなくても…。美味しくて軽妙で、謎解きも楽しめるおしゃれな短編集でした。満足の一冊。読了日:04月13日 著者:石持 浅海
片耳うさぎ (光文社文庫)旧家の大きな屋敷とそこに伝わる「片耳うさぎ」の不気味な伝説。ちょっと怖がりな奈都と謎が大好きなおてんば美少女さゆりのコンビが可愛い。子供目線から見た旧家の屋敷は、それだけで何でも飲み込んでしまいそうな怖さがあるだろうし。物語としてやや長さを感じるものの、子供の冒険物として純粋に楽しめました。和菓子屋のご隠居のボケっぷりがツボでした。奈都が自分の事を説明しているのに、ご隠居が返した答えは「つっちゃん」。奈都の「な」じゃなくて、「つ」をとったのね…。読了日:04月12日 著者:大崎 梢
野球の国野球好き、人ごみ嫌い、マッサージ好きの奥田さんが地方&台湾に野球観戦etcをしに出かけていく旅行エッセイ。愚痴っぽいおじさんがテンション上がったり下がったり、忙しいです(笑)不眠症気味なら、是非伊良部総合病院へ。地下で注射好きの医者が手ぐすね引いて待ってますよ。それにしても、あのリアルで等身大の女性達が登場する「ガール」を書いた人とは思えません。文章は上手いですが、奥田さん自身はたぶんごく普通のおじさんなんだもの。読了日:04月11日 著者:奥田 英朗
サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)真相の哀しさがグッとくる「君と語る永遠」、温かい時間の流れを感じさせる「ヤギさんの忘れもの」が好きです。大崎さんは短編の方が好みかも。書店の裏側を覗かせてくれる杏子さんの働きぶりに頭が下がります。雑誌の一斉発売日は大変そう。毎月、雑誌はたいてい同じ場所に置いてあることも書店員の苦労が隠されているとは。本屋限定の名探偵多絵ちゃん、続ければある程度努力が報われると思うので…がんばって!私も不器用なので、他人事ではないです。読了日:04月10日 著者:大崎 梢
ドミノ (角川文庫)人生はドミノのようなもの。誰かの行動や言動で、他人の人生を変えることも自分の人生も変わることがままあるんですね。東京駅周辺を舞台にしたドミノは、たくさんの人+そのペットを巻き込みながらどんなラストを迎えるのか。悲喜こもごもを抱えた巨大な群像劇は、読んでいてとても楽しいです!個人的に、額賀部長の酷い言われ方と扱われ方がツボでした(笑)読了日:04月09日 著者:恩田 陸
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)しっかり者の杏子と謎解きの得意な多絵コンビが地方書店での幽霊騒ぎを解決すべく、成風堂から出張推理します。チェーン店や大型店でもない、地方密着の本屋のこだわりが読んでいて楽しかったです。地元の著名な作家が惨殺された真相は哀しいものですが、もう少し短くても良かったかも。多絵がかなり真相に迫っているのに、解決までの道のりが長く感じられました。内容は面白いので、中編と短編の組み合わせで読んでみたいシリーズです。読了日:04月08日 著者:大崎 梢
町長選挙 (文春文庫)結局、真面目なのは患者の方で悩んでいるのがあほらしくなる伊良部先生の適当さ。四角四角、全力で悩まなくてもいいんだよーとこの精神科に行ったら…言われませんね、絶対(笑)実際に伊良部のいい加減さを見て、騒動に巻き込まれて少しずつ開き直る患者達。あれも人生、これも人生。「町長選挙」の壮絶な選挙選も面白いし、町の長老のお言葉に思わず涙しました。やっぱりこのシリーズが大好きです!読了日:04月08日 著者:奥田 英朗
カササギたちの四季リサイクルショップ・カササギで巻き起こる難事件の数々。迷探偵とその助手を務める中学生、そして探偵のパートナー(本当はこっちが名探偵)がぷぷっと笑える会話が繰り広げられて楽しい!道尾作品の中では、珍しく明るく爽やかな読後感が好きです。特に、金にうるさい和尚がお気に入りでした。最後の話は、ホロリとさせられて続編が読みたくなりました。読了日:04月07日 著者:道尾秀介
御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)最近、るいのような匂い立つような艶やかな女性の登場する話を読んでいなかったことに今更気づきました。そのせいか、るいの恋する女っぷりに慣れるのに時間がかかったー。夫婦同然なのに、夫婦ではない東吾とるいのラブラブぶりに読んでいる私が恥ずかしくなりました。私のお気に入り“源さん”の為に続刊を読むべきか、否か…迷ってます。読了日:04月06日 著者:平岩 弓枝
レインツリーの国「図書館内乱」で出会ってから、かなり時間がかかりました。ハンデを持つ女性と恋愛に淡泊だった男性との等身大ラブストーリー。2人のやりとりが大部分を占めているので、「植物図鑑」に印象が似ています。もっとも、テーマはこちらの方が重たいけども。色々と面倒くさいひとみに寄り添いながら、一緒に歩こうとする伸がカッコ良かったです。小牧教官の次ぐらいに好きです(笑)読了日:04月05日 著者:有川 浩
ブランケット・キャッツ (朝日文庫)2泊3日で様々な人にレンタルされるブランケット・キャット。ブランケット・キャットに絶対に必要な毛布があるように、この本に登場する人達にもこれは無くしちゃダメなんだと思うものがあります。それはぎくしゃくしていた夫婦を抜け出す為の一歩だったかもしれないし、これから施設に入るおばあちゃんが過ごした家族と身代わり猫の思い出かもしれない。「嫌われ者のブランケット・キャット」が1番グッときました。偏屈大家の哀しい過去に胸が詰まり、タッくんのコンビニでの「しょせんは人生、じり貧」という独白に共感できました。読了日:04月04日 著者:重松 清
貴族探偵この本で1番笑ったのは、女性編集者の運命を変えた「腐乳プリン」です。貴族探偵が結局何をしたのか、分かりませんでした…。探偵だけど、調査も推理もしないし。あえてしたことをあげる、ナンパですかね?(笑)でも、まあいいかーと許せてしまうゆるさと推理小説の王道は押さえているところがニクいですね。読了日:04月03日 著者:麻耶 雄嵩
夢はトリノをかけめぐる東野さんは冬季スポーツがお好き。愛猫が人間になって、東野さんとトリノオリンピックを旅するコミカル、だけど愛情があるゆえの辛辣な意見もありのオリンピック観戦エッセイ。私はフィギュアスケートが大好きですが、見ていて面白かったのは断然スノーボードクロスです。4人で一斉に滑り出して、抜きつ抜かれつのデッドヒートと駆け引きが面白かったですよ!ご覧になっていない方も多いと思いますが、スリルがあってオススメです。カーリングの解説が分かりやすくて、試合より解説重視で観てました(^-^;)読了日:04月02日 著者:東野 圭吾
夢のような幸福 (新潮文庫)再読、文庫版初読。しをん母の作る「今日麩の味噌汁」がやっぱり1番笑ってしまいます。しをん母の辞書には、「中庸」という言葉がない模様。このエッセイを読んでから、味噌汁を作る時は妙に味が気になるんですけど(笑)パンパ愛に溢れたご友人にも、笑わせていただきました。パンパからのお返事が来るなんて、やるなパンパース!読了日:04月01日 著者:三浦 しをん
用もないのにトンデモ精神科医伊良部シリーズで、お馴染みの奥田英朗さんがあちこち連れ回されるドタバタ旅行エッセイ。奥田さん、野球好きなんですね。日本の野球が好きというより、野球そのものが好きな奥田さんは毒舌風味でした。でも、そこが面白い!最初は出版社に接待されてるのかと思いきや、実はかなり酷使されてるのでは?特に、最後のお遍路編。最後まで「ええじゃないか」に、何故乗る必要があったのか分かりませんでしたが(笑)エッセイに登場するK川書店、キャラ濃いですね〜。読了日:04月01日 著者:奥田 英朗2012年4月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
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