とはずがたり@あぷりこっとのブログ。

猫好き、本好き、AKB48&SKE48好き。

4月のまとめ。

2012年05月01日 | 
4月から新しい職場になり、慌ただしく過ごしているので「あんまり読めないかも〜」と思っていましたが。
忙しくても意外と読めるようです、私(笑)


4月の読書メーター読んだ本の数:34冊読んだページ数:10305ページナイス数:372ナイス困ってるひと困ってるひと難病や社会のシステムとがっぷり四つに組んで戦う闘病エッセイ。「難病も障害も、その人はべつに悪くない。選んでもいない。(中略)『難』のクジを、たまたまひいてしまっただけである」なんて強い言葉。そして、タフ。文才があるってこういうこと、と思い知らされました。重いテーマを軽妙に、読者に伝わるように書くことの大切さを改めて感じました。おしりが流出(!)したり、恋したり、私が想像した以上に大変な毎日に違いないけれど、読んで良かった!と思うエッセイでした。オススメ!読了日:04月30日 著者:大野 更紗
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)書店の謎は書店員が解く成風堂シリーズの姉妹本と言ってもいいでしょうか?出版社の新人営業マンであるひつじくん(本名井辻智紀)が本にまつわる謎を解決していくストーリー。出版社や書店、本に対する愛情に溢れていて楽しめます。特に、「ときめきのポップスター」が面白い!出版社営業マンのキャラが濃く、文庫百冊戦争のくだりは笑えました。夏のフェアに血みどろの争い(大げさですが)があったとは。大人げない「マドンナを見守る会」のメンバーが好き。余談ですが、読んでいる間中カップスターのCMソングが頭を離れませんでした…。読了日:04月30日 著者:大崎 梢
要介護探偵の事件簿要介護探偵の事件簿名前を見たことがある。足は不自由だけど、矍鑠として2人の孫を可愛がっていて。この設定もどこかで読んだような。玄太郎さん、元気すぎる!毎回、巻き込まれるみち子さんの心臓が心配です(笑)「さよならドビュッシー」では孫に甘いおじいちゃんだったので、こんなに元気でやんちゃだったとは意外でした。ホームズの話のタイトルをもじった題名も面白いし、玄太郎さんにこき使われる警察のお偉いさん達にも同情してしまいました。「さよならドビュッシー」は読破済みなので、あの話に繋がるのは悲しいけれど。素晴らしいプロローグだと思います。読了日:04月29日 著者:中山 七里
共鳴共鳴カテゴリをミステリーにしたものの、メインは孫(引きこもり)と祖父(元刑事)の交流だったので家族モノだったかもしれません。ご近所トラブルが意外な事件に繋がったりして、祖父が孫をこき使いながら刑事さながらの捜査を行う。やや盛り上がりに欠けるかな?と思いましたが、翔が嫌がりながら走り回っている姿に実はお祖父ちゃん子かも…と微笑ましく見守りました(笑)読了日:04月28日 著者:堂場 瞬一
悪人(下) (朝日文庫)悪人(下) (朝日文庫)「悪人」の意味を考えさせられる下巻でした。被害者の父親が娘の亡くなった場所で立ちすくむ場面が印象的。どんなに言葉を重ねても、後悔しても娘は戻ってこない。父親が絶望する姿に心が痛くなりました。祐一は悪人ですが、そうなってしまった過程が哀しい。房枝おばあちゃんが立ち上がったところに救いを感じました。読後感は哀しいけど、色んな人の視点から語られるので満足度の高い作品でした。読了日:04月27日 著者:吉田 修一
乙女部部長 (ダ・ヴィンチブックス)乙女部部長 (ダ・ヴィンチブックス)32歳の乙女、小夏は乙女の為の「乙女部」を創設した。運命の人を探す為、気は進まないが合コンを計画したり。元同僚の遥香(現在は専業主婦)は、乙女部なんてと笑うけれどこっちだって真剣に運命の人を探しているのだ。遥香はそんな小夏の為に、選りすぐりの男達と合コンさせるべく動き出す。「ダ・ヴィンチ」連載だったようで、とても読みやすく軽快な物語。時々、グサグサッと刺さる台詞がありますが。はたから見れば痛いのかもしれませんが、小夏の気持ちはよく分かります。ん?私も乙女部に入部すべき?読了日:04月26日 著者:吉野 万理子
秘密の花園秘密の花園ミッション系女子高に通う三人三様の「秘密」がドロドロとした濃厚な雰囲気とともに、混ざり合って溶け合って。彼女達の世界は彼女達で完結していて、誰にも入り込む隙間がないのかもしれません。たとえ、愛した教師であっても。女は絶望と嫉妬を抱えて生きている。辻村深月作品を彷彿とさせますが、皆川博子さんの「倒立する塔の殺人」に近い気もします。読了日:04月25日 著者:三浦 しをん
新参者新参者加賀シリーズ。舞台は江戸の風情が残る日本橋、人形町。着任したばかりの敏腕刑事が殺人事件の謎を解くために、歩き回りながら人形町に住む人々の小さな謎も解決していく。長編なので、丁寧に構成されているという印象。謎解きだけでなく、事件の関係者、被害者家族にも気遣いを忘れない加賀刑事の姿勢が清々しいです。人情の街に住んでいる人も、表の顔と人には見せない裏の顔があるんだなと強く印象に残りました。読了日:04月24日 著者:東野 圭吾
悪人(上) (朝日文庫)悪人(上) (朝日文庫)初読み作家さん。登場人物の心理描写が上手い!女性が寂しいと感じ続けていることも、それを表には出せない辛さもこちらに伝わってきました。上巻を読み終わって、誰が悪いとは言い切れないような居心地の悪さが残っています。読了日:04月23日 著者:吉田 修一
怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩)怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩)再読。小学生の頃、挿絵が怖くて読めなかったんです。読めるようになったのは、中学生になってから。小林少年や明智の活躍に、今でもドキドキハラハラできました。娯楽が少なかった頃なら、貪るように楽しめでしょうね、江戸川乱歩はすごい作家なんですね!続きも読んでいこうー。読了日:04月22日 著者:江戸川 乱歩
分身分身私自身が双子なので、「自分と同じ人がいるってどう?」と時々聞かれます。この話ほど、同じ人間というわけではないので…。何とも答えづらい。自分と全く同じ人間が別の土地で、お互いに知らないまま別の人生を歩んでいるとしたら。怖いような、少し心強いような不思議な気持ちになるでしょうね。権力の都合で、誰かの人生が左右されるのはちょっと嫌かも。鞠子と双葉のその後がどうなったのか、とても気になります。読了日:04月22日 著者:東野 圭吾
悪の教典 下悪の教典 下怖いもの見たさで一気に読んでしまい、怖さと気持ち悪さが一緒になってやや気分不良です。蓮実ではなく、「卒業」させられる生徒達に感情移入できたところが救いかも。でも、ラストがまた…。口笛が怖いよー!次のゲームが始まらない事を私は祈るしかありません。読了日:04月21日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上悪の教典 上サイコホラーは苦手であまり読まないのですが、頑張って読みました。蓮実があまりに別次元にいるので、現実感がなかったのが幸いかな?スルスルと読めました。人間的共感能力に欠けている、その事だけで人はこんなにも変わるものでしょうか。なまじ高い能力を持っているだけに、悪魔のような存在に変わるなんて。非現実的だなぁと思った私は、性善説を信じているのかも。下巻を読んでからこの感想を書いているので、妙な所で人間的な“ハスミン”が怖いです。読了日:04月20日 著者:貴志 祐介
ナニワ・モンスターナニワ・モンスター最初の診療所の話がピークかと。いつでも起こりうるパンデミックパニックに対する話で良かったのに…。政治的な話と取り上げる医療問題が大きすぎて、読んでいる私は置いてけぼりでした。医療×ミステリーじゃなく、医療×政治の話はもうお腹いっぱいです。もちろん大切な事でしょう。でも、もっと市民目線の話が読みたいよー。読了日:04月19日 著者:海堂 尊
太陽の坐る場所 (文春文庫)太陽の坐る場所 (文春文庫)今もそれなり痛い話ですが、20代で読んでいればもっと抉られるように痛かったと思います。人生は自分のものでしかないのに、誰かと比べて嫉妬して見下して。元同級生の嫌な部分を見て、同じぐらい自分にも嫌な部分があると振り返る。「キョウコ」は、人生に押しつぶされそうな誰かを照らす太陽なんだと思います。それは時としてまぶしすぎて嫌になるけど、自分の道を見失わない為には必要な存在かもしれません。大人になるって未だにどういうことか分かりませんが、私にとっては自分を見失わなくなることです。読了日:04月18日 著者:辻村 深月
サクラ咲く (BOOK WITH YOU)サクラ咲く (BOOK WITH YOU)爽やかで優しくて、でもきちんと心に届く辻村さんらしい作品。全てが繋がった「世界で一番美しい宝石」では思わず涙。未来の親友を救うために、人生をかける。その息子もまた、この世に存在しなかった絵本を創り出すことで誰かの人生を変える。「どんなに小さなことも、全て誰かに何かに繋がっている」辻村作品の永遠のテーマかもしれません。読了日:04月17日 著者:辻村 深月
神様のカルテ (小学館文庫)神様のカルテ (小学館文庫)職場で読み終わりました。漱石好きの主人公のおかげで、新しい職場で大変な不審者です。一止の絶妙なあだ名のつけ方に笑い、安曇さんの生き方に感動しました。自分が確実に死へ向かっているのに、誰かを励まして癒すことのできる存在であるなんて。実は私、桜があんまり好きじゃないのです。そんな私も「門出の桜」の場面では、ポロポロ涙がこぼれました。好きじゃない桜で、こんなに泣かされることは不本意でした…が。無理ですね。どうしてもウルウルしてしまって。見送る人も旅立っていく人も色んな想いがこもっていた桜でした。読了日:04月16日 著者:夏川 草介
空の中 (角川文庫)空の中 (角川文庫)再読。やっぱり佳江ちゃんが言葉にできないぐらいに、可愛すぎる!一生懸命な佳江ちゃんに大切にされている瞬やフェイクに嫉妬してしまいます(笑)宮じいの優しい言葉が、最近トゲが増えてきた私の心も包んでくれます。「仁淀の神様」は読んだら目も鼻も大変なことになりますが、他人に辛く当たりそうな時に読み返したい大切な話。この本に出会えて良かった。心からそう思える一冊です。読了日:04月15日 著者:有川 浩
シューマンの指 (100周年書き下ろし)シューマンの指 (100周年書き下ろし)導入から中盤まで、専門書かと一瞬錯覚する程の難解さと観念的文章に挫折しかけました。中盤以降は一気に読めたんですが…。如何せん、ピアノは「エリーゼのために」で辞めてしまったので音楽が聞こえてくるのに時間がかかりました。ラストのどんでん返しや登場人物の心理描写は好きなんだけどなぁ。装丁も綺麗だし。同じ音楽×ミステリーがテーマの「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」を想像してたのが逆効果だったかもしれません。読了日:04月14日 著者:奥泉 光
Rのつく月には気をつけようRのつく月には気をつけよう気の置けない仲間とお酒と美味しいものとゲストの持ち寄る謎解き。なんて素敵な取り合わせ!アルコール類が全く飲めない私も、「美味しそうに飲むなぁ〜食べるなぁ〜」と少々恨めしく感じました。空腹の時に読むもんじゃない!「悪魔に魂を売って手に入れた頭脳」というすさまじい比喩に思わず笑ってしまいました。頭が切れすぎるのは本人のせいじゃないのに、そこまで言わなくても…。美味しくて軽妙で、謎解きも楽しめるおしゃれな短編集でした。満足の一冊。読了日:04月13日 著者:石持 浅海
片耳うさぎ (光文社文庫)片耳うさぎ (光文社文庫)旧家の大きな屋敷とそこに伝わる「片耳うさぎ」の不気味な伝説。ちょっと怖がりな奈都と謎が大好きなおてんば美少女さゆりのコンビが可愛い。子供目線から見た旧家の屋敷は、それだけで何でも飲み込んでしまいそうな怖さがあるだろうし。物語としてやや長さを感じるものの、子供の冒険物として純粋に楽しめました。和菓子屋のご隠居のボケっぷりがツボでした。奈都が自分の事を説明しているのに、ご隠居が返した答えは「つっちゃん」。奈都の「な」じゃなくて、「つ」をとったのね…。読了日:04月12日 著者:大崎 梢
野球の国野球の国野球好き、人ごみ嫌い、マッサージ好きの奥田さんが地方&台湾に野球観戦etcをしに出かけていく旅行エッセイ。愚痴っぽいおじさんがテンション上がったり下がったり、忙しいです(笑)不眠症気味なら、是非伊良部総合病院へ。地下で注射好きの医者が手ぐすね引いて待ってますよ。それにしても、あのリアルで等身大の女性達が登場する「ガール」を書いた人とは思えません。文章は上手いですが、奥田さん自身はたぶんごく普通のおじさんなんだもの。読了日:04月11日 著者:奥田 英朗
サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア)真相の哀しさがグッとくる「君と語る永遠」、温かい時間の流れを感じさせる「ヤギさんの忘れもの」が好きです。大崎さんは短編の方が好みかも。書店の裏側を覗かせてくれる杏子さんの働きぶりに頭が下がります。雑誌の一斉発売日は大変そう。毎月、雑誌はたいてい同じ場所に置いてあることも書店員の苦労が隠されているとは。本屋限定の名探偵多絵ちゃん、続ければある程度努力が報われると思うので…がんばって!私も不器用なので、他人事ではないです。読了日:04月10日 著者:大崎 梢
ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)人生はドミノのようなもの。誰かの行動や言動で、他人の人生を変えることも自分の人生も変わることがままあるんですね。東京駅周辺を舞台にしたドミノは、たくさんの人+そのペットを巻き込みながらどんなラストを迎えるのか。悲喜こもごもを抱えた巨大な群像劇は、読んでいてとても楽しいです!個人的に、額賀部長の酷い言われ方と扱われ方がツボでした(笑)読了日:04月09日 著者:恩田 陸
晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)しっかり者の杏子と謎解きの得意な多絵コンビが地方書店での幽霊騒ぎを解決すべく、成風堂から出張推理します。チェーン店や大型店でもない、地方密着の本屋のこだわりが読んでいて楽しかったです。地元の著名な作家が惨殺された真相は哀しいものですが、もう少し短くても良かったかも。多絵がかなり真相に迫っているのに、解決までの道のりが長く感じられました。内容は面白いので、中編と短編の組み合わせで読んでみたいシリーズです。読了日:04月08日 著者:大崎 梢
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)結局、真面目なのは患者の方で悩んでいるのがあほらしくなる伊良部先生の適当さ。四角四角、全力で悩まなくてもいいんだよーとこの精神科に行ったら…言われませんね、絶対(笑)実際に伊良部のいい加減さを見て、騒動に巻き込まれて少しずつ開き直る患者達。あれも人生、これも人生。「町長選挙」の壮絶な選挙選も面白いし、町の長老のお言葉に思わず涙しました。やっぱりこのシリーズが大好きです!読了日:04月08日 著者:奥田 英朗
カササギたちの四季カササギたちの四季リサイクルショップ・カササギで巻き起こる難事件の数々。迷探偵とその助手を務める中学生、そして探偵のパートナー(本当はこっちが名探偵)がぷぷっと笑える会話が繰り広げられて楽しい!道尾作品の中では、珍しく明るく爽やかな読後感が好きです。特に、金にうるさい和尚がお気に入りでした。最後の話は、ホロリとさせられて続編が読みたくなりました。読了日:04月07日 著者:道尾秀介
御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)最近、るいのような匂い立つような艶やかな女性の登場する話を読んでいなかったことに今更気づきました。そのせいか、るいの恋する女っぷりに慣れるのに時間がかかったー。夫婦同然なのに、夫婦ではない東吾とるいのラブラブぶりに読んでいる私が恥ずかしくなりました。私のお気に入り“源さん”の為に続刊を読むべきか、否か…迷ってます。読了日:04月06日 著者:平岩 弓枝
レインツリーの国レインツリーの国「図書館内乱」で出会ってから、かなり時間がかかりました。ハンデを持つ女性と恋愛に淡泊だった男性との等身大ラブストーリー。2人のやりとりが大部分を占めているので、「植物図鑑」に印象が似ています。もっとも、テーマはこちらの方が重たいけども。色々と面倒くさいひとみに寄り添いながら、一緒に歩こうとする伸がカッコ良かったです。小牧教官の次ぐらいに好きです(笑)読了日:04月05日 著者:有川 浩
ブランケット・キャッツ (朝日文庫)ブランケット・キャッツ (朝日文庫)2泊3日で様々な人にレンタルされるブランケット・キャット。ブランケット・キャットに絶対に必要な毛布があるように、この本に登場する人達にもこれは無くしちゃダメなんだと思うものがあります。それはぎくしゃくしていた夫婦を抜け出す為の一歩だったかもしれないし、これから施設に入るおばあちゃんが過ごした家族と身代わり猫の思い出かもしれない。「嫌われ者のブランケット・キャット」が1番グッときました。偏屈大家の哀しい過去に胸が詰まり、タッくんのコンビニでの「しょせんは人生、じり貧」という独白に共感できました。読了日:04月04日 著者:重松 清
貴族探偵貴族探偵この本で1番笑ったのは、女性編集者の運命を変えた「腐乳プリン」です。貴族探偵が結局何をしたのか、分かりませんでした…。探偵だけど、調査も推理もしないし。あえてしたことをあげる、ナンパですかね?(笑)でも、まあいいかーと許せてしまうゆるさと推理小説の王道は押さえているところがニクいですね。読了日:04月03日 著者:麻耶 雄嵩
夢はトリノをかけめぐる夢はトリノをかけめぐる東野さんは冬季スポーツがお好き。愛猫が人間になって、東野さんとトリノオリンピックを旅するコミカル、だけど愛情があるゆえの辛辣な意見もありのオリンピック観戦エッセイ。私はフィギュアスケートが大好きですが、見ていて面白かったのは断然スノーボードクロスです。4人で一斉に滑り出して、抜きつ抜かれつのデッドヒートと駆け引きが面白かったですよ!ご覧になっていない方も多いと思いますが、スリルがあってオススメです。カーリングの解説が分かりやすくて、試合より解説重視で観てました(^-^;)読了日:04月02日 著者:東野 圭吾
夢のような幸福 (新潮文庫)夢のような幸福 (新潮文庫)再読、文庫版初読。しをん母の作る「今日麩の味噌汁」がやっぱり1番笑ってしまいます。しをん母の辞書には、「中庸」という言葉がない模様。このエッセイを読んでから、味噌汁を作る時は妙に味が気になるんですけど(笑)パンパ愛に溢れたご友人にも、笑わせていただきました。パンパからのお返事が来るなんて、やるなパンパース!読了日:04月01日 著者:三浦 しをん
用もないのに用もないのにトンデモ精神科医伊良部シリーズで、お馴染みの奥田英朗さんがあちこち連れ回されるドタバタ旅行エッセイ。奥田さん、野球好きなんですね。日本の野球が好きというより、野球そのものが好きな奥田さんは毒舌風味でした。でも、そこが面白い!最初は出版社に接待されてるのかと思いきや、実はかなり酷使されてるのでは?特に、最後のお遍路編。最後まで「ええじゃないか」に、何故乗る必要があったのか分かりませんでしたが(笑)エッセイに登場するK川書店、キャラ濃いですね〜。読了日:04月01日 著者:奥田 英朗
2012年4月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
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黄金週間。

2012年04月24日 | Weblog
あっという間に、来週はゴールデンウィークですね。
一か月経つのが早い!
ゴールデンウィークは、巣ごもりして読書に耽る予定です。
去年も一昨年も、同じように過ごした気もしますが…
その為の『積読本』※も確保し、あとはゴールデンウィークを迎えるのみ!なんですが。
「劇場版名探偵コナン」を観に行こうか、迷ってます…。
映画館で観たいような、でもDVDでじっくり観たい気もするし…。

皆さんは、ゴールデンウィークをどう過ごされる予定ですか?
旅行?ショッピング?帰省?家でのんびり?
もちろん仕事!という方もいらっしゃいますよね。
お仕事、お疲れさまです!
でも、そういう方々がいらっしゃるから私もゆっくりできるんですよね
色んな過ごし方があると思いますが、
皆さんにとって楽しいゴールデンウィークとなりますように。
まだ1週間以上、先の話でしたね…

※積読本(つんどくほん)とは。
(⇒読もうと思って買ったものの、持ち主が読まない為収拾がつかなくなって発酵しかけている本達のこと。
  某SNSより。かなり独自の解釈が入っていることをご了承ください)
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中西優香ちゃん&桑原みずきちゃん推し!

2012年04月18日 | AKB48&SKE48
AKB48にハマってから、2年過ぎましたー。
最近では姉妹グループにもハマリつつあります。
どうしたものか…
来月の給料は、SKE48のDVDまとめ買いに消える予定です

姉妹グループでは、SKE48が特に好きです。
チームSの中西優香ちゃんと桑原みずきちゃん推しです。
優香ちゃん目当てにAKB全公演を収めたDVD−BOXを買ってしまいました。
お値段、3万5千円也
「水のないプール」と「仲間の歌」を聞きながら、毎日泣いて癒されてます。
グーグル+(通称ぐぐたす)の投稿や公式ブログを毎日読みながら、
「可愛い〜面白い〜vv」と一人でぶつぶつ呟く三十過ぎの女。

…気持ち悪い女ですみません。(土下座)

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嬉しい出来事♪

2012年04月15日 | 宮崎
最近、職場に小さな図書スペースができました。
自称「本の虫」である私は、それが嬉しくって
その図書スペースの本は、貸し出し期間や手続きがないので
自分のペースで読むことができます。

今、借りているのは夏川草介さんの『神様のカルテ』と大崎梢さんの『片耳うさぎ』です。
『神様のカルテ』は、嵐の櫻井さん主演で映画化もされましたね。
映画は見ていませんが、以前から読みたいと思っていたので借りてみました。
私も少しですが、自宅にあった本を寄贈しました。
わりと人気のある作家さんだし、読みやすいので
色んな人に読んでもらえると嬉しいです

ちなみに寄贈したのは
金城一紀さんの『フライ,ダディ,フライ』『SPEED』
宮部みゆきさんの『日暮らし』上下巻です。
どちらもハードカバーです。持って帰るには重いでしょうが(笑)
このスペースがどこにあるかお分かりになる方は、
探してみてくださいね
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読書メーターのご紹介&3月のまとめ。

2012年04月11日 | 
自分で開設したブログだというのに、久しぶりすぎてちょっと戸惑っています
1年程前から、「読書メーター」という読書家の方が集まるSNSに登録しまして。
そちらに夢中になってます
読んだ本の登録や感想を載せるだけでなく、一月分のまとめもできます。
私の先月のまとめを下に載せておきましたので、興味のある方はどうぞ〜
本だけでなく、ふとしたつぶやきを楽しんでいる方、可愛い写真を載せる方、
読書家が集まってオフ会を楽しんでいる方。
色んな読書家さんがいらっしゃいます。
雰囲気が穏やかでおっとりとしたSNSですので、
私も長く続いています。
欠点をあげるとしたら、本好きの集まりですから読みたい本が際限なく増えていくところでしょうか。
興味を持たれた方は、気軽に覗いてみてくださいね


3月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:14072ページ
ナイス数:706ナイス

よろずのことに気をつけよよろずのことに気をつけよ
呪い、民間伝承、猟奇殺人と題材はなかなか濃くて読みにくいのかと思ってましたが、意外と読みやすくてスラスラ読めました。内容に対して題名オチのイメージが拭えませんが、真相の哀しさに涙が浮かびました。でも、もっと民俗学や人間のドロドロした感情を描いてあっても良かったかも。もう一つ受賞作があるようなので、そちらも読んでみます。
読了日:03月31日 著者:川瀬 七緒
白夜行白夜行
東野作品では有名ですが、実は初読です。テーマが重く救いがないと聞いていたので、精神的に安定している時に読みたかったので。亮司と雪穂は、背中合わせで光のない夜を歩いていたんでしょうか。2人の哀しい過去には絶句するばかりですが、それでもあまりに2人は多くの人の人生を変え過ぎたように感じます。雪穂の悪女ぶりに感じるのは恐ろしさが先ですが、信じられるのは「彼」だけだった哀しさが含まれているのかもしれません。でも、本当に望んでいた物は何一つ手に入れられないんじゃないか。そう思えてなりません。
読了日:03月31日 著者:東野 圭吾
愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
それぞれが環境の変化に戸惑いながらも、少しずつ家族の形を取り戻していく高橋一家。個人的に好きなのは、史子が「自分は(座敷わらしが)見えるようになってしまった」と告白しようとするファミレスのシーン。晃一と梓美がちょっとテンポのずれた協力で、全力で史子をガードしようとするところが読んでいて楽しいです。あと、米子さんが意外な物のマニアです(笑)読み終わった時、誰もがきっと座敷わらしを探すはず。実は誰のそばにでもいる、でも今は気づいていないだけ。この本を読んで、自分の座敷わらしを探しに行きませんか?
読了日:03月30日 著者:荻原 浩
配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
本屋にはミステリーが溢れている。その「謎」に立ち向かうのは、しっかり者だけど謎解きは苦手な杏子と謎解きは得意だけど手先は不器用な多絵のコンビ。本好きの老人が知人に託した謎の暗号、行方不明になったお得意様、配達した雑誌が巻き起こす難事件、店員じゃないのに巧みなセンスで本を薦めた謎の人物。書店の裏側と謎解きのバランスが良く、テンポ良く読めました。私のお気に入りは「パンダは囁く」「配達あかずきん」です。巻末の書店員ならではの対談も結構楽しかったです。シリーズ物みたいなので、続刊も楽しみです。
読了日:03月29日 著者:大崎 梢
朝日のようにさわやかに朝日のようにさわやかに
読んでびっくり、理瀬シリーズの番外編がこんなところに。相変わらず不気味な学園ですね。ヨハンの底知れない怖さが彼女にはお似合いです。切ない「淋しいお城」「おはなしのつづき」が特に好きです。短編ばかりですが、一歩踏み出せば底なし沼のような恐ろしさが詰まった物が多い印象。「冷凍みかん」を託された方は大変ですよ!
読了日:03月29日 著者:恩田 陸
愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)
再読、文庫版初読。「自分の人生、こんなはずじゃなかったのに」そんな思いを抱えた家族が出会う田舎や自然、人間、そして座敷わらし。晃一と智也の適当さ、いい加減さが好きです。女性陣の現実的な考えと真逆なところがユーモアたっぷりで、思わず笑いがこぼれました。米子さんのマイペースさも微笑ましい。家族にも仕事にも少し疲れている、そんな方にオススメです。
読了日:03月28日 著者:荻原 浩
ロードムービー (講談社文庫)ロードムービー (講談社文庫)
「冷たい校舎の時は止まる」の続編に近い番外編。特に「ロードムービー」は、大切な人を守る為に強くありたいと願う2人の小学生の姿に心打たれました。「道の先」「トーキョー語り」も良かった!傷つきたくない、傷つけられたくない。気づかないうちに、誰かに必要とされている。そんな自分でいたいのだと怖がりながらも、歩き出そうとする彼らの先が光に溢れていますように。
読了日:03月27日 著者:辻村 深月
チェインギャングは忘れないチェインギャングは忘れない
刑務所へ護送中、5人が脱走!トラックドライバーの早苗とその一人息子、涼平は何故か修二と名乗る男と過ごすことになり。しかも修二は記憶喪失だという。結論、早苗さんの姉御肌ぶりに惚れました(笑)予想できるどんでん返しでしたが、脇役のキャラが憎めないのでハラハラしながらも安心して読めました。これは映像化されそうだなぁ。
読了日:03月27日 著者:横関 大
歪笑小説 (集英社文庫)歪笑小説 (集英社文庫)
「伝説の男」の暴れっぷりに引きずられました(笑)スライディング土下座ってすごいなぁ。ある意味、かなりの役者かと。作家、編集者、作家の家族それぞれの悩みや苦労を毒と笑いに変えてしまう東野さんが大好きです。巻末広告と表紙の遊び心も素敵でした♪作家、編集者、読者。三者揃わないと本は生まれないけど、読者の立場がやっぱり楽かも(^-^;)
読了日:03月26日 著者:東野 圭吾
プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
ここまで壮大だと面白さがいっそ清々しいですね、万城目さんすごいや!大阪の豊臣びいきがこういう展開になるとは。“鬼の松平”のアイス好きとミラクル鳥居のミラクルに笑いました。名字のもじりが楽しくて、日本史好きとしても楽しめました。個人的に、茶子の飛び蹴りのシーンがツボです。
読了日:03月25日 著者:万城目 学
名探偵の掟名探偵の掟
ミステリー作家ならではの恨み節全開です(笑)密室と聞くと泣きはじめる名探偵や的外れな推理をする“ふり”をする警部、ミステリーの要素を毒と笑いで包んだ一冊。私はこういうコメディ&パロディ、わりと好きです。厳しい読者の視線にびくびくしながら、作家さんは日夜作品を生み出しているんですよねぇ。まことにお疲れ様です<(_ _)>
読了日:03月24日 著者:東野 圭吾
空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
何度目かの再読。先端恐怖症のヤクザ、頭の上がらない義父のヅラを引っぺがしたい医者、スローイングができないプロ野球選手。本人にとっては生活に支障が出るほどの悩みでも、伊良部先生にかかるとむしろ悪化する場合多し(笑)でも、最後には少し改善していてさっぱりする患者達。気楽に読める、カウンセリング本としてオススメです。でも、実際に真似をするのは自己責任でお願いします。
読了日:03月23日 著者:奥田 英朗
水底フェスタ水底フェスタ
辻村さんには珍しく、最後まで救いのない話。狭い村の中で、その狭さや息苦しさに耐えられない広海の気持ちは分からなくもありませんが。見て見ぬ振りもできず、全てを公にすることもできない広海は子供だと思います。自分の為とはいえ、広海を慕う門音の方がよほど大人。由貴美や美津子の生々しい女っぷりは嫌いじゃないけど、最後まで広海を好きになれませんでした。
読了日:03月22日 著者:辻村 深月
黒笑小説 (集英社文庫)黒笑小説 (集英社文庫)
「怪笑小説」「毒笑小説」は何度か読んでいたので、これも読んだことがあると思ってました。読み始めて、しばらくして初読だと気づいた私(笑)出版界の話はリアリティがあって面白いけど、これを受け取った編集者の方の反応がどうだったのか知りたいです。奥田英朗さんの解説も面白くて、ブラックジョークを楽しめる一冊。やけに現実感を伴っている「臨界家族」も好きです。会社にとっては戦略、家族にとっては切実な問題。お父さん、頑張ってください(^-^;)
読了日:03月21日 著者:東野 圭吾
叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
分かりやすいミステリーではないけれど、それぞれの国や地域の持つ風景が話に溶け込んでいてこれがデビュー作というのが信じられません。出不精の私も斉木の隣で、旅をしている気分になりました。中でも「砂漠を走る船の道」が一歩抜け出している感じがあり、完成度の高さに私自身が吸い込まれていくようでした。次作が楽しみな作家さんです。
読了日:03月20日 著者:梓崎 優
キング&クイーン (100周年書き下ろし)キング&クイーン (100周年書き下ろし)
私もそうなんですが、この本を読むきっかけは「ジョーカー・ゲーム」シリーズが面白かったから。たぶんそういう方が多いんじゃないかなーと思うんですが。真相が急転直下過ぎて、振り回された印象あり。「ジョーカー・ゲーム」で期待値が上がっていただけに、少し残念です。でも、強者揃いのチェスの世界とSPの実は地道で根気のいる世界を覗けて楽しんで読めました。クールな安奈と亮ママ、リコ、ヒロさんの対照的なキャラが個性的で好きです。読んでいる間、ずっと某SPドラマの曲と映像がぐるぐる頭の中を駆け巡ってました。
読了日:03月19日 著者:柳 広司
フィッシュストーリーフィッシュストーリー
「ポテチ」の飄々とした雰囲気とかみ合ってるような、かみ合ってないような会話が好きです。大西が最初どうしても男性に思えて、同性のカップルなのだなと勝手に解釈。むしろ今村が女性に思えたりして、頭が混乱してました。中村専務と今村の会話に思わず笑ってしまいました。空き巣の最中にする会話じゃないでしょう(笑)
読了日:03月19日 著者:伊坂 幸太郎
県庁おもてなし課県庁おもてなし課
有川さんの高知愛溢れる一冊。高知弁で展開される物語を読むと、「空の中」を読み返したくなります。ワタクシも官公庁で仕事をした経験がありますから、お役所的感覚に耳が痛くなることも多々ありました。でも、物申すのはそれだけ期待してる証ですよ!と吉門に注文をつけられているような気分でした。物語は高知を舞台にされていましたが、日本全国で同じような問題を抱えていると思います。目の前にあるのに身近すぎて気づかない「青い鳥」のように、自分の住んでいる地域の魅力を再発見する為の入門書としてオススメです。
読了日:03月18日 著者:有川 浩
廃墟に乞う廃墟に乞う
北海道の地名や地形を知っていれば、もっと入り込めるんだろうなぁと感じながら読み終わりました。どれも物悲しくて、警察をベースにしたハードボイルド物という印象でした。これが面白いかどうかは、評価が分かれるかもしれません。はっきりした解決が提示されるわけでもないし、淡々と綴られていく情景や心情が実際の現実なのかも…と思わせてくれます。でも、もっと重厚なイメージを持っていたので、こんなに淡泊だとは意外でした。
読了日:03月17日 著者:佐々木 譲
名前探しの放課後(下) (講談社文庫)名前探しの放課後(下) (講談社文庫)
やーらーれーたー!辻村さんに完敗しました。あの違和感の正体は、これだったんですね。でも、なんて清々しい読後感。名前入りのノート、いつかが免許にこだわった理由、書かれた全てにヒントと手がかりは提示されていたんです。私は見事に騙されましたが。きっと誰もが何かに一生懸命になる日がくる。それは「自分の為」かもしれないし、「誰かの為」かもしれない。そんな時、全部を投げ出しても後悔しない選択をしたい。いつかやあすな、河野、天木、椿と秀人のように「いつか、なりたいものになれるように」全力で走りたい。
読了日:03月16日 著者:辻村 深月
平成大家族平成大家族
お初の中島京子作品です。同じ敷地に住む家族のはずなのに、知らない事言えない事のオンパレード。実はそれぞれ重い問題を抱えていたりして。淡々とした文体と時々ぷぷっと笑ってしまうユーモアが絶妙に配分されていて、とても楽しく読めました。感情移入できたのは、何故か同性ではない克郎とさとるです。克郎の「傷つきさえしなければラクなのに、勝手に傷ついてしまう自分を、彼は恥じた」のところで胸がぎゅーっ!となりました。東京バンドワゴンが古き良き時代の大家族なら、こちらは平成的大家族でした。
読了日:03月14日 著者:中島 京子
オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴンオール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン
久々の東京バンドワゴンシリーズ。サチおばあちゃん、ただいま!と言いたくなる騒々しさと懐かしさがここにはあります。明治時代から続く古書店とはいえ、どんだけお宝眠ってるんですかー!?と言いたくなる貴重本の数々。研人の成長、我南人の突然の病、紺の大学を辞めた真相等々、 堀田家にとって変化があった一年でしたね。次巻位で、良い人過ぎる藤島さんも幸せになっていいんじゃないでしょうか?今回も、勘一さんの個性的すぎる調味料の使い方は健在でした。真似はあんまりしたくない(笑)
読了日:03月14日 著者:小路 幸也
百瀬、こっちを向いて。百瀬、こっちを向いて。
やっと読めました!4編どれも良かったですが、「小梅が通る」以外はわりと純文学的で真面目な恋愛モノでした。個人的に「小梅が通る」の面白さがずば抜けていると思います。美しい容姿をブスメイクで隠して、学校へ通う柚木の地味な性格がコミカルで読んでいて楽しかったです。山本寛太へ小梅の写真を送ってしまい、素顔になるまいと固く決心するところで笑ってしまいました。大抵の女性には羨ましい悩みでも、本人にとっては大変な悩みなんですねぇ。外見も大切だけど、内面を愛してくれる人を見つけることがより大変で重要だってことです。
読了日:03月14日 著者:中田 永一
名前探しの放課後(上) (講談社文庫)名前探しの放課後(上) (講談社文庫)
最初、辻村作品にしては珍しく感情移入できない主人公でした。あすなが優しくていい子なので、いつかの生意気な感じにムカムカしながら読んでました。3か月前からタイムスリップしてきたいつかの記憶を頼りにして、3か月後に自殺する「誰か」を探すいつかとあすな。放課後を使っての「名前探し」は、上手くいくのか。所々の違和感に怪しいなーと思いながら、下巻へ進みます。それにしても、あすなのおじいちゃんカッコイイ!
読了日:03月13日 著者:辻村 深月
言いまつがい (新潮文庫)言いまつがい (新潮文庫)
言いまつがい、それは愛と笑いに満ちた人生の一部。『私もよくやったし、これからもやるんだろうなぁ』と笑って読めました。私も「赤い靴を履いた女の子」を連れて行くのはひいじいさんだと思ってました。最近まで、心温まるいい歌だと信じてました(笑)後は、慌ててとった電話で最初に「お電話ありがとうございます」を「お電話ありがとうございました」と言ってしまい、笑われたことが何回もあります。
読了日:03月12日 著者:糸井 重里,ほぼ日刊イトイ新聞
怪しい人びと (光文社文庫)怪しい人びと (光文社文庫)
「怪しい」と思えば、結婚相手も親友の手紙も怪しく思えてしまうもの。「死んだら働けない」と「甘いはずなのに」は切ないなぁと思いながら、もやっとした不安が残りました。「灯台にて」はそうきますか!という展開でしたが、これが実体験なんて東野さんすごいです。
読了日:03月11日 著者:東野 圭吾
ボックス!ボックス!
読メ出会い本。「一瞬の風になれ」のボクシング版と言っていいものか、スピード感とボクシングの臨場感がすごかった!優紀と丸野さんが可愛くてたまりませんでした。個人的には鏑矢より木樽派。でも、“モンスター”稲村も好き。耀子先生と一緒にアマチュアボクシングの世界を勉強したような気分です。
読了日:03月10日 著者:百田 尚樹
イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)
再読。相変わらずですねぇ、伊良部先生。精神科や神経科は一般的に暗くて怖いイメージだと思いますが、ここは違います。プール中毒になった患者と夜中にプールに忍び込んで泳ぐ、患者も巻き込んでの元妻と大乱闘in病院、携帯依存症の高校生にメールを送りまくる、火の始末が気になって仕方がない患者に商売敵への放火をもちかける等々。患者全員が「この医者より自分はまともだ」と感じるところが大好きです。名医なんだか、迷医なんだか。
読了日:03月09日 著者:奥田 英朗
毒笑小説 (集英社文庫)毒笑小説 (集英社文庫)
「歪笑小説」を読む為に再読。でも、それを忘れてしまう位面白い。「手作りマダム」の手作り攻勢に困惑する家族、「ホームアローンじいさん」の機械と格闘するおじいちゃん(&泥棒)が特に好きです。「つぐない」は切なさと感動もあって、不覚にもウルウルきました。どれも読んでいて、よくこんな事考え付くなぁと思う毒と笑いをたっぷり入れた短編集。重い本の後の気分転換やちょっと毒々しい気分の時にぴったり。
読了日:03月08日 著者:東野 圭吾
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
再読。覚悟を問われた再読でしたが、やっぱり答えは出せません。「ぼく」の決断は重いし、彼なりの正解でもあったと思う。彼の力は自縄自縛、秋先生みたいに割り切れないのであれば持っているだけでも自分を縛ることになる。本当に彼の決断は正しかったのか、それとも間違っていたのか。ふみちゃんにとって「ぼく」やうさぎが大切だったように、秋先生や「ぼく」の周りの人にとって「ぼく」も大切な存在。おそらく私も普段は感じていないけど、大切にされている「ぼく」なのだ。それだけが私に分かったこと。
読了日:03月07日 著者:辻村 深月
ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)
再読、文庫版初読。クスッと笑えて、時々爆笑、最後には泣き笑いの自分に苦笑い。デコのジャングルガイドの場面で、「お久しぶりです!」と思わず挨拶。ああ、恥ずかし。ボヤッキーで思わず生瀬勝久さんの顔が浮かんでしまって、ボヤキ続けるボヤッキーを想像してしまいました。鋼鉄母さんの苦悩やピコピコハンマーの亜紀、ピノの神様も懐かしくて心の温度が上がる癒し系お仕事本です。仕事でお疲れの方にオススメ!
読了日:03月05日 著者:山本 幸久
家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)
再読、文庫版初読。癒されるなぁ、奥田さんの家族物。初読では「ここが青山」「妻と玄米御飯」が好きでしたが、今回は「夫とカーテン」「家においでよ」も好きになりました。一緒に暮らしていると、かなり相手の事が見えてしまって嫌なこともたくさんありますよね。自分とは違う人間と暮らすということは、何だかんだ言って大変な修行だなと思います。それに折り合いをつけて、毎日続けていくのが「家族」なんでしょうね。
読了日:03月05日 著者:奥田 英朗
オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ
リア充女子と昆虫系男子の「悲劇の記憶」の物語。この話が少し遠く感じられることが嬉しくもあり、哀しくもあり。中学、高校は「学校」「教室」の狭い世界には、自分の場所がなかったことを封印していた記憶から引きずり出されるようで心が沈みました。殺そうと殺されようとした2人が朝を迎えるところ、新しい世界へ歩き出そうというラストにそうであってほしい辻村さんの「希望」が託されているような気がします。どんなに苦しくても「今」が全てじゃない、自分から「明日」を手放さないでほしいという願いの物語でもありました。
読了日:03月05日 著者:辻村 深月
犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)
それぞれ味わい、雰囲気が違う短編で楽しく読めました。「踊り子」が切なかったです。良かれと思ってしたことがそうでないことに繋がっていることも、世の中ままあるんですよね。表題作は二重底のような仕掛けで、びっくりしました。やられたー!
読了日:03月04日 著者:東野 圭吾
本日は大安なり本日は大安なり
何か事情がありそうな4組の新郎新婦や親族達が巻き起こす「大安」の一日。結婚という祝い事の中に潜む複雑な気持ちと事情。入れ替わった双子、叔母さんの身を案じる小学生、クレーマー花嫁のサプライズ、そして何やら怪しい行動の男。無事に結婚式は終わるのか?この作品を読んだ女性全員から呪われるであろう彼のラストに、割り切れない感じもありますが。私自身も双子なので、双子の話に現実味がありました。双子ならではの片割れがいる心強さと見分けてほしい、私でないとダメだという気持ちが「ああ、双子ってこんな感じ!」でした。
読了日:03月03日 著者:辻村 深月
むかし僕が死んだ家むかし僕が死んだ家
頭の中に、長野の薄暗い不気味な家が思い浮かんで離れません。このドアを開けたら…とか、日記帳の次のページには…とか、怖さが最後まで続くので読んでいて息苦しかったです。でも、このゾクゾク感を楽しめるところが東野さんの巧さかもしれません。
読了日:03月03日 著者:東野 圭吾
放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
意外と、と言うと失礼かもしれませんが。ちゃんとしたミステリーでした。後味の軽さはいつも通りながら、人間消失ありアリバイあり密室ありで「おお、推理小説だー」と思いながらサクッと読めました。霧ヶ峰涼…一度聞けば忘れられない名前で私は良いと思いますよ(笑)
読了日:03月02日 著者:東川 篤哉
発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
発達障害という言葉に違和感を覚えるのは、私自身がアスペルガー症候群だという診断を受けているせいかもしれません。興味の対象がすごく狭かったり、音や光に敏感だったり。私自身の「個性」の一つだと思えるようになるまで時間はかかりましたが、診断を受けたことで自己否定をしなくてもいいんだというきっかけになりました。この本は生きづらさを感じていたり、周りの人から「変わってるよね」と言われる人のきっかけになる入門書として読みやすいと思います。ただ治るという表現は…症状が軽減することもあるとは思いますけども。
読了日:03月02日 著者:星野仁彦
舟を編む舟を編む
言葉が好きで、辞書が好きで、辞書を作る為に情熱を傾ける玄武書房辞書編集部の物語。時間の流れが年単位だったことに驚きました。それだけ辞書作りにお金と時間がかかるってことなんでしょう。辞書編集部の濃い面々が放つ丁々発止のやり取りに、笑いを堪えきれませんでした。辞書を読みたくなる一冊。私も今度から辞書を引くときは、ぬめり感を気にしながら引いてみます。
読了日:03月01日 著者:三浦 しをん
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
ノートまでつけた甲斐があって、ほぼ伏線も解けて真相も当たってました。真相は悲しくてため息の連続でしたが。恭司の台詞を思い返す度、浅葱にもストッパーのような人がいてくれれば良かったのにと何度も思いました。月子や狐塚に執着することが怖くなる浅葱が見ていられなかった。人を傷つけたり、傷つけられたりしながら誰もが生きていく。彼らを照らす月の光が明るく優しいものでありますように。
読了日:03月01日 著者:辻村 深月

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