ビンボー人は病気になってはいけない

　
一旦引いた下顎の腫れが、異様な形に腫れ始めたのが、今月11日

コブは、みるみる大きくなり、喉を圧迫し始めていた

翌12日には、
遅番の相方が出勤してくるのを待って早退し、家の近くの耳鼻咽喉科を受診した

42、3才にしか見えない爽やかスポーツマンタイプのイケメンドクター（実は50才近い）は、
マスクを外した私の顔を見るなり

『ぁあ～、これは、うちでどうにか出来るレベルじゃないな．．．
紹介状書くから、おっきな病院へ行って』

「ぇ？そんなレベル？」

『うん、ゴメン。うちじゃ無理
喉が心配だから、診せて』

なんだか分からないままに
鼻から内視鏡を入れられる

『ん～、〇〇医大病院へはすぐ行ける？』

「明日は、仕事を休めないので明後日に」

『そっかぁ．．．
そのまま入院ってことも考えられるので、準備して行って』

「そんな？」

『うん。今夜とか、明日とか、苦しくなったら、我慢しないで救急車呼んで行って』

「そんな？」

『うん．．．最悪、悪性腫瘍ということも．．．』

「いやいや、それは無いわ」

ただ事でないのは分かるけど
それは大袈裟だわ（笑）

『いや、無いとは言えないんでね』

爽やかに脅されて、家に帰ると
紹介された医大病院をネットで調べる

最寄りバス停から病院玄関まで、バスで15分

入院かぁ．．．
困ったなぁ．．．

お金ないし

煙草、喫えないじゃん！

愛煙家のビンボー人は、
病気になど、なっちゃいかんのだ