父の脊索腫治療記〜重粒子線治療終了〜その後

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の体験記です。
記録を残すことを目的としています。
誰かの役にたちますように。

14 結果の重要性

2012年01月23日 16時01分45秒 | 脊索腫
頚椎固定術を受けないことになり、
いつもの生活に戻った。

即死・全身麻痺の可能性はあっても、
今は、自由に動ける。
好きな所へ行ける。

年齢的にも、
いつ何があってもおかしくない。
固定術を受けて、ベットに寝たきりになることも、
今、自由に動いて、突然即死することも、
大して代わらない。

固定術は、このまま受けないままになる可能性の方が高いような気がする。

今回、いろんなことを考え、調べた。
なぜ、こんなことになったのか?

先に書いただろうか?
脊索腫という腫瘍は、
腫瘍マーカー」と言われる癌の特異物質を調べる血液検査に引っかからない。

開刀して、病変の細胞採取して初めて分かる。
100万人に1人と言われるが、
元々は良性なので、
神経症状の出現や骨でも破壊しないと解からないだろう。
原因不明の腰痛と思われて、解からないままの人もいそうだ。

重粒子線治療を終えたとき、
固定術を受けない方がいいと勧められたとき、
重粒子線治療を選択、知らないまま治療に臨んだことが悔やまれた。

あの時、別の選択肢を考える必要があった。

開刀して、切除。
放射線(ガンマ)治療。            ←追記、この頃は知らなかった
抗がん剤。

腫瘍は、首の全周囲に及んでいたため、
筋肉の切除範囲が大きくなる可能性があっただろう。
術後の安静期間も、懸念される。
放射線も重粒子線より、身体的負担があると言う。
抗がん剤などは、高齢者には辛いばかりだろう。

やはり、本人の負担軽減と言う点で、重粒子線治療が良かった。

治療は、顔面もマスクに覆われ、動けずだったが、
治療における痛みも不自由もなく、
治療中も元気に帰宅できた。
幸い、心配された喉のただれも大したことなく、
味覚障害もなく、
耳下腺を痛めて唾の出なくなることもなかった。
費用はかかったが、
治療後の存命率の高さも、
本人・家族を安心させた。

骨折による痛みは今もごくたまに、少し痛むようだが、
重粒子線治療中から激痛もなくなり、
痛み止めの服用も止めた。

だから、今回固定術は受けないことになったものの、
重粒子線治療を受けられたことは、何より喜ばしいことだったと思う。

重粒子線治療の選択肢を与えて下さった担当医師には、
心から感謝している。

首にはムチ打ち患者が使う頚椎サポーターを付けたままですが、
脊索腫による命の危険を免れ、
リスクの高い手術を受ける心配からも解放され、

今、父は、とても元気です。

結果は、
一番良かった、と思う。


ジャンル:
闘病
キーワード
粒子線治療 腫瘍マーカー
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-01-25 09:55:15
下記で体験談を募集しています。
ご関心があれば。

http://www.antm.or.jp/08_news/data/koho/antm_news11.pdf#search='医用原子力技術研究振興財団 体験談募集'


Unknown (シュワール)
2012-03-29 12:17:26
コメントありがとうございました。

治癒した訳ではないので、
体験談の投稿、
迷っております。

少し時間を置いて、また考えてみます。
みなさまのお力になるようでしたら、
投稿するつもりです。

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