今日の考え事〈applemint1104〉

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「anone」6話の感想

2018-02-17 12:43:24 | ドラマ
しかし、色んな事を小出しにしてくるもんですね。
中世古(瑛太)は林田家の秘密を握っていました。玲の息子が発達障害気味で、その頃幼稚園の先生から退園して下さいと手紙をもらっていた。(ないない‥)
問題児だから退園なんて、あり得ません。そこまで保母さん達はバカじゃない。
そういう子こそ先生達は熱心になるものです。
しかし息子は先生が母親に出した手紙を燃やそうとして、利き手じゃない右手でライターに火をつけ、ゴミ箱に捨ててしまいました。
そのせいで火事になりアパートが焼失、一人の男が焼死してしまったのです。
息子が火事の原因ということをネタに、瑛太は林田家をゆすりにかかります。
アノネを前に動画を見せてこの話をしている時の中世古の顔は完全に目が逝っちゃってました。
どうにかして、彼は林田家で偽札を刷りたいのです。
次第にその気になっていくアノネ。孫と娘に、アパート一件分と焼死した人の賠償請求をされるなんて恐ろしいことです。
 
どこを見ても救いのない話です。
そもそも、中世古は400億の売り上げのあった会社の経営者でした。それが今は破産して妻と小さなアパート住まい。
どういう種類の会社か知りませんが、年商400億なんてそうあるもんじゃない。
新興企業だってそれだけ稼いでる企業は数えるほどしかありません。
それなりに成功し、社会からフィードバックされていたはず。世の中に貢献してきた会社が、何らかの事情で葬り去られた。
後に残ったのは弁当屋で日銭を稼ぐ男。
彼の今の願いは、偽札を作る事です。

なんという哀れな、地に落ちた男‥
こんな人がもしいるとしたら、頭がおかしくなった取るに足らない人間としか思えない‥
ホームレスでももっと健康的な生活を送っているだろうと思います。
 
まるで吹きだまりのように、アノネの回りに人が集まってきます。ハリカや青羽、持本‥
そこはお互いを問い詰めたりしない温かさだけが拠り所の場所です。
 
さてさて、ここからのどんでん返しはあるのでしょうか。偽札を作って天地がひっくり返るようなことが起きるのでしょうか?
中世古は会社を失ったリベンジをしたいのか?
世の中に仕返しを?
ハリカは彦星君に手術を受けさせたくて、多分偽札作りを手伝うでしょう。
彦星君にそんなに入れ込む理由は何なのか。
暗い顔ばかりしているアノネの願いは何?
娘と仲良くなりたいのか?
(育ての親に感謝もせずにいきなりビンタするような、勝手に家出した娘なのに?)
アノネの境遇は絶望的ですね。娘は逃げだし、ずっと音信不通。その間に夫とは交流があったって‥
侮辱もいいとこでしょ。しかも自分の娘じゃなくて夫の浮気相手の子供ですよ。玲は。
人をバカにするのもいい加減にして欲しい。
何故耐えてるのか?
そして夫婦のようになってしまった青羽さんたち。
お金を返すといいながら林田家に居ついている。
 
退廃的で感傷的なこのドラマ、ここからどこへ行くのか。グタグダのまま、最後なんとなくどこかへ落ち着きそうですね。
今までもそうだったし。嫌々ながら最後まで見てしまうだろうな、やっぱり気になるから。
 
 


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