今日の考え事〈applemint1104〉

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「カンナさーん!」最終話の感想

2017-09-22 10:38:34 | ドラマ
別に書かなくてもいいと思われるドラマでしたが、最後なので一言書いておきます。
ガーリーセバスチャンが閉鎖されて次のブランドの採用試験にも落ちたカンナさんは、新しい仕事を求めて面接を受けに奔走していますが、悉くダメ…。
しかも礼は礼で、こともあろうに受注先が倒産して5千万の負債をまるかぶり。ありますか?制作会社なのに。製造業じゃないんですよ、どこに在庫があるの。
そんな大借金を、得意先に頭を下げるだけでしかも自分の力だけで返そうとしています。
もーこのドラマ一つ一つが非現実的で軽い。
カンナさんはそんな中ギンギラにおしゃれして、めげずに就活に励んでいますが現実は厳しいです。
ふと見た建設現場で働く女の人を見てカッコイイと思い、そこで働くことにしました。
作業着に着替えたカンナが、何故か似合っています。現場で肉体労働に励みます。
そこへとうに忘れていたニックさんがカンナに会いに帰ってきます。
何で今頃…。
でもさほどの影響もなく、復縁したがっている礼を後押ししただけでした。
 
このドラマ、どこに需要があったのかと思う内容でしたが、普通のサイズの女の人がしおらしくやったらまったく普通でしたね。
渡辺直美がやったから、どこか宇宙人のような謎の生物が、健気に頑張ってる主人公という事で印象に残ったのだと思います。
言ってみれば渡辺直美の宣伝番組だったかのような。
 
大体、普通の女の人の繊細な感情がなかったですもんね。浮気されても、その相手と普通に会って行動を共にしてるし。
浮気されたらすぐに離婚して、その後ウジウジせずにまた普通に元夫の家族と付き合ってる。
複雑な感情なし、こだわりなし、自己嫌悪なし、どこまでも明るくお人好し。
これまでも、ずっとマイナーな出来事ばっかりでした。見ててつらいことばかり。
夫の浮気、離婚、新しい恋人との別れ、勤め先のブランドの閉鎖、失職。
元夫の仕事の失敗、と何一ついいことがなかった。
主人公がこんな巨体のテカテカの女の人でなかったら暗くて見てられません。

それでも長所がありました。明るくて元気で、自分を嘆かない。その一点突破で、彼女は生きているのです。
最後は礼と復縁し、(嘘くさい演出、まるで漫画。でも許せてしまう)子供は可愛いし旦那はハンサム。
まぁいいんじゃないの、と思えてしまうから不思議です。
 
人間って単純な方が生きやすいのかなー、そして前を向いて生きるあっぱれさ、そこだけに感心しました。
最後の最後で、今話題の斉藤由貴がなにやら息子の借金を全部返せるような事をほのめかしました。ここでも義母がキーパソン。
少し元気が出ましたね。時々うるっと来ました。また続編が出たら見たいです。
 


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