今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「ぬ~べ~」6話の感想

2014-11-18 12:09:24 | ドラマ

面白かったですねー!
次から次へと繰り広げられるアホでお馬鹿な映像を、力を抜いてボーッと眺めているだけでいいんです。
下らなさすぎて、文句を言う気にもならない。その奇想天外さが楽しめるのです。
私はこのチープ感がたまりません。
オカルトだけど、陰湿さがないですよね。カラッとしています。

今回は「おはぐろベッタリ」という妖怪にリツコ先生がとりつかれてしまう章です。
結婚したい、恋を成就したいという妄執から、美女に取り憑いて自分の願いを達成しようとするお歯黒ベッタリ。
始めリツコ先生が取り憑かれているのを知らないぬーべーは、急に自分に恋心を寄せて来たリツコ先生にデレっとし、両思いになったと喜びます。
ルンルン気分でデートし、いつの間に神社へ行き、二人の結婚式を挙げることに。
これにはゆきめも生徒達もびっくりです。ゆきめの嫉妬心は収まりません。

実は、ぬーべーはリツコにお歯黒ベッタリが取り憑いているのを知っていたのです。
だから早く式を終えて、妖怪を成仏させてやろうと計らったのです。

このぬーべーの心理が説明されてなかったので、いきなりの展開に驚きましたが、さすが、霊界を知る男!(でいいのかな?)
判断と行動が早い。
所で、妖怪の姿が悲しいです。
真っ黒な歯に、のっぺらぼうの顔。
獣のように吠え、暴れる。
その姿は、異様ではありますが、もとはと言えば人間が変化した化け物なのでしょう。
妖怪というのは、私が考えるに、好きこのんでなっているのではありません。
多分、そうならざるを得ない事情でなっているのでしょう。

人間界で普通に暮らしていた人が、思いや愛情をかなえられず、グロテスクな姿になってしまった、あるいは異界の何ものかになってしまった。
だから妖怪というのは、ある意味私たち自身の化身であり、兄弟のようでもあるのです。
疎ましがるべからず、です。

さて、肝心の所でゆきめの妨害に遭ったりして、二人は結婚を遂げられませんでした。
その時のおはぐろベッタリの悲鳴は悲痛でした。見るに堪えないものがあります。

もし、自分がこういう物になってしまったら、と思うと「うーん、何だかななぁ」‥と思います。
妄執を残したまま死んだら、誰だってこうなる可能性はあるのです。
あるいはこの世に未練を残して、夜ごとさまよう霊になるかもしれないのです。
だとしたら、妖怪の教訓は自ずと分かるでしょう‥
道徳の教科書のようになりますが、「そこまでのものになるべきではない」「今を精一杯生きて、残念な結果になったとしても自分を受け入れよう」
みたいな‥?これは付け足しです。皆それぞれで考えましょう(笑)

まぁ横道に逸れましたが、そんな事を考えなくても充分楽しいのです。気楽に見ていきましょう。
まだまだ続くぬ~べ~。次はどんな妖怪が現れるのか?こうご期待、です。


 



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