林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

購入して数ヶ月で順反りましたわ・・・

2016年05月30日 16時01分59秒 | 新しいギター購入計画


順反り(じゅんぞり)と書いて、いったいどれだけの人が、何のことかわかるでしょうか(笑)
いや、わからなくて当然です。


これはギター関係の用語でして。


ギターのネックの部分が曲がってしまうことを「反る(そる)」というのですが。

その反り方の方向によって、順反りと、逆反りがあるわけですね。

これが分かりやすい図ですね。


ちなみに、ギターのネックには、弦の張力がずっとかかっているわけですから、順反りになるのが正しい。

いや、正しいというか、そうなりがちってことですね。

で、順反りになっちゃったら、ネックの中に入っているトラスロッドという鉄の棒を回すと、元に戻ります。

これ、つい最近、店長の12弦ギターをスキャロップド加工した後に、VROOOM宅で行なった修理ですね。
スキャロップド加工というのは、ネックの指板を削る加工なわけで、必然的にネックの力が弱まって、順反りになりやすくなります。

だから、トラスロッドを回して、元に戻したわけですね。

んで、なんらかの理由で、トラスロッドが回りすぎちゃったりしてると、逆反りになっちゃうわけですね。
でも、おいら、長い時間ギターを弾いているけど、逆反りのギターなんて、見たことないです。

ただネックも、もとをただせば木なわけですから、予想外に曲がったりもしちゃうらしいですわ。

おいらが20年くらい前に購入したマーチンのD28は、20年間、弦を張りっぱなしだけど、まったく反ってないっすよ!!
やはり、高級ギターは違うな!!(自慢)



と思って、改めて今見直してみると、ほんのきもーちだけ、順反ってました(笑)

それはともかく、おいらが新しく購入したミニ・ギター。

この一番左のギターですね。


これをスライド・ギター用に太い弦に張り替えた、という記事を前に書きましたけども・・・


張り替えて、数ヶ月も経たないうちに、順反りましたよっ!!
そりゃあ、そうか、18900円のミニ・ギターにミディアム・ゲージは荷が重いよなあ・・・
しかも、おいらはこんな不精な性格なので、弦は当然のごとく、張りっぱなし!!


店長なんかは、ギターを弾き終えると弦をゆるめる、なんてことを、こまめにやっていますけれども。

もちろん、ギタリストとして、当然の行いなのでしょうけども。
もちろん、おいらにも、「弦をゆるめたほうが良いよ」なんて言ってきますけども。



やってられっか、そんなまどろっこしいことぉ!!(いきなり江戸っ子)




おいらにしてみれば、ギターという楽器の魅力は、身近に置いておいて、気が向いたらすぐに弾けるところ!!
それをいちいち弾く前に、ゆるめた弦を元に戻すなんて、やってられませんわ!!
なもんで、これから先も、弦は張りっぱなしですよ!!
未来永劫、弦は張りっぱなしなのだ!!


さらに、おいらはスライドギターをやっているので、ネックが順反りになるぶんには、あんまり影響がありません。
なぜなら、弦を押さえてフレッドにくっつけて、音程を変える必要はないわけですから。
順反りになって、弦とネックの間が広がっても、ほとんど関係ないのですよ。
むしろ、弦高は高いほうが、スライドギターは弾きやすいのです。


でも、やっぱり気になる(笑)
直したい~!!(爆笑)



というわけで~。

我がバンドが誇る、職人VROOOMに見せます。


もちろん、おいらにだってトラスロッドの調整ぐらいできるんだけども。
昨日はVROOOM宅でのミーティング&飲み会だったので、イベントとして、持っていったわけです。
まあ、おいらたちにとっては、ギターの調整も、酒の肴なのさ~。


んで、VROOOMが慣れた手つき(今月2回目)で、トラスロッドを回します。

六角レンチにスパナを引っかけて力を加えるところなんか、職人っぽいですなあ~。


そして完成した、おいらのミニ・ギター!!
さっそく今日、職場に持っていって弾いてみたのだが、快適~(な気がする・笑)

さて、つべこべ言わずに練習しよっと(爆笑)

というわけで、続きは次号ですよっ!!


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