ネコの上

2017年07月23日 23時51分01秒 | 黒猫のひとりごと

                                ――――

                                                 ァァァァァ   ・・・・・

                  ・・・

天井にタッチする・・・

荷台には高く積まれた木箱もあって、その上なら届くのである。

箱の壁でできた小部屋で、何人か寝てる。

男も。

もう目覚めた僕は、ネコハンモックから出て高い場所に来た。

メジロもいる。

「♪」

高くて細長くなった木箱の上で、横になってる。

たまに羽が動くし、起きてる。

外の大タープも荷台の上にはなくて、張るためのロープがあるだけ。

屋根の上は森がぽっかりなくて、だからよく雨があたる。

荷台は広くてよく響くけど、屋根の近くにくると音も近い。

雨は数が多すぎて、僕はコーラスできそうにない。

トラネコやオッドネコは荷台で遊んでなくて、トレーラーのキッチンにかトラックの家部分にいる。

リスはどこかにいると思う。

いくつかライトが点いていて、ここは明るくない。

                     ポチャ

耳を澄ますと、たまに違う音の雨もいる。

雲の上は暑くて、下ににげて来たのかもしれない。

お日様に近いし。

箱の端っこから冷凍庫をみると、ちゃんと閉まってる。

男はたべようと外に出したのに、わすれてうっかり溶かすから確認したのだ。

                   

「ピィ」

・・・メジロが近くに来てた。

外の音を聞いていたから、接近に気付かなかったのだ。

        トン

「♪」

僕の上にのった。

散歩を提案しているのだ。

         

僕は足を動かす。

                      ―――

                                        トン

そして木箱から冷凍庫に、跳ねて箱何個分も落ちる。

「♪」

上にのったメジロは飛ばなかった。

僕の背中を掴んで羽ばたいても、メジロは小さいから一緒に浮けないと思う。

ゆっくりもいいけど、すばやく箱から箱に移動したら、メジロは喜ぶかな。

冷凍庫の裏には、秘密のゴミ袋がある。

男が隠していたけど、また元の場所にもどしたみたい。

               ―――

足音を消して、でもすばやく駆ける。

メジロは飛べるけど、床を移動するときはそんなに速くない。

だから。

曲がった所もすばやく跳ねる・・・・

                     ――  スル

                                                  ァァァァ   ・・・・・

             ・・・

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