コンロ

2017年06月28日 13時38分39秒 | 黒猫のひとりごと

                            ピチュン

                                                ォォォォ  ・・・・・

          ジュゥゥ  ♪

フライパンが熱そう・・・

平べったいコンロで、野菜たちを焼いているのだ。

その中に小さく切られたナスもいる。

「ニャ~」

守ってあげられなくてごめんね。

僕はナスにあやまる。

             ジュゥゥ

音がする。

ナスかな。

シャープさんとノッポさんも来ていて、キッチンは忙しそう。

      ジュゥゥ

ナスが鳴る。

悲鳴かもしれないのだ。

「・・・」

もう見ていられない僕は、目を細める。

「・・・ねむたい?」

フライパンの前にいるノロマさんが、何か言った。

                    パチ

シッポで腕をたたく。

「♪」

熱くなったフライパンは危険なので、僕は近づけない。

もう僕にできるのは、ノロマさんに一矢報いるだけである。

         ペチ

先っぽを動かして、またたたく。

「やさいたべたい?」

ノロマさんがまた何か言った。

耳で返事する。

「クゥ」

床からチワワの声。

「チュ」

マヒワもいる様である。

僕を呼んでいるのかな。

                              チュチュン  ♪

くつろぐマヒワとメジロも目覚めて、鳴いてる。

トマトのいいにおい。

パスタのソースだと思う。

カレーもつくっているのだ。

お肉も焼いていて、そのどれにもナスが使われる様である。

おいしいのかな。

「・・・」

僕は目を開ける。

焼かれる野菜たちをみる。

赤いのもいる。

「・・・・」

ノロマさんの手が頭にきた。

耳の間をなでてる・・・・

                         ジュゥゥ

                                             ォォォォ  ・・・・

                ――     ・・・・

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