モヤモヤ

2017年04月24日 06時02分35秒 | マーロックの日記

                                                           ピィィ

                                            ヮヮヮヮ  ・・・・・

                  ・・・

鳴き声・・・

上の方から、大きな鳥が飛んでいる様。

森の中も外の崖も、すごい霧。

太陽が出て来て、今日は気温がかなり高くなってる。

自分の近く以外はよく見えないから、しばらくはタープから離れない事になった。

水くみには行くけど、晴れるまでは土壁つくりはやめる。

            

私は、十字タープの所に来ていた。

すこし前に目覚めたガードさんがいて、見張りしてる。

     ジャリ

「クゥ」

大タープに戻る。

シャープさんとノッポさんは、夜の見張りをしていたから寝てる。

あとは、みんな起きたみたい。

もう、トレーラーのキッチンに行けばごはんをつくってくれる。

コックさんたちがいて、順番につくってくれている。

私はまだ。

「・・・」

さっきシャワーに行ったときに、チワワが付いて来た。

足元に置いたら、そこから動かずに私を見てる。

「・・・・」

「♪」

抱えてやる。

          

                                        ザヮヮヮヮ  ・・・・・

                         ピピ ピ

およそ1.4億年前、ざっくりと8000万代前の私たちの祖先は有袋類と分岐する。

白亜紀の初期、恐竜が陸の主な生態系を占めていた時期で、私たちの祖先はその陰に隠れるように生活していたと思われる。

カンブリア紀以降の顕生代は、大きく3つに分けられる。

最初の古生代は大量絶滅があったペルム紀の終わりまでで、三畳紀から白亜紀の終わりまでが中世代、それ以降を新生代と呼ぶ。

この頃、パンゲアから分裂した南側の超大陸ゴンドワナが、現在私たちが知っている主に南側にある大陸に分裂を始める――後にヒマラヤ山脈を形成する亜大陸も一緒に。

分裂の結果、気候変動によって短期的に地球が寒冷化したと推定されている――冬には、両極は雪と氷に覆われた。

陸地は針葉樹林とシダの草原に覆われ、花を咲かせる被子植物はごく少数だった――このため、現在の様に訪花昆虫もほとんどいなかった。

硬い卵を産む哺乳類である単孔類と別れた祖先たちは、ここで哺乳類の大きな2つのグループに分かれる。

私たちを含グループは有胎盤類で、およそ4500の現生種が知られている。

もうひとつの有袋類はカンガルーなどの様に育児嚢を持ち、現生としてはおよそ270種が知られている。

単孔類を合わせると、現生の哺乳類には3つの系列がある――単孔類以外の哺乳類は、獣類と呼ぶ。

この時期に分岐した有袋類の祖先は、今から8000万年前頃から6500万年前頃にかけて、現生種としては7つの目に分岐する――オポッサムとフクロネズミとバンディクートとフクロモグラと、フクロネコ…タスマニアデビルなどと、チロエオポッサムと、カンガルーやコアラなどを含む双前歯目。

有袋類の子は、わずかに這う事ができる程度の胎児として生まれ落ちる。

その後母親の持っている育児嚢という袋に這い進んで、その中で育つ――胎児はとても小さくて、母親の毛皮も大草原の様だろう。

私たち有胎盤類の場合、様々な形の胎盤によって胎児に栄養を与える。

すべての長さを足すとそれぞれ数kmにもなる、母親と胎児の血管同士がつながる――母親から栄養を届けると同時に、必要なくなった物質を取り除く。

この仕組みのおかげで、有胎盤類の子はかなり成長してから生まれる――草食性の有蹄類だと、自分の力で群れに付いて行き、捕食者から走って逃げれるほどの段階まで成長してから生まれる。

有袋類の育児嚢は外にある子宮の様な感じで、胎児はそこで大きくなるまで過ごす――中に乳首があって、最初は常にしがみついているけど、大きくなってくるとたまに飲みに来るだけになる。

やがて袋から姿を現し、しばらくは隠れ家として袋を利用する――それも、徐々に頻度は減っていく。

カンガルーの育児嚢はお腹にあるけど、多くの有袋類では背中に袋がある。

現在では主に地球の南側に生息する有袋類だけど、化石は北側からも見つかっている。

パンゲアから分裂した北側の大陸はローラシアと呼び、そこでは有袋類は絶滅した。

化石種としては南側で多様な広がりを見せていて、多くはそれらも絶滅した。

やがて現在の南極大陸を渡った有袋類が、一度だけ、現在南太平洋に浮かぶオーストラリア大陸に入り込んだと思われる。

南極大陸から十分に離れて、島伝いに哺乳類が移動できなくなる5500万年前よりも前の事だったと考えられる――南極大陸は哺乳類にとって生きにくい場所なので、もっとずっと前だった可能性もある。

それが、現生の有袋類の主な生息域になる。

化石種まで合わせた場合、オーストラリア大陸の現生種は主要な生息域から離れたわずかな生き残りだった様である――その後、およそ4000万年ほど周囲の陸から孤立していたため、移動に成功したのがたった1種だった可能性もある。

オーストラリアに移動した有袋類の祖先は、移動する大陸と共に多様化する――現生の単孔類と共に。

現生の270種のうち、200種はこの大陸で分岐する――分類学者には、少数のグループにまとめる傾向のあるランパーと多数のグループに細分するスプリッターがいて、どちらの人が分類するかによって種の数は増減する。

だけど1500万年前に、一部がアジアに近づいたことでコウモリ類とげっ歯類が島伝いに訪れるようになる――おそらく、島伝いに。

有袋類はそれ以降、数を減らしている。

もし最初に他の哺乳類がいたら、単孔類も有袋類もすでに絶滅していたかもしれない――絶滅した有胎盤類のコンディラルスに属すると思われる歯が2本見つかっているけど、5500万年よりも前のものは見つかっていない。

さらにずっと後になって、交易船に乗って他の有胎盤類もやって来る。

                            ピピチュ ♪

生態的地位…ニッチは様々なものがあり、地中で暮らすという生き方もある。

モグラは手がシャベルの様になっていて、ひたむきに穴を掘る――目は地中では必要ないので、ほぼ退化している。

ミミズや幼虫を食べるために。

アフリカでは、同じニッチをキンモグラ類が占めている。

モグラは、獲物を求めて掘り進んだ後に空洞を残す。

キンモグラは、砂漠にすむ場合は砂を泳ぐように進み、その後ろの砂は崩れ落ちる。

有袋類のフクロモグラも、同じことをする。

モグラは5本の指がシャベルの様になっていて、フクロモグラとキンモグラは2つのかぎ爪で進む――一部のキンモグラ類は、3つ。

フクロモグラとモグラの尾は短く、キンモグラはほぼない。

みな目は見えず、耳もない。

フクロモグラは有袋類なので、育児嚢を持っている。

この3つの「モグラ」たちは、それぞれ穴掘りが得意ではなかった祖先から、別々にその似た特徴を進化させている――収斂進化と呼ぶ。

地中で過ごすという生き方に可能性があるから、それを上手くやれるような選択圧がかかった結果、非常によく似た3つの収斂があったのである――哺乳類型爬虫類に土堀りに適応した器官が報告されているけど、恐竜ではまだ見つかってない。

フクロネズミはトガリネズミに似ていて、フクロネコやフクロオオカミ、フクロシマリスやフクロモモンガなどもいる――長くオーストラリア大陸と周辺の島々が他の陸から離れていたため、少数の有袋類からニッチを埋めるように進化した。

それぞれ「フクロ」を外した有胎盤類の種に、よく似ている――よく似たニッチに適応するために、収斂進化している。

有袋類のクジラはいないけど、クジラは海を進むので大陸が隔離されていたという状況が意味をなさない――育児嚢は、水中では使いにくいかもしれないし。

―――ホシハナモグラも穴を掘るけど、泳ぐのも得意。

他のモグラ類よりも地上生活になじんでいるけど、じめじめした所を好む。

手は5つのシャベルで他のモグラと同じだけど、鼻が変わっている。

名前の由来になっているもので、2つの鼻の周りに22本の短い触手のリングがある。

それぞれの鼻孔に11本ずつあって、1番から11番まで順に名前が付いてる。

ホシハナモグラの脳は、かなりの部分をこの触手の情報処理に使われている――ケネス・カタニアとジョン・カースによって解明された。

この触手の表面に、アイマー器官という小さな丸い突起が規則的に覆っている。

それぞれの突起が触覚の単位になっていて、それぞれの密度分布は同じ。

鼻孔のすぐ下にある11番触手は小さくて数は少ないけど、神経の数が多くて特別な扱いになっている――11番だけ、特に鋭敏になっている。

それぞれの触手に対応する脳の領域は、順序正しく並んでいる。

触手がまず発見したものをさわり、11番触手がそれを慎重に調べてから、食べるかどうかを決断する―――

                                    ピピピ

            

チワワがうごく。

外の散歩がしたかったのかもしれないけど、もうノロマさんの所に戻りたいのかもしれない。

「ニャ~」

ネコの声。

「・・・・」

周りの霧を探すと、黒猫がいた。

     

黒猫と遊ばせてもいいけど、霧の中でチワワが迷子になったら困るのでトレーラーに連れて行く。

「・・・」

黒猫も来る。

リフはもうごはんを食べたと言っていたけど、黒猫はまだなのかな。

「♪」

両手で抱えてチワワを横にゴロゴロ回すと、シッポがゆれる。

どっか掃除しようかな・・・・

                  

                                 ニャ~

                                              チュン

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