ザァァァ ン
ソョョ ・・・
サク
海に太陽が映ってる・・・
もう沈む。
―― ♪ ♪
ピィ ♪
庭に半分のドラム缶。
3つ。
マッチョさんたちがバーベキューの準備をしている。
村の人も来てる。
おいしいグレープジュースなどを持って来てくれた。
私はそれを自分のボトルにいれて、歩いてる。
別荘から海の方に行くと、砂浜に屋根付きの木の台がある。
テーブルとイスもある。
そこに行く。
まだ食事までは、時間がある。
ミャ~
村のネコも、村の人と一緒に別荘に来た。
テラスでハットさん達と話してる。
部屋の中では、青ネコを飼っているおばあさんが持ってきた映画を、何人かでみてる様。
サク
「・・・」
リスをのせたレトリバーが、私と一緒に来る。
ひもは外してある。
―― ヮィヮィ ♪
クァ
砂浜に鳥。
影が細長い。
ウロウロ動くその中に、もっと細長いのがある。
ザァァァ ン
ノッポさんの影。
波打ち際に立って、夕日をみてる。
波に揺れてる鳥もいる。
ジャリ
レトリバーはベロを出して歩いてる。
シッポはうごいてる。
「クゥン」
私がみてると、ベロが引っ込んだ。
「・・・・」
また出た。
ジャリ
歩く。
高く見上げると、ダークブルーの空にひとつ光。
雲もすこし。
「・・・」
少し頭を傾けて目で下をみると、レトリバーも上みてる。
マネしてるのか。
「・・・」
フサフサの耳をつかんだリスも、上みてる。
――
屋根までまだある・・・・
クァ
ガャャ ♪
ザァァァ ン