ヤシ

2016年10月29日 15時05分10秒 | マーロックの日記

                                                    サヮヮ  ―――

                               ガャャ ・・・

          

街灯に鳥・・・

そんなに広い場所じゃないのに、2羽が並んでる。

              ――

テムとレウが去った。

学校に行った。

ハンスさんは、テムと一緒に歩いた森で動物の行動を研究していた人。

テムは今も、メールで教わっている様。

夫人のゴムさんと一緒に、もうすぐ合衆国に戻ってくるらしい。

「行こう」

「うん」

カールさんは少し前から老夫婦の屋敷に来ていて、母テムにパソコンの使い方を教えている様。

老紳士からは経済を、エレガントさんとは服のことなどを勉強しているみたいである。

母テムはいない。

老紳士に借りている車で、街の倉庫に行ってる。

そこが彼女の新しいお店。

前のお店よりも、ずっと広い。

だいぶ改装も進んでいて、私たちもこれからそこに行く。

         トコ  ・・・

                      カララ

「♪」

フワリさんがネコカートを押して行く。

私たちは、ミニバスで来た。

もう駐車場に置いて、ここからは歩いて行く。

西海岸で最大の規模の街で、人口も合衆国で2番目に多い。

                                    ガャガャ  ・・・

母テムが前に成功させたお店とは、訪れる人の数も売れるものの傾向も違うだろう。

今は不安が勝っている様で、それで老紳士が私たちに声をかけた。

コックさんもウェーブさんもノッポさんも、みんな直に集まってくる。

私たちが母テムに出会ったとき、彼女は栄養失調で倒れていた。

船で栄養治療食による治療を受けて回復した。

今は3人ともしっかり食事をしていて、元気そう。

       カララ  ・・・・

ネコカートの透明なカバーは開いていて、ポメラニアンと耳ネコが並んで通りをみてる。

                                                   サヮヮ  ・・・・

ひょろ長い幹の上に葉っぱの付いた木が、所々にある。

いい眺め。

                            ――   

新しく買ったスニーカーのひとつを履いて来た。

年配の運転手みたいな名前のデザイナーので、定番のローカットのもの。

アッパーは黒のカーフで、ソールは白。

同じ色のが増えていくけど、革が違う。

つま先はふつうのスムースレザーで、他は型押ししてある。

デザインは変わらないけど、つま先部分の革の面積とか、ほんの少しだけ変化したりする。

革はやわらかくて、履き始めの履き心地はこれまでで一番いい気がする。

うれしい。

      トコ

「・・・」

黒猫は、私の横を歩いてる。

                        ――    

「少し待っててください」

「うん」

            タ  ・・・

フワリさん達が去る。

クレープ屋さんに寄ってから行くと言っていたから、あのお店がそうなんだろう。

ガードさんも付いて行く。

散歩も兼ねているけど、あのクレープ屋さんに寄るためにミニバスから降りて歩いてる。

「キキ」

ネコカートは私の横にある。

風は少しつめたいけど、よく晴れていてポカポカする。

ポメラニアンと耳ネコは、シロネコがしっかりみてる。

だから落ちる心配はなさそう。

レトリバーや黒猫も、2匹の様子をみている。

「♪」

「♪」

ポカポカいい気分らしく、あまり動かない。

チワワも目が細い。

昼寝にはまだ早いと思うけど、昼寝するのかな。

カートに手を伸ばす。

カバーは閉めておこう・・・・

                               ガャャ  ・・・

               ブロロロ   ―――

                                                       ゥゥゥ  ・・・・・

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