シッポひとつ

2017年06月18日 23時57分43秒 | 黒猫のひとりごと

                         モグ  モグ

「・・・」

おいしそう・・・

「・・・・」

大倒木の端っこで、グリがフライドチキンをたべているのだ。

                チチチ

     チュン

小鳥たちがいるのに。

大倒木の根っこにのってるから、僕がシッポで隠してあげているのだ。

でないと、抗議されてしまうのだ。

「チュン」

僕は横目で小鳥の動きを確認して、シッポを動かす。

「チュ?」

              トン

ふふん。

跳ねたって無駄である。

僕はすばやくシッポを動かすから。

               パタタ

ニャ

「♪」

僕の頭にのった。

どっち向いてるか分からないから、シッポで隠しようがないのだ。

「ニャ~」

            

ノッポさんが崖から戻って来る。

フライドチキンを食べに来たのかな。

「・・・もう、あまり撃ってきませんね」

「うん」

プルームさんも戻って来ていて、クラゲ傘も一緒。

「・・・やっぱり私もたべようかな」

「どうぞ」

        パカ

プルームさんがたべようとしてる。

                    チチチ

もう僕には、隠しきれないのだ。

「・・・」

ネココーラスしかないと思う。

                  

シッポをリズムよく動かす。

「チュ?」

             チチチ ?

「――いた!」

「・・・・」

カールさんはコントローラを持ってる。

ミニ飛行機を飛ばしてるのだ。

「・・・車だね」

「はい」

「こんな所に走って来たの?」

「こっちを指してる」

「私たちに気付いてるね」

                        モグ

「おいしい・・・」

プルームさんが食べだした。

              ス ――

シッポを高く向ける。

コーラスの合図である・・・・

                     ニャ ニャ ニャニャニャッ ♪

        チ  チチ チチッチ ♪

                                        チュン ♪

                                                      ザヮザヮヮ  ♪

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ピリ | トップ | プラスチック箱 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL