4つ

2017年07月11日 13時59分24秒 | 黒猫のひとりごと

                                            ァァァァァ  ・・・・・・

            ピチヤ

雨・・・

僕の少し前に、シート屋根から落ちて来る水が集まってる。

くぼんでるのだ。

もう水たまりかな。

あんまり大きくないシートだけど、僕がいる木箱は十分に雨宿りできるのだ。

「・・・」

ニャッティラも来てる。

土壁とたき火の間をウロウロしていたけど、雨でやって来たのだ。

斜めのシートと、木箱の間に座ってる。

「・・・」

僕の木箱は、端っこだけ濡れている。

雨はつめたい。

シャワーより。

風もつめたい。

「ニャ~」

たき火があると温かいのにね。

「・・・・」

男がこっち見た。

           カタ

僕やライトがのったままのフタを、男が動かした。

                         コト

ライトは横の箱に置いた。

タオルも入ってる。

              

僕はフタから箱の中に入る。

「・・・」

風があんまりあたらない。

                     カタ

男がフタを、木箱イスと手すり倒木の間にかけた。

          スル

ニャッティラも中に来た。

木箱はそれなりのサイズだから、ニャッティラが入ってもだいじょうぶ。

「・・・」

頭だけ縁から出して、外を見てる。

「・・・」

僕もそうする。

木箱はあと2つあって、イス。

ひとつは男が使っているけど、もうひとつはテーブルになってる。

後ろをみると、ニャッティラのシッポが縁から出てる。

大きいからである。

「ニャ~」

シッポが出ているよ。

僕は教えてあげる。

「ミャ~ゥ」

返事した。

                  ポチャ

・・・でも、シッポを引っ込めない。

     パタ

僕のシッポは縁から出ない。

頭を出していると、届かないのだ。

               

同じ向きのまま、後ろに下がる。

                    スル

シッポが出たのだ。

うれしい。

「・・・」

ニャッティラをみると、僕をみてない。

そして、僕は縁の外が見えないのだ。

          

前進する。

箱が大きすぎなのである。

向きを横に変えれば、箱の長さは短い。

ニャッティラの向きが悪いと思う。

        スル

また縁から頭を出す。

                    パチ

シッポでニャッティラをたたく。

「ニャ~」

同じ方をみる。

近くはランタンライトが照らしてる。

その向こうは暗い。

でも見る・・・・

                 ポチャ

                                                  ァァァァァ  ・・・・・

                            ―――

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