しましま

2016年10月12日 13時09分19秒 | 黒猫のひとりごと

                       ポロロン ポロロン  ♪

                                        ポロロロロロ    ♪  ♪

駅が鳴いてる・・・

電車が走り出すのだ。

僕らはもう降りていて、駅の外が見える。

そんなに大きな駅じゃない。

人もそこそこ。

最初の駅は人だらけだったけど。

僕はケースの中。

男が持って運んでくれるから、歩かなくていい。

                             カタ   カタン

                                             カタ  カタン

電車が走っていく。

                     ザヮ   ザヮ

「・・・・」

男は何かを探してる。

         トコ  ・・・

大きな船から降りて、ずいぶん経つ。

ぶちネコもカラスたちも、元気にしていた。

でも、また荷物をまとめていた。

今度はどこに行くのかな。

                                   ブロロロ   ・・・・

駅の外は広くなっていて、自転車とかが並んでる。

ニャ

歩道にボーっと空を見ている人がいる。

「ニャ~」

ノロマさんだ。

「?」

こっち見た。

「マロックさん、お久しぶりです」

「うん」

      トコ

「ミャ~ォ♪」

「ミィ♪」

子ネコとシロネコもいる。

「ニャ~」

「元気だった?」

ノロマさんがしゃがんだ。

           カパ

                        

「ニャ~」

ノロマさんは元気そうである。

「♪」

ケースが開いて、手が僕を撫でる。

子ネコの縞模様は立派である。

もう、しましまネコである。

ネコパンチも強力になったのかな。

「ニャ~」

後で訓練するのだ。

「ミャ」

縞ネコは返事した。

「♪」

「・・・」

相変わらず、ノロマさんは撫ですぎである。

久しぶりだから、僕はまだしばらくは大人しくしているのだ。

「抱えていきますね」

「うん」

そのまま、僕を抱えて立ち上がった。

           カパ

僕が入っていたケースは閉まった。

「俺が持っていくよ」

「ありがとうございます」

シロネコと縞ネコが入ったケースを、男が持った。

                 トコ

歩きはじめた・・・・

              ミィ

                         ブロロロロ   ・・・・・

                                                 ゥゥゥゥ   ―――

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