門の先

2016年10月18日 13時03分56秒 | マーロックの日記

                                     ブロロロロ   ・・・・・・・・

                     ――――

           ――

走る車の外、並んで移動する物体がある・・・

マルチコプターで、カールさんが操縦しているらしい。

電話も繋げていて、フワリさん達と話してる。

タブレットにマルチコプターのカメラの映像を映しているらしく、ノロマさんとエレガントさんとフワリさんが3人でみてる。

「♪」

暇になったらしいポメラニアンが、私の方に来た。

子イヌで、老夫婦の家の門に置かれていたらしい。

雨の日で、老夫婦は自分の家に入れた。

そのまま、飼っているらしい。

ここは合衆国の西海岸。

客船は東海岸にあるんだけど、出航はまだ先。

老夫婦の呼びかけで、私たちは予定より早く集まる。

ノロマさんには夫人から連絡があって、またチワワの世話をお願いしたいと言われて快諾したよう。

夫婦はおそらく何も言っていないだろうけど、すでにノロマさんの銀行口座をしっているから勝手に対価が入金されているだろう。

その時に、ポメラニアンのことも頼まれたそう。

「♪」

私の横で、上をみてる。

「・・・・」

目が合った。

まるい・・・

白い毛で、フサフサ。

小さいポメラニアンを掴んで、膝の上にのせる。

「♪」

そのまま丸まった。

もともとまるいから、あまり変化はない。

                            ――

前に赤道上の国で、チワワがさらわれた。

ノロマさんはそれを追って、私たちはそれをさらに追った。

みんな無事だった。

チワワを連れ去ったレウとテムは、テムのお母さんと服のお店を開いた。

老紳士がお金を貸して。

最初の日は私たちも手伝ったけど、あの後も調子は良かったらしい。

                                ブロロロロ  ・・・・・・

地元の企業に買収を持ちかけられ、母テムは老紳士に相談した様。

十分に投資を回収できる金額で、老紳士はお店を売って合衆国に来ることを勧めた。

数か月考えたようだけど、母テムは移住を決めた――感染症の心配が減るのも、大きかった様。

テムと、養子にしたレウも一緒に来ている。

学校にも通っているらしい。

老紳士は、母テムにこの街であたらしいお店を開くことを提案したのである。

今回は老紳士がお店を開くことにして、経営を母テムに任せる。

そうすることで、母テムは就労ビザを得た。

私たちは、その準備をまた手伝ってあげてほしいと頼まれたのである。

私はそれ以外にも、頼まれたことがあるけど。

「♪」

「クゥ♪」

チワワも来た。

私のことは、覚えていた。

そもそも部屋から出るのを怖がっていたチワワを、平気で散歩できるようにしたのは私である。

「キキ」

リスもいる。

黒猫と一緒に、窓からマルチコプターをみてる。

レース用のマルチコプターで、かなり速度が出るらしい。

カールさんがレースに出るわけじゃなく、操縦技術を高めているそう。

「ミャ♪」

                    

耳ネコも来た。

まるい。

雷雨の日に、黒猫が見つけた。

トタン屋根の下でしばらく休んだ後、私たちは避難先の学校に行った。

川の水は少しあふれたようだけど、大きな被害もなく、朝にはみんな帰った。

そこで耳ネコのことを聞いたけど、飼い主は見つからなかった。

母ネコもすこし探してみたけど、いなかった。

それでノロマさんが飼うことにした。

獣医さんに行ったりして、予定よりも合衆国にくるのは遅れた。

最初は雨に濡れて震えていたけど、もう元気。

「♪」

指で撫でると、目が細くなった。

「見えましたよ」

「はい・・・」

大きな家がみえる。

ポメラニアンが置いてきぼりにされていた門は、とっくに通過している。

それからあの家まで、車で移動している。

敷地が広すぎる。

野生の鳥もたくさんいる。

クマだけは入ってこないように、敷地は壁で囲まれているらしい。

「zzz」

ポメラニアンが寝てる。

「・・・・」

屋敷が近づいて来た。

私の荷物は、あそこにある。

「zzz」

耳ネコも寝た・・・・

                     ――     

                                               ブロロロ  ・・・・・

                                ――――

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