2017年09月03日 00時44分52秒 | 黒猫のひとりごと

                          ――   ヮィヮィ ♪

                                                    ~~  ♪ ♪

                 カタ ♪

僕の前に小皿・・・

街の中にちっちゃな森があって、その中のレストランに来た。

小さなまるい灯りがいくつも連なって、浮いているのもある。

                        ――    

木でできた建物は結構大きくて、僕らはたくさんいるけど、それ以外の人も多い。

壁がない場所から、テーブルは半分外に出てる。

「♪」

しまネコがごはんを食べている。

僕の前の小皿には、お刺身が3切れ。

サーモンとマグロとサバである。

「・・・」

            パク

しばらく考えて、僕はまずサバをたべる。

シッポを浮かせて、後ろを探る。

おいしいから、耳を動かす。

             パク

次はサーモン。

ごちそうである。

         モグ

一切れが大きくて、うれしい。

近くのイスの影は、いくつかの方向に伸びてる。

「・・・」

その足の陰から、リスが出て来た。

ナッツをもらったみたいで、ほほが膨れてる。

あとでたべるのだ。

簡単に隠して持ち運べるのはずるいと思うけど、ほほが膨らむからバレバレである。

          パク

マグロをたべる。

                     パク

                             ――

リスは去った。

            モグ

おいしい。

「♪」

しあわせ。

                 スリスリ

「?」

近くの足に、スリスリする。

           ペロ ペロ

お水を飲む。

「・・・」

テーブルの周りには、人の足がたくさん。

         

少し移動して、前足で靴にさわる。

「?」

                 

僕は別の足に移動する。

     スル

こんどはシッポで。

「?」

             ~~

少し浮いて、フラフラ動いてる足。

         バチ

ネコパンチする。

「?」

「――」

           ―― タ

横からゆれる足が接近したから、跳ねてよけた。

あたらなかったのだ。

「・・・」

テーブルの真ん中の足に、リスがいた。

シッポがこっち向いてる。

                       

足にあたらないように、イスの下に移動する。

木が見える。

そんなに大きくはなくて、葉っぱも元気そう。

イスや、壁やいろんな影がある。

少し薄っすらとしていて、でもそこを伝って移動するには十分そう。

「・・・」

周りを確認して、僕は進む。

根っこにタッチするのだ・・・・

                                    ~~  ♪

                 ガャャ  ♪

                                                 ゥゥゥ   ・・・・