ブロロロ ・・・
ププ ~~
―― ガャャ
灯りが道に沿って並んでる・・・
街に着いた。
日没は遅いけどもう夜で、街路樹の近くに先の少し曲がった街灯が立ってる。
―― ♪ ♪
もうトラックやトレーラーは駐車場において、ホテルに荷物を置いて来た。
私はシャワーも浴びて、さっぱり。
今夜はみんな、フカフカのベッドで寝る。
その前にごはんを食べに行く。
レストランを探しながら、みんなで歩いてる。
「ミュ」
ネコカートも一緒。
母テムとテムとレウは、老紳士の屋敷に戻った。
マッチョさんが乗っていた車に乗って。
テムとレウは財宝探しも手伝いたがったけど、学校がある。
母テムもお店の準備がある。
明日になれば、ヘテロとグリとブラウとカフスさんは、別行動になる。
カフスさんの息子を探すための手がかりを見つけに、カフスさんの家に行く。
無事に見つかれば、グリたちもまた合流する予定。
ガャャ ・・・・
通りには人も多くて、にぎやか。
「クゥン」
レトリバーも一緒に来てる。
風はつめたい。
この街は、豪雨の被害はほぼ無かったらしい。
「♪」
ノロマさんのコートのポケットから、リスが頭を出してる。
暖かいんだろう。
車の、動くライトをみる・・・・
ブロロロロ ・・・・・
ヮィヮィ ♪
―― ♪ ♪