ゆっくりと世界が沈む水辺で

きしの字間漫遊記。読んでも読んでも、まだ読みたい。

小路幸也【東京バンドワゴン オール・ユー・ニード・イズ・ラブ】

2015-05-13 | 集英社

メリーちゃんがかわいいです…。
女の子っていいなぁ。

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 東京バンドワゴン
 オール・ユー・ニード・イズ・ラブ

 著者:小路幸也
 発行:集英社
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堀田家は時間の流れる磯野家のようです。
少し前は、花陽ちゃんが進路について考えていましたが、今回は研人くん。
中学三年生です。
ちょっとわすれがちな設定ですが、研人くんってふわふわ巻き毛なんですよね。最初読んだ時は驚いた覚えがあります。

それはさておき。

ドラマ化するなら今だったじゃないか?!あのときじゃなくて!!
主役は研人くんにして、それぞれのエピソードとからめながら、周囲の大人たちが子供たちを育んでいく様子を描いていくのもよかったんじゃないかなー。
ドラマ化した頃は、花陽ちゃんも研人くんもしっかり者とはいえ、子供子供してるころでしたからねー。
まあ、本気で観たいわけので、ドラマ化はもういいですけど。

読めば、重くなく軽すぎずに楽しめること請け合いのシリーズは、わが母にも好評です。
「間が空いて、忘れちゃったわ―」と相関図を見返しながら読んでいました。
賑やかな堀田家をうらやましく思っているかもしれません。
でも、私は、堀田家の血縁であるよりも、堀田家の近くにいることのほうがいいです。
なれるものなら、勘一さんにちゃんと覚えてもらえるくらいの常連に…。



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