花びらが散る物語

派遣先に「モノ扱い」されたサクラの奮闘の物語です。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

労働局へ文書を提出

2016年11月05日 | 日記
「保有個人情報の開示の実施方法申出書

                       平成○○年10月30日

○○労働局長殿
(行政機関の長)

                          氏名 サクラ
                          
                          住所 ○○市○○区

 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第58号)第24条第3項の規定に基づき、下記のとおり申出をします。


           記


1 保有個人情報開示決定通知書の番号等
  文書番号:○労発総個裁第 27― 402
  日  付:平成○○年10月4日

2 求める開示の実施方法

  私が、需給調整事業部に平成○○年4月に労働者派遣法第34条の件で申告した調査結果復命 書一式。(派遣先:青空と緑株式会社 ○○区△△町)ただし、請求人が提出した文書は除く。

 (1)閲覧 ①全部 ②一部(   )

 (2)複写したものの交付 ①全部 ②一部(   )

 (3)その他 ①全部 ②一部

3 開示の実施を希望する日 平成  年  月  日  午前・午後

4「写しの送付」の希望の有無 有 無

              
              本件連絡先
              ○○労働局総務部総務課」


 サクラは、「(2)複写したものの交付 全部」と「写しの送付の希望 有」に○をつけて、○○労働局宛に郵送しました。おそらく一か月かニケ月後ぐらいに、肝心なところは相変わらず黒々と塗りつぶされたままの「開示」文書が届くことでしょう。そんなものをみて気分の悪くならない人はいわゆる普通の人にはまずいないと思います。届いたところですぐに開封するつもりはありません。また怒りと悔しさのマグマが噴火すると同時に気力が失せるだけです。5年ぐらい過ぎたら開封する気力が湧いてくるかもしれません。開封するだけの気力が湧いてきた時に開封するつもりです。

 労働者派遣法は、大企業や巨大な組織体が、組織に都合の良いように労働者を安く便利に使い捨てるための労働法制。派遣会社というフィルターを通すことによって、大企業や巨大な組織体の責任は非常にみえにくくなります。全てが大企業に都合のいいように実にうまーくつくられています。そんなこととは知らず、まんまとはまりながら10年以上もがんばって働き続けてしまったサクラの呆気ない結末。心の血を流しながら、派遣先であった青空と緑株式会社という大企業で心身をすり減らして働き続けたサクラの呆気ない結末。「働き続けた自分が悪いんじゃないか。」そう言われればそれまでです。この言葉にサクラはずいぶん苦しんできました。自分が悪いんだ。一生懸命に働き続けてしまった自分を責めました。一生懸命に働かない人を非難する社会が一生懸命に働いてきた人を非難する。労働者派遣法は全てを労働者の自己責任として結実するようにつくられている、実にドライで残酷な仕組みです。

 2015年9月11日に改正労働者派遣法が可決成立したことによって、タテマエとしては残り続けていた一般職の常用代替という最後のタガは外されました。大企業は禁止業務以外はなんでもありの労働者を使い捨てにし放題。○○急行という会社でさえ、アウトソージング・業務請負・紹介予定派遣の三点セットをうたった派遣事業に乗り出しているのかと唖然としてしまう広告をみかけるようになりました。派遣会社に登録する人がゼロになればいいのに、そうしたら派遣会社なんかつぶれてしまうのにと思うサクラは、タテマエだけの雇用主であった大手派遣会社であるみずうみ株式会社ときっぱり縁を切りました。「ハケン」は今どんな状況になっているのでしょうか。サクラと同じように一生懸命に派遣先で働いた挙げ句、なんの補償もないまま放り出されて悔し涙を流しながらどうすることもできない人が今日もいるのでしょうか。

 あなたが同じ状況に置かれた時どうしますか?「働き続けた自分が悪いんだよ」って社会から言われたらどんな想いがしますか? サクラは今も心の中で叫び続けています。

 
ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 労働局から特定記録で「親展... | トップ | 労働局から分厚い封書が届く »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。