運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

安心と信頼の作り方

2013年12月01日 00時41分17秒 | 日記

不信感が募る時って、噂話に惑わされたり、知識に囚われたり、意外と心が偏っている時に起き易いかも?

人としてバランスの良いこころ使い。
これが感情や情報過多で出来そうで出来ない。

どんなに法律で固めても、人の口に戸は立てられない様な…

理性で自分の心の動きをコントロール出来て居る時は良いのですが、人からの刺激で心が不安定になったりして。

法律よりも信頼関係を作る、裏切られても動じない。これが本当の男の強さでは。

 

信頼の構造: こころと社会の進化ゲーム
 
東京大学出版会

目次

序章
第1章 信頼のパラドックス
レモン市場問題/社会的不確実性と信頼/第1のパラドックス/第2のパラドックス/第3のパラドックス/情報に対する敏感さ実験/「見極め実験」
第2章 信頼概念の整理
「信頼」の多義性/自然の秩序と道徳的秩序に対する期待/能力に対する期待と意図に対する期待/信頼と安心/社会的不確実性と用心深さ/一般的信頼と情報依存的信頼/人格的信頼と人間関係的信頼/信頼概念のまとめ/信頼と信頼性/ふたたび信頼のパラドックスについて
第3章 信頼の「解き放ち」理論
カプセル入りの自己利益としての信頼/安定した関係が育む信頼/信頼性への還元アプローチの限界/社会的不確実性とコミットメント関係の形成/コミットメント関係/やくざ型コミットメント関係の形成/プルイットとキンメルの目標/期待理論/応報戦略/アクセルロッドによるコンピュータ・シミュレーション/関係の固定化による社会的不確実性の低減/コロックによるゴムと米取り引きの分析/ゴムと米の取り引き実験/ネットワーク型囚人のジレンマ実験/取り引きコストと機会コスト/関係の呪縛からの解放者としての信頼/「選ばれる」特性としての信頼性と、「選ぶ」特性としての信頼/誘因の存在と意図的行動
第4章 安心の日本、信頼のアメリカ
日米比較質問紙調査/一般的信頼の日米比較/コミットメント関係の重要性/評判の重要性/正直さと公正さ/日米比較調査のまとめ
第5章 信頼とコミットメント関係の形成
第1実験/比較文化実験と比較社会実験/実験の目的/実験の内容/結果/部外者に対する信頼の低下/第2実験/実験の内容/結果/理論との関係/第3実験/行動を使っての信頼の測定/分配委任実験/結果/実験の意味について
第6章 社会的知性としての信頼
結果による選択/社会的環境/ゲーム・アプローチ/進化ゲーム・アプローチ/ミッシング・リンクを求めて/お人好しの効用?/高信頼者は情報に敏感/依存度選択型囚人のジレンマ実験/依存度選択型囚人のジレンマ実験の結果/「見極め」第1実験/「見極め」第2実験/社会的知能と一般的信頼/信頼発達の認知資源投資モデル/ふたたびミッシング・リンクについて/信頼は不要か?
終章 開かれた社会の基盤を求めて
進化ゲームと共進化/信頼と社会的知性/信頼、信頼性と社会的知性/個体内での均衡と個体間での均衡/安心の提供とネットワークの拡大/信頼の崩壊と安心の崩壊/安心の信頼への主観的な変換/現代社会と安心と信頼

 


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