青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

理想的な首長像

2016-06-30 | 議員活動
 何年か前、首長の資質に関して、こんなことを記事にした。

 国の関係団体が発行したまちづくりの本の中に、こんな言葉がある。

≪当選した人が首長にふさわしいかどうかは分からない。

 選挙は、集票の多少の勝負であるが、より多くの票を集めて当選した人が、首長の任にふさわしい人物であるかどうかはわからない。

 公選制とは、選挙で選ばれた人を首長とみなすことであって、当選した人が首長としてふさわしい資質・見識・能力を持っていることを必ずしも保証するものではない。そうであるかどうかは、実際に首長としての仕事をやってみなければわからない。

 人気があって当選するにしても、また立候補者の二人ともが不適格な場合であってもどちらかは当選するが、結果として「民意を託するには値しない首長であった」ということもある。これは選挙によって人を選ぶことに伴うリスクの一つである。≫



 そして、2011年11月にはこんな持論を唱えた。

 ≪まとめ≫ これまで挙げた「理想的な首長像」を短くまとめておきたい。

●まず体が健康体で、
●笑顔は決して作り笑いではなく、人を和ませ、
●人の話に耳を傾ける誠実で素直な性格を持ち、
●行政運営においては悪人の声は一切聞かず全て排除し、
●健全な人からの助言や諫言には素直に耳を貸し、改めるべきは素直に改め、
●知性と品性にあふれ、
●発想が柔軟なアイデアマンであり、
●住民の生の声を真摯に聞く姿勢とそれをメモに書き留めておこうとする姿勢をもち、
●組織の危機には適正な指導力を発揮し、
●部下である職員の意見に率直に耳を傾け、それを自らの過ちを改めるよき指針とも為し、
●政策は先見性と先進性に富み、
●何事にもここぞという時に決断力を発揮し、
●それでいて自制心と見識をもち、
●財政情報は住民から厳しい批判を受ける前に自らが自分たち執行機関に不利な“負”の指標の全貌も全面公開し、
●行政と議会は二元代表制を基に両者が抑制と均衡を保持しながら並び立つものだとの基本認識を忘れないでいて寄り添わず、
●議会の答弁ではウソ偽りは言わず、
●コンプライアンス(法令順守)精神に富み、国の法律はもちろんのこと自治体の条例・規則も厳格に守りながら真実を以って説明責任を果たし、
●改革精神に富み、
●選挙では金品を配るなどの公職選挙法に違反する行為は一切せず、又、利権を目的に選挙に出馬するのではなくて、純粋に「このまちが良くなってほしい」と願ってまちの企業や団体などの勢力の助けも得ずに立候補し、
●当選後はすり寄ってくる企業や団体などとの悪しき利害関係を排除する勇気を持ち、
●「人の上に立ち、人を束ね、正しく向かうべき方向を指し示し、人を動かす」ことができる、そんな人物。


 私はこんな人物が地方自治体の首長になってほしいと思っている。(ま、こんな立派な人物が世界どこを探してもいるわけないか)

  首長職の基本は、日本国憲法と地方自治法、そして自治体で制度化するいろんな条例・規則・要綱を守ることである。よって、この程度の自治体の基本たる法令も順守できない利己的な人間は、首長に選んではならない。それは、そんな無法な政策が実行されることによって、知らん間に住民自らが損失を被っているだけだからだ。

 「庶民は泣きをみる、その陰で肥えるのは政治家だけ」。そんなことに手助けするのは、もうやめようではないか。

 利権ばかりで住民生活を考えない無能な候補しか出ていない首長選の時には当然、白票で投票すべきだ。



 (追記)室戸市議会は今日30日が閉会日。閉会後には10月31日~11月2日と決まった行政視察先を決める予定です。私も委員長として務めを果たすべく視察先をいくつか提案してまいりましたが、委員6名の賛同を得られず、困っています。再度、別の視察先を提案しますが、さてどうなることやら。


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室戸市が自然公園法の審査指針を無視

2016-06-28 | 議員活動
 昨日に続き、室戸市議会6月定例会における私の一般質問と答弁の続きです。

 
 <1、「観光地室戸岬に関する将来展望について」・・(2)「室戸岬に土産物店がない観光地の欠点について。

 (谷口の一回目の質問)

 先の議会の一般質問において室戸岬に土産物店がない観光地の欠点について次のように改善を求めました。

 【室戸市民がどこの観光地に行ってもそうであるように、室戸市内の観光地においでになる観光客の皆さんもみんな、そこでお金を使うつもりでやってきます。でも、室戸岬にも吉良川町の古い町並みにも「土産物店だ」と自慢できる程の店はありません。これは室戸市の重大な欠点ですが、それでよいのか。民営か市営かは問いません。室戸岬の国道沿いに地場産品も並ぶ土産物店ができるよう検討し、実現させてほしい。それともこのままでよいとお考えか】。

 こう提案し、決定権のある市長の所信をお伺いしました。

 この質問に対し、決定権のない担当課長が出てきてこう答弁された。簡潔に言うと、こうです。

 「室戸岬周辺は、国定公園だから、新たに建物を建てることは困難な区域になっている。現在、観光協会が土産物を販売しているが、気付いてくれないので、大きな目立つ看板を立てると聞いている。室戸岬のホテルや、室戸岬ではないが、ジオパークセンターにも「とろむ」でも販売しています。今後とも室戸に来た観光客に立ち寄ってもらえるような取り組みについて関係者と協議する」。

 こういう答弁でした。

 問・三月議会で室戸岬に土産物店がないという懸案事項について市長に質問しましたが課長が答弁されたので、もう一度、市長にお伺いします。

 室戸岬に土産物店がない点を観光客から指摘を受け続けてきましたが、その室戸岬に土産物店は必要ないとお考えでしょうか。「必要だと考えているが法律の規制があって建設できない」とお考えならば、その法的根拠をお示し願いたい。


 (市長の答弁)

 現在、新しいホテルがオープンし土産物を買えるようになっているし、市内ではキラメッセ室戸の楽市や「とろむ」などで土産物や特産物が販売されています。

 (課長の答弁)

 室戸岬は自然公園法の特別保護地区ですので、建物の新築はできないことになっています。


 (※谷口の所見)

 まず市長答弁についてですが、まるで子供に質問したような答えです。つまり、「観光客も無理に室戸岬で土産を買おうとしなくても、ちょっと西に行けば売っているところがあるじゃないか」と言わんばかりで、話になりません。

 私の質問は、市長や観光課の職員ら公務員の皆さんがこの室戸岬の欠点に気付いておりながら放置しているから、「室戸岬に来られる観光客の皆さんから『この室戸岬は土産物店がないですね』という声が寄せられている。だから、室戸岬に土産物店を整備する必要がありますよ」と進言したもの。

 この答弁なら、市長が「私は室戸岬に土産物店ができたら室戸市が整備して営業を委託してある道の駅・楽市の商品が売れなくなるから施設を作らないんだ」と答えてもらったほうがまだ理解できます。そう答弁せず、「岬のホテルや他で売っている」なんて、一言で言って横着な答弁だ。

 皆さんも一緒にお考えいただきたい。

 市長は「市役所が土産物店を作らなくても、岬のホテルに土産物は売っている」と答弁したが、観光客はそこに買いに入りません。なぜなら、そこに泊まっていないからです。皆さんは観光客として泊まってもいないホテルに堂々と入っていって土産物だけ買って出てこれますか。入れないとは言えませんが、10人のうち、7人や8人はホテルに入らず、別の土地に行って買おうとするでしょう。入るときに躊躇する施設には大半の人は入りません。でも、室戸市長と観光ジオパーク課長はそういうホテルに堂々と入って行って、みやげを買ってくるということです。じゃなかったら、市長たるもの、この答弁はおかしい。不遜な態度と断じてよい。市長は室戸岬に来る観光客の皆さんに対して「室戸岬のあのホテルに行って買ってくればよい」と言っているんだから。

 室戸岬に来られた観光客の皆さんが「この岬には土産物を売っている店がないですね」と言って不満の声を挙げていて、これも室戸市の観光政策の欠点の一つなんですが、市長は「岬にそんな店はいらない」んだそうです。思うのは、このような市長ではいくらジオパークと言ったって、力点は建設業者の仕事づくりに置かれ廃校の改修工事などに予算を投資し続けているんだから、室戸市観光の原点である室戸岬への観光客の関心は薄れて行くのは必至でしょう。

 次に課長答弁についてですが、市長も課長も自然公園法についてあまり詳しく勉強せずに答弁していて、この点は再質問で詳細にお教えした。


 (谷口の再質問)・・・(小松市長にはこの再質問の直前、自然公園法に係る審査指針が書かれた資料を渡した上で質問を行いました)

 一回目の答弁をお聞きしても問題が解決したとは思えませんので、ここから更に詳細に質問をしてまいります。

 三月議会でも今議会でも「国定公園だから室戸岬に新たに建物を建てることは困難」と答弁しましたが、その点についてもう一度説明させて頂きます。

 実は私は、今から二十年ほど前の地域雑誌を出版していた平成7年6月に、室戸岬の民宿の経営者から「増改築したいがそれもままならなくて、困っている」というお話を聞きしたことから、確認の意味もあって県自然保護課へ取材に行き、その内容を基に特集を組んだことがあります。これがその本ですが、この中の自然公園法の法的根拠を記載した記事をかいつまんでゆっくり説明していきますので、よくお聞き下さい。


  
 (※1995年(平成7年)7月に発行した地域雑誌『あおぞら』第58号では、「荒ぶる土佐の室戸崎」と題して大特集を組み、国の自然保護法に係る環境省の審査指針を上のように紹介した。それは今から二十一年も前のこと。改めて室戸市議会の質問の中で示した)

 室戸岬突端のホテルや旅館、民宿の建物が増改築できなくなったのは、昭和39年6月に「室戸・阿南国定公園」の指定を受けた時からで、その指定において、特に岬突端部分は「特別区域」ではなくて「特別保護地区」として規制されることになりました。

 この「特別保護地区」は自然公園法第18条の第3項において、「特別保護地区においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあっては環境庁長官の、国定公園にあっては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない」と規定され、この第1号に「第17条第3項第1号から第7号まで、及び第9号に掲げる行為」とあります。この中の第1号を見ますと、「工作物を新築し、改築し、または増築すること」と規定されていました。

 平成7年6月のその地域雑誌の特集を組む前に取材した県の担当職員は、更にこう説明された。

 「この規定を基にわれわれ県が許可する基準、判断基準は何かというと、この自然公園法の審査指針です。「第1・工作物の新築、改築または増築」の「1・建築物の新築、改築または増築」にはこう書かれています。

 「一、次の各号に掲げる地域におけるものは、建築物の態様、目的の如何に関わらず許可しないものとする」。

 さて重要なのは、ここからです。

 「但し、既存の建築物の改装、建て替えのため、若しくは災害復旧のために従前の建築物の規模を超えない新築または学術研究その他、公益上必要と認められる建築物であって、当該地域以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築、改築若しくは増築にあってはこの限りではない」と規定されています。

 この部分を分析しますと、「既存の建築物の改築及び建て替え」、「災害復旧のための新築」、「学術研究その他、公益上認められる建築物」とあるように、公益上必要なものや、これまであった建築物等については、必ずしも許可しないというわけではないということです。

 そして、「この限りではない」ということは、「許可できる場合がある」という意味です。

 さらにそれらの規模についても、自然公園法の審査指針にはこう書かれています。「第1の二、個別的事項の2」に、「従前有していた機能を復活させるため、やむを得ず規模が多少超えることとなる場合も含むものとする」と、建物改修においての取り扱いに例外も許すと規定されています。取材の最後に県自然保護課公園班の職員は次のように説明してくださいました。

 「参考のために説明しておきます。今までお話ししたのは、『申請に対する許可』という行為についてでしたが、もう一つ、『公園事業』というのがあって、私ども県の自然環境保護審議会やあるいは国の審議会に諮問をして、その『公園事業』の中にはホテル、旅館、民宿などの宿舎経営についても含まれているが、そういう公園事業に位置付けた場合は、先のような許認可の規制以上の建物が作れる場合もあります。
 自然公園内というものの一つの観点は、「保護」です。要するに“自然は大事だから守っていこうよ”ということです。もう一つの観点は、“素晴らしい自然だから皆さん見に来てください”という、「観光」的側面です。いわば、「自然利用」です。以上のように、お問い合わせの件については、建て替え、改築、増築は可能で、他についても許可できる場合があるということです」。

 県自然保護課の職員はこのように教えて下さいました。県に取材して雑誌に掲載した記事は以上です。

 県の説明をまとめますと、

●国定公園の室戸岬周辺の建物に関して、新築し、改築や増築する時には、高知県知事の許可を受けなければならない。

●室戸岬突端の特別保護地区においては、建築物の態様、目的のいかんにかかわらず、許可しない。

●但し、「既存の建築物の増改築」のため、「建て替え」のため、「災害復旧」のための新築、または「学術研究など公益上に必要と認められる建築物で、室戸岬以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築、改築、増築」は、この限りではない。

 ・・・ということになり、この中の「公益上に必要と認められる建築物で、室戸岬以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築」は許可されると理解できます。

 この点において、3月議会で担当課長は自然公園法の内容について詳細に認識しないまま、「国定公園だから新たに建物は建築できない」と答弁したものだと言えます。

 依って、「室戸岬は国定公園だから土産物店の建築は困難だ」と課長は言い切りましたが、二十年前から室戸岬に新築であっても、公益上に必要な建築物ならば県知事は許可することもあると私は考えています。

 二点目・そこで、市長にお聞きします。

 先ほども申したように、自然公園法の審査指針によれば「公益上必要と認められる建築物であって、当該地域以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築、改築もしくは増築にあってはこの限りではない」、つまり、「許可できる」と規定されています。これによれば、室戸岬の特別保護地区への公益上必要な建築物の新築は法的に許可されると私は考えています。この自然公園法の審査指針について、市長にご所見をお伺いします。
 
 以上で、一回目の質問を終わります。                                              

(市長の答弁)

 本市としては、土産物店を整備する考えはありません。

(課長の答弁)

 自然公園法の特別保護地区においては、県審議会に承認された公園事業以外の建物の新築はできません。増築と改築は可能ですが建物を新築することは不可能です。


(※谷口の所見)

 この再質問の直前に掲載した自然公園法に関する審査指針の資料を市長にお渡しした上で再質問を行いましたが、市長はその審査指針を見もせず、そして答弁を指示した観光ジオパーク課長にも渡さず無視しました。

 つまり、市長は3月議会の私の質問に対して「自然公園法により、室戸岬に建築物を建てることは困難」と突っぱねてあったものを、思いもよらず、私が自然公園法に関係する資料の中から「学術研究など公益上に必要と認められる建築物で、室戸岬以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築、改築、増築は、この限りではない」という自分たちも全く知らなかった審査指針を引っ張り出してきたことから驚き、俯いてしまいました。

 課長も、「環境省の自然公園法に係る審査指針では、室戸岬へのある一点に限り新築は可能である」と私が再質問で明確にしたにもかかわらず、「ハイ、室戸岬に建物を新築することは不可能です」と言う。

 3月議会が「困難」、6月議会では国の方針を説明したにもかかわらず、課長は答弁を変え、今度は「不可能」と判断を下した。

 「困難」と「不可能」とではまったく意味が違うが、この言葉の意味の違いなど関心がないようでした。

 
 私は室戸岬のすぐ近くに生まれて子供のころから室戸岬に慣れ親しんできましたので、室戸岬から20キロも遠く離れたところに生まれた市長の何倍も室戸岬が好きです。だから、本当はたくさんの人が来て室戸岬を荒らされたくない気持ちもあります。でも、多くの人たちに私と同じように岬を好きになってもらいたい気持ちもあります。

 そんな平成2年、「室戸を元気にしたい」との思いが募り地域雑誌を発行する仕事を始めました。その翌年、室戸岬の地質を観光に活かせないかと考え、大特集を組みました。その後、その本や平成8年に再度発行した地質大特集号が国交省の人たちや日本の地質関係者の目に留まり、高く評価されました。そうして、長く「室戸市は地質を観光に活かせ」と提唱してきました。

 それもこれもすべてが愛する室戸岬のためでした。だから、室戸岬の風景を汚すものはいらないし派手な施設もいらないと思っています。しかし、広く観光客を呼んでおきながら、来たらがっかりさせるようでは、役所としては情けないではないか。

 県外や海外から来られる観光客の皆さんはいまだに「室戸岬は何にもないところですね」と不満を漏らしています。行政は「ジオパークと言えば人は来てくれる」と思っていますが、観光客は違う見方をしていて、「土産物を売っている店はないし、海岸以外には何にもない」と思い、2時間もすれば帰っている。

 これは消費者と商売人の関係に似ている。商店の経営者は「この商品を売りたい」と思って売り場の一番目につくところにその商品を置きポップでアピールする。でも、消費者はその商品を見て、「これは美味しいかもしれんが、ちょっと高いし大きすぎる」と思って、隣にある手ごろな値段のちょうどいい大きさの商品を買ってゆく。それが売れ筋になってしまう。こんな例はたくさんあります。消費者の思いを理解しようとせず、自分の思いを消費者に押し付ける例が。

 ここで大事なのは、“売り手の目線”ではなく、売り手の人間が“買い手の目線”になること。そうすれば、売れ筋の商品が解るし、やがて売りたい商品の売り方も発見できるようになる。

 これと同じように、観光客の思いを理解しようとしない行政では、観光地室戸岬の発展はないということです。

 そして、室戸岬の地質に係るジオパーク事業をやってるからって、それが室戸岬自体の発展だとは言えません。

 だからこそ、「観光客をもう1時間でも2時間でも足止めできる最低限の施設環境の整備は行うべきです」と議会でお教えしているんですが、建設業者の発展には関心があっても室戸岬の発展には全く関心がないみたいです。

 ま、13名の議員がいる市議会ですが、そのうちの10名前後は与党ですので「市長、おかしいぞ」と正す議員は少なく、市長のこの政治姿勢は引退するまで変わらないでしょうね。

 そして私が議会からいなくなったら、市議会や室戸市の巷でこういう政治の本質を述べる議員もいなくなり、それからは又、相も変わらず市民不在の市政運営と議会運営が続くことになる。これは間違いありません。

市民の代わりに市政に厳しくものが言える人はどこにいるの? 「市民の代表」って、いったいどこにいるの?


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自治体と補助団体が同居し、事務と予算をやり取り

2016-06-28 | 議員活動
 室戸市議会6月定例会における私の一般質問と答弁です。

 問題山積の室戸市の問題点を何点か突き、改善を求めたものです。「改めます」という答えは聞く前から無いと分かっていましたが、市長がどう突っぱねるかを確かめるためにあえて質問したもの。問題点を改めず、違法事務を改めず、公約違反を改めず、これまで職を務めてきた市長です。これからも任期が切れるまでそうすると思っています。

 では、ここからは今回の質問の中から、室戸市が「室戸ジオパーク推進協議会」という補助団体とどのような関係にあるのかを室戸市民の皆さんに知っていただくため、その点を指摘した質問部分を公表させていただきます。

 順序は、まず「質問」があり、続いて市長と担当課長の「答弁」があり、そのあと、私がその答弁に対して「所見」を述べます。


 <1、「観光地室戸岬に関する将来展望について」・・・室戸岬への重点投資について

 (谷口の質問)

 私もかつては室戸市や周辺の東部地域全体を元気にしたいと思い、地域づくり活動や地域雑誌で県内の魅力を広く情報発信する活動を続けてきました。本市の観光振興についてもずっと考えてきて、その観光の本拠地室戸岬の地質を観光に活かそうと世に訴えてきました。やがて本市はその地質観光事業に取り組み、市内の地質は世界ジオパークに認定され事業に取り組んではいます。ですが、どう考えても、本市が観光拠点として室戸岬に力点を置いているとは見えません。

 例えば、本来は本拠地に置くべき施設なのに、ジオパーク関連施設として遠く離れた場所にそれを作ったこと。

 また今度は更に遠く離れた場所に観光関連施設と言って施設を作ろうとしていること。

 そして、室戸岬に土産物店がない欠点を私が問題視すると、「土産物はとろむやジオパークセンターで売っている」と態度を表明したこと。

 観光客の皆さんへの配慮がないだけでなく、室戸岬への思い入れが薄いことも明確になりました。
 
 考えるに、観光地の活性化や振興は、そこにピンポイントで予算を投資して観光客を呼び込む施設や繰り返してイベントを開催するなどの工夫がないと効果が出ないことは、それに関わる人間ならば分かるはずです。観光地の室戸岬をもっと輝く観光地にしたいと思った場合には、室戸岬周辺の2キロ、3キロの区域に今以上の魅力を高める工夫をしてこそ、輝く室戸岬になると分かるものです。

 ですが、本市の取り組みを見ますと、今も申したように室戸岬の地質の魅力を知ってもらうためだといって観光地から7キロ離れた三津に施設を構えたし、今度はまたも観光地から9キロ離れた椎名に県外団体の研究を支援するために施設を構えようとしています。これらはすべて、観光振興の名を借りて廃校を改修するのが目的であることはどなたにもわかります。そして次のターゲットが三津小学校の校舎であることも。

 旧椎名小学校改修の件も、ミニ水族館で観光だとし市民の批判があってもなお事業計画を進めていますが、これも、市の予算節約のためと地域住民のために防災コミュニティーセンターを高台に新たに建設すれば地域の問題点は解消されるだけでなく、3億円や4億円は安く済みます。その一部で1億円、2億円と聞く費用で旧校舎は取り壊し、用地も地権者に戻せば将来的に言っても予算の節約となり、市民生活に効果を及ぼすのは歴然としています。

 又、市民の税金を使って県外団体の支援など行う必要はなく、市の財政の原資である国民の税金、県民の税金、市民の税金は市民と地元経済の活性化、市民生活の向上、そして観光振興などのために大事に使うべきです。簡単に言うと、校舎の改修は必要ないということです。

 お考えいただきたいが、観光地の室戸岬がここ三十年の間に周辺地域が整備されて見違えるようになったといえますか? 言えないでしょう。市長は観光客が増えたと発言されたが、公表されている室戸市への観光入込客数の中の「県内」の数字には、カウンター計測している室戸岬など市内の観光地を車で通過する室戸市民の数もカウントされていて、実数ではありません。それは、室戸ナンバーの車は無く、判別不可能だからです。

 話を戻しますが、「室戸岬のジオパークですよ」と世に訴えながら観光振興事業の実態が岬周辺に重きを置いておらず、予算も投資しないから、改善されたのは観光案内板、遊歩道、展望台ぐらいで、一向に良くなりません。観光に関して為すべきは、もっとピンポイントで重点投資をすることです。さすれば改善できる部分があり、実効性はきっとあるはずです。

 ジオパーク事業が始まった平成20年以降も、市外や県外にPRすることによって観光客も増えてはいますが、一企業がホテルを開いたとはいえ、観光客を足止めする環境整備は全くと言っていいほど充実していません。

 加えて、弘法大師修行の場として名高い御蔵洞の入り口付近が落石するということでここ何年も前から立ち入り禁止になったままで、昨年11月の落石もあって洞内を見学できないことから、観光客の顰蹙を買っています。あの所管は県なのか国なのか、本市も昨年度当初予算の社会教育費に調査費50万円を組んでいますが、何年経っても落石防止事業は行われないまま放置された状態です。政教分離とはいえ、観光振興事業は自治体の“商売”。落石危険で立ち入り禁止となった時点で国や県に即時着工を強く求めたとは考えますが、本市があの場所を観光振興にとって大事な場所だと重きを置いていたら、すでに工事は終了し、お遍路さんや市外から来られた観光客の皆さんに空海修行の場を体感していただくことができたのではないでしょうか。

 この点から見ても、ジオパークと口々に言っている割には、如何に国や県や市が観光地である室戸岬自体の発展に重きを置いていないか解りますが、三津や椎名の廃校利用よりも、室戸岬が大事です。

 平成3年から提唱し続けてきた地質観光構想が平成20年にようやく本市において事業化されました。それ以降、ジオパーク事業は間違いなく室戸岬と新村海岸から恩恵を受けていて、室戸市はこれから二十年先、三十年先までこの室戸岬を一番の拠りどころとして観光政策を推進してゆくことになるのは間違いありません。なのになぜ、その本家本元の拠点である室戸岬をこれほど軽(かろ)んずるのでしょうか。なぜ室戸岬に重点投資しないで、遠く離れた土地にばかり投資するのでしょうか。

 自然公園法などの規制があろうとも、市長も市職員の皆さんももっと室戸岬について深く考え、岬周辺が良くなるように悩み苦しむべきです。

 問:お聞きします。観光地である室戸岬にピンポイントで投資せず、観光客がおいでになる観光地から遠く離れた土地になぜ重点投資し続けるのか、その理由をお聞きします。又、もっと室戸岬に予算を投じて施設環境を充実させ来られた観光客の皆さんに喜んでもらおうとする考えはないのか、市長にお伺いします。

 (市長答弁)
 ジオパークセンターの設置場所や規模は有識者のジオパーク施設検討委員会で議論され、「岬周辺に観光施設を集中させずに分散化させるべき」との結論が出され、現在地に決定したもの。現在、ジオパークセンターは県東部の重要な観光拠点として位置付けられている。

 また、岬周辺の施設整備については昨年、新しくホテルがオープンしたし、海岸の案内板や説明版の充実、遊歩道整備も行った。ジオ・ガイドの利用者も増えました。>


 (※谷口の所見)

 市長と観光ジオパーク課長が考えて答弁書を作成した割には、答えになっていない。私の質問は、「観光地である室戸岬にピンポイントで投資せず、観光客がおいでになる観光地から遠く離れた土地になぜ重点投資し続けるのか、その理由をお聞きします」。つまり、これは「観光地である室戸岬になぜ、重点投資しないのか」と問うたもの。それに対する答弁を頂けませんでした。どうも市長も課長も、事前にお渡しした質問原稿の文意が読み取れなかったようです。

 つまり、「遠く離れた土地に」というのは、「観光地から7キロ離れた三津に施設を構えたし、今度はまたも観光地から9キロ離れた椎名に県外団体の研究を支援するために施設を構えようとしている」こと。

 ジオパークセンター建設は「施設検討委員会が決めたことだ」と言いたいようですが、それは明らかに責任逃れのウソだ。最終決定権は市長にあるし、ジオパークセンター施設に関しては事業検討段階の当初に市長の方から、「遊休施設であるこの東中学校の校舎を地質関連施設にしたいので」と要請して始まっている。つまり、市長の思いに沿って検討委員会の委員らは地質関連施設にしただけのものだ。

 だったら、組織のトップとして、「観光客がおいでになる観光地から遠く離れた三津の東中学校や旧椎名小学校に投資する理由」について、堂々と答弁すべき。そして、自分がこの改修工事を行ったことに対する全責任を負うことです、この施設が存在する遠い将来までも。

 市長自身は「答弁をはぐらかしてやった」つもりらしいが、私は「また始まった」ぐらいにしか思っておらず、腹も立たない。まるで子どもだ。首長として議員の質問に正面切って自分の所信を誠実に述べることが出来ない場合、「得手が悪いから逃げている」とそしりを受けても仕方がないだろう。


 <2、「本市と補助団体との関係について」

 (谷口の質問)

 問・本市が市内の団体を補助金で支援している「財政的援助団体」、つまり補助団体ですが、これは商工会や観光協会、シルバー人材センターなどがあり、その中に室戸ジオパーク推進協議会があります。この補助団体の会長が、補助金を支出する自治体の長である小松市長という点において、公正といえないのは明らかです。

 その一例として、今年3月の馬路村議会において、馬路村長が村の補助団体である林業三団体の組合長を務めている点について、議員から「補助金の“受け手”と“出し手”が同じなのはおかしいじゃないか」の兼任批判があったことや、その団体への補助金が増額された点が問題視され、当初予算が否決され、直後に村長は辞職するという出来事がありました。

 室戸市もそれによく似ていて、市長が市内の補助団体であるジオパーク協議会の会長を兼任しているのは不適正だし、28年度の補助金も26年度までの10倍の6800万円に跳ね上がったことは問題です。

 そこでお伺いしますが、市長が民間の補助団体であるジオパーク協議会の長を兼務しているのは適正ではありません。この会長を退任することについてお伺いします。

 (市長答弁)

 現在、世界認定を受けた全国七地域においても自治体の首長がジオパーク協議会の会長を兼務している。私に会長を退く考えはなく、これからも私が会長を続けていきます。>


 (※谷口の所見)

 「他の自治体の首長が会長を兼務しているので、私も会長を続ける」ということです。いわば、「他の人がやっているから俺がやってもいいじゃないか」ということ。他の人がウソをつくから私がウソをついてもいいじゃないか」とか、「他の人が盗人をしているから私が盗人をしてもいいじゃないか」と言ってるのと同じことで、そこに“自分”というものがない。そこに“自分”の判断がない。(※この“自分”の文意も理解できないかも) 

 本来なら、「他の首長は協議会の会長を務めていますが、私は議員が言われるようにこれは適正な組織関係ではないと考え、会長を辞します」とか、「協議会の会長を首長が務めることはあまり良いことではないと認めますが、一般人では運営がおろそかになるのは間違いないので、今後も会長を続けさせていただきたい」と議会に要請すべき。そうすれば、議員も市民も少しは理解を示すのではなかったか。

 であるのに、答弁は自分がやっている間違いを悔い改めるということがない、いかにも公務員的発想だ。大きな組織の中なら、ちょっと突っぱねればなんだってごまかしがつくと思っている。

 何度も言うが、自治体の財政の「出し手」と「受け手」が同じ人物であるということはどなたが考えても、不適正であることは揺るがない。

 小松市長は議論して自分が言い勝ったつもりなんでしょうが、ここまで内幕をばらされ市民に向けて広報されたら、明らかに市長の負けです。

 (谷口の質問)

 問・次に、ジオパークセンター二階の観光ジオパーク課の部屋には、室戸市が補助金を出し監査対象でもある補助団体「室戸ジオパーク推進協議会」が同居していて、これも不適正な組織の在り方であることは明々白々です。

  

 つまり、年間7000万円近い補助金を支出する側とその補助金を受ける側が一つの部屋でお金や事業内容についてやりとりするのはどなたが考えても健全な組織形態ではありません。この部屋でなく、ジオパークセンター内に別の部屋を構えそこに移動させるなどの処置をすべきですが、市長のご所見をお伺いします。

(市長答弁)

 室戸市とジオパーク推進協議会は、ジオパーク事業を推進するという同じ目的を以って取り組んでいるので、効率的に事業活動を推進していくため、同じ部屋の中で仕事をしています。但し、行政経費として支払うものと団体経費として支払うものを分けて取り扱う必要があることは、ご案内の通りです。>


 (※谷口の所見)

 取って付けたような理由と言うか、言い訳というか。これも笑っちゃうような回答でした。いくら組織の在り方を私が議会でお教えしても、これじゃ、どうにもなりませんね。

 「ジオパーク事業という同じ目的を以って取り組んでいるから、効率的に事業を推進してゆくため」だそうですが、自治体と補助団体が同じ目的を持っていたり効率が上がるならば同じ部屋で仕事をしてもいいのか、ということです。

 効率が上がることならその行いが悪いことであってもやってしまうということになるし、何よりも悪質なのは、「俺には都合がいいことだから」と言い張るその性格。誠実さのかけらもない。

 この関係は正しく“不純異性交遊”そのものですが、40年余りも役所で仕事をしてきて、この程度のことがなぜ理解できないんでしょうね。


 「行政経費として支払うものと団体経費として支払うものは区分して取り扱うことは、ご案内の通りです」と答弁したことには、聞いていて「組織建ての本質や物事の本質が解っていない」と思ったものです。こういう行為こそが、まさしく“どんぶり勘定”そのものだと気付いていないところが、役所らしいし、政治家としても愚かです。

 会社経営をされている方ならご理解いただけると思いますが、こういう発言は行政経費と団体経費が一つの机の上にのせられて仕事をしているからからこそ出てくる答えで、分けて業務を行っていればこういうでたらめな答弁はしないものだ。ということは、「分けて業務をしていません」と白状したようなものだ。

 「市からでした補助金は協議会が適正にやっています」と言ったつもりの答弁だったろうが、実質的には「適正にやっていません」と答えたことに全く気付いていない市長も市長、課長も課長。愚かです。

 それと、「ご案内の通りです」といはいったいどういう意図で答弁書に書いたのか。答弁になっていない。

 室戸市議会ではよく市長や課長が登壇して、この「ご案内の通りです」なんて答えているが、ちゃんと答弁すべきだ。「ご案内の通りです」とは、「議員もその点は解っているだろう」という意味の実に横着な答え。「わかっているだろう」ではなく、自分たち市長や執行部が解っていないから「解っているのか」と質問を受けているんだから、「私は解っています」とはっきりと答弁すべきだ。

 だから、この答弁も「行政経費として支払うものと団体経費として支払うものを分けて取り扱う必要があることは、よく理解しています」だ。

 答弁書を書いているときには、議員に言質を取られないように誤魔化すことにばかり苦心していないで、その文章の意味為す点や、質問に答えているかいないかもよく理解していないと、このように議会外で自分たち行政の仕事をしている者たちの姑息さがやり玉にあがることがあると認識すべき。

 為すべきは、「誠実」にウソ偽りの無い「事実」を踏まえ、謙虚な態度で答弁すること。これしかない。これ以外は、聞く人が聞けばウソも作為もばれる。

 また、答弁では「補助金を出している観光ジオパーク課と補助金を受けている民間団体とが【地質観光事業】という同じ目的の仕事をしている関係で、効率が上がるから同じ部屋で仕事をしている」そうです。

 正しく二つは“どんぶり関係”になっています。当然、こういう関係では、予算も“どんぶり勘定”になる。

 世の男女関係に似ています。本当は別々に暮らさなきゃならない二人なのに、同居なんかするから、あっちに手を突っ込みこっちに手を突っ込みして、やがて望んでいない子供ができる。あれといっしょ。

 観光ジオパーク課の財布の中に協議会が手を突っ込み、協議会の財布の中に観光ジオパーク課が手を突っ込むような不正はこの部屋ができた時からやっている、間違いなく。こういう組織形態では必ずそうなります。それを市長は「良し」として続けているんだから、話になりません。

 会長だったらユネスコのジオパーク世界大会で海外旅行ができるといっても、室戸市のトップとしては失格でしょう。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上、私の質問のほんの一部ですが、ご報告いたしました。「室戸市役所はこういうことをやっている」と少しでもお分かりいただけたら情報公開した甲斐があります。

 明日も他の質問についてご報告しようと思っていますので、またこの電子情報誌『青空エクスプレス』においで下さいませ。

 尚、全国の地方自治に関心が深い読者の方々も、「これは室戸市のことだ」なんて思わず、室戸のように皆さんの町や村の政治でも「住民にはわかりゃしないさ」って不正・不適正な事業や業務、無駄な公共事業を乱発しているだろうし、議会もその悪事に手を貸しているのは間違いありませんので、油断しないでいただきたい。

 決して自慢ではないが、論語の教えと上杉鷹山の教えを守り主張する「鷹山会」の私のように「ダメなことはダメなものです」とはっきりと言える議員は、そうそういるものではありませんのでね。



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議会報『青空新聞』2016年初夏号、もうすぐ発行

2016-06-27 | 議員活動
 議会活動も、常任委員会での審議が終わりひと段落し、あとは閉会日を待つだけですが、議会でも私だけはそうも言ってはおれません。

 議会後に市議会が発行している『議会だより』に掲載しなくてはなりませんので、一般質問を行った議員は原稿用紙(13段×20行)5枚に質問と答弁をまとめたものを提出する責任があり、その作業に数日かかります。これも簡単ではなく、5分か10分だけ質問した議員はそれほど質問内容を削除・割愛する手間はいりませんが、私のようにいつも50分の持ち時間のうち40分から50分使い切る議員は、この議会だよりの原稿を作成するときには、それは大変です。

 なぜかといいますと、質問のために書いた原稿の95%はカットしなくてはならず、その中で質問要旨を落とすことなく書いて仕上げ、答弁も質問に答えた核心部分だけを抜き出す。それで13×20=260字にまとめなくてはならないから、それは大変な作業になります。

 これも、23日に答弁書を総務課からいただいてきて、議会報『青空新聞』に6月議会での質問原稿を掲載する作業と並行させながら、何とか両方とも昨日、26日までに終えました。

 これで、議会報『青空新聞』の編集が終わり、あとは印刷してホッチキスで止めて、完成です。

  
 (今号の版下原稿。原版は新聞紙1ページのA2大。それを縮小し貼り合わせA3の大きさに仕上げ、印刷する)  

 こういう作業は手書きの地域雑誌出版をしていた時の編集で経験ずみだし、それに加えて議員一期目の平成16年に買ってきて始めたパソコンが威力を発揮します。勿論、最初はキーボードを叩くのもおぼつかないありさまでしたが、もう十二年になるので、新聞原稿を書くのもベテラン(?)。

 さて、今号の「初夏号」の内容ですが、私が室戸市議会6月議会で行った一般質問を掲載したページは三分の一ぐらいで、大特集として室戸岬の大事さについてとうとうと書き連ねた。きっと読者の皆さんには私が書いてあることについて、ご納得いただけるものと思っています。


 これは以前にも書いたが、私が発行している室戸市議会や行政の情報を伝える議会報『青空新聞』が今、大人気。

 配布している私の支持者の皆さんからは、「新聞が来るのを待っている」、「いつも楽しみに読んでいる」、「頑張ってね。応援しゆうきね」と好評ですが、配布していないそのお知り合いの方々からも「ほしい」「読みたい」との声をいただいていて最近では部数が不足している状態。だから、市職員に渡すのをやめようかと考えている。

 尚、この新聞を配布しているのは、先の平成27年4月の市議選で私を支持し投票してくださった(と思われる)方々にだけ配布していて、他の議員候補を応援し支持し投票したと思われる方々には配布しない、そういう“頑固な”新聞。

 投票してくださった方への感謝の意味を込め、作成するには苦心・苦労もするし制作するには時間もお金もかかるが、この4年間は欠かさず配布しようと行っている、私の議員活動。私に投票して下さらなかった有権者に義理はない。

 これは当然でしょう。他の候補に投票しておいて、議会が始まったら「谷口の新聞は面白い」とか「市政や議会のことを知ろうと思ったら谷口が発行している新聞を読めばよく分かる」とか言って、この議会新聞をほしいと思っても、それは道理に反します。

 だから、他の候補に投票した皆さんで市政や市議会の情報を新聞で知りたいと思ったら、あなたが投票した議員に言えばいい。「おい、俺はお前に投票したんだ。お前も谷口みたいに市政や市議会の情報を伝える新聞を作って持ってこい」ってね。

 但し、申しておきたいが、私のようにブログや新聞で世界中に室戸市政や議会の情報を発信するには勇気や度胸がないとできないことをお教えしておきたい。違法にならないこと、それでいて知り得た事実情報を暴露すること、持論を堂々と述べるということ。この点を踏まえて情報発信している限り、その言論は地域に非常に貢献できると信じています。

 法令を言うと、議員は日本国憲法第19条で規定されている「思想及び良心の自由は、これを犯してはならない」と、第21条で規定されている「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」や、刑法第230条の2「公共のがいに関する事実にかかり、かつその目的がもっぱら公益を図ることにあったと認める時は、事実の真否を判断し、真実であればこれを罰しない」などを踏まえて論説を行うかぎり、それは地域社会や地域の政治に対しての貢献度が高いと考えている。

 ましてや、その地域で一人だけとなると貴重であろうと考えるが、私が市議会からいなくなり市政の状況について伝えることをやめたら、それから後、誰が市政や市議会の状況を伝えるんだろうと思っている。たぶん、いや確実に、そういう人物はもう室戸市にいなくなります。それは私がいなかった平成23年5月から27年4月までの4年間でお分かりだろう。

 そうなると、今の市政や市議会では「市政や市議会で行われていることをあまり市民に伝えるな。それをやっている谷口はけしからん」という声や脅しがあるが、私はへっちゃら。「殺したければ殺せ」と思っているし「私が正義だ」と確信しているから、何にも怖くない。むしろ、「だれか殺してくれんかなあ。そうなれば室戸市役所の正面玄関に私の顕彰碑かもしかしたら銅像が立つかもしれん」と思っています。

 ・・・ということで、殺されるまで戦い続けます。室戸市の政治にける悪事はこれからも許しません。戦い続けます。


 そんな大人気の『青空新聞』ですが、10ページの予定が室戸岬の懐かしい写真を掲載したり、3月議会と6月議会の質問とそれに関する法律等にページを割き、結局、またページが増え、今号は14ページにもなってしまった。でも、「読者はきっと喜んでくれる」と思っていて、納得の初夏号となっています。
 
 この新聞の配布活動は、議会閉会日の30日あたりから配布を始める予定です。

 私は、「あいつは“ただ飯食らい”だ」なんて言われたくありません。室戸市議会の谷口は室戸市民の皆さんのために頑張っていますよ! 

 では、新聞のこと、乞うご期待を。


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国の法律も指針も無視する室戸市は間違っている

2016-06-22 | 議員活動
 17日に開会した室戸市議会6月定例会も昨日で一般質問は終わり、今日は議案審議をする「大綱質疑」。

 5月に臨時議会を開会し5議案を審議したこともあり今議会に上程されている議案は9議案と少ないことと、質疑の少ないことで有名な室戸市議会ゆえ、もしかしたら審議は昼過ぎには終了するかとも思っている。

 20日(月)に行った私の一般質問を傍聴してくださった方はご存知でしょうが、室戸市においては法律や国の方針など全く無いがごとしの政治運営であるとお分かりいただけたのではないか。

 私は3月議会において「室戸岬に来られる観光客の皆さんから『この室戸岬には土産物店がないですね』という声を聞く。その土産物店を整備する考えはないか」と質問。それに対して市長の答弁を代読した観光ジオパーク課長は「室戸岬は国定公園の規制があるから施設建設は困難だ」と答弁した。

 これについては、私がかつて発行していた地域雑誌『あおぞら』の平成7年6月に「荒ぶる土佐の室戸崎」の特集を組むにあたり県自然保護課に行き自然公園法の規制について取材したことがある。

 「自然公園法では国定公園内においても公益上必要と認められる建築物であって、当該地域以外の地域においてはその目的を達成することができないと認められるものの新築、改築若しくは増築にあってはこの限りではないと規定されています」。

 県の職員からこうお教えいただいたことを記事にした。

 平成7年だから、今から21年も前に私はこの自然公園法について記事にして出版、少なくても高知県東部地域全体に情報公開していました。

 であるが、3月議会では、私が21年前に発行したこの本で「新築も可能」と情報公開したことを知らない小松市長と観光ジオパーク課長は、この環境省の自然公園法とそれに関する審査指針でこのように示されていることも全く知らずに、単なる知ったかぶりで「自然公園法で国定公園の特別保護地区には新築はできません」と答弁した。

 市長が室戸岬に重点投資する気がないこともあって、室戸岬に土産物店を整備する考えがないのは市長の裁量であり、それは致し方ないとは思っている。

 であるが、法律や国の指針を知らない行政関係者をこのまま放置していたら更に法令を無視した政治がこれからも室戸市に住む人がいなくなるまで続くと考えた私は、6月の今議会において、この室戸岬への土産物店などの公共施設建設が可能か不可能かについて問いただすべく、今回、質問を用意した。

 質問の概要はこうだ。

 「3月議会で私は『室戸岬に土産物店がないとの観光客の皆さんの声をよく聞く。民営か市営かは問わない。土産物店を整備してはどうか』と市長に問うた。それを課長が代わって、『国定公園内だから新たに建物を立てることは困難だ』と答弁した。困難だということは例外もあるということだが、本当に新築はできないのか」。

 こう事業決定権を持つ市長に対して質問した。

 するとまた、事業決定権のない課長が出てきて、「自然公園法があって建築はできない」と答弁した。

 そこで私は再質問を行う前に、「自然公園法の審査指針によると新築も可能」とした法律の資料を市長に渡したうえで、再質問を行った。その資料が次の記事、地域雑誌『あおぞら』の平成7年7月に発行した8月号(№58)です。(記事の中の1ページですが)

  

 平成7年6月に地域雑誌に掲載した県職員からお聞きした自然公園法の環境省の審査指針をとうとうと解説した後、「これでも室戸岬に土産物店は建設できないのでしょうか」と市長に答弁を求めた。

 市長はひとこと、「私は室戸岬に土産物店を作る考えはありません」と答弁した。

 市長はこのように室戸岬に土産物店などを新築できる法律を議場で初めて知って内心驚いたであろうが、その上でこう判断し、政治方針を決定した。このことから言えることは、小松室戸市長は室戸岬に重点投資することよりも、7キロも遠くの廃校を改修工事することや9キロ先の廃校を改修工事することのほうが室戸市の観光振興には効果的だと思っているということです。

 ま、これはこれで室戸市長の方針だから致し方ないと認めるが、室戸市としては愚かな方針であることは否定できない。室戸市の観光のメッカである室戸岬に重点投資せず、建設業者の仕事を作ってやるためだとか県外の団体のためだとか言って7キロや9キロ離れた場所に市民の税金を浪費することが如何に無益であるかが解っていない。

 これでは、室戸岬の観光、引いては室戸市の観光に効果が上がってくるわけがない。一言で言って、まちのリーダーの判断としては、愚かです。

 併せて、室戸市長を見ていると“反面教師”として、

 政治家は頭脳もそうだが、徳や信頼も大切なのだと痛感させられる。

 (※「徳」とは、品性、善や正義を貫く人格的能力のこと。法令を遵守しない政治家はこれに欠ける)

 自分を市長選に引き上げてくれた恩人との約束を反故にし、市長になっても何度も違法や公約違反、不適正な事業運営を行うなど市民をも裏切っており、すでにまちのリーダーとしての信用は皆無の状態だ。ある宗教関係者はこの人をまた次の市長選に引っ張り出そうとしているそうだが、いったい何を考えているのやら。


 次に答弁した課長の答弁はこうでした。

 「増築と改築はできますが、室戸岬に新たに建物を建てることは不可能です」

 3月議会では「困難」と答え、6月議会では「不可能」と答えた。「困難」の意味は「難しいが出来ないことはない」という意味だが、これが「不可能」となると「絶対にできない」となり、意味為す点が違ってくる。

 この答弁の違いを比較してみると、観光ジオパーク課長はこの違いが理解できないまま適当に答弁していることが解る。

 しかも、この答弁は市長の許しを得て行ったものではなく、「法律なんか関係ない」と思って発した、いわゆる「持論」。こういう法律を無視した発言を市長が黙認したことになる。これが今の室戸市の市政運営である。正しいか、間違っているかは市民の皆さんだけでなく、このブログを読んでおられる世界中の皆さんがお分かりだろう。 

 観光ジオパーク課長のこの答弁は議会閉会後、課長らの中でも問題視している声があった。

 「環境省の自然公園法の審査指針では可能と規定されているものをたかが小さな自治体の課長が不可能なんて言うのは間違っている」と。

 賢明なる市職員の皆さん、その通りです。彼の態度は明らかに不遜であり、地方公務員として間違っています。

 余談になるが、Y議員の発言をめぐって紛糾し休憩になっていた時、何を思ったのかこの課長が私の議席のところにやってきたので、一喝してやった。「審査指針の内容を知ってたかのように答弁したが、それならなぜ3月議会でそのことを答弁しなかったのか。とにかくおまえの言うことは信用ならん!」と。

 ま、平成27年1月のこと、市議選に出ようと考えていた市民のブログに脅迫のコメントを送った(地方公務員法違反で懲戒免職になるべき事案)ぐらいの市職員だから、誰が何を教えてやってもわかる御仁じゃないことは確かで、心を入れ替えて誠実な仕事をするように改めなければ、そのうち痛い目を見ることだけは間違いなさそうだ。


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議員が発行する議会新聞の役割

2016-06-21 | 議員活動
 近年、IT(Information and Communication Technologyの略)、簡単に言うと「インターネットによる情報社会」が発展してきたことによって、“紙媒体”である新聞の売れ行きが急減しています。いわゆる、デジタル化の進展に伴い、「紙離れ」が顕著になってきました。

 これがまず一点目の理由。

 新聞の売れ行きが悪化してきた理由はほかにもある。

 二点目・近年、どの新聞社も広告受注の減少と共同通信社などからの配信記事が増えるとそれに伴って代金が増額となるため、紙面に使う活字の大きさを「目に優しくなりました」なんて空々しい理由を付けて大きくしてきた。そうすることによって配信記事を減らし、苦しい経営を少しでも改善しようとしてきた。(記事の減少)
 ・・・読者は記事が多いほうが良いのだから、勝手に活字のサイズを大きくすることに納得していない。

 三点目・また、新聞一部のページ数が30ページとすると、その中に占める広告のスペースが増加している割には記事のスペースが減少の一途をたどっていることに読者が気付き、「読むところがない」などと購読をやめる。(広告の増加)
 ・・・品のない広告デザインの通販広告を掲載することによって新聞の品位が落ちているが、新聞社はそのことに気付きながらも広告収入欲しさに止めることができない。

 四点目・左翼通信社である共同通信社から記事の配信を受けている地方新聞の傾向として、これまで保守的な記事もあったのに徐々に、年々、新聞社の方針を転換させ、最近は共産党や実態は社会党である民進党などに利する左翼的な主義主張を毎日繰り返すようになってきたこと。(左翼的記事の増加)
 ・・・これに保守政党である自民党を支持する読者は嫌気がさして購読をやめ、他の保守中道の論評を記事にする読売新聞や産経新聞などの中央紙に替えることになる。

 五点目・昭和の時代には子供向けの新聞は別に制作し販売していたが、人口減少に伴い購読者も減少し、そのこども新聞を通常の地方新聞の30ページの中の2ページ(時には4ページ)を割いてこども新聞のページとして発行していること。(読者無視の方針)
 ・・・高齢化社会になり、もともと若者の夫婦はパソコンやスマホなどでニュースを見るために新聞を取らないから、新聞を購読する高齢者の割合は年々高まっている。だから、子供向けの記事を掲載するのは時代に逆行しているが、新聞社の思惑は、「子供たちの写真を掲載すればその親だけではなく、おじいさんやおばあさん、親戚までもが喜び、それが購読の継続につながると考えているから、大半の高齢者の読者は「こども新聞のページは要らない」と思っているが、購読者の減少に危機感を持っている新聞社はこども新聞のページをやめることができない。

 ・・・などが主な理由です。

 さて、そんな現状にある新聞ですが、イギリスの新聞は18世紀に議会の発言内容を報じないというルールに対抗して議会報道の権利を勝ち取るなど、民主主義の発展に貢献してきたことから、新聞の役割が社会で広く認められている。

 翻って、この日本の地方政治とのかかわりについて考えますと、市政や議会で行われたことを住民に情報公開する議会新聞にも「その報道が民主主義の発展に貢献する」という役割があります。

 議員が発行する議会新聞とは、議員個人が自分の職責だと考え市政や市議会の情報を伝えようと作成し住民に配布している新聞。権力が隠そうとしたり抑えようとしたりする情報を入手し暴き、議論の土台を住民に提供するジャーナリズムの役割は保ち続けなければならないと考えており、それも地方議員の役割の一つだと考えている。

 当然、地方新聞も議員が発行する議会新聞に負けないように、自治体の政治運営と議会運営もよく調査し、地域住民だけでなく、県内に広く知らしめる務めを果たすべきであるのは周知のとおり。そんなとき、「自治体が行う不正等々を批判するような記事を書けば記事の種をもらえなくなる」と政治に腰が引けていては、ジャーナリズムなどと偉そうなことは言えないだろう。

 自治体が行う事業が不正ではないか、不適正ではないか、無駄な公共工事ではないか、市長や議員ら政治家が企業と裏でつながり利害関係を持って悪しき政治を行っているんじゃないかと注目し、取材を重ねて大きく報道してこその、ジャーナリズムだ。

 議員もそうだが、新聞記者も腰が引けていては何も為しえない。

 ジャーナリズムは政治の裏側を調査し、知り得た情報を基にさらに内偵し、本社の手も借りて大きな疑獄事件をスクープし、一面記事に大見出しを付けて大々的に報道する。こうして“地域に棲む悪の芽を摘む”くらいの意地がなけりゃ、単なる催しを報じる記事ばかりの紙面ではジャーナリズムが泣く。

 室戸市政にはそのような「政治悪」がたくさん散見されることをお教えしておきたい。つまり、“浜の真砂は尽きるとも、室戸市にスクープの種は尽きまじ”ということだ。

 私も頑張っていますが、新聞記者氏も休まずに政治の場で多くの議員や職員から取材を重ねることを進言する。又、本当に室戸市政の不正を記事にする勇気がある記者には不正業務・事業等の情報をお教えするので、ご連絡いただきたい。

 とにもかくにも、議会新聞にしても地方新聞にしても同じで、その内容として単なるお知らせ記事など地域住民は望んでおらず、自分たち住民の生活を守るために政治の場にいる人間たちが公正・公平・健全に政治をしているかどうか、法令を遵守して事業を行っているかどうか、苦しい住民生活を無視して5億円や10億円の無駄な施設を建設していないかどうかを知りたいのであって、それは国の政治の動きよりももっと重要だと住民は考えています。

 その証拠に、高知新聞は報じなかったが、私が私の議会新聞『青空新聞』で報道した記事が今、室戸市内で反響を呼んでいます。

 内容は、室戸高校の上のグラウンドに室戸市内の保育所3園を移転し統合保育所を建設する事業があるが、その導入路を室戸市が整備するにあたり、現場に建っていた築48年の老朽住宅の移転に約2000万円もの移転補償金を支払ったことを報じたもの。私は議会でも「おかしいじゃないか」と追及したが、市長は「妥当だと思っています」で終わらせている。普通は、室戸市が100万円ぐらいで買い取り、150万円ぐらいで取り壊せば済む話。つまり、市長のこの決定は市の予算を約700万円ぐらいは無駄遣いしたと考えている。

 そうですねえ、市長が平成18年12月に市長になって二年目の室戸ジオパーク推進協議会を設立したり室戸岬高速バスターミナルができた平成21年頃からか、とにかく小松室戸市長のやっていることはおかしい。特に最近は公共工事に関する事業において行っていることが常軌を逸しており、予算の無駄遣いと感じます。

 一般論としていうと、例え首長がどなたから圧力を受けていたとしてもそんなもの勇気を出して突っぱねたらよいが、もしだ、もしもその首長が一度でも悪事に手を貸したり首長選でその悪人にお金でも配っていたとしたら、次からはそれをネタに脅されもう悪事から手を引けなくなる。首長をやめるまでその圧力を受け続けることになる。


 話を戻すが、ジャーナリストとは、自治体によるこういう不正・不適正を報道してこそだ。これらの市政と議会の動きや情報を市民に伝えない議員も職責を果たしていないといえるが、地方の新聞もこういう市政運営を全県下に伝える義務があるのではないか。私はそう考えている。

 この電子情報誌を毎日ご愛読の市長と市職員の皆さんもそう思いませんか?

 私はこの発言を聞いて「ウソばっかり言う」と思いましたが、市長は昨日の市議会でY議員の質問に対して「私は情報を隠ぺいしたことはなく、個人情報以外はすべて情報公開している」と答弁されましたので、市政運営の裏側を全て情報公開していただくことを要請します。
 その時には私だけでなくY議員やK議員など数名にも同行して頂き市長室を訪問し、特に公共工事に関係する動きや内部情報をお聞きしますので、事実をお話ししていただきますよう、よろしくお願いいたします。


 「個人情報以外はすべて情報公開している」と言ったって、それは議会でかっこを付けて言っただけのことで、これも明らかにウソ。法令を遵守せず不健全な政治運営を続けている市長が、内々の暴露話を全て情報公開するわけがない。市民の皆さんもネットの議会中継を見て騙されてはなりませんよ。


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謙虚さ欠いた組織の長

2016-06-20 | 政治家のあり方
 16日(木)の読売新聞に首長が持ち得べき資質について、たいへん参考になるコメントが載っていた。

 「緊急 論点スペシャル」に、私が地方自治の権威として尊敬する片山善博氏(元鳥取県知事、元総務大臣)がコメントを寄せている。

 <(前略)湯河原の別荘が良いや政治資金の使い方などを一つ一つ取り上げて「知事の資質がない」と言うのは短絡的だ。私が一番気になったのは、欠点を指摘されたときに、我が身を振り返らない姿勢で、組織の長として問題がある。舛添氏は、高額出張費などを指摘されても「問題はありません」と一蹴したが、他人の意見に耳を傾けて、ただすべきことをたださないと、組織は独善的になる。謙虚さが組織のリーダーには必要だ。へりくつで相手をやり込めようとする舛添氏は、方向性が逆だった。(後略)>

 見出しには、「謙虚さ欠いた組織の長」とある。

 この言葉はそのまま室戸市の小松市長に向けてもよい。

 私が二期目の平成21年から22年にかけての頃、室戸市長は地方自治法違反の事業を議会に提出した。それが、室戸岬高速バスターミナル施設の建設事業。1444万円の小さな事業だったが、この施設の半分が特定の県外企業(徳島バス)の社員宿舎であることから、地方公共団体の「公の施設」に有すべき地方自治法に基づいた【公共性】と【公益性】が無いため、私は6議会にわたって「改めるべきだ。改める方法はこうすればよい」と改善策まで提供して、求めた。

 その追及を始めた2議会目だったか3議会目だったかの一般質問の中で私はこう、小松市長に教え諭した。

 「人間というものは誰だって間違いは犯すものです。ですが、その時にすぐに間違いを認め、謝罪し、改めれば、誰だってその人の過ちは許すものです。そこが良い人か悪い人かの分岐点になります。それを、『オレは間違っていない』と言い逃れを言うから、人は許さないのです。この事業は明らかに地方自治法違反です。これを認め、議員と市民に謝罪した上で、私が提案した方法に改めてはどうですか」。

 人間としての在り方をそうお教えしたにもかかわらず、「谷口ごときに負けてなるものか」と思ったのか、市長は登壇して、「適法ですので、このまま管理運営を続けていきます」と答弁、今現在もこの施設は違法なまま室戸岬港に建っている。まるで不正な政治のモニュメントのごとく。

 (参考記事 ←クリック)

 室戸市議会において、他の議員はなかったかのように知らんふりをしている中、私だけがこの不正を改めさせようと6議会にわたり努力し続けた。だが、驚くことに、その後もこの違法事件について議会で問題視する議員は皆無で、こうして県外企業の社員宿舎を室戸市民の税金で建ててしまった市長は今も室戸市のリーダーの地位にある。

 どなたが考えても小松市長は「首長の資質」に欠ける人であることは間違いなく、平成18年の市長選初当選直後の11月27日に不正が行われて以降、首長として全く信用していない。市長になってからも先のようにウソの答弁が多いことと、建設業者と利害関係にある「巨体」の圧力に屈して市政をゆがめていることも室戸市のリーダーとして信用できない理由だ。

 片山氏の弁を借りると、

 ●欠点を指摘されたときに、我が身を振り返らない姿勢では、組織の長として問題がある。

 ●小松市長は、国の法律に違反していると指摘されても「問題はありません」と一蹴したが、他人の意見に耳を傾けて、ただすべきことをたださないと、組織は独善的になる。

 ●組織のリーダーには謙虚さが必要だ。へりくつで議員の批判から逃れようとする小松市長は、方向性が逆だ。


 ・・・ということになろう。

 まさしくその通り。

 唯、舛添氏でお分かりのように、人間というものは10代で培われ20歳を超えてねじれてしまった精神は元通りにはならない。死ぬまで。

 だから、そのような首長はどこかで何かをきっかけにして誰かが駆逐しなければ、都民や市民に長く被害が及ぶことになる。

 でも、住民が首長の“悪さ”を我慢しなくてはならない理由もない。

 
 片山氏は「謙虚さが組織のリーダーには必要だ」と言います。ま、至極当たり前のことだから、首長が謙虚であるべきことは私も十分承知している。
 
 では、政治家に求められるこの「謙虚さ」とはどのようなものかを考えてみましょう。

 私だけでなく皆さんもそうでしょう。人とは今まで聞いたことのある言葉に関してはその意味を解っているかのようにいつも簡単に素通りしますが、じっくりと考えなくてはなりません。そして、何事においても自分を律することが必要です。

 辞書を引くと、この「謙虚」について次のように書かれています。

 「相手を重んじ、控えめなさま」。「つつましくて、素直なさま」。つまり、「上から目線で高飛車な発言をせず、相手の存在をよく認識し配慮するさま」

 私はこれに「世間のルールや組織のルールを守ること」と、「嘘をつかないこと」の意味を書き加えたい。

 市長が議会で虚偽答弁をした行為は明らかに「相手を重んじていないさま」であり、議員の厳しい質問にイライラして反論めいた答弁をする行為は明らかに「控えめでなく、つつましくもなく、素直な態度でもなく、上から目線の発言であり、相手の議員の存在を認めていないさま」。

 片山氏は新聞社の取材に答えている。

 「他人の意見に耳を傾けて、ただすべきこと(自分の間違い)をたださないと、組織は独善的になる。謙虚さが組織のリーダーには必要だ。へりくつで相手をやり込めようとする舛添氏は、方向性が逆だった」。

 首長職は大変な仕事であろう。しかし、それは悩んだ末に自分が選んだ道。2期目で辞めずに3期目の出馬を決めたのもご自分。苦労が多いからといって議員や職員に当たるのは筋違いというもの。又、リーダーにいやいや仕事をされる住民の身にもなってみよ。その被害は住民に及ぶことを知るべきだ。

 小松室戸市長は舛添知事を反面教師として学ぶべき。そして、片山氏の「謙虚さが組織のリーダーには必要」という教えから学ぶべきです。

 「えーい、おらあお前らにそんなこと聞かいでも、わかっちょら!」なんて腹を立てず、「相手を重んじ、控えめに」「つつましくて、素直な気持ち」で仕事に励むことです。

 それがなければ、市長であろうが一般市民であろうが、周りが自分という人間を認めてはくれません。

 ま、こんなふうに厳しく批判してると議会の一般質問にも真面目に答弁して下さるわけもないですが・・・。(笑)

 他の議員も「谷口さんの後で質問したら、市長を怒らせた後やきん、やりにくい」と言ってみんなで笑い合うが、私は声を大にして言いたい。

 「オレのせいじゃねえ―!」。


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再度、地方議会の「質疑」と「質問」の違いについて

2016-06-17 | 議会改革
 (小生は毎日のように地方自治に関する記事を書いていますが、この記事の検索が毎日のトップか2位に位置していて、大変うれしく思っています。このことはいかに全国の地方議員の皆さんが如何に議会での一般質問と質疑の違いに悩んでおられるか良く分かりました。そこで今日は、私が市議選で落選していた時期の2013年(平成25年)10月31日に書いた記事をもう一度掲載し、議会活動の参考にしていただこうと思う。) 

 長く議員をやっていると質疑と質問との違いをよく勘違いして覚えている議員がいます。

 室戸市議会においても、それが常態化し、議長をしている議員でも初当選して以来、まったく議員の職務に関して勉強をしてこなかったことから、議会がそれでいつも混乱していた。議長の不勉強によって、本当に毎議会混乱していたと言ってもよい。


 曰く、地方議員は大綱質疑における「質疑」と一般質問の「質問」との違いが全く解っていない。

 因って、今日はこの「質疑」と「一般質問」の違いをここで短く示しておきたい。議員は勉強しない人が多いが、ネットを検索して勉強を深めている議員のあなたは真面目な議員であることは間違いありません。「勉強をしなくても毎月、通帳に報酬は振り込まれてくる」と言って開き直る木偶の坊議員は放っておいて、今日は是非このことについて学び、議員活動が実のあるものとなるよう、祈っています。


 市議会議長になった議員誰もがこの違いにルーズで、それなのに自分の誤ったその知識と判断を議員に押し付けることが続いたので私は、議員になって6年目の2009年に「一般質問」と「質疑」について、全国市議会議長会や全国町村議会議長会が編纂し発行している書籍(『地方議会議員ハンドブック』、『議員必携』)、また『市民派議員になるための本』で確認した。

 それらを総合して私がまとめたのが次の、2010年にこの一般質問と議案質疑について書いた記事。参考にして頂きたい。


●一般質問と質疑の違い

 (1)一般質問…一般質問は大半の議会が「事前通告義務」を規定し、申し合わせにより、「発言回数の制限」や「時間制限」を行っています。室戸市議会の発言回数は2回で、質問時間は執行部の答弁時間を除き50分と決められています。

 勿論、事前通告制。まず、質問原稿は事前に、執行部側に「こんな質問をします」と届けます。これも議員の専門書などでは「出来レースみたいなものだ」の批判もありますが、質問原稿の中身をすべて出すことはないが、質問の骨子・要点を事前に執行部に明らかにいないまま、議場で議員が突然にその場で思いついた質問を次々と行えば議場は大混乱し、議事は小休に入りストップしてしまいます。だから、一日につき議員4名ぐらいの質問を予定していても、一番目のその議員で議場が混乱すればその日の議事は終わってしまう事態も想定されます。

 それに、時間が押せば、焦った執行部は議員が望む答弁はおろか、5分、10分のやっつけ仕事で書いた答弁書で答弁を終わらせることもありえることから、結局は事前通告制にしておかなくては議員の側が損だということになる。よって、少なくても質問の問いの要点だけは執行部に提出が義務付けられています。

 又、この一般質問についてよく聞くのは、「原稿なしでやるのが議員だ」的な話。地方議会を見聞して書いた本にはこんな批判があった。

 ≪議会の質問や質疑、討論は事前に原稿を準備し、棒読みをしていることが多い。ほとんどの議員が原稿の棒読みである。それも立て板に水のごとくに読めば聞きやすいが、そうでないときは、「もっとうまく読め」と思う。本人は話し言葉で書いたつもりでも、その中にはどうしても文章体が入ってしまうので、聞いていて変だ。

 議会は言論の府。本議会での発言は議員や執行部や傍聴人に対して聞かせる内容でなければならない。棒読みには親しみがない。言論の府と強調するなら、議員は下手であっても自らの言葉で述べる必要がある。

 本会議での質問を演説と勘違いしているので、原稿を棒読みするのであろう。ある地方議会で原稿を用意せずメモだけで、とうとうと質問した議員がいた。本会議での審議を形式化させないために議員全員がこのような生きた発言をしてほしいものだ。≫


 上の三つの文のうち、前の二つはそうだと思いましたが、最後の一節には誤りがあると思いました。

 それは、原稿も持たずに質問をすればかっこいいでしょう。ですが、その“生きた発言”をした議員が何分の質問を行ったかは書いてないのでわかりません。5分ぐらいなら別ですが、そのように原稿なしで取りとめもなく私と同じように50分間、質問を行ったとすれば議会が混乱するだけだ。それよりも、質問した議員も議席に戻った後、自分が執行部に何を質問したのかを皆目、覚えていないのは間違いなかろう。そんなやりっぱなしで、自分が何を発言したかも覚えていないような質問なら、やってのことはない。

 かつての私を例にとると、一回目の質問で行う問いは、少なくて30問ぐらい、議会によれば多い時で約50問ぐらいにはなる。質問するその50問を全て理論構成した上で、質問の骨子を忘れることなく、50問を問いかけ、その問いのすべてを覚えている人物はいない。聖徳太子でも無理。それを試みた議員もいたが、聞いていて議員が何を問いたいのか、何を伝えたいのか皆目分からず、執行部も議員も困り果てたことがある。多分、自分が問うた話の内容は覚えていない。

 だから、数分で終わる質疑もそうだが、特に一般質問は必ず原稿を事前に準備し、棒読みにならないように出来るだけ話し言葉で行うこと。それが一番適切と言えます。カッコをつけて原稿なしでやるべきものではない。

 その方が執行部も議員も困りません。反省すべきは、私も制限時間いっぱいに原稿を作っているため、時に急いで棒読みになることで、この点はいつも「話し言葉で」と心している。

 それと、一般質問とは、「所信を問い質(ただ)す」ことにより、執行部の政治姿勢を明らかにし、その政治責任を明確にさせ、結果として現行の政策を変更・是正させ、新規政策を採用(事業化)させる目的と効果がある。

 この、「政治姿勢を明らか」にし「政治責任を明確」にさせることが、「現行政策を変更・是正」させ、「新規政策を採用」させるためのものが一般質問だと、よく認識しておかなくてはなりません。又、ここまで突き詰めて質問戦を戦わなければ、いったい何のために質問しているのかわからないともいえる。

 質問に立ち、10分ぐらい質問して議席に戻り、「あー、言うだけのことは言った」と質問に立った議員全員が喜んでいては、いつまでたっても行政組織は改革・改善されない。

 議員は市長と執行部に対し「物申す」ために市民に選ばれ、議場に来ている。その「物申す」姿勢や精神がなくて行政側に寄り添い離れずに密着するのなら、議事機関と執行機関の二元的な仕組みは無用であり、有害としか言えない。

 その程度の人間ばかりが集まった組織なら、議会はいらないし、議員もいらない。

 役立たずの議会を無くせば、例えば室戸市が一年間に使っている議会費の1億円は県市民税削減に使うことができ、その方が市民生活も少しは好転する。


 議会は市長等執行機関を公正に眺め、厳正に批判し、行財政上の重要なことについて適正で公平・公正な結論を見出して、これを決定するのが議会、議事機関。市長等執行機関側が違法や不公正や不公平、不適正な事業・業務運営を改めなければ、改めるまで徹底追及するのが議会議員というものだ。

 それが、地方議員に課せられた使命であることを各議員は自覚していなければならない。

 因みに私は、自慢ではないが市長や課長に嫌われようとも市民から負託を受けた立場として職責を果たすべく行政組織に対峙し、言うべきことを言い、為すべきことを為し、議員職にあった8年間ずっとそう努めてきた。


 (2)議案質疑・・・「質疑」とは、議会の議案審議の中で発言するもので、「疑義を質す」もの。つまり、疑問に思ったことを問うこと。但し、これは原則として「自己の意見を入れない」とされている。

 ただ、これはベテラン議員がよく間違うことだが、「私ならこうする」とか、「これはこうしてはどうか」などと事業などを“動かそう(変更させよう)”という意思を以って発言してはいけないということです。この「自分の意見」とは討論の段階で述べるような賛成、反対の意見をいい、自己の見解を述べないと質疑の意味を成さないもの、根拠や過去の事業経過・データを基に執行部を追及することまで禁止しているものではない。この点はよく知っておかなくてはなりません。

●一般質問と質疑で一番大事なこと

 議会が開かれて、一般質問が行われ、議案を審議する大綱質疑では質疑を行います。次に書くことは、私が議員になる半年前に買ってきた議員の教本を見て知り、「へー、そういうことか」と驚いたことです。他の議員諸氏には教えたくないが、毎日検索して当電子情報誌をみていただいている議員の方々には特別にお教えします。

 実は、「質問」と「質疑」は「知らないことを聞いてはいけない」のが基本です。これは、「議会が開会し、発言で登壇する前日までに自分が問いかける案件について調べ、大まかな状況がわかった上で聞くこと」という意味です。 だから、「全く何も知らないまま聞くと、失笑を買う事になる」との教え(議員の参考書の)と覚えておいてください。

 議会においての質問・質疑は、一般社会の会議、例えば商工団体の会議での質問・質疑や、いろんな団体、例えば農協や漁協、観光協会の会員が集まっての会議で行う質問・質疑とは全く異なります。議会の質問や質疑は、議員がわからないことを尋ねる場ではないということです。

 ではどうしたらよいのか。

 それは、質問・質疑のどちらも、あらかじめ知らないことや理解できない案件(事業・業務・問題)を担当課に聞きに行ったり、そこでデータを収集したり、先進自治体が同じ事業や問題点についてどのように対処・対応しているのかをインターネットで調べ、十分に調査しておき、それらを基に理論構成をし、それに自分の主張・意見を加え、執行部を問い質し、追及し、議論する。それが議会における質問であり、質疑である。

 それと、これは知る人ぞ知るだが、議会の中の調査活動に熱心な議員なら、ある事業においては執行部より豊富なデータや手法を持っているともいえます。その時、執行部の答弁よりも議員の質問の方が密な内容になっていて、市長や課長の調査不足と能力不足がその時にあからさまになってしまう、そんな場合もある。

 この「知っていることを聞く」の基本についても知らない地方議員が多いようです。本会議で登壇し、執行部に予算額などの数字を聞き、答弁を受けると納得している喜んでいる姿を見るとそれがわかる。そんなことから、執行部にも他の議員にもその議員の日頃の不勉強がわかってしまうし、自分の値打ちを自分で落としているともいえよう。(自分ではそれに気付いていないが)

 だから、質問原稿を作るのは議会と議会の間の2カ月あるからだれもができることですし、質疑は告示日(議会開会の一週間前)に渡された議案書や資料を基に質疑原稿を作ろうと思えば、大綱質疑の日まで13日と限られているので少し急がなくてはならないが、議長を除く全員が質疑原稿を事前に作っておく時間はたくさんある。あとは、議員各自がやろうとする意欲があるかないかだけだ。「忙しかった」は、毎月報酬をもらっている議員として、理由にならない。

●「要望」は、議会外で担当課に書面で提出するもの

 それと一般質問において、そのまち全体を展望しての提案は別ですが、中には一般質問の場で要望をしておいて、「答弁は要りませんので、よろしくお願いします」と降壇している人がいる。だが、これは見ていてみっともないからおやめなさい。

 議会の一般質問で要望するのは余程のことがないとしてはいけない。しては恥ずかしいものです。だが、そんな議員は、議員になった時から誰もそのことを教えてあげないし教えを乞おうともしないから、何期になっても議場で要望を繰り返している。

 「要望」とは、議会外で担当課に要望書としてまとめた上で、担当課長に提出するもの。その要望書には、住民からの要請が当然あっての要望だろうから、その住民の名を連名で書くか常会からの要請なら常会長名を書き、賛同議員として自分の名を書き添え、要請文をまとめた上で提出するのが正式の「要望」です。

 それと、なぜ口頭の要望ではいけないのかですが、それは担当課長が要望を受けたことを忘れてしまうから。だから、要望は書面で提出する必要があるし、そうした方が要望を行った側のためにもなる。

 
 最後に、議員のバイブルともいえる本、『議員必携』に、政治家の要素としてこんな文が書いてあるのを紹介して今日は終わりとしたい。

 ≪政治家に強く要求されるのが、「勇気」と「奮起」である。

 かつて、ある有名な外交官がアメリカの故ケネディ大統領に、直接会って、「政治家として一番大事なことは何か」と質問したところ、即座に「それは勇気である」と答えたという。勇気なくしては、思い切って発言し、行政や住民に訴えて説得し指導することができないというのである。

 又、その外交官がイギリスの故チャーチル首相に同じ質問をしたところ、、「それは奮起である」と答えたという議員自らが奮起して発言し、行政当局と住民に訴えてこれを奮起させてこそ、行政の進展も地域の振興発展も実現し、真の指導性の発揮ができるというものである。≫


 私も議員になった時からそう思い、勇気を以って、積極的に毎議会一般質問に登壇し、毎議会質疑原稿を構えておいて議案審議にも登壇し、懸命に議員活動をしてきた。その他にも、『青空新聞』を毎年3回か4回発行し、又、日々の議会の動きや個人的な議員活動については、このブログの記事で二日に一回はお知らせやご報告をさせていただいた。とにかく、議員の職にある間は自分の出来る限りの力を出して市民の皆さんのために働きたいと思って働いた。

 長くなりましたが、以上です。参考になりましたでしょうか。

 大事なことは、政治とは、室戸市長や市議会議員のように「市民には解らないだろう」と思って策を巡らし、ルールを無視してなし崩しに行うものではないということです。

 何事も、法律や規則や公正で道徳心に基づいて物事を行うべきもの。

 ひと言で言うと、「してはダメなことはしては駄目」。

 このことをよく勉強した上で理解し守っていれば、大半のことは健全に行われる。

 さすれば、「質疑」と「質問」の違いも自ずから理解できるのではないでしょうか。

 しかし、これほど議会のあるべき姿、地方議員のあるべき姿を認識し、職務内容を熟知し、それに従って忠実に実行していたこの私を室戸市の有権者たちは「市長の不正を追及するからあいつを落とせ」と落選運動を市内全域に広め、悪意と無関心を以って落としました。

 北川村のある議員は選挙後、いみじくも私にこう言いました。

 「議会で一番仕事をしてきたおまんを落とすとは、室戸の人もほんまに変わっちょうな」。

 私は「うん、私もそう思う。市政の不正を監視して取り締まる議員がいなければ議会の損失になることも知らずに。これからは小松市長も議会対策が楽になることは間違いない。議案に地方自治法違反や条例違反があってもそれも解らず議員は賛成して通してしまうんやきんね」。

 そうと答えたものです。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さて、以上が3年前に書いた記事です。室戸市は相変わらずですが、全国の地方議員の皆さんはかつて書いたこの記事をご覧になられて議会活動は向上されたでしょうか? お伺いします。そして、今後においてもご活躍され、成果を上げることを期待しています。


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「議員政治倫理条例」がお飾りになってはいないか

2016-06-16 | 政治家のあり方
 室戸市議会には私が落選した後、知らない間に次のようなルールができていた。

 タイトルは、「室戸市議会議員政治倫理条例」。

 条例を作ったことは大変良いことだ。でも、この条例が機能しているかといえば首をかしげる。

 単なるお飾りになっているのではないか。

 市議会を健全な議会にしたいと8年間戦ってきて落選した後の平成27年5月に議員に返り咲いた私からすると、「違法な議案にも賛成して通したあんたらがこんなふうに自分の身を縛るルールを作って、本当に守れるの?」てなもんでした。

 ま、昨日の記事のこともあるので、とにかく市民の皆さんにもう一度、この条例の中身を見ていただきましょうか。お話はそれからです。

○室戸市議会議員政治倫理条例   (平成25年6月27日公布)

(目的)
第1条 この条例は、室戸市議会議員(以下「議員」という。)の政治倫理に関する基本となる事項を定めることにより、議員の政治倫理のより一層の向上及び市民に信頼される市議会づくりの推進を図るとともに、市民も市政に対する正しい認識と自覚を持ち、市政の健全な発展に寄与することを目的とする。

(議員及び市民の責務)
第2条 議員は、市民全体の代表者として、市政に携わる機能と責務を深く自覚し、市民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、地方自治の本旨に従って、その使命の達成に努めなければならない。

2 市民は、主権者として自らも市政を担い、公共の利益を実現する自覚を持ち、議員に対し、その地位による影響力を不正に行使させるような働きかけを行ってはならない。

(政治倫理基準)
第3条 議員は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 市民全体の代表者として品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正等の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。

(2) 市民全体の奉仕者として常に人格と倫理の向上に努め、その地位を利用していかなる金品も授受しないこと。

(3) 市民からの議員の地位による影響力を不正に行使させるような働きかけに応じないこと。

(4) 市(市の出資法人等(市が資本金その他これに準ずるものを出資している法人をいう。)を含む。以下同じ。)が行う許可、認可、契約締結等に関し、特定の企業、団体等のために有利な取り計らいをしないこと。

(5) 市職員の公正な職務執行を妨げ、又はその権限若しくはその地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと。

(6) 市職員の採用、昇格又は異動に関して推薦又は紹介をしないこと。

(7) 市から活動又は運営に対する補助又は助成を受けている団体等(自治会を除く。)の長に就任しないこと。

(8) 政治活動に関して企業、団体等から政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄附等を受けないこと。議員の後援団体に対する寄附についても、同様とする。

2 前項第7号の規定は、新たに議員となった者がその当選の際在任している団体等の長の残任期間においては、適用しない。

3 議員は、政治倫理基準に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、自ら真摯な態度をもって疑惑の解明に当たるとともに、その責任を明らかにするよう努めなければならない。

(請負契約に関する遵守事項)
第4条 議員は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第92条の2の規定の趣旨を尊重し、自らが役員と同程度の執行力又は責任を有すると認められる法人等に対し、市が発注する工事、製造等の請負に係る契約の締結の自粛を求めるよう努めるものとする。

(審査請求)
第5条 議員は、他の議員が第3条第1項の規定に違反する疑いがあると思料するときは、室戸市議会議長(以下「議長」という。)に対し、審査を請求することができる。

2 前項の規定による請求は、その理由を明らかにし、議員3人以上が連署する書面により行わなければならない。

(審査会への審査要請)
第6条 議長は、前条第1項の規定による審査の請求があったときは、速やかに室戸市議会議員政治倫理審査会に審査を要請しなければならない。

(室戸市議会議員政治倫理審査会の設置)
第7条 政治倫理の確立を図り、前条の規定による審査の要請に応じて調査審議するため室戸市議会議員政治倫理審査会(以下「審査会」という。)を置く。

2 審査会は、審査の要請のあった事項について、その適否及び政治倫理基準に違反すると認められるかどうかを調査審議する。

(審査会の委員)
第8条 審査会の委員は、7人以内とする。

2 審査会の委員は、議長が議員のうちから指名する。

3 審査会の委員の任期は、審査会が付託された事案の審査の結果を議長に報告した時までとする。ただし、審査会の委員が議員の職を失ったときは、その任期を終了するものとする。

4 審査会の委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また同様とする。

5 審査会の委員は、公正かつ適切にその職務を遂行しなければならない。

(審査会の調査権限)
第9条 審査会は、必要があると認めるときは、審査の対象となる議員(以下「審査対象議員」という。)その他適当と認める者を会議に出席させて説明を求め、若しくは意見を聴き、又は資料の提出を求めることができる。

2 審査会は、必要があると認めるときは、審査対象議員に対し、資産等に関する書類(以下「資産報告書等」という。)の提出を求めることができる。

3 資産報告書等に記載する事項は、議長が別に定める。

(議員の協力義務)
第10条 審査対象議員は、審査会からの求めがあったときは、審査会の会議に出席して説明をし、若しくは意見を述べ、又は審査に必要な資料若しくは資産報告書等を提出しなければならない。

(釈明の機会の保障)
第11条 審査会は、審査対象議員から審査会において釈明したい旨を求められたときは、その機会を保障しなければならない。

(虚偽報告等の公表等)
第12条 審査会は、審査対象議員が資産報告書等の提出を拒んだとき、若しくは虚偽の報告をしたとき、又は調査に協力しなかったときは、その旨を公表するとともに、第15条に準じた措置を講ずることができる。

(審査結果の報告等)
第13条 審査会は、第6条の規定により審査の要請があったときは、当該要請のあった日から起算して60日以内に審査の結果を書面により議長に報告しなければならない。ただし、天災その他審査をしなかったことについてやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

2 議長は、前項の報告を受けたときは、その結果を審査を請求した議員及び審査対象議員に通知するとともに、公表しなければならない。

(調査審議手続等の非公開)
第14条 審査会の行う会議又は調査審議の手続は、公開しない。ただし、会長の許可を得たときは、この限りでない。

(政治倫理基準違反に対する措置)
第15条 審査会は、審査対象議員に政治倫理基準に違反すると認められる事実があるときは、議長に対し、辞職の勧告その他審査会が必要と認める措置を講ずるよう求めることができる。

(審査結果の尊重)
第16条 審査対象議員は、第13条第2項の規定による通知において、自らの行為が政治倫理基準に違反している旨の指摘がなされたときは、これを尊重し、政治倫理の確保のために必要な措置を講じなければならない。

(委任)
第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、議長が別に定める。

附 則
この条例は、公布の日から施行する。(平成25年6月27日施行)



 この条例は議会改革の条例のように組織の在り方を定めたものではなくて、市議会議員一人ひとりに課せられた非常勤特別職公務員としての責務を条例で定めたものです。

 市民の皆さんに特に関心を持って見てほしいのは、第3条。解りやすいように書くと次のようになります。

≪第3条 議員は、次に掲げる事項を遵守せよ。

(1) 市民全体の代表者として品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正等の疑惑を持たれるおそれのある行為をするな。

(2) 市民全体の奉仕者として常に人格と倫理の向上に努め、その地位を利用していかなる金品も授受してはならない。金や品物をもらってふところに入れるな。

(3) 市民や建設業者など企業からの議員の地位による影響力を不正に行使させるような「働きかけ」に応じてはならない。

(4) 市が行う許可、認可、契約締結等に関し、特定の企業、団体等のために有利な取り計らいをするな。

(5) 市職員の公正な職務執行を妨げ、又はその権限若しくはその地位による影響力を不正に行使するよう働きかけをしたり市職員を脅して利益を得るような行為はするな。

(6) 市職員の採用、昇格又は異動に関して推薦又は紹介をせず、市民等からお願いを受けてもすぐにその場で断れ。

(7) 市から活動又は運営に対する補助又は助成を受けている団体等の長に就任してはならない。もしもしそのような地位に就いた場合は、自らすぐに議員辞職せよ。

(8) 政治活動に関して企業、団体等から政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄附等を受けるな。議員の後援団体に対する寄附についても、同様とする。要するに、誰かがお金を持って来た時はすぐに高知県警に電話してその人を連れて行ってもらえ。≫



 なかなかいい条例です。

 でも、これも制度化されて丁度三年が経ちますが、果たして私を除いた室戸市議会議員12名がこの条例を順守して議員職に励んできたか? そしていま、条例を守っているでしょうか。

 結論は昨日記事にしました。

 お考えいただきたいのは市民の皆さんにです。

 ●市民全体の代表者として品位と名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正等の疑惑を持たれるおそれのある行為をしている議員がいるんじゃないか。

 ●市民全体の奉仕者として常に人格と倫理の向上に努めその地位を利用していかなる金品も授受してはならないのに、建設業者から金や品物をもらってふところに入れている議員がいるんじゃないか。 

 ●市民や建設業者など企業からの議員の地位による影響力を不正に行使して市長に対して「働きかけ」している議員がいるんじゃないのか。

 ●市が行う入札などの、許可、認可、契約締結等に関し、特定の企業、団体等のために有利な取り計らいをさせている議員がいるのではないか。

 ●市長や市職員の公正な職務執行を妨げ、又はその権限若しくはその地位による影響力で市長や市職員を脅して利益を得るような行為をしているのではないか。

 ●政治活動に関して企業、団体等から政治的又は道義的批判を受けるおそれのある寄附等を受けている議員がいるのではないか。


 
 市職員の皆さんからの内部告発をお願いします。告発者名の秘匿は約束します。もしこのようなことをしている議員がいましたら、すぐに室戸市議会特捜部の私のところまで通報していただきたい。すぐさま県警に走り、告発したいと考えております。

 この条例の第15条にはこうある。

 (政治倫理基準違反に対する措置)
第15条 審査会は、審査対象議員に政治倫理基準に違反すると認められる事実があるときは、議長に対し、辞職の勧告その他審査会が必要と認める措置を講ずるよう求めることができる。


 つまり、この条例に違反していると結論付けられた議員は辞職勧告を受けて議員を辞めなければならない。

 ま、そうなればすったもんだ言って暴れて舛添知事のように議員の椅子にしがみつくだろうが、その勧告の後では時すでに遅し。任期途中で泣き泣き辞めていかざるを得ない。

 議員数名の協力を仰ぎ、近々この検討に入る。


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組織内の「悪」は駆逐すべし!

2016-06-15 | 組織のあり方
 一昨日、巨人軍のベンチが盛り上がらないのは、高橋監督に原因があり、試合中、いつも腕組みをしているだけで選手を鼓舞することがないからだと書いた。

 翻って考えていただきたい。

 室戸市において、市政が一体感を持って盛り上がらないのは市長の行政運営にあると感じている。この点は高橋監督と違うが、二言目には部下や議員に対し叱ったり反論したりしているから、誰にも好かれない首長になってしまっている。

 市職員からも最近は「もう小松市長は、えい。早よう代わってもらいたい」と愚痴をこぼす声が多くなってきた。

 私も市政運営において違法や不適正な業務運営があって以来、もう全く信用ならない市長だと思っているが、この悪政の原因が市長一人にあるようにも思っていない。

 室戸市議会が一向に健全にならないし組織として一体感を持って盛り上がってこないのも、議員や市関係者に対し圧力をかけている人間がいることに原因があり、これはもう何年も前から分かっている。

 地方政治にかかわる皆さんに言っておきたいが、「地方議員は建設業者と利害関係を持ってはならない」、これが基本中の基本だ。

 であるのに、そんなことを知ってか知らずか、そして臆面もなく、不正な言動をし続けている議員がいる。
 
 実は最近入手した情報なんですが、室戸市議会にはこういう事件があります。

 私が議会にいなかった平成27年2月の議員総会で、市長同席の中、ある議員が市担当者に対し行った脅迫的及び恫喝的な発言。もう一つは、同年3月議会において3名の議員に掛けた脅迫的及び恫喝的な発言の内容を確認した。

 他の議員に対しても「刺すぞ」、「撃つぞ」、「殺すぞ」なんて脅すことが、私が議会にいなかった4年間に何度もあったと聞いたし、その議事録も見たので、いま、この“室戸市政に巣くう悪い虫”を何とかして退治しなければと、対策を考えている。

 だから、この議員は間違いなく室戸市の「議員政治倫理条例」に違反しているが、多くの議員が恐れをなしてこの条例を基に審査することに定数13名中、10名以上の議員は賛成できないとみている。

 又、そういう実態があるから、11名か12名の議員が市長寄りの議員となって違法議案でも不正や不公平な議案でも無駄な公共事業であってもすべて賛成し、可決してしまっている。室戸市議会とはそういう情けない議会。決して彼らは「市民の代表」なんかじゃない。

 ・・・ということです。

 市民の皆さんは「議会は公正で健全に政治が行われている」と勘違いしているようですが、実態はこうだ。

 見ていて、とにかく情けない。


 要するに、人生も地方政治も“寄らば大樹の陰”ではダメだということです。

 「次の選挙で当選しさえすればいいから、黙って嵐が過ぎ去るのを待とう」という人間が大半だから、癖が悪い。全く「捨て身」なんてところがない。

 脅迫に恐れず、個々が勇気を出して戦わなきゃいけないのに、何が起こっても議席に座って黙秘権を行使するのがせいの山。「オレは関係ない」なんて顔をしている。

 議員たるもの、私のように「市民のためなら命など惜しくはない」と思って議員として働かなきゃ、変わるものも変わりゃしません。

 そういう基本精神を議員の皆さんが知らないし怖気ずいて出来ないから、地方政治がゆがんでしまい、悪人の為すがままに年月が過ぎている。

 何事においても、土佐弁でいうところの「怖(おじ)くそ」はダメですね。

 勿論、勝てる勝負をしなきゃいけないが、勝とうとする心構えとある種の勝算があれば、行動に移す度胸は男として持って得べき。

 全ては地域住民のためだ。投票してくださった市民のために悪と戦わなきゃ、いったい誰のために働いているのか、ということになろう。


 先ほど書いた室戸市議会に私がいなかった時期の、平成27年2月の議員総会での担当課長に対する恫喝事件と同年3月議会での議員3名に対する脅迫事件は間違いなく、「室戸市議会議員政治倫理条例」に違反しており、録音記録も残っていることから今後、この議員の発言が刑事事件に発展するとのうわさがあり、大いに期待している。

 高知新聞の一面に「県警が議員と建設業者の長きにわたる悪しき関係にメス」なんて記事がデカデカと掲載され、辞職に追い込まれることがないとは言えない。

 これらは高知県警と室戸警察署の皆さんのお力をお借りしなければ解決できない事件。室戸市政と市議会の浄化作戦としてご協力をお願いしたい。

 これらの2件は私が議会にいなかった時期のことですが、市民の名代として議員になった身。悪と戦う時には命も惜しまず働かせていただきます。

 室戸市議会で行政のチェックと監視を厳しくして野党的に働こうとしている勇気ある市民派議員は私ぐらいですが、できることならばなんでも致します。

 その悪い体質の議員さんに通告しておきたい。

 「あんたは昨年の3月議会において建設業者に対する5000万円の追加予算に反対して修正動議を提出した議員3名に対して、「刺すぞ、撃つぞ、殺すぞ」と議場で脅迫したそうだが、開会日でもよい、一般質問の途中でもよい、閉会日でもよい、エラければ私をこの6月議会の議場で殺してみよ。

 どうせ私は20歳の時に大型トラックに荷物を満載して真夜中に淡路島を居眠りをしながら反対車線を走り、あと1秒で死んでいた、そんな50年間のおまけがあっての人生だ。室戸市民のための健全な政治を守るためならいつでも死んでやる。

 そうすれば、私の名前は市民の正義を守ったとして名を残し、あんたの名前も室戸市政と市議会の歴史に名を残すことができよう。但し、汚名として」。


 妻にも「殺されたら後は頼む」と引導を渡してある。

 最後に言っておきたい。

 読売新聞の解説委員をしておられる橋本五郎さんが舛添知事の問題に関してこう言っておられる。

 「政治家は、疑わしきは罰せられるんですよね」。

 つまり、世間に向かって「オレは建設業者と利害関係はない」なんて言ったって、長年にわたる市役所や議会という衆人環視の中での言動だから、もうそんなごまかしは効かないということだ。
 
 以上!


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