青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

地方議員の選挙制度改革

2014-02-28 | 組織のあり方
 (昨日の続き)

 読者の皆さんは自分たちが住む町や村の政治が今どのように進められているかを、詳細に知りません。

 これは間違いありません。

 その原因は、選挙で選んだ議員があなた方住民に詳しく語らないし語るほどの能力と意欲を持っていないからです。 

 又、選挙で議員候補に投票したあなた方も、議員に向かって「あんたは市政情報や市議会情報を詳しく市民に伝えないのはなぜだ。なぜブログを立ち上げて伝えないんだ。なぜ議会新聞を作成して広報しないんだ! 室戸市議会の谷口はちゃんとやっていたじゃないか。あの男ができてあんたら議員全員はなぜできないのだ!」と詰め寄り、叱れないでいるからです。


 では、議員はなぜ市政(県政、区政、町政、村政)や議会で行われている内情を詳しく説明しないかを考えてみよう。

 それは、その議員が市長(知事、区長、町長、村長)に寄り添い、違法な議案と知っておりながら賛成しているという、負い目があるからです。

 住民に自分が市長の不正に加担して賛成したことを知られたくないからです。市長だけでなく、自分も不正なことをしているから、市民に事実情報を流すことができないのです。で、なぜ事実情報を流せないかですが、それは次の市議選で「あいつらは市長の不正に賛成した悪い議員だから、投票するな」と批判されて投票してもらえなくなり、落選するから。だから、市政情報を公表しないのです。


 次に、なぜ議会に所属する議員が違法な議案に賛成しているかですが、それは議員の大半が「地方政治に関する勉強を一切しないアホだから、議案の違法がわからない」か、もしくは元行政職員の議員のように「法律に詳しく議案が違法だとは分かっているが、どうせ市民にわからないんだから、市長に賛成してここで恩でも売っておくか」といつも考えているからです。

 つまり、行政職員が「市長、これでは違法な事業になります。適法な方法に改めてから議会に提案しましょう」と止めるのも聞かずに違法な政治を行う首長と、その違法な政治に賛成する議員という図式。

 こうやって住民の意思に反する判断を行い実行するという観点から言っても、そのまちでは「住民不在の地方政治」が行われていると断じることができる。


 言っておきますが、これは室戸市政に限りません。あなたの県や区、町、村の政治も同じようなもので、あなたが住む東京や大阪など大都会の区や市の政治も同じようなものです。

 「この事業は違法だから表決では反対しないと住民に叱られるが、どうせ傍聴に来ている住民もこれが違法だなんて解る者は一人もいやしないし、議員全員が黙っていれば俺たちが違法な議案に賛成したなんて誰にもワカリャしない。市長が喜んでくれるから賛成しといてやるか」。

 そうやって、全国の市区町村の政治は決まってゆくのです。そうやって、自治体の予算は食いつぶされ、無駄な事業に使われているのです。

 でもね、首長や議員だけが悪いのかと言うとそれは的外れで、違法な政治を行おうとする悪い首長と議会においてその不正に賛成して協力する議員に選挙の時にあなたが投じた一票がそうさせていることを考えると、住民であるあなた方も悪政の一端を担っていると言えましょう。

 だから、悪いのは不正な事業案に賛成している議員ではなく、むしろそういう木偶の坊のようなアホな議員候補に投票した住民の資質の方が問われる。


 そこで、私の地方議会改革案ですが、議員選の前に「議員力検定試験」を課し、その試験で70点以上を取った人だけが議員選への出馬資格が与えられることにすればいいのです。

 さすれば、室戸市役所に40年近く勤務し退職して直ぐ市議選に出馬した候補でも、地方自治法を知らないことから試験に落ちるなど、面白い光景が見られるのではないか。

 又、自分の能力の低さを身にしみて知っている人は、報酬が欲しくて出馬したいが第一次試験の「議員力検定試験」に落ちるのは100%間違いないと悟り、出馬を断念するだろう。又は、悟れない人は第一次試験を受けて、落ちる。

 間違いなく、選挙の前にこういう試験を行うことは非常に効果的だ。

 例えば、平成23年4月の室戸市議選の前にメジカ(魚)を配って回った元室戸市職員の候補のように、金や物を配って回る不正な選挙をするようなこともなくなる。

 なぜならば、議員力検定試験とは能力主義、“議会の議員は能力のある人にやってもらおう”とする、至極当然の制度だ。こうすれば、選挙の前にアホやバカな候補がメジカを配ろうが、金を配ろうが、米や野菜を配ろうが、その後の試験で20点や10点しか取れなければ出馬できなくなるということで、選挙違反防止策としても非常に有効になる。

 曰く、「そんなことすれば、私たちの町の議会には議員が一人か二人しかいなくなる!」と言う声も聞こえそうだが、議員は議会に一人か二人に為ってもいいんです。室戸市議会で解るように、どうせ議会に出てきた議案は適法でも違法でも議員全員が賛成し、全部可決されているんだから、30名も2名も同じ結果だ。

 いや、むしろ、その2名は議員力検定試験を受けて合格して議員になった優秀な人物だ。30名の議員が賛成して可決させてきた違法な議案であっても、制度改正後の2名の公正な議員がいることで違法な議案は「全員反対」となり、否決される。それ以後は違法な事業案を市議会に提出し続けていた市長も「おい、これからは不正な議案は否決されるから、地方自治法や条例などの法律に関しては守れよ」と担当職員に銘じるようになり、それまでの不正な市政運営は改まり、公正になる。

 自治体組織健全化策としては最良の策となろう。


 安倍首相は今国会にこの「地方議員選挙制度」改革案を提出してもらえないか。

 ま、国会議員にすれば「市町村合併」で地方議員が約3400人から約1700人に減少し自分たちの衆院選や参院選のときの支援体制が弱体化すると考えて慌ててこの「市町村合併」事業にストップを掛けた。

 このことを踏まえ国会議員の思いを推察すると、「地方議員選にこの議員力検定試験を導入すると、それほどの能力を持たない町のおじちゃんやおばちゃんたちは選挙を行うまでも無くその試験で落選してしまい、更に地方議員が1700人から300人以下などに激減する。そうなれば、それ以後、とても自分たちの国政選挙は十分な形で行えなくなる」と考えるだろう。

 私は市議会議員当時はもちろんのこと、それまでもそれ以後現在までも、政党には全く関わらない主義で生きてきた。それで損をしたとか残念に思ったことは、一度もない。

 室戸市議会には、改革派議員の大先輩であるふくおひろし先生がいうところの“カクレ自民党議員”や“カクレ民主党議員”(※)がたくさんいるが、私が政党に所属しない理由は明確で、政党に所属しても自分の地方議員としての能力が高まるわけでもなければ、何か得するようなこともないし、政党や国会議員先生が自分たちの町や村に貢献してくれるわけでもないことを良く知っているから。

 関わって自分の議員活動の時間を奪われてしまう損失の方が、間違いなく多いのをよく解っているから。もう一つは、政党に所属して“カクレ議員”になった人を議会で見ていても、その議員がそれほど高い能力や意欲を持っているわけでもないし、不正な議案に賛成しているようでは情けないと考えたのも理由だった。「政党に所属してもこの程度か。おれの方が公正で活発じゃないか」と考えたのである。

 (※カクレ自民党議員”、“カクレ民主党議員”とは、明らかに自民党の党員・党友だったり、民主党の党員・党友なのに、選挙の時には「無所属」として立候補している候補がいて、当選後のその議員を“カクレ”と称する。詳細に知りたい方は、ふくおひろし氏の著作を購入して勉強をして頂きたい。地方議会が如何にでたらめなものかが良くわかるし、地方政治に関心がある方にとっては非常に面白い本です)

 国会議員は地方議員を自分たちが国民から審判を受ける国政選挙の使いっぱしりとしか思っておらず、この「地方議員選挙制度」改革案が地方議会の能力アップにつながるとしても、自分への投票が激減することが歴然としているため、この制度改革は絶対にしない。

 簡単にいえば、国会議員も人の子。議員力検定に合格した議員によって地方議会が健全になったとしてもそんなことは自分と関係がないと思っていて、自分が国会議員に当選しなければ意味がないと考えている。

 地方自治が健全になることよりも、最終的に考えるのは、自分が衆院選や参院選で当選して国会議員になることがメイン・テーマ。

 だから、こういう地方議会改革案は実現するわけない。

 ・・・という結論に至ります。
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室戸市の地方自治法違反事件を考える

2014-02-27 | 組織のあり方
 今日の記事は2010年1月23日に掲載したもので、私が室戸市議会議員として室戸市政を監視しもしも調査活動の中で不正が見つかれば市議会で徹底批判を行っていた頃の事件です。

 この不正な事業によって建てられた公共施設は室戸市が違法状態を改めないがため、まだ室戸市室戸岬港の県有地の一角に“不正施設モデル”として保存された形になっており、全国から地方自治法の勉強のため視察に来られる地方議員の方々に寄与しています。

 では、2010年1月の、私がまだ室戸市議会で改革派議員として活発に活動していたころに書いた事件簿をご覧いただきたい。そして、この室戸市長が行った地方自治法違反事件を反面教師としてよく学び、皆さんの町や村の政治のあり様に移し替えて考えていただけたらと思います。  

  ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ≪まず、室戸市における室戸岬高速バスターミナル建設の違法性について、これまでの経過をたどりたい。

 室戸市議会20年9月定例会に「高速バスターミナル建設の予算が提案され、可決。12月初旬に施設は完成し、12月16日から高速バスが運行を開始した。

 その施設の建物写真と見取り図は次の通りです。

  

  

 この施設建設に対して、室戸市議会の市議の多くが地方自治法第244条の「公の施設と言えない」と異議を唱え、表決では賛成7名、反対7名となり、最終的には議長の裁決権によって可決している。そんな議会を二分した、問題ある物件。

 私はこれを俗にいう他人の土地に建物を建てたなどという「違法建築物」だと言っているのではありません。 地方自治法には、 住民が利用できない公共性と公益性を持たない施設に市民のお金である公費を支出してはならないと規定されている。だから、この市施設を建設したことは違法だとし、不当な公金の支出を行ったことに対し、その建設費など1444万円を市に返還するよう求めているのです。加えて、公費を使って県外の特定企業の宿泊所を建設することについても、違法だと考えている。

 まず、地方自治体が市町村の施設として施設を建設する時には、地方自治法で規定されているように、自治体の予算はすべてそこに住む住民のお金であることから、施設建設は・・・

 ①その施設全体が住民の利用に供するためのものでなくてはならない。
 ②その地方公共団体(室戸市)の住民の利用に供するものでなくてはならない。
 ③住民の福祉を増進する目的を以って建設し設置するものでなくてはならない。
 ④地方自治体が設けるものでなくてはならない。
 ⑤施設でなくてはならない。

 ・・・と法律で規定されています。

 この上で、このような行政財産(公共用財産)は、施設全体が住民に対する公共性や公益性を保持しなくてはならないとされています。

 私はこの公共性と公益性がない建物(室戸岬高速バスターミナル)を市民のお金である市費で建設することは問題であると、住民監査請求した。どなたが室戸市長を擁護しようとも、これは地方自治法第244条に違反した違法建築物であると断言する。

 なによりも悪いのは、市長が違法な建物だとよくわかっていながらバスターミナルが必要だから建物を建てたことです。20年11月13日の市議会臨時会ではH議員の質疑に対し、「議員の違法だとの指摘は、私も正しいと思う」とその違法性を認めています。なのに、今回の監査委員の事情聴取に対して市長は「市民のために必要だから」と効果ばかりを並びたて、言い訳に終始し、自分が認識しているこの違法を認めなかった。そのことは許しがたいと思っている。

 特に「バスは住民のためになるから」といって、一企業の社長から働きかけを受けて“社員アパート”となる宿泊所を市民のお金で建設してよいものか。

 市民の皆さんはこれを議員と同じように、「まー、いいか」と許しますか。私は許せません。小沢氏や鳩山氏などを見てお分かりのように、「一つを許せば、次々とまた違法なことを行う」。それが行政であり、国政であるといえます。だから、それらの機関や組織に携わっている議員や職員に関しては、一つ一つ、国民や住民がよく吟味して、決して許してはならないのです。

 建築費用は全部で1444万円でした。図でお分かりのように、施設の50パーセントがバス会社が占有する違法な部分です。しかしそうだからといって1444万円の半分の722万円だけが違法に当たる金額というわけにはなりません。違法な建物であることから、違法に該当する金額は建物全体の建築費1444万円となります。

 だから私は、「このことをこのままにしておくことは市民の負託を受けて議員にさせていただいている議員として責任を果たしているといえない」との思いに至り、昨年11月末に住民監査請求を起こし、市長に対してこの施設の建設費等の金額1444万円を室戸市に返還するように求めました。

 
 それが今日、監査委員から、これまでの室戸地域の交通事情と当該施設の必要性を長々と説得するような文章の監査報告書(下写真はその監査結果部分)が送られてきた。

  

 監査結果文書の要旨は、市長と担当課職員の長々とした言い訳に屈して、公共性のない施設建設に関して「市の発展に寄与する施設である。市が建設した施設に違法性はない。だから監査請求は棄却する」と結果報告を送付してきたことは、重大な問題があると私は考えている。

 私は、その施設が「室戸市に不必要な施設である」と言ったことは、一度もない。議会での採決でこの議案に反対した私を含めた7名の議員も同じ思いだ。

 では、なぜ議会の表決で反対し、このような住民監査請求を提出して監査委員に厳格に監査していただこうと考えたのかです。それは唯一点、この施設建設は自治法第244条に違反して建設された建築物だからだ。だから、市長や担当課長が監査委員の事情聴取に対し話しただろう「この施設は室戸市にとって観光振興に寄与する」という話は、この違法の監査とは全く関係のない話なのです。

 それがなぜ室戸市という地方公共団体の業務を監査する2名の委員が理解できなかったのか。たいへん理解に苦しむ。

 又、私は20年の9月議会にこの事業が提案された時から想定していたことがあります。

 「この事業提案は、きっと室戸市長が徳島バスに高速バス就航をお願いに行った時、徳バスの社長から『小松市長、高速バスを室戸へというからには、うちのバス運転手が夜、宿泊できる宿舎を建ててもらわないと室戸へは行けないですよ』と言われたに違いない。それを受けて市長は違法かどうかの見極めもせず、担当課職員が止めるのも聞かず、あの建物建設に突っ走った」。

 そう思っていました。それが送られてきた報告書を読んで確信に変わりました。それが次の部分です。

  

 この監査報告書によって、「高速バスを室戸から運行する条件として、徳島バス(株)から乗務員宿泊所の確保を依頼されたがために、待合所に付帯してあの宿泊室も違法を承知で同時に建設した」ことが明らかになったのです。

 尚、この小松市長が「違法を承知していた」点については、平成20年11月13日の室戸市議会臨時会において、H議員の質疑に「宿泊室を違法とする議員の指摘は正しいと思う」と答弁したことで、市長がこの施設建設が違法な事業であることを認識していたことが確定しています。

 今回の監査報告書を見て思うに、とにかく情けないの一言に尽きます。市長や課長が言った言い訳に過ぎない意見をそのまま長々と書き連ね、市を擁護した行為はとにかく情けないと思っている。今後、これを告訴するかどうかは私が知人や法律家に聞いてから判断したいと考えているが、今思うのは、違法な事業であることをよく理解しておきながら事業を押し通す市長も市長なら、その違法性を分かっていながらスルーパスする議会も議会、それをよく吟味しなくてはならない立場の監査も監査。

 行政にかかわって七年近くなるが、行政組織とは地域社会のルールの在り方とは遠くかけ離れた、実に興味深い場所であるとつくづく思います。

 
 今日は小沢幹事長の事情聴取の日だ。事の大小はあるが、この報告書も私が行ったこの住民監査請求によって監査委員が自治体の長と担当課長を事情聴取してまとめたものである。

 小沢氏は違法な行為をしたと認識していると東京地検特捜部によって事情を聞かれ、私の予想では秘書の違法行為を指示したものだとやがて明らかになり、二度目の事情聴取で逮捕されるのではないかと思っている。

 一方、小松市長も小沢氏と同様に、この施設建設に関し違法性があることを十分認識しながら、徳島バスから「3カ月後に運用開始したい」と急がれたため違法な施設建設に突っ走ったものであり、室戸市に対し1444万円を返還すべきである。

 小沢氏の例と一つ違うところは、東京地検特捜部は徹底的に小沢氏と対決姿勢をとっているが、室戸市監査委員は厳格な対決姿勢を取らず、「施設の建設は室戸市に寄与するから」と、違法行為を議会同様に素通りさせてしまった。私はそう考えている。

 以前、こんな出来事がありましたので、一つご紹介しておきたい。

 昨年9月議会の一般質問を議会事務局に提出に行った時、担当課長からこのバスターミナルの問題に関してこう批判されました。

 「企業誘致やきん、えいやないか! そこまで言うかえ!」。

 これを標準語に直しますと、「企業誘致した事業だから、公共施設建設の市の業務が民間企業優遇の地方自治法違反であってもいいじゃないか。そこまで言うのか!」。

 つまり、担当課長「行政運営は地方自治法違反であってもよい。市の予算は違法な事業に使っても良い」と言っていて、これはこの職員個人の考えではなくて、上司である小松市長から強く命じられた指示を代弁しているんだとすぐに分かった。 

 これは非常に心外な話で、驚いた私はこれをそのまま聞き流せば室戸市政の不正はますます高じてくると考え、反対にこう詰め寄った。

 「それじゃあ、このバスターミナルの件は企業誘致だから違法でもいいじゃないか、地域振興だから違法でもいいじゃないかといい、市温浴施設の件は観光振興になるから違法でもいいじゃないか、健康福祉に寄与するから違法でもいいじゃないかといって、それらが行政や議会において法律に違反していてもいいというのか! それでえいなら議会はいらなあなぁ! それに、それとおなじことを議会で言えるのか、あんたは!」。

 こう私に一喝されて、その職員は黙り込んでしまいました。

 当たり前の話です。反論できるわけがない。

 それは法律に違反したらいけないのは、子供でも知っていることだからだ。

 「では、法律に違反してもいいというのか!」と言われて、市長や市職員が「あー、いいじゃないか。市民のためになるんだから!」と言えば、議会で大問題になってしまうからです。

 もうひとつ、担当課長はなぜ「これは違法ではない!」と私に言えなかったのかについてですが、それは、市長同様に担当課長ら職員もこの「室戸岬高速バスターミナル」事業が地方自治法違反だと最初から分かっていながら事業を進めていたからです。だから、そう言えなかった。

 こんな自分勝手な考え方しかできない市長や担当課長のような市職員ばかりではない事はよく知っていますが、とにかくこれが年間700万円近い給与を貰っている人かと思うと、なんとも情けない。素直に謝罪して改めればいいものを、不正を追及する私の2倍もの給与をもらっているというプライドが許せないがために、自分たちの不正を認めたくなかったのです。


 話を戻すが、このように今回の監査報告書は、市長も「これは室戸市の企業誘致で私の功績の一つになるから、違法でもいいじゃないか」と思っている、課長も「企業誘致だから、違法でもよい」と思っている、その二名が事情聴取においてその“施設建設の効果”を監査委員に強く話し、監査委員が疑いもなくそのまま報告文書を書いた、ということになる。

 ホントに情けない話です。一人前以上の給料をもらいながら、みんな市民のことなんかこれっぽっちも思っちゃあいないんですからね。

 市民のことを思っていたら、もっと市民に対して親身になれるはずだ。

 でも、この人たちが給料をもらっているのは、その市民から。

 何をかいわんや、だ。

 この理屈を理解している行政・議会関係者は、いったいどのくらいいるのか。

 最後に。

 議場に提案される議案の多くは法律を根拠に提案されているように、行政の業務は法律を基礎に運営されています。その法律を行政組織が間違いなく守り、適正に市政運営するならば、議会なんていりません。しかし、行政は間違いなく不適正や不公正や、時には私が暴露した件などのように不正まで働いている。だからこそ議会が必要で、それも私のような法律に厳格で、それを頑固に追い求める議員が必要であるということは、間違いなく言えます。

 以上が室戸市政の現状ですが、とても全ては書き切れません。何か上の件についてもっと詳しくお聞きになりたい方はお電話いただければ、お会いしてお話させていただきます。≫

  ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 さて、この記事を書いた時から4年の月日が経ちました。

 読者の皆さん、室戸市政だけがこんな状態だとお思いでしょうが、そうではありません。あなたの町や村の政治の状態も似たり寄ったりで、あまり違いはないと思います。

 「いや、そんなはずはない」なんて言って、では本当にあなた方住民は町の、また村の政治の中身を本当に詳細に知っていますか? 知らないでしょ。

 それは、議員があなた方住民に詳しく語らないから、知らないのでしょう? 

 そのことに関してあなたは議員に向かって、「なぜ、あんたは市政情報や市議会情報を詳しく市民に伝えないのか。なぜブログを立ち上げて伝えないのか、議会新聞を作成して広報しないのか! 室戸市議会の谷口はちゃんとやっていたじゃないか。あの男ができてあんたら議員全員はなぜできないのだ!」と詰め寄っていますか?

 では、議員はなぜ市政(県政、区政、町政、村政)や議会で行われている内情を詳しく説明しないかをお教えしましょうか? 

 それは明日のお楽しみ。

 (明日に続く) 



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「戦場の売春婦」

2014-02-24 | 国のあり方
  昨日23日、こんな記事を見つけた。

 「従軍慰安婦」は、正しくは「従軍売春婦」。このことは明確ですが、日本を陥れ金をせびりとろうとする韓国や中国はそれを「従軍慰安婦」だとウソの主張をし、今やアメリカもそれにコロリと騙されて助太刀しています。

 そこで、昨日23日、こんな記事を見つけたのでご覧いただきたい。

 「戦場の売春婦」

 記事の要点です。

 ≪アメリカ公文書によると、韓国で“従軍慰安婦”と呼ばれる女性は戦時中、平均して総計1500円稼ぎ、そのうちの半分はマスター(前借りをした売春宿の主人)に払うので、750円稼いでいると書かれている」、「当時の日本軍の上等兵の月給は10円ほど。兵士の75倍の高給を稼いでいたのが、韓国人慰安婦だった」、「日本兵士の75倍稼ぐのが本当に『奴隷』なのか」≫。

 アメリカ軍の公文書と言えば、アメリカ軍が直接その売春婦に事情聴取して聞いた事実情報。これ以上の動かしがたい情報はないだろう。

 加えて、今や親日家として有名になった「テキサス親父」と呼ばれるアメリカ男性がいますが、彼もこう記している。参考までに。

 戦時中、日本軍が金を払って兵隊のために韓国人売春婦を雇ったことも当然、褒めたものではないが、金欲しさに売春をしていた韓国人女性も褒められることではない。このようなお互いの恥ずべき行いは、両者が黙っていて、時代が過ぎゆきその記憶が薄れるのを待つしかないものだ。

 それを、日本と韓国は戦後賠償は終えているのに更に賠償金が欲しくなった韓国人(従軍売春婦像をアメリカの各地に設置し続けている在米韓国人も含め)は、元「従軍売春婦」を表舞台に引きずり出し、歴史を創り変え、この人たちは可哀想な「従軍慰安婦」などとでっちあげたりしている。

 本当にかわいそうなのは、出たくもないのにまた表舞台に引きずり出された「元従軍売春婦」だった、歳老いた韓国人女性たちだ。

 彼女たちはか韓国政府や韓国人たちが日本をこっぴどくやりこめるため、反日運動のための“ダシ”に使われているのである。

 ということから、あの歳老いた女性たちこそ、韓国が行う「反日運動」の被害者と言ってよい。

 私がかつて「従軍売春婦」をしていた女性の立場なら、恥ずかしくて「私は元従軍売春婦でした」なんて名乗ることもできないし、表に出てきて「日本政府は私たちに金を払え!」なんてことは、とても恥ずかしくて言えません。なぜなら、戦争中にその行為の代償としての金はもらっているんだから。


 翻って、韓国の朴女史のやっていること。

 アメリカに行ってオバマ大統領に「日本は戦時中、従軍慰安婦で韓国人女性を蹂躙した」とウソをでっちあげて日本の悪口を言い、ヨーロッパに行っても「日本とはこのように悪い国です。だから仲良くしないでください」と言いふらしているが、その「従軍慰安婦」は実は、お金がほしいからと日本人兵士に自分の体を売っていた「従軍売春婦」だったことがこれからどんどんと世界中に広まってゆくことになろう。

 つまり、品性に欠けるそのお互いの関係はその場であとくされなく終わっており、時代がそれから70年近く過ぎた今、こと更に大きな声で論争するような問題ではないということ。論争すれば戦時中の日本の恥だけでなく、体を売っていた韓国人女性たち及び現在、この問題を「私たちは被害者だ」とウソをでっちあげてことさらに騒ぎ立てている韓国人すべても恥をかくことになろう。

 朴女史のように、この「従軍売春婦」のことを世界中に“告げ口”すればするほどその行為が我が身に降りかかってきて、韓国政府や韓国人全員が恥をかくことになる。

 このことを朴おばさんと韓国人社会は早く理解すべきです。


 そして、こう謝罪していただきたい。

 「安倍さん、ごめんなさい。私たち韓国の方が間違っていました。もう、あんなありもしない話をでっちあげて悪口を言いふらしたりはしません。私の父が愛した国が日本です。仲良くしてくださいね」。

 「日本の皆さん、許して下さいと言っても許してはもらえないとは思いますが、これからは仲良くしていただけませんか。就任以来、このことばかりに力を入れてきて、韓国の経済は破たん寸前にあります。私がありもしないことを世界中に言いふらし過ぎたばっかりに観光客は半減し、観光業者も泣いています。どうか日本の皆さん、韓国を助けてください。外国に旅行する方々、よかったら韓国にも来て下さい。お願いします」。

 今すぐこうして日本に向けて謝罪したら、もともと日本は武士道の国、私たち日本人は韓国の人たちと違い品格と見識はもっていますので、さらっと水に流しましょう。但し、韓国が奪い取った日本の領土・竹島はすぐに戻すことです。でないと、日本国民は許しません。

 これで韓国とは仲良くなれるのではないか。


 ま、韓国にも頭が良くて正しい知識と品位を持ち合わせた友好的な人はいるとも聞くが、中には「ウソをでっちあげてでもいいから、なんとか日本をやり込め陥れてやろう」と考えている朴おばさんのような韓国人もたくさんいる。そういう人にこのような理解力があるわけないか。

 室戸市には、違法事業(つまり、法律に従わない「ウソ」の事業)を行ったことを認めずに「谷口議員はこの業務運営について2度も3度も質問しますが…」と反論した市長がいるが、体質は朴大統領と同じ。「ウソ(法律違反の事業)をでっちあげてでもいいから、なんとか市長としての成果が欲しい」と考えてのこと。 手柄が欲しくてウソの事業を興そうとする政治家のこの資質は、朴大統領と全く同じだ。

 「政治家の言っていることは、まず疑ってかかること」。

 このことは肝に銘じていただきたい。


※電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、2月24日(月)付けGooブログランキング(199万1595ブログ)中、2919位でした。
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地方議会も「3期、70歳定年制」にしよう

2014-02-23 | 議会改革
 私は室戸市議時代から「地方議員は3期、70歳定年にすべきだ」と主張してきたが、議員を辞めた今でもそう思っている。

 勿論、私も議員に初めて出馬する時から「70歳までに議員職を辞める」と決めて出馬した。そして3期目の任期が終わる68歳で退職するつもりだった。

 だが、1期目は武井市長、2期目は小松現市長の違法な政治の数々を追及したところ、23年4月の市議選の直前の3月には「他の議員が賛成している議案にお前一人がなぜ賛成しないんだ! 市長の違法な事業運営や、国保税を値上げしないという公約を破って値上げしたことを公約違反だと言うお前なんか市議選で落選せえ。お前は共産党か!」と市長を選挙で支持支援している市民にののしられた。(※それについては この記事に詳しい)

 それが、Tなる佐喜浜町出身の室戸高校で私と同級生だった、今年68歳になる男。

 23年4月の市議選では市長を支持する県議や市議、後援会関係者、市民らによって「谷口は市長の不正な事業計画をそのたびに追及するから投票したらいかんぞ」と市内全域に広められ(内部告発で明らか)、64歳で敢え無く落選。市民は法令を順守する公正な議員がお嫌いなのか、最終任期と決めていた3期目は仕事をさせてくれなかった。

 そんな理不尽な形で議員職を奪われた私は、その同じ23年12月のこと、3月に室戸市のジオパーク推進室の前で私に向かって「他の議員が賛成している議案にお前一人がなぜ賛成しないんだ! 市長の違法な事業運営を批判するお前は来月の市議選で落選せえ。お前は共産党か!」と叫んだその男を市内の新村不動で見つけたことからこっぴどく叱りつけてやった。すると、私がそれまで人前で見せたことのないほどのえらい剣幕に恐れをなし、平謝りで小さくなっていた。(※それについては この記事に詳しい)


 自分で言わないと誰も評価してくれないので自ら正直に言うが、このように人間が真面目すぎたのが原因で議会から“追放”されるという憂き目に遭った。

 だから、それまでは地方議会選挙において落選するのは仕事をしない不真面目な議員ばかりだと思っていたが、公正な仕事を休みなく真面目にしすぎても「お前なんか要らん」と落選させられることをその時、初めて知った。

 一方、数々の不正な議案に賛成してきた議員は今も現職でいるし、その中には70歳を超えて今も議員職にある人物が何人かいる。


 さて、この「3期、70歳以上」が如何に不適正なことかは、それぞれが若者と高齢者と比較してどちらが頭脳明晰で、活発な議員活動を行う行動力があって、悪い体質に陥りやすいかを考えていただければすぐに答えは出よう。

 議会の表決において「まー、いいか。市長が出した議案には無条件で賛成してやったら市長もおれの言うことを聞いてくれるだろう」と考えて不正な議案に賛成するということは、「まー、難しいことなんか面倒くさいから、どうでもいいや。早く終わって帰ろうじゃないか」と考えて市長及び執行部に寄り添っていること。

 つまり、事なかれだ。そう断言してもよい。

 因みに、こういう議員は議会に出てきても、とにかく早く家に帰りたがる。

 議長になっても、そうだ。早く議事を打ち切ろうとするから、議論は深まらない。

 情けないったらありゃしない。

 まるで、子どもだ。

「そんなに家に帰りたければ多忙な立場の議員なんかにならなきゃよかったのに」と思うほど、家に帰りたがる。(笑)

 そんなに慌てて家に帰ろうとしなくても、家は逃げはしないのに。(笑) 

 報酬をもらうためだけに議員選に出馬して議員になった人たちだから、出席簿に「出席」の印をもらった途端、「もう、帰ろうよ」と漏らし始める。(笑)

 挙句の果ては、私のように真面目な議員が質問や質疑をしている時でも、自分は居眠りをしたり、自分が所属する団体の資料を机の上に出して職員に渡す給与の計算をしている者までいて、それにはこの野郎と思ったものです。(これは笑えない)

 ふざけた話だが、これが室戸市議会の実態。


 自治体の予算はすべて住民のものです。その予算を住民に為り替わり予算編成をしたり予算の執行をしたりしているのが首長であり、行政職員であり、議会議員です。

 そしてまた、仕事もしないこういうん人間たちを議員にし、毎月、その人たちの口座にその約100億円の市の財政の中から議員報酬を振り込んでやっているのが、住民。

 だから、私はそれを指して、「このまちには奇特な人たちばかり住んでいる」と言っている。

 この理屈、お分かりか? 市民の皆さん。

 不正だと解っている議案を平気で議会に提出している室戸市長になぜ、毎月給与をやらなくてはならないのか。その議案が違法だと知っているのに賛成して可決させている議員たちになぜ毎月報酬を与えなければならないのか。

 64歳になっていても私だけは「ダメなことは、ダメだ」と判断し決断したが、大半の議員は「ダメな事業でも賛成してやるのが世渡りというものだ」と思っているのか、自分が得になる方を選んで議員活動を行っていた。ま、“世渡り上手”と言えば言えるが、それを世間は許してはいけない。

 先日も書いたが、市民のいない秘密会議である議員総会に市長ら執行部が次の議会に議案として提出する事業案を議題として提案し、本来は本議会で行うべき「質疑応答」を市民のいない場で片をつけてしまおうと考える市長のその不正な魂胆に対して厳しく指摘する知恵も勇気も持たず、市会議員全員が不正な“議案の事前審議”をいまだに行っている。法令順守を徹底的に厳しく行ってきた私が市議会にいなくなって他の不正を止める議員がいなくなったことから、今もそういう状況にあるのは読めている。

 そのことを知っているのは市長や執行部の課長、そして市会議員の14名だけ。室戸市民は誰一人そういう不正が今も行われていることを誰も知らない。

 国の法律や市の条例・規則・要綱などを守らない不正がまかり通っている室戸市政室戸市議会だと解っていないのは、室戸市民だけ。

 「まー、えいやないか。どうせ室戸市のお金はおらの金じゃないきんな」。

 いや違います。

 全国の皆さんも勘違いしている面が多いのでお教えするが、自治体の予算はすべて住民のものです。それを、住民が市長、市職員、議員に給料や報酬を与えて管理運営させているだけのことです。

 本来は住民が市区町村の財政を管理しなくてはならないのですが、住民は日々の仕事で忙しいから、行政の業務は給与を支払って市長と市職員を雇用して任せ、その市政運営を議員を雇用し報酬という名の給与を与えて監視させているのです。位置関係を言うと、まず上位に「住民」がいて、その下に「首長」と「議会」が並び、「首長」の下に「行政職員」がいる。(ま、今の室戸市を見ると、「市長」及び「市職員」の下部組織として「議会」があるが、これに議員各位は何の違和感も持たず理不尽さも感じず、不正な業務運営に言いなりに賛同している。そういう構図)

 この「自治体の予算はすべて住民のもので、それを住民が市長や市職員、議員に給料や報酬を与えて管理運営させているだけのこと」という地方自治の定理を一回、室戸市議会の一般質問で小松市長に投げかけたことがある。

 その質問に小松市長はこう答えました。

 「私は市民に雇われた身だとは思っておりません」。

 こう断言されたのには驚きました。

 つまり、これは何を物語るかというと、どこの首長や行政職員でもみんな同じように重い違いをしていると思うが、公務員にはその町や村の住民に雇われたという観念が欠落している証拠です。

 全国の皆さんはこのことをよく認識して行政や議会を見ていなければなりません。

 「おれは偉いから市長になってやったんだ」ぐらいにしか思っていないから、「違法業務でもそれを市民に言わなきゃ、解らないじゃないか」と居丈高なものの考え方をするようになり、「谷口、お前がその不正をばらさなきゃ市民にも分からなかったのに」と腹を立てるのはお門違いです。

 不正に平気な政治家は愚か、それを容認する監視機関である議会の愚かさ、選挙の前や後に金や米や魚を配って回った選挙違反の告発を受けても捜査しない警察も愚かだが、その不正な政治家を放置し市政の在り方に全く関心を持っていない市民も愚かだといえます。

 私は、室戸市の政治に関しては誰も信用しません。 全て疑ってかかる。

 なぜならば、人間も年齢が50歳、60歳にもなると、絶対に過ちを認めないし、改めもしないことを知っているからだ。

 正直に「おれが間違っていた。今日を限りに心を入れ替えて真人間になります」なんてことを言って悪人が改心するのは、マンガや小説の中だけだ。

 そんなの、市役所や市議会だけでなくこの地域社会でも、一度も見たことがない。

 中には、市長になるために自分を市長選に押し上げ当選させて下さった恩人をも騙した者もいて、油断できない。

 勿論、この男は法律違反なんかなんとも思っておらず、過ちは一切認めないし、改心なんかする男ではない。

 もう一度言うが、「悪人が改心するのは、マンガや小説の中だけ」。

 正直で真面目な人は、若い時からずっと真面目。60歳前後になっても不真面目なことをし続けている人は、若い時から不勉強で不真面目な、ずっと改めない人と見てよい。

 それは市長になった人であっても、市会議員になった人であっても、市職員であっても、企業や団体の長をしている人であってもだ。


 さて、前置きが長くなったが、これからが本題です。

 私は今でも「地方議員は「3期、70歳定年」にせよ」と考えている。

 室戸市議会議員をしていた8年間、市長が行う違法な施設建設や、不適正にも既に倒産状態にある指定管理者の企業に向けて巨額の予算を支出したことなどに対し何ら厳しく批判するでもなく、更に議会最終日の表決においてそれらの議案に賛成して許してしまう、そんな市会議員の姿を見ていて、心に決意したことがある。

 それは、地方議員の任期と年齢には厳しい制限を設けて、不勉強で市民のために働かない議員は「任期制限は3期とし、任期中に70歳を超えない」ことにすべきだとずっと思っていた。

 しかし、議会で蛮勇を振るい組織を牛耳っているのは大半がその70歳以上のご高齢の方々だったので、こんな私の議会改革の手段など理解してくれる議員がわけがなかったし、いても、それら70歳前後の議員職を何期も重ねてきた議員に脅されて強く主張することができない議員ばかりでした。

 ですが、いまの地方議会の体制を考えると、今でも議会の体質が悪化していかない一つの手段として、この制限を設けるべきだと考えている。

 そんなことを考えていた市議をしている当時、「公明党の衆院議員6人が次期衆院選に出馬せず、今期限りで引退すると分かった。これは“任期中に66歳を上回らない”とする党の内規の年齢制限を超えるため」というニュースを目にした。

 これは、なかなかいい規定で、国会議員だけでなくて地方議会もこれに倣い、各議会でこう規定すべきだと思った。

 これまで違法などの議案が平気で可決されてきた室戸市議会を見ていると、全国の各市区町村議会は公明党のこの内規に倣い、「議員は任期中に70歳を上回らないとする」と年齢制限を設けることを強く要請する。

 そうすれば、4期目(16年間)、6期目(24年間)、8期目(32年)、10期目(40年間)・・・と、議会でそれほど勉強もせず、能力もなく、組織改革には背を向け続け、住民には何の貢献もせずにいながら、住民が自治体に支払った税金の中から毎月、お給料を貰い続ける、そんな住民を馬鹿にしたような行いはすべてなくなり、議会は必ずや時代に合致した体制に改革されるのは間違いありません。

 この「3期、任期中に70歳を超えないこと」という任期及び年齢制限の取り決めは、議員にとっては自分たちの身を責める規定であり、議員らにその決定を任せておいても絶対にこれを決めることはできない。だから、住民が強く運動を起こし、住民が決めるようにすることです。

 みなさん、あなた方はあなたの町の議員にはあなた方の税金の中から「報酬」という名のお給料が支払われています。この実態は、その仕事量の代償として支払われるべき「報酬」ではなく、かつての私のように熱心に仕事をしている議員にも、何の行政調査も質問や質疑の原稿も作成せず議会の時に出てくるだけの議員にも同じように支払われていることから、まさしく「お給料」。

 この矛盾を解消するには、議員の任期を短くして、議会において長年にわたり“牢名主”のようにふるまっている議員を排除し、清新な議員によって議会を浄化する必要があるということです。そうして、市町村議会に清新な風を吹き込むのです。

 「若いから」とか「任期が浅いから」議員の職にそぐわないとは、私は思いません。

 見てごらんなさい。あなたの町や村の議員さんたちを。任期が4期目とか6期目、8期目、10期目とか、長年議員をやっている人がどのくらい苦心して町の政治をよくしようと苦心しているか、していないかを。

 真面目に議員職に専念し、努力と言えるほどの仕事をしていない議員の方が圧倒的に多いでしょ? 

 「その通りだ!」の声が聞こえてきます。

 だから、若くたって、いいんです。不真面目、不勉強、規則を守らない無軌道な人じゃいけませんが、議員になった人が真面目で勉強家で地方自治法など行政と議会に関するルールをちゃんと守り違法な議案には決して賛成しないという人ならば、若い人の方がスレていないだけ、まだまし。

 だから、「いや、それじゃ、能力のある議員がいなくなってしまう」なんてことは言わないことです。

 「若い議員が何ができるんだ。議員は何期もやってこそ行政のことが解るんだ」。

 長年議員をやってきた議員やいま3期目の議員などがこんなことを言ってこの制限規定に反論するでしょうが、老齢の議員がそう言った時はこう考えてください。

 それは、自分がこれまで続けてきた利権(行政の金を自分が関係する企業や団体に奪い取るような行為)や首長との利害関係を無くしたくないとか、折角、手に入れた楽して収入が入ってくる議員職を失いたくないからであり、そんなことに耳を貸していては行政改革も議会改革もできないし、町はその議員らによってつぶされてしまう。

 とにかく、長く議会にいる議員はまちの発展のためにならないから、一時も早く議会から排除してしまうことです。

 地方議会には私が議員になった時に決意していた「3期、70歳まで」と考えている議員など一人もおらず、いつまでも、「議会に自分の足で歩いて行けるうちは議員を続けるぞ」と思っている人ばかりだと思っているが、地方議員の任期は「任期制限は3期とし、任期中に70歳を超えないこと」と規定すべきです。

 そうして、頭や体が硬くなり知恵やアイデアは出ないし行動力も落ちた高齢者ばかりが議員職を独占せず、そう言う人たちは「3期、任期切れが70歳以下」で退職し、いろんな夢や目標をたくさん持っている若い人たちに議員の職を分けてあげなさい。そうすればあなたのまちは今よりもずっと若返り、清新な政策が実行される活発な町や村になるでしょう。(高齢者の議員たちはまちが良くなることよりも自分の懐が膨れてくることを希望しているのだろうが)

 とにかく、真面目な私でも初当選した最初から「3期の68歳で退職する」と決めていたんだから、真面目に仕事もしない地方議員にいつまでも「報酬」という名の甘い汁を吸わせてはなりません。

 それが、あなたの町や村の政治や議会を改革し発展させる、唯一の方法だとお教えする。

 あなたのまちには、現在議員をしている人たちよりももっともっと有能で公正な判断ができる住民がいるんだから。


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新作『巌、起つ』の制作 (4)描きたいものを線で描く

2014-02-21 | 私の絵画制作活動
 今日は、2月1日に描いた絵画制作の記事の続報です。(絵に興味のない方はここでお帰り下さい。又のご来店をお待ちしています)


 さて、最近は親戚の葬儀などがあったり寒い日が続くことを理由に筆を持つ日が少なくなっていまして、「これじゃいかん」と考えています。

 そうして先月中旬から毎日少しずつ描いているのが、私がライフワークにしているいつもの室戸岬の海岸風景です。

 いえいえ、昨年の県展で初入賞したからといって、巨岩の絵に味をしめたということではありませんよ。

 私は室戸市がジオパーク事業に取り組む何十年も前からこの室戸岬の風景が好きで作品を描いていて、この場所への愛情という面では室戸市内ではきっと一番でしょう。


 昨年の県展洋画部門の審査員・智内兄助画伯がいみじくもつぎのようにご指摘くださいました。

 「これだけ描き切るというのは、室戸の風土とか地球の生い立ちだとかへの畏敬の念が相当強いのではないか。ずばりはまった」。加えて、県展入賞作品講評会では「この作品は私の作品よりもよい」と高く評価していたと後日、県展関係者から聞いた。

  

 多分に画伯の褒めすぎですが、この室戸岬の近くに生まれ育つと、その海岸風景が好きになるのは当然でした。

 まだ4歳、5歳ごろからこの室戸岬のこの荒海やごつごつした巨岩の波に慣れ親しみ、小学生の時の遠足は毎年決まってこの室戸岬。中学生の時もここだった。学校からみんなが行列になって歩いて室戸岬にやって来た。

 そんな経験などから、室戸の風土や、更に言うと私が生まれて1カ月後に発生した南海大地震によって地盤が隆起したことを父や母から聞かされていたことから、地球の不思議さを実感しながら育ったのは確かです。(ただ、小学校や中学校の先生から室戸岬の地質は非常に珍しいものだと聞かされ学んだことは一度も無かった)

 そして地元の室戸高校に進むと美術部の入り、「将来は画家になりたい、それが無理なら当時流行だったイラストレーターになろう」と思い描きながら、時々このこの室戸岬に来て海岸風景を描いていました。

 そうしたことから知らず知らずに室戸岬の岩場が好きになり、30歳代は家業の製材所で働きながら約六年間、帰宅するとまるで画家のように毎夜毎夜、作品に取り組み、この室戸岬の岩場やかつて昭和34年に室戸岬に来られた東山魁夷画伯が作品『樹根』の題材にしたアコウの木の根などを題材にして描いた。

 私の作品を見て智内先生から「畏敬の念が相当強いのでは」と評価されると「果たしてそうかな」と考えてしまいますが、平成3年から室戸岬が世界ジオパークに認定される直前の平成21年まで自費を投じて行ってきた“室戸半島の地質を観光に活かそう”の活動は私の個人的に抱く室戸岬への愛情に他ならず、「畏敬の念」とまではいかなくても室戸岬への「思い入れが市民の誰よりも強い」のは間違いありません。

 いまさらながらに思いますが、本当にそのモノの身近にいて育つと、そのモノに対する愛情というものは沸いてくるものです。

 例えると、室戸岬の突端から約2キロの土地の津呂という街に住んでいる私と、室戸市の西端で室戸岬から20キロ余り離れた羽根町の住む市民や、室戸市の東端で室戸岬から約18キロ離れた佐喜浜町に住む市民と比較すれば、当然、室戸岬と慣れ親しんだ経験は長く津呂に住んできた人の方が濃密であることは間違いありません。

 だから、私が約20年ほど訴え続けてきたジオパーク事業実現への取り組みに関して言うと、選挙の時にジオパークを成果として声高に訴えていた羽根町で生まれ育った現市長や佐喜浜町で生まれ育った前県議のお二方と比較しても、室戸岬への愛情の深さは私の方が勝っていて当然と言えましょう。

 智内兄助画伯の「これだけ描き切るというのは、室戸の風土とか地球の生い立ちだとかへの畏敬の念が相当強いのではないか」という私の作品への評価は過分なものですが、昨年の県展以降、この言葉が非常に励みになっていて、あの作品以上の作品を描こうと日々、模索しています。


 そこで、制作を終えるまでにはまだ40%といったところで、まだまだ人に見せられるようなものではなく下塗りに毛が生えた程度の状態ですが、制作の報告は毎回行ってきましたので、ご覧いただきます。

 (描き始めた1月中旬に現場に行き、確認と修正を加えている時の写真)

  

   

 尚、作品名は昨年の入賞作に倣い、砂岩と泥岩が互層になった地層が隆起した岩場をテーマにしていることを考え、『巌、起つ』(いわお、たつ)とした。

 (やっと名がついた。公募展では作品の内容とはあまりにもかけ離れすぎた作品名をつけているのをよく見かけますが、却ってそのことによって作品の評価を下げているように感じている。だから、作品への命名もおろそかにできず、なかなか難しいものがあります。個人的に命名の要点は、単純明快、これが一番だと思う。昨年の初入賞作品でそのことがよくわかった)

 (現在の状態)

    

 当然として、当世は戦後の一流画家が「面」で描き、それに何の問題意識も持たずに追随している作家が何とも多く感じるますが、私の作風はその“線を消して面で描く”という画風と異なり、「線」を主にして描いていて、人によればそれに違和感を持つ方は多々おられよう。特に旧態依然とした古い考え方を持つ作家は、きっと「こんな描き方は邪道だ」と排除しようとするでしょう。

 ですが、私は“他の人がそうだから右へ倣え”の真似はしない主義で、一度しかない人生、自分が正しいと信じた道を黙々と歩んでいる。室戸市議として市長が行う不正を議会で私一人だけが許さなかったように。

 今回も昨年の県展入賞作と同じように最初のスケッチの段階から微細な線を消し去らないように、いやむしろ仕上がりゆく過程では日本画で使う面相筆で細かい線を更に加えつつ、描き進んでゆきます。


 もう高知県展に私の作品を高く評価して下さった智内兄助画伯は審査員でやって来ないだろうが、今後描く作品はすべて智内兄助先生の評価に恥じぬよう、偶然お会いした時にはまた「ずばりはまった」と言っていただけるよう、頑張りたいと思っている。

 少しでもご指導いただきたく、智内兄助画伯に何とか一度お会いできないものか。そう、痛切に思っている。(お会いする機会なんかないでしょうが)


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情緒に流される、キャロライン駐日大使

2014-02-21 | 国のあり方
 キャロライン・ケネディ駐日大使。

 この人は弁護士で、選挙で選ばれた政治家ではない。オバマ議員の大統領選で巨額の資金援助を行ったことから「大使」の指名を受けたもの。

 しかし、どこかの国の大使になろうとするとき、どのような識見を持った人でも政治家的な見地に立って発言しなくてはならない。

 これは当たり前のことだ。

 キャロライン氏があのケネディ大統領の娘で、その人が日米外交を担うため「駐日大使」としてアメリカから日本に送られてきたとあって、日本人の大半は期待を込め、好感触で迎えたものでした。私もそうでした。

 それを期待しない方がおかしい。

 でも、日本に来てからのキャロラインさんを見ると、どうも日本と馴染んでいない。いや、むしろ「自分の地位」を世(アメリカ本土と日本全国)に知らしめるために必要以上に肩に力が入りすぎて、意識的に馴染もうとしていないのかもしれない。つまり、言動全てが彼女なりの精一杯の表現かも。

 「日本に来たからといって、必要以上に馴染んではいけない。アメリカから、私の言動を見ている。私らしさを表現しなきゃ、私らしさを出さなきゃ」。

 そう考え、日々焦っている。


 発端はあの和歌山県太地町のイルカ漁。日本に来るや、すぐそれに噛みついた。

 私は、「如何にも情緒的だ」と思ったものです。

 そしてその後も安倍首相が靖国神社に戦没者を慰霊に行った時も、米大使館は「失望した」とアメリカ政府の見解として発表したが、真相は大使自身の見解だった。

 「これも、如何にも情緒的だな」と感じた。


 そして一昨日の 「ケネディ大使 籾井会長、百田委員の発言を理由にNHKの取材に難色の報道」 のニュース。

 かいつまんで言うと、こうなる。

 ≪キャロライン・ケネディ駐日米大使の様子がおかしい。

 NHKがインタビュー取材を申し込んだところ、米大使館を通じて、先日のNHK籾井会長や、「永遠の0」の原作者でNHK経営委員の百田尚樹氏の発言を理由に難色を示した。

 籾井氏は1月25日の会長就任会見で、慰安婦問題について「どこの国にもあった。今のモラルでは悪い」「(補償については)日韓基本条約で全部解決している」と発言。百田氏は東京都知事選の応援演説で、米軍による東京大空襲や原爆投下を「大虐殺」といい、「南京大虐殺はなかった」などと語っていた。

 これを根拠に取材を受けないというのは、思想信条の自由への圧力、価値観への干渉になる可能性もある。同盟国の全権大使として、今回の対応はいかがなものなのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「ケネディ大使は和歌山県太地町のイルカ漁を批判して、日本国内で反発を受けた。ただ、価値観が違っても、日米両国の大きな問題のために判断して行動してほしい」と語った。

 拓殖大学の藤岡信勝客員教授は「常識では考えられない。『そういう話を仕立てて、利益を得る勢力があるのでは?』と疑う。もし事実ならば、同盟国への干渉に他ならない。一国の代表として大変なことだ」と指摘、「ケネディ大使の着任が決まったとき、ある識者が『外交の素人を大使にするなど、オバマ政権は日本を侮辱している』と語っていた。そういう懸念が現実になりつつある」と危惧する。≫
 

 この記事からキャロラインさんの政治姿勢に接し、私は「またまた、如何にも情緒的だな」と感じた。

 一言で言うと、まだ女の子、娘さんだ。

 純真無垢はいいが、政治に関わる人間としてはあまりにも幼稚。まだ大人ではない。

 (※読者はすでに知っておられるだろうが、“従軍慰安婦”と呼ばれている「従軍売春婦」(※注)について言うと、あれは今や“売国奴新聞”として名高い朝日新聞がねつ造記事を書き韓国と中国に日本を批判する材料を与えたのが、発端。つまり、ウソの記事を書いて親戚の中国と韓国に貸しを作り、一緒になって日本を責めている。そのために今、日本はこの二国から圧力を受け続けている。まかり間違っても朝日新聞なんか購読しちゃだめですよ、洗脳されてしまうから)


 お隣にもう一人、情緒的な人がいますね。分かりますか? そう。朴大統領のこと。

 彼女はキャロラインさんと違って政治家ですが、政治家としては同じように幼稚で、余りにも情緒的な人。

 ヨーロッパに行っては「日本は許せない」と告げ口し、アメリカに行っては「日本と仲良くするな」と告げ口し、中国に行っては「一緒に日本をやっつけましょう」と頼み込み、反日運動に精を出している。その反日運動にばかり精を出しているから、財政や経済はどんどん悪化の一途をたどっている。

 だからこの人も政治に関わる人間としてはまだ幼稚で、反日運動をしていたら政権の支持率は下がらないと思っているが、支持率と国が良くなることとは比例しないということをまだ知らないらしい。

 とにもかくにも、政治はキャロラインさんや朴おばさんのように「情緒」で行うものではありません。

 「私は女として、イルカを獲って食べるのは余りにも野蛮な行為で、許すことはできない。キッ!」と、キャロライン大使は怒っているが、他国の食習慣を批判するならそれだけの歴史的知識を持って言うべきだ。


 話は少しそれるが、その食習慣についても書き添えておきたい。

 他国の食習慣全てを許せないんだったら、アメリカ人も全員が牛を殺して食べること、羊を殺して食べること、ニワトリを殺して食べること、馬を殺して食べること、豚を殺して食べること、シカやその他の野生動物を殺して食べることなど、すべて止めてはどうか。

 百歩譲って、その中から何か一つでもいいから動物を殺して食べることを止めてはどうか。まずそうやってアメリカがお手本を示さなきゃ、他の国はどこもそれに習うことはなかろう。

 又、アメリカの同盟国がオットセイやアシカやイルカやクジラなどを獲って食べていることにも「失望した」と批判し、噛みついてはどうか。

 出来ないだろう。では、もし相手が中国ならば言えたか? もっと言えないだろう。

 一国の大使とならば、そのくらいの度胸と考えがなかったら他国のことに干渉してはならないと事前に知っておくべきだ。


 更にお教えすると、キャロライン大使はもっと大局に立って、もっと政治を広く見据えて、日米関係が今以上親密になるように努力することが肝要だ。

 アメリカ各地では今、戦時中に従軍売春婦だった女性たちを材料にして在米韓国人らが反日運動を起こしているが、それをアメリカ政府と各州の政治家たちは見て見ぬふりをしている者あり、賛同してその運動を焚きつけているアメリカ人も大勢いる。

 いったいアメリカは中国や韓国とどこへ行こうとしているのか。出来たら教えてほしい。

 とにかくオバマ大統領もキャロライン大使ももっと賢くなって同盟国のことにもっと配慮し、そして中国や韓国のやっていることにはもっと厳しく対応しなければならない。

 でないと、長く続いてきた日本とアメリカとの日米安保同盟は破綻し、それによって中国と韓国はますますつけ上がり、日本が我慢の限界に来た時、日本は中韓反日連合軍と戦うことになるだろう。


 オバマ大統領とアメリカ政府は経済的に中国に縋り始めており、そのため中国には何も言えなくなっている。

 つまり、アメリカは中国の“ポチ”になろうとしていると表現してもいい。

 私は、オバマ大統領の就任以来、アメリカの弱体化は始まっているとみていて、一刻も早く中国や韓国に厳しく対応する政党で厳しく対応できる政治家が大統領にならなければならない。

 それと、アメリカ大統領は常に“世界の警察”のトップとして世界各国ににらみを利かせていなくてはならないのに軍事費削減の必要性からそれをやめようとしているのも、今後の世界情勢を不安定化させる原因とみている。

 オバマ大統領個人に関しても、世界平和のために命を掛けて戦ったことも意思もないのにノーベル平和賞なんてものをもらうから、圧力をかけ続けなければならない中国に何も言えなくなるんだ。オバマ氏には平和賞を返上することをお勧めする。

 オバマ大統領よりもむしろ、あのパキスタン人の16歳の少女、マララ・ユスフザイさんの方がもっと度胸もあり勇気もあり、彼女にこそノーベル平和賞を与えるべきであろう。

 度胸と才覚のない組織のトップなんてカスのようなもの。室戸市長を見てきて、私は今もそう信じている。

 
 最後に。

 アメリカ政府とキャロライン大使による日本批判の「失望」の発言に対し、日本政府関係者から初めて公式に発せられた反論です。

 これについて、衛藤補佐官は謝罪したが、何も謝罪する必要はない。

 誰かが言わないとアメリカという大国は更に日本をなめてかかってき、中国や韓国との友好関係を深めることになる。

 的外れの批判に対しては誰かがこうして反論を加えなければ、いつもやられっぱなしでは情けない。

 例え日米関係が悪化しようとも、政府に関わる誰かが安倍総理になり替わって、このように言うべきことは言うべき時に毅然として言うべきだ。

 室戸市議会議員のように、「小松市長の違法を追求して改めさせようなんてことをしていると、谷口みたいに次の選挙で落選するからなあ」なんて自己保身の腰ぬけぶりでは、情けなかろう。

 私のように「言うべきことは、言うべき時に、毅然として言う」。 これこそが政治家の本分。

 創作した教訓、「為すべき時に、為すべきことを、為せば成る」 の言葉こそ成功への金言とすべし。

 とにかく政治は情緒で行うものではない。いま何をなすべきやと自身に問い、ささやかな感情に動じず、大局に立ってことを行うものだ。

 決断すべき時は毅然と決断し、決断してはならない時は決断しない。それも政治に関わる者の務めであろう。

 (参考)丁度、昨日20日の読売新聞に参考になる記事が掲載されたので、ご覧いただきたい。

          

 (※注:「従軍慰安婦」は、正しくは「従軍売春婦」。このことは明確であるが、日本を陥れて金をせびりとろうとする韓国や中国はそれをウソだと主張し、今やアメリカもそれに助太刀しています。そこで、次の記事をご覧いただき、知識を得ていただけたらうれしい)

 「戦場の売春婦」

 記事の要点は、≪アメリカ公文書によると、韓国で“従軍慰安婦”と呼ばれる女性は戦時中、平均して総計1500円稼ぎ、そのうちの半分はマスター(前借りをした売春宿の主人)に払うので、750円稼いでいると書かれている」、「当時の日本軍の上等兵の月給は10円ほど。兵士の75倍の高給を稼いでいたのが、韓国人慰安婦だった」、「日本兵士の75倍稼ぐのが本当に『奴隷』なのか」≫というもの。

 アメリカ軍の公文書と言えば、アメリカ軍が直接その売春婦に事情聴取して聞いた事実情報。これ以上の動かしがたい情報はなかろう。



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地方議会も「3期、70歳定年制」にしよう

2014-02-19 | 議会改革
  私は室戸市議時代から「地方議員は3期、70歳定年にすべきだ」と主張してきたが、議員を辞めた今でもそう思っている。

 勿論、私も議員に初めて出馬する時から「70歳までに議員職を辞める」と決めて出馬した。そして3期目の任期が終わる68歳で退職するつもりだった。

 だが、1期目は武井市長、2期目は小松現市長の違法な政治の数々を追及したところ、23年4月の市議選の直前の3月には「市長の違法な事業運営や、国保税を値上げしないという公約を破って値上げしたことを公約違反だと言うお前なんか市議選で落選せえ。お前は共産党か!」と市長を選挙で支持支援している市民にののしられ、それから1カ月後の市議選では市長を支持する県議や市議、後援会関係者、市民らによって「谷口は市長の不正な事業計画をそのたびに追及するから投票したらいかんぞ」と市内全域に広められ(内部告発で明らか)、64歳で敢え無く落選。市民は法令を順守する公正な議員がお嫌いなのか、最終任期と決めていた3期目は仕事をさせてくれなかった。

 自分で言わないと誰も評価してくれないので自ら正直に言うが、このように人間が真面目すぎたのが原因で議会から“追放”されるという憂き目に遭った。

 だから、それまでは地方議会選挙において落選するのは仕事をしない不真面目な議員ばかりだと思っていたが、公正な仕事を休みなく真面目にしすぎても「お前なんか要らん」と落選させられることをその時、初めて知った。

 一方、数々の不正な議案に賛成してきた議員は今も現職でいるし、その中には70歳を超えて今も議員職にある人物が何人かいる。


 さて、この「3期、70歳以上」が如何に不適正なことかは、それぞれが若者と高齢者と比較してどちらが頭脳明晰で、活発な議員活動を行う行動力があって、悪い体質に陥りやすいかを考えていただければすぐに答えは出よう。

 議会の表決において「まー、いいか」と考えて不正な議案に賛成するということは、「まー、難しいことなんか面倒くさいから、どうでもいいや。早く終わって帰ろうじゃないか」と考えて市長及び執行部に寄り添っていること。つまり、事なかれと断言してもいい。

 因みに、こういう議員は議会に出てきても、とにかく早く家に帰りたがる。「そんなに家に帰りたければ多忙な立場の議員なんかにならなきゃよかったのに」と思うほど、家に帰りたがる。(笑)報酬をもらうためだけに議員選に出馬して議員になった人だから、出席簿に「出席」の印をもらった途端、「もう、帰ろうよ」と漏らし始める。(笑)挙句の果ては、真面目な議員が質問や質疑をしている時でも、自分は居眠りをしたり、自分の会社や団体の資料を机の上に出して職員に渡す給与の計算をしている者までいて、それにはこの野郎と思ったものです。(これは笑えない)

 ふざけた話です。

 自治体の予算はすべて住民のものです。その予算を住民に為り替わり予算編成をしたり予算の執行をしたりしているのが首長であり、行政職員であり、議会議員です。

 そしてまた、仕事もしないこういう人たちを議員にし、毎月、その人たちの口座にその予算の中から議員報酬を振り込んでやっているのが、住民。だから、私はそれを指して、「このまちには奇特な人たちばかり住んでいる」と言っている。

 この理屈、お分かりか?

 不正だと解っている議案を平気で議会に提出している市長になぜ毎月給与をやらなくてはならないのか、その議案が違法だと知っているのに賛成して可決させている議員たちになぜ毎月報酬を与えなければならないのか、

 64歳になっていても私だけは「ダメなことは、行ってはダメだ」と判断し決断したが、大半の議員は「ダメな事業でも賛成してやるのが世渡りというものだ」と、自分が得になる方を選んで議員活動を行っていた。

 市民のいない秘密会議である議員総会に市長ら執行部が次の議会に議案として提出する事業案を議題として提案し、本来は本議会で行うべき「質疑応答」を市民のいない場で片をつけてしまおうと考える市長のその不正な魂胆に対して厳しく指摘する知恵も勇気も持たず、市会議員全員が不正な“議案の事前審議”をいまだに行っていることだろう。法令順守を徹底的に厳しく行ってきた私が市議会にいなくなったことから、今もそういう状況にあるのは読めている。

 そのことを知っているのは市長や執行部の課長、そして市会議員の14名だけ。室戸市民は誰一人そういう不正が今も行われていることを誰も知らない。

 国の法律や市の条例・規則・要綱などを守らない不正がまかり通っている市政と市議会だと解っていないのは室戸市民だけ。

 「まー、えいやないか。どうせ室戸市のお金はおらの金じゃないきんな」。

 いや違います。自治体の予算はすべて住民のものです。それを、住民が市長、市職員、議員に給料や報酬を与えて管理運営させているだけです。

 不正に平気な政治家は愚か、それを容認する監視機関の愚かさ、選挙の前や後に金や米や魚を配って回った選挙違反の告発を受けても捜査しないのも愚かだが、その不正な政治家を放置し市政の在り方に全く関心を持っていない市民も愚かです。

 私は、室戸市の政治に関しては誰も信用しない。全て疑ってかかる。なぜならば、人間も年齢が50歳、60歳にもなると、絶対に過ちを認めないし、改めもしないことを知っているからだ。正直に「おれが間違っていた。今日を限りに改めます」なんてことを言って悪人が改心するのは、マンガや小説の中だけ。市役所や市議会だけでなく、この地域社会でも見たことはない。中には、市長になるためには自分を市長選に押し上げて下さった恩人をも騙した者もいて、油断できない。勿論、この男は法律違反なんかなんとも思っておらず、過ちは一切認めないし、改心なんかする男ではない。

「悪人が改心するのは、マンガや小説の中だけ」。

 正直で真面目な人は、若い時からずっと真面目。60歳前後になっても不真面目なことをし続けている人は、若い時から不勉強で不真面目な、ずっと改めない人と見てよい。それは市長になった人であっても、市会議員になった人であっても、市職員であっても、企業や団体の長をしている人であってもだ。


 さて、今でも「地方議員は「3期、70歳定年」にせよ」と考えている私ですが、自民党の小泉進次郎議員も私同様に「国会議員は70歳定年にすべきだ」と考えている。

 ≪進次郎氏とベテラン議員の板挟みに…石破氏苦闘  (2013年6月2日付 読売新聞)

 自民党の石破幹事長や高市政調会長ら執行部が参院選の候補者選考や、公約の取りまとめで苦闘している。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題では、沖縄県連との調整も難航しており、執行部の力量が問われる場面が続きそうだ。(中略)

 世論調査などで党の支持率が高いこともあって、石破氏には、有力議員から候補の「売り込み」が続いている。先月28日に比例選候補として擁立を決めた大日本猟友会会長の佐々木洋平氏(71)は、党の「70歳定年制」に抵触するが、特例として決まった。石破氏は当初難色を示したが、佐々木氏と関係の深いベテラン議員が国会議員の署名を集め、押し切られる形で認める結果になったとされる。しかし、小泉進次郎青年局長が「おかしい。定年制を守るべきだ」と述べるなど、石破氏は板挟みとなっている。

 石破氏は5月31日付の自らのブログで「選挙が近づいたり、いろいろな案件が難航したりすると、世の中には随分とつまらぬ人が本当に居るものだと改めて思わされる」と嘆いた。≫

 

 最後に、この「70歳定年」制に関して以前書いた記事も見ていただきたい。

       ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  

 室戸市議会議員をしていた8年間、市長が行う違法な施設建設や、不適正にも既に倒産状態にある指定管理者の企業に向けて巨額の予算を支出したことなどに対し何ら厳しく批判するでもなく、更に議会最終日の表決においてそれらの議案に賛成して許してしまう、そんな市会議員の姿を見ていて、心に決意したことがある。

 それは、地方議員の任期と年齢には厳しい制限を設けて、不勉強で市民のために働かない議員は「任期制限は3期とし、任期中に70歳を超えない」ことにすべきだとずっと思っていた。

 しかし、議会で蛮勇を振るい組織を牛耳っているのは大半がその70歳以上のご高齢の方々だったので、こんな私の議会改革の手段など理解してくれる議員がわけがなかったし、いても、それら70歳前後の議員職を何期も重ねてきた議員に脅されて強く主張することができない議員ばかりでした。

 ですが、いまの地方議会の体制を考えると、今でも議会の体質が悪化していかない一つの手段として、この制限を設けるべきだと考えている。

 そんなことを考えていた1年前だったか、「公明党の衆院議員6人が次期衆院選に出馬せず、今期限りで引退すると分かった。これは“任期中に66歳を上回らない”とする党の内規の年齢制限を超えるため」というニュースを目にした。

 これは、なかなかいい規定で、国会議員だけでなくて地方議会もこれに倣い、各議会でこう規定すべきです。

 これまで違法などの議案が平気で可決されてきた室戸市議会(現在もそうだと思っている)を見ていると、全国の各市区町村議会は公明党のこの内規に倣い、「議員は任期中に70歳を上回らないとする」と年齢制限を設けることを強く要請する。

 そうすれば、4期目(16年間)、6期目(24年間)、8期目(32年)、10期目(40年間)・・・と、議会でそれほど勉強もせず、能力もなく、組織改革には背を向け続け、住民には何の貢献もせずにいながら、住民が自治体に支払った税金の中から毎月、お給料を貰い続ける、そんな住民を馬鹿にしたような行いはすべてなくなり、議会は必ずや時代に合致した体制に改革されるのは間違いありません。

 この「3期、任期中に70歳を超えないこと」という任期及び年齢制限の取り決めは、議員にとっては自分たちの身を責める規定であり、議員らにその決定を任せておいても絶対にこれを決めることはできません。だから、住民が強く運動を起こし、住民が決めるようにすることです。

 みなさん、あなた方はあなたの町の議員にはあなた方の税金の中から「報酬」という名のお給料が支払われています。この実態は、その仕事量の代償として支払われるべき「報酬」ではなく、かつての私のように熱心に仕事をしている議員にも、何の行政調査も質問や質疑の原稿も作成せず議会の時に出てくるだけの議員にも同じように支払われていることから、まさしく「お給料」。

 この矛盾を解消するには、議員の任期を短くして、議会において長年にわたり“牢名主”のようにふるまっている議員を排除し、清新な議員によって議会を浄化する必要があるということです。そうして、市町村議会に清新な風を吹き込むのです。

 「若いから」とか「任期が浅いから」議員の職にそぐわないとは、私は思いません。見てごらんなさい。あなたの町や村の議員さんたちを。任期が4期目とか6期目、8期目、10期目とか、長年議員をやっている人がどのくらい苦心して町の政治をよくしようと苦心しているか、していないかを。

 真面目に議員職に専念し、努力と言えるほどの仕事をしていない議員の方が圧倒的に多いでしょ?「その通りだ!」の声が聞こえてきます。

 だから、若くたって、いいんです。不真面目、不勉強、規則を守らない無軌道な人じゃいけませんが、議員になった人が真面目で勉強家で地方自治法など行政と議会に関するルールをちゃんと守り違法な議案には決して賛成しないという人ならば、若い人の方がスレていないだけ、まだまし。

 だから、「いや、それじゃ、能力のある議員がいなくなってしまう」なんてことは言わないことです。

 「若い議員が何ができるんだ。議員は何期もやってこそ行政のことが解るんだ」。

 長年議員をやってきた議員やいま3期目の議員などがこんなことを言ってこの制限規定に反論するでしょうが、老齢の議員がそう言った時はこう考えてください。

 それは、自分がこれまで続けてきた利権(行政の金を自分が関係する企業や団体に奪い取るような行為)や首長との利害関係を無くしたくないとか、折角、手に入れた楽して収入が入ってくる議員職を失いたくないからであり、そんなことに耳を貸していては行政改革も議会改革もできないし、町はその議員らによってつぶされてしまう。

 とにかく、長く議会にいる議員はまちの発展のためにならないから、一時も早く議会から排除してしまうことです。

 地方議会には私が議員になった時に決意していた「3期、70歳まで」と考えている議員など一人もおらず、いつまでも、「議会に自分の足で歩いて行けるうちは議員を続けるぞ」と思っている人ばかりだと思っているが、地方議員の任期は「任期制限は3期とし、任期中に70歳を超えないこと」と規定すべきです。

 そうして、頭や体が硬くなり知恵やアイデアは出ないし行動力も落ちた高齢者ばかりが議員職を独占せず、そう言う人たちは「3期、任期切れが70歳以下」で退職し、いろんな夢や目標をたくさん持っている若い人たちに議員の職を分けてあげなさい。そうすればあなたのまちは今よりもずっと若返り、清新な政策が実行される活発な町や村になるでしょう。(高齢者の議員たちはまちが良くなることよりも自分の懐が膨れてくることを希望しているのだろうが)

 とにかく、真面目な私でも初当選した最初から「3期の68歳で退職する」と決めていたんだから、真面目に仕事もしない地方議員にいつまでも甘い汁を吸わせてはならない。

 それが、あなたの町や村の政治や議会を改革し発展させる、唯一の方法だとお教えする。

 あなたのまちには、現在議員をしている人たちよりももっと有能で公正な判断ができる住民がいるんだから。
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市区町村議会の議員定数は、人口に見合う数字にすべき

2014-02-19 | 議会改革
今日は地方議会における議員定数についてもう一度、考えていただきたい。

 議員定数を削減することについては議会で市長に問えることではありません。議会の議員全体で「人口減少している中、今の議員数でいいのか。削減すべきではないか」と協議し、年々、削減してしかるべきこと。それは明確だ。

 ですが、自分たちが住民から貰っているお給料を自分たちで減らすことなど、余程のお金持ちじゃない限り進んでやる議員はいません。だから、大半の議員はそれに反対する。また、議員定数の削減も、削減されると次の選挙で自分が落選する確率が高くなるから、これも大半の議員が反対します。

 賛成するのは、まちの住民が減少し続けていることを実感し「我々議員も身を切り議員報酬と議員定数は徐々に削減してゆくべき」と訴える“議会経営”に秀でた議員か、次の市議選に出馬しないと決めている意地の悪い議員だけ。後者は室戸市議会にもいる。


 さて、最近は室戸市議会の議員定数削減問題が市民の話題に上り、市民からは「あれはいつ決めるんだ」と半ば苛立ちのような声もよく聞きます。そこで、全国レベルで考えようと、ネットで色々と検索してみた。

 そうして見つけたのが、この「全国の議員定数ランキング」。(室戸市は安芸市と同じ974番目に出てきます)

 この票を見ると自分が住んでいるまちの市町村議会の議員数と報酬金額が多いか少ないかを考える上で少しは参考になるのではないでしょうか。

 【全国の議員定数が少ない市ランキング】(自治体名・議員定数・平成22年国勢調査時の人口・議員報酬額、議員一人当たりの住民数の順)

 1、歌志内市   8名    4387人   27万円      548人   
 2、夕張市    9名   10922人   31.1万円   1213人
 3、赤平市   10名   12637人   24.6万円   1263人
 4、芦別市   12名   16628人   31.5万円   1385人
 5、美濃市   13名   22629人   33.2万円   1740人
 6、室戸市   14名   15210人   26万円     1086人
 7、安芸市   14名   19547人   31.5万円   1396人
 8、竹原市   14名   28644人   35.5万円   2046人
 9、鳥羽市   14名   21435人   33.5万円   1531人
10、下田市   14名   25013人   29万円     1786人


 ご覧頂いてお分かりのように、全国の市で市会議員の数が多いのは、1位が北海道の歌志内市(人口4387人)に対し8名の議員がおり、議員一人当たりの人口は548人となっている点です。その6位に、衰退してゆくわが室戸市が表示されていて、議員一人当たりの人口は1086人となっています。そして、この数字は何を物語るかと言うと、数字が少ないほど良いわけではなくて、「議員定数が多い」ことを示す。だから、歌志内市の議員数8名は間違いなく多い。

 唯、これも全国の町村の議員定数を見ても解るが、削減しても大抵が8名ぐらいまで。「これ以上、議員数を減らすと集落の声が役場に届かなくなる」と叫ぶ議員によって削減しないのが実態。ですが、これにもウソがあって、議員みんながしっかりと町政、村政を監視していれば6名になっても町議会、村議会の存在意義は保てるのに、議会議員が自分の収入のなさを町や村の予算でカバーしようと企み議員全員が一体になって議員定数削減に反対している実態が、この高知県内でも散見される。

 上の10市の中では歌志内市の「548人」は特異な例として除き、残りの9市の「議員一人当たりの人口」を平均すると、「1494人」となる。

 数字は正直です。

 これを基にして、室戸市議会の議員定数は室戸市の人口を考慮するとどのくらいの議員定数が“全国並み”かを計算してみたい。

 私が夕張市の財政破たんをきっかけにして17年から作成し続けてきた室戸市の人口動態です。

平成17年度(2005)・・・減少は460人(平成17年10月の国勢調査は17490人で、それから5カ月後の年度末の平成18年3月末まで更に195人が減少している勘定となり)人口は17295人
平成18年度(2006)・・・減少は473人となり、16822人
平成19年度(2007)・・・減少は526人となり、16296人
平成20年度(2008)・・・減少は555人となり、15741人
平成21年度(2009)・・・減少は361人となり、15380人
平成22年度(2010)・・・減少は357人(平成22年10月の国政調査は15210人で、それから5カ月後の年度末の平成23年3月末までに更に150人が減少している勘定となり、人口は15060人
平成23年度(2011)・・・減少は365人となり、14695人
平成24年度(2012)・・・減少は339人となり、14356人
平成25年度(2013)・・・(※減少数は平成26年4月初めのデータ集計で確認される)


今年度(平成25年度)末の人口は、平成「平成25年度の人口減少は約370人、現在の人口実数は13986人」と推測しており、次の市議選が実施される平成27年4月の室戸市の人口はさらに約350人は減少して約13600人とみている)

 ということから、いま、「その市議選の時に人口は13600人、議員定数は14名のまま」でいいのかという問題が提示されている。計算すると、「971人」。数字は明らかに現在よりも議員数が多いことを示している。では「人口は13600人で、議員定数を12名に削減する」とどうか、計算してみた。すると、「「1133人」と出た。多少は改善したことが解る。

 そこで、「議員定数を10名に削減したら」と考え、これも計算してみた。出た数字は、「1360人」。この数字は上の芦別市、美濃市、安芸市、竹原市、鳥羽市、下田市と前後し、何も問題がないことが解った。

 だから、結論として私は、室戸市議会の議員定数は「12名」に削減するという案があり、常会長会からも「12名」との要望が出されたが、室戸市議会議員として市政改革と市議会改革に取り組んできた元市議として言うと、むしろ「全国の衰退する市」に習って「10名」にすべきだとここで提言する。

 報酬の削減は適正な額だと思っているから削減する必要はないが、今の議員定数「14名」は急激に減少し続けている人口数にまったく比例しておらず、適正ではないと指摘しておく。

 尚、市議会で「議員定数削減問題検討委員会」なる会を作った出来ごと一つとっても、市民にすれば実に腹立たしい行為。そのことを議員たちは知っているのか?

 「いったい何を問題だと言っているのか」。

 「自分が報酬をもらえなくなるということを議員14名全員が問題だとしているが、あいつら議員はいつも自分のことばっかりで、おれたちの苦しい生活を解っているのか」。

 「たかが議員定数を削減するだけのことになぜ特別委員会を設置せんといかんがあな」。

 「市政の情報や市議会の情報を市民に伝えていたのは今は議会にいない谷口と沢山だけで、今の市会議員はそんな情報公開は何一つできん。ほんまに腹が立つなあ」。


 ・・・と、市民は申しております。

 (私に言わせると、「そういう人を議員に選んだのはあんたら市民だ! だから、市議会が公正に活発に機能しないのはあんたら市民が選挙をイベントのように軽く考えているからで、室戸市が良くならないのも、元を質せば、市民による投票時のその不適正な判断の所為だ!」と思っている)

 議員の皆さんはそんな市民の声を聞いていますか? 聞いた声を市政や市議会の活動に活かしていますか?

 えっ、「聞きもしないし、活かしもしない」って? なら、何のために議員になったの? そんな議員は報酬をもらってはいけません。

 だって、それじゃ、「報酬ドロボウ」になっちゃうよ。


  ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(参考)

 「全国の市の人口順位」

 この順位表から、現在の「日本の市で人口が多い順に10市」と、「少ない順に15市」をここで示しておく。

            (法定人口) (推計人口)
東京都 特別区部    8,949,447  9,067,255        2014年1月1日
1 神奈川県 横浜市   3,689,603  3,703,258   政令指定都市 2014年1月1日
2 大阪府 大阪市    2,666,371  2,683,469   政令指定都市 2014年1月1日
3 愛知県 名古屋市   2,263,907  2,272,075    政令指定都市 2014年1月1日
4 北海道 札幌市    1,914,434  1,921,237    政令指定都市 2013年12月31日
5 兵庫県 神戸市    1,544,873  1,540,242    政令指定都市 2014年1月1日
6 京都府 京都市    1,474,473  1,470,129    政令指定都市 2014年1月1日
7 福岡県 福岡市    1,463,826  1,509,893    政令指定都市 2014年1月1日
8 神奈川県 川崎市   1,425,678  1,450,097    政令指定都市 2014年1月1日
9 埼玉県 さいたま市  1,222,910  1,245,196    政令指定都市 2014年1月1日
10 広島県 広島市    1,174,209  1,184,269    政令指定都市 2014年1月1日
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 ・
              (法定人口)(推計人口)(増減率)
776 大分県 津久見市   19,919  18,739  -5.92%  2014年1月1日
777 三重県 熊野市    19,675  18,269  -7.15   2014年1月1日
778 高知県 安芸市    19,550  18,657  -4.57   2014年2月1日
779 北海道 砂川市    19,057  18,419  -3.35   2013年12月31日
780 山形県 尾花沢市   18,961  17,678  -6.77   2014年1月1日

781 鹿児島県 垂水市   17,254  16,174  -6.26   2014年1月1日
782 鹿児島県 西之表市  16,948  16,422  -3.10   2014年1月1日
783 北海道 芦別市    16,632  15,813  -4.92   2013年12月31日
784 石川県 珠洲市    16,299  15,056  -7.63   2014年1月1日
785 高知県 土佐清水市  16,024  14,947  -6.72   2014年2月1日
786 高知県 室戸市    15,210  13,978  -8.10   2014年2月1日
787 北海道 赤平市    12,637  11,658  -7.75   2013年12月31日
788 北海道 夕張市    10,925  9,774  -10.54   2013年12月31日
789 北海道 三笠市    10,225  9,689  -5.24   2013年12月31日
790 北海道 歌志内市    4,390  4,020  -8.43   2013年12月31日

 このように、四国の南端、高知県の南端に位置する三市、室戸市、安芸市、土佐清水市が全国790市の最下位ランクに位置していることが解る。(つまり、四国は南の方から衰退していることが解る)

 最下位から順に並べると、歌志内市、三笠市、夕張市、赤平市、室戸市。(特に減少率の高いのは、夕張市、歌志内市、室戸市、赤平市の4市)

 この5市がいつも「衰退する市」として片手の指で数えられていることを私が知ったのは、あの夕張市が平成16年に財政破たんした時でしたが、それから約10年が来るが、今もこの五つの市は衰退の一途をたどっていることが明確に解る。そんな室戸市に追いついてきたのが同じ高知県の土佐清水市で、安芸市ももうすぐ「全国の市人口ワースト10」に追いついてこようとしています。

 しかし、こういう、町が衰退していることを示す実態を室戸市の市議会議員はまったく知らない。いや、「知ろうともしないし、関心がない」、「知っていても他人事で、報酬という仕事への代償をもらっていても町や村のためには何一つ心を砕かない」と言う方が正しい。

 だから、衰退してゆく町の様子が改善してゆくわけがないし、元気になってくるはずもない。

 私はその姿を室戸市議会でつぶさに8年間見てきたが、いつも心の中で「金はもらうが仕事はしない、このバカどもが」と嘲笑っていた。

  ―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  
 
 室戸市は平成17年10月の国勢調査では五年間で10.2%の人口減少があった、あの夕張市に次いで人口減少が進んでいる市。

 他の市町村議会と違って、寂れゆく速さが急な室戸市はノホホンとして市議を務めていてもいい町ではない。

 室戸市は人口減少の速さが日本全国の市では二番目で、その減少に比べて市会議員の定数削減が追いついていない。そのことをもっと室戸市議会議員が悟るべきだ。

 
 室戸市議会はもはや議員定数削減は動かしがたくなったこの時期に来てもまだ、「自分が選挙で当選できなければ報酬が貰えなくなって、生活に困る」という利己的な欲が絡んだ理由でそれを決断できず、逡巡しています。

 市民の皆さんは、みんなで市会議員の定数を削減して「10名」にするように声をあげてください。

 「平成27年4月の市議選は、議員定数を10名にせよ」と。

 もうひとつ、私は室戸市議会は「三期、70歳定年制」を導入すべきと考えています。これについても市民の皆さんのご賛同をお願いしたい。


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民意に背きながらも、世渡り上手な地方議員

2014-02-16 | 政治家のあり方
 「組織にとって、いい人材とはどういう人物だろうか」。

 市議会議員をしている時も、議員職から離れた今も、そんなことを何度も考えます。


 地方議会の議員が表立った場所で行なう仕事といえば、一年に4回行なわれているわずか五日か六日間の議会会期中に、本議会で質問と質疑と討論に参加することと委員会で質疑することぐらい。

 このどれかに何回か登壇し発言すれば、それほど内容の無い発言でも市民の皆さんには住民のために真面目に働いてくれている議員だと映る。

 そのことによってその議員は「忠実な議員」と評価してくれるかもしれない。その議場の姿だけで次の選挙で投票を決めることもあろう。そのわずか年間28日間の見た目だけの判断で。

 でもそれも、住民がその議会風景、市長や市の担当課長とやり取りする議員の発言を聞いている場合だけ。やり取りを傍聴してなければ、評価なんか生まれて来ようはずもない。

 そんな一年の内のわずか28日間に一度の発言も無い議員や、議会のない八ヶ月間も住民から報酬を貰っているのに議員活動をしていない議員のことを考えると、本当に彼らが「公に忠実な非常勤特別職公務員」といるのか。


 では、議員の職務に対する心構えとはどんなものか。

 基本は、憲法第15条「すべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」。これは「議員は、住民全体の利益のため、法令に基づいて公平にその権限を行使すべき立場にある」ということ。市長等執行機関と議事機関の二元代表制からいうと、議員は常に執行機関とは一歩離れていなければならない。それが離れずに密着するならば、議会は有害な組織となる。

 議員の職務は、「執行機関を公正に眺め、厳正に批判し、行財政執行上の重要事項について適正で公平・妥当な結論を見出してこれを決定するのが議事機関である。また、逆に、議員が執行機関から離れすぎては適切な行政執行の正しい検証は出来ないし、又、非難や批評は出来ても、議会の使命である正しい批判と監視はできない。この原則が守られなければ行政は乱れ、ゆがめられ、民主的で公平な運営が損なわれる。議会の構成員である議員は、常に執行機関とは一歩離れ、二歩離れない姿勢が大事である」。


 地方議員の“バイブル”『議員必携』はこう教えている。


 では、議会においていい人材とはどんな議員か。

 指標の一つは、「行政の不正や不適正な業務に対して勇気を以って苦言を唱えることが出来るか」 だと思う。

 例えば、温浴施設の指定管理者公募やその管理運営において、また室戸岬高速バスターミナル建設事業が地方自治法の公の施設に反することなどにおいて言えば、改革派議員は「これは違法だ」「不適正だ」と指摘し、証拠と法的根拠も明らかにした。

 それに議会総体が呼応して市長が提出した議案を問題視していたら、表決での判断は180度変わっていて、その後において行政から違法や不適正な議案が提出されることにもブレーキが掛かっていたはずだ。

 行政を改革しようと努める議員の私は「おかしいじゃないか」と何度も声を上げて違法であることを叫ぶが、不幸にもそれに呼応する勇気ある議員は唯の一人もいなかった。

 議会総体は、勇気を以って追及する改革派議員とは意を同じくせず、“黙して語らず”。

 「まー、違法でも賛成してやったら市長が喜んでくれるからいいじゃないか」。

 「市長が提出した議案に反対なんかしていたら『あいつは谷口と同じで、市長の不正に反対している変わり者だ』と批判され、『今度の市議選では応援してやるな』と言われてしまう。でも当選しなかったら報酬が入ってこなくなる」。

 議員みんながそう考え、議会で「不正は止めようじゃないか」と叫ぶ私をその度に見放した。


 地方議会においていい人材とは、上記した憲法第15条の規定と『議員必携』にある「議員の職務」の記述を堅実に順守する人物である。

 だが行政の過ちは改まらず、改めさせる立場の議会もこうして見て見ぬ振りをし続けている。

 次代に生き残ろうとするならば、市内企業も市と市議会の教訓から学ぶ必要がある。“反面教師”として。

 “長いものには巻かれろ”。

 “触らぬ神にたたりなし”。

 地方議員がそうやって生きてゆくのも、うまく世渡りをしてゆく一つの方法ではあろう。

 但し、そのたびに恥の上塗りをしているということを決して、忘れてはならない。


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議員の使命とは

2014-02-12 | 議会改革
 議会情報の公開について。

 まず、議会の情報公開は、いま全国で広がっている議会改革の大前提であり、各市町村議会には私が開設しているこのブログなど、WEB上での公開も含めて、情報公開のためのたゆまぬ努力が求められている。これが、全国の市町村議会が置かれている現状です。

 この地方分権の時代にあって、議会の存在意義は強化の方向にある。市長等執行機関に対し、市民の代表者として堂々と議論を展開するためには、議員の日常の調査・取材活動の飛躍的な向上は欠かすことができません。

 議員の為すべきことに挙げられるのは、公費の使途など行政情報は納税者である市民に明解に説明すること。議会情報の全てを市民に公開すること。市民の批判には謙虚に耳を傾け、市民と共に話し合い、改めるべき点は直ちに改めること。そして、議員という特権意識を捨て、市民の目線で物事を考えること。

 これらのことを議員が理解できていれば、議会で誰が一般質問や質疑をし、誰が質問、質疑をしなかったか程度の、傍聴者が既に知っている議会情報を広く一般市民に公開したことぐらい、当たり前のことだとすぐに分かると思います。議会は「公開の原則」が基本で、議員は知りえた全ての情報を市民に公表する義務と責任がある。

 議員は「非常勤特別職公務員」であっても、地方公務員法第34条のいう「公務員の秘密を守る義務」は「特別職の公務員である議員には適用されない」と規定されている。また、それだけでなくて、議員は「議会公開の原則を守る」義務を負い、「議員として得た情報を市民に公開する」責任があり、秘密会以外は職務として知ったことを話しても何の制限も罰も受けない。

 議会制民主主義の基本である条項として、地方自治法第115条で「地方公共団体の議会は、これを公開する」と定めている。

 「議会公開」の原則とは、①傍聴の自由 ②報道の自由 ③会議録の公表です。


 現状としては、議員が守秘義務を勘違いしたり、自分が議員としての職責を果たせない恥の部分を市民に知らせてほしくないという思いから、議会情報を市民に公開することをセーブしたり、他の議員が情報を公開することを阻止する動きがあるのは事実で、これはどこの議会でも同じであろう。

 だからといって、この情報公開の時代、議会改革の時においては、疑問だ。

 議会の情報、各議員が行う質問、質疑、討論、採決などの言動の情報は、全て市民と共有するのが原則である。このことは、傍聴人がいる本議会でも傍聴人がいない委員会でもいえることだが、これら議会中の情報は、もうその時点で情報の全てが市民に公開されていると理解していなくてはならない。

 市民に何を伝えるかは、個々の議員に任されているわけではない。

 行政情報の全て、議会情報の全ては、市民のもの。そして、それはその情報が発生した時から市民のものだ。

 ≪議員のミッション(使命)とは何か。ミッションは、その組織や機関が「誰のために」、そして「何の目的で」存在しているかを考えると容易に把握する事ができる。その上で、議会が「住民のため」にあり、「住民が自治体から良質で低コストの行政サービスを持続的に受けられるよう、自治体の基本方針や重要事項を決定し、執行機関を監視しチェックする」ことを目的として設置されているとの考えには、大方の賛同が得られるだろう。≫

 雑誌『ガバナンス』の中で片山善博前鳥取県知事はこう記し、議員はそのミッション(使命)を忘れてはならないと説く。

 地方議員は自分が住民から負託した職務責任について無頓着な人が多いが、このことについてもっともっと勉強しなくてはならない。


 さて、そんな地方議会であるが、その多くはこの「議会公開の原則」を守れていない。

 住民が本議会を傍聴に来ている公表の場で執行部から提出された議案を審議するのが本来の公正な姿。それは至極当然のことです。

 そのことは自治体の首長も行政職員も議会議員全員もよく熟知している。

 なのに、それを首長は議長と結託して、公正に行うべき政治をぶち壊してしまっている。

 その一例をあげよう。

 首長は本議会の場で議員から追求されたり批判されたくないと考え、自身が取りこんだ議長と企んで本議会開会の直前に議員総会(全員協議会)を開き、議案に対して質疑応答を行っている。所謂、議会のガス抜きです。

 これを「議案の事前審議」と言います。

 この「議会の事前審議」を室戸市と室戸市議会は何十年と続けている。特に、今の小松市長が平成18年12月に就任してからは4年に一回開かれる本議会の10日、15日前には必ずと言っていいほど、行われるようになった。

 つまり、議員総会が議員の総会ではなく、市長の要請で議員全員を招集して会議を開き、近く開かれる議会に提案する議案を提示し質疑応答を繰り返して住民のいない場所で審議を行うという、秘密会議での「大綱質疑」(本議会で市長等執行機関から提案された議案の一つ一つに関して疑義を持つ議員が登壇して質し、それについて市長や担当課長が答弁する)になっているのだ。

 このことが如何に不正な行為かは元武蔵村山市議会議員のふくおひろし氏の本で学んでいた私は、市民にこのことを広報し、市長と議長及び議員全員にも「こんな秘密会議は不正なことで市民を冒涜する行為だから止めよう」と伝え、執行部の各課長にも伝えた。

 だが、小松市長と町田議長、林議長は私が停めたにもかかわらずそれに耳を貸さずに無視し続けた。そうして私が市議選の陰で行われていた落選運動で“落選させられた”平成23年4月までこの「議案の事前審議」をやり続けました。

 それ以後の23年5月からは、改革派議員として市長が行う不正を追及し続けた私が議会にいなくなったことから、室戸市においては毎議会前に議員総会という秘密会議を開催し、これまで以上に「不正な議案の事前審議」を行っている。それは議会関係者から聞いており、事実。

 不正はやまることがないのである。

 そこで、これまで私が室戸市議会議員を務めていた平成15年から平成23年4月までの8年間に室戸市議会の「議案の事前審議」について書いた記事を列挙します。

 ぜひともこれを熟読し、読者のみなさんが住む全国の地方議会の適正化と公正化にお役立ていただきたいと思います。室戸市政と室戸市議会の行いを反面教師として。


2009年2月20日の記事

2009年2月25日の記事

2010年1月13日の記事

2011年2月18日の記事

2011年2月23日の記事

2011年5月10日の記事

2013年3月22日の記事


 まあ、横着者と言うか、不正を指摘し、それを改める方法まで私が考えて提案してあげて、「こういうふうに改めれば公正な事業形態になりますよ」とご教示しても、断固として改めないのだから、傲慢としか言いようがありません。

 私は商売人の子だから、いつも「この商品を消費者に買ってもらうためにはどうすれば買ってもらえるか」と考え、次に「自分が消費者ならこんな商品なら買うが、こういう商品ならばここが欠点だから買わない」と考え、「だったら、この商品はこんな形に変更しよう、そうすれば必ず売れる」と、自ずと答えは出てくる。生涯、こうして何事も消費者の身に為って考え、答えを出してきた。これら政治の世界だけでなく何事に関しても、大体この方法で答えは出てくる。

 政治の世界でも、その不正をする市長や議員の立場に立って物事を考えるから、なぜ政治家が不正をするのかはすぐわかる。

 ひと言で言うと、欲が深くて人間が小さいからだ。

 市長選で世話になったからといって渡してはいけない金を議員たちに渡してしまうのも、人間が小さいから。議員や後援会幹部が貰ってはいけないその金を当選した市長からもらってしまうのも、欲が深くて人間が小さいからだ。

 本来は本議会で審議すべき議案を議会の半月ぐらい前にいつも不正を何とも思っていない無能な議長に頼んで議員総会を開かせ、市民の知らない非公開であるその秘密会議で議案を審議して議会のガス抜きをする行為も、それを何の問題意識ももたず実施する市長と議員全員、担当課長らは全員、人間が小さい。

 本当は、そういう不正な行為は議員の誰かが止めなくてはならないんだが、室戸市議会が昭和34年(1959年)に設置されて以降、不正な市政運営と不正な議会運営を止めようと議員活動を行ったのは私だけ。他の議員は、法律を熟知しながら見て見ぬふりをする元市職員の議員と、法律に無関心な議員と、政治自体に全く関心がない議員。いったい何のために市議選に出たのやら。

 そうして、市民に損害を与え続けている。

 笑うに笑えない。 それが室戸市の政治体質。

 「市民に分からなきゃ、何をやっても構わない」と思っている奴ばっかり。

 とにかく、室戸の議会には武井前市長と小松現市長の不正をとがめることができない意気地なしばかり。

 私に言わせれば、「何が市民の代表だ! 笑わすな!」だ。

 これまでの小松市長の違法行為をとことん追及し改めるようにと努力してきた議員は私以外にいなかったんだから、これに反論できる議員はいないだろう。(ま、そうして努力してきた結果が落選だから、誰一人私の真似をしないのも頷けますが)


 以前、この電子情報誌『青空エクスプレス』で記事に「元市職員が議員に為るのはおかしい」と書いたら、元室戸市職員の議員が匿名で「当選は市民の民意だ」と反論してきたことがあったが、私はそれにこう叱ってやりました。

 「何が民意だ。市民の民意とは、4年間ずっと議席に座っていることではなく毎議会、登壇して働いてこそだ。不正に賛成して市長を助けることが民意か! かくれてないで当家にいらっしゃい。そうしてあなたと話したことをすべてこのブログで全世界に伝え、どちらが正しいか判断してもらおうじゃないか」。

 以後、その議員は恐れをなして何も言ってこなくなった。

 当たり前だ。

 「当選したらそれで民意は果たせた」と思うのは明らかな間違い。有権者は「4年間休みなくしっかりと働いてくださいね」と願いを込めて投票している。その有権者の民意に応えてこその「民意」。だから、報酬をもらう議員になっても休みなく働かなければ、有権者・住民の負託にこたえていない「報酬ドロボウ」だ。


 でも、私がこう書いたからと言っても、室戸市議会だけではなく、地方議会は良くならない。それはよく分かっている。しかし、誰かが言わなきゃ、地方自治に関する不正はやまることがない。だから、私は地方自治の不正に対するブレーキ役。そうなりたいと思い毎日、地方自治と地方議会の在り方について書いています。

 議会を良くすることが不正な首長の行動を取り締まることにつながるんだが、地方議会には意気地のない議員たちばかりだから、首長にすぐなびき、すぐ“手下”になり下がってしまう、恥も外聞も無くだ。

 そういうのを見ると、私は「あいつらには自分というものがないんだな」と考える。

 自分の欲得でどちらにも転がる点からいうと、昔オヤジが話していた、“股くら膏薬”。

 彼らは「公正な政治」とか「健全な政治」とかにはまったく関心がない。

 地方議会にはその程度の人間ばっかり。(ま、中には、ほんの一握りの公正な議員が懸命に働いてはいるが)

 地方自治法に係る議案や事業に40年間も携わってきた元市職員の市長や議員が不正に平気な光景を見続けてくると、「こいつらいったいこの室戸をどうしようとしているんだ」と、いつも腹が立った。

 「議員になり報酬をもらって4年間過ごせたらそれでいい。その間に室戸市がどうなろうと市民がどう苦しもうと、俺には関係ない」。

 多分、本心はそう考えているんでしょう。

 「どうせ市民は市政の動きなんかには関心がないんだから、議案の事前審議をしたって構んじゃないか。市政と議会の情報公開なんてしなくてもいいじゃないか。折角、楽しているのに、おれたちの仕事を作るようなややこしいことを言うな」。

 議員は多分、そう考えているんでしょう。

 私の議員時代のように公正に懸命に働かないのを見ると、そうとしか考え付かない。

 市長は法律を破りそれをとめても聞かない、議員も市長の不正に頓着がない、その15名を選挙で選んだ市民も市政と市議会の動きに無関心。

 本当に、室戸はこれでいいんだろうか。

 地方政治はこれでいいんだろうか。

 なぜ地方議員はあの安倍首相のように休みなく働けないんだろう。

 え、給料の差? 違う違う。 働かない室戸の市会議員に例え年間1000万円やっても2000万円やっても、働きません。

 不真面目な人間や欲にくらがった人間というものは、目の前に金を何千万円と積んでも、働かないものです。

 金の問題ではない。心、根性の問題。

 そしてこれまで生きてきた経過の中での鍛錬の問題。

 所詮、だめな人間は駄目なんです。

 会津藩の「什の掟」(じゅうのおきて)にいうところの「だめなことは駄目なものです」、それ。「だめな人間は何をさせてもだめなものです」。

 「仕事」よりも、「金」の方をを取るんだから。


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