青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

秋の個展のお知らせ

2013-08-28 | 私の絵画制作活動
 やっと熱波の夏も終わり、朝晩が秋らしく涼やかになってきましたね。

 台風15号が来ていて、そのコースは中国地方と四国の間の瀬戸内海を進みそうです。

 ということで、当家も毎年夏が近づく7月になると日除けのために庭に張り、暑い日が続く9月中旬ごろまで張ったままにしてあるテントを、例年に比べるとちょっと早めですが、今日、撤去しました。皆さんも台風への備えを怠りなきように。

 
 さて、もうすぐ9月。毎年この中旬になると9月28日(土)と29日(日)の県展搬入日に間に合わせるための手製の額縁づくりなど、その用意に忙しくなりますが、今年はその前の「高知県オールドパワー文化展」にも初出品しようと決めたため、ちょっと忙しい9月になります。

 その搬入日は9月8日(日)。展覧会場の高知県立美術館に「土佐室戸百鯨絵図」(P100号)を搬入してきます。

 そして、県展には室戸岬にある珍しい形をした岩を描いた「子守り岩」(P100号)を出品します。

 これらは昨年の個展の後に描いた新作。

 この2点を含め、今年も“新作発表会”として個展「谷口總一郎展」を開催することにしました。

 昨年の個展開催は、室戸市において「ジオパーク全国大会」が開催されるということで、室戸には会場が無く、止むなく北川村教育長のご厚意を受けて北川村民会館にて開催しました。でも、「やはり今年は地元の室戸市内の会場でやりたい」と考え、年初から会場探しをしてきました。

 ですが、市健康福祉センターのホールや会議室をお借りすると1日8000円とか5000円とかで、10日間ぐらい借ると8万円とか5万円。個展開催にしては結構高額になるため、断念。市民なのに、公的な会場をなぜもっと安く貸せないものかと強く思っています。(ま、もともとこんな市民の声なんか聞かない役所だから仕方がないが)

 新サンパレス室戸ではと考えお聞きしたが、ホールや会議室などの会場はあるが展覧会を開くような部屋は無く、あっても100号の作品を展示する壁面となるパネルが無いためにどこかからそれを借りて来なくてはならないなど、準備と後始末に多くの人手がいるということで、ここも断念した。

 他にも、旧室戸東中学校の「室戸美術館」を主宰する室戸高校の先生にも打診しましたが、そこを管理運営する室戸市ジオパーク推進室が「お貸しできない」と言ったそうで、ここも断念。

 室戸市の“文化推進課”としても業務対応しなければならない市教育委員会の生涯学習課にも行って、「どこか個展を10日間ぐらい行う会場を知りませんか」、「何か良い手立てはないでしょうか」と問うては見たが、その後に何ら連絡が無いので、市民の“文化発表の場づくり”に苦心して下さったとは思ってはいない。

 私が製材所に勤務しながら画家のような活動をしていて個展を2回開催した30歳代の頃にも思い、それから35年余りたった今も思うが、室戸市内で個展を開催するような人は私以外に、今までいなかったと推察する。だから、「個展を開催したい。その会場を探している」と市の関係者に話を持ちかけても、そんな市民からの要請は初めてということで、「個展を開催するのに適した会場がどこにあるのか、市の担当職員も知らない」し、議員の時にも思ったことがあるが、「室戸市は、文化向上について口先ばかりで、素養も無いし関心も無い」ということだろうと諦めた。

 こうして、あちこち当たっては見たが、室戸で個展を開催する会場はありませんでした。

 四面楚歌。

 「これは私が室戸市長の違法な事業を何度も指摘し改めるようにと厳しく批判したからかな」なんてことも思って見たが、そんなことを言っていてもらちはあかん。

 致し方なく、加藤登紀子魚梁瀬ロックフィルダム・コンサート以来の友人で、昨年11月に開催した北川村民会館を管理運営している同村の田中教育長を訪ねました。

 「室戸市内で開催しようと苦心しましたが、どうしても会場がありません」と事情を説明し、「昨年同様に、この村民会館の会場をお貸しいただけませんか」とお願いした。

 教育長は早速、日程表を広げ、「11月初めは日程がつまっていますが、中旬なら10日間ぐらい空いているので、使っていただいてかまいません」と快諾。会議室の賃貸料も安い。

 話が早い。

 私はひと安心しました。教育長は「仮押さえしておきますので、室戸で会場があった時は言って下さい」と配慮して下さったが、その時、私は「ここでやろう」と決めた。

 早速、日程を組み、次のようなチラシを作成した。

    

 そして、奈半利町の国道ぶちから北川村に入る交差点に立てる看板は、昨年はパソコンで下書きを作りそれをプリンターで印刷した文字を大きな紙に張り付けて作成したが、今年は安芸市内の「ヤマシタ工房」さんに依頼して、ちゃんとしたものを作る予定。

 これからの予定は、

9月8日(日)・・・「高知県オールドパワー文化展」に1点を出品。

9月12日(木)~17日(火)・・・「第42回高知県オールドパワー文化展」 (※17日、18日が搬出日)

9月28日(土)、29日(日)・・・「高知県展」に1点を出品。

10月1日(火)・・・県展日本画部門などの審査結果公表(高知新聞)

10月2日(水)・・・県展洋画部門などの審査結果公表

10月4日(金)~10月20日(日)・・・「第67回高知県美術展覧会」 (※20日に搬出)

11月14日(木)・・・個展展示作業

11月15日(金)~24日(日)・・・「第4回谷口總一郎展」 (※25日に搬出)

 このように、9月初めから11月末までスケジュールはびしっと詰まっていますが、これまでの1年間、人のいない場所で黙々と大作ばかり数多く描いてきての、三回の発表の場。ワクワクするシーズンです。

 ここで展覧会の審査についていうと、2回の展覧会出品で審査員の評価がどのようになろうとも、それはその人一人だけの独断的な眼力。他の審査員が審査をすればまた別の評価も出てくるもの。特選を取っても別の審査員が審査をすればその作品はただの「入選」だけだったかもしれない。高知県展にだって、「こんなのが褒状なの?」という作品は毎年何点かある。また反対に、「なぜこの作品が入選だけで、褒状や特選になってないの?」という作品もある。

 だから、入選だけはしたいが、自分の作品が特選や褒状に入賞せずただの入選だったからといって、嘆くことはしない。美術展とはそういうものだ。出品したそれぞれの作品は精魂を込めて描いてきたものだから、結果を見て「もう少しこうしたらよかったかな」はあっても、作品に対する自分の評価がさほど下がることはない。

 「ダメな部分があるのも知っているし、良い部分がどこかも知っている。でも、どうしても思うように仕上げることができなかった。でも、自分ではこの一年間で一番良く描けたのはこの作品だと思う」。

 みんなそう決意し、何点か描いた中から1点か2点か3点を出品する。

 かつて、室戸市内の人が描いた絵が洋画部門で褒状を受けた時、私は「1年に1点だけ描いたこの程度の絵がなぜ褒状を受賞するんだろう」と首を傾げたことがある。

 このことから見ても、「入賞」とは、言わば“当たるも八卦、当たらぬも八卦”的なもの。審査員の作家としての経験からくる嗜好と観察眼などによって、その審査結果は大いに変化する。出品作家がそれまでの一年間、毎日努力してきたかどうかなど、全く関係なく入賞するのである、その1点だけを見て。

 展覧会での入賞とはそういうものなんです。

 でも、「入選できたらうれしいなあ」とは思っている。


 さあ、わたくし事ですが、これから忙しくなります。

 展覧会に出品する作品の手直しや額縁の用意。個展開催の看板の発注、チラシの用意、その個展会場で販売する地域雑誌『あおぞら』のバックナンバーも整理し用意しておかないといけない。

 個展開催は、場所は室戸市内ではなくて安芸市と室戸市のまんなかの北川村。展示するのは、室戸ジオパークと関心を呼んでいます室戸岬の海岸風景と、七福神の新作4点など、100号の大作ばかり合計13点。高知県東部地域の方々から要望が多い地域雑誌『あおぞら』のバックナンバーもたくさん並べようと思っています。

 是非、皆さんも友人、知人に声掛け合っておいで下さいますよう、お願いいたします。

 以上、個展開催のお知らせでした。


 議員退職後の23年5月からこれまでの2年余りの間は「30歳代に油絵とアクリル画を描き続け会得した絵具を使っての表現技術と塗った絵具から受ける感覚を取り戻すための、期間」と決めて風景画などの具象画ばかり描いてきたもので、いまその頃の感覚と技術に少しは戻ったと考えました。

 因って、今年の個展以後の作品は30歳代後半に描き続けていた抽象画の制作に戻る予定で、来年の高知県展にはそれらの作品の中から数点出品しようと考えています。

 この二年間の具象画ばかり描いている時に思ったのは、「これが本当にあんたが35年間描きたいと思ってきた絵なのか」の問い掛け。そうずっと思ってきた。ですが、「描きたいからといって、このブランクを無視して抽象画に戻っていいのか」の心の中の声が聞こえていた。だから、何度となく100号の大きなパネルを室戸岬に運び、海岸風景の中に持ち込み、身を置いて、描き続けた。又、古い絵馬が好きで古書にある七福神の小さな絵を基にして細部まで描く訓練を重ねてきた。でも、今後は自分に正直にありたいと考え、作品の題材を志向していくつもり。

 個展は「どっこい、谷口は生きているぞ」という制作活動の発表の場、現在の生きがいになっている。

 来年11月の個展開催は作品の出来次第。良い作品が数多く仕上がれば、開催したい。



※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月28日(水)付けGooブログランキング(192万2407ブログ)中、3204位でした。 
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叙情詩・「二人で戦った八年間」

2013-08-26 | 人間のあり方
 『コンナ議会ニ私ハシタイ。コンナ議員ニ私ハナリタイ』 


 さあ、戦さがはじまるぞ。

 二人の戦さがはじまるぞ。

 
 「がんばりまーす」と約束する。

 一日、市内45ヶ所の街頭演説で訴える。

 45ヶ所で訴える。

 「よろしくお願いしまーす」。 

 助手席の妻はマイクでお願い。

 候補のオレは運転席から手を出し、手を振る、手を振る。

 たった二人だけで初めて立候補。二人だけの戦いだ。

 選挙カーを停め、「お世話になります」と走り、手を握る。

 「地域づくりの経験生かします」と支援を訴える。

 「行政改革進めます!」と叫ぶ。

 「議会改革必要でーす!」と遠くの人に訴える。

 「不正、法律違反、私は絶対許しませーん!」と叫ぶ。叫ぶ。


 二人だけで「よろしく」と頭を下げる。

 心を込めて頭を下げる。

 できることを「私はやります」と約束する。

 ウソは、いや。やらないことは約束しない。

 不正もいや。法律違反は絶対しない。

 できることを「私はできます」と約束する。

 ウソは、いや。できないことは約束しない。

 「私は実行の人です」なんて、宣伝しない。

 実行するのは当たり前。当たり前のことなど宣伝しない。


 そうして、なんと中間順位で当選。

 頑張った甲斐があったと手を取り合って喜んだ。

 わずか二人で当選なんて、すごいじゃないか。

 それでもいいんだ、当選だ!。

 だーれも真似などできゃしない。

 誰も真似はできゃしない。

 よくやったな、なあおまえ。


 町には議員になるのを目的にする候補ばかり。

 でも、議員になるのは資格の取得。そんなの目的なんぞじゃありゃしない。

 これから四年、仕事するのが目的で、安心なんぞできないぞ。できないぞ。

 働くぞ。毎日、毎議会、休まず働くぞ。


 議会はまちがうところだ。

 間違いなんか怖くない。それを恐れちゃ、何にもできない。

 みんなどんどん手を上げて、手を上げて、間違ってもいいから発言しようじゃないか。

 発言しようじゃないか。

 議長が妨害を意図して止め、市長が答えてくれなくとも、発言しようじゃないか。

 発言しようじゃないか。

 間違い恐れず言おうじゃないか。

 失敗恐れず言おうじゃないか。

 議場で不正な議員からヤジが飛んでも言おうじゃないか。

 邪魔されたって勇気を以って言おうじゃないか。

 正しいことなら臆せず言おうじゃないか。

 正しいことを臆せず言おうじゃないか。

 みんなで勇気を出して言おうじゃないか。

 みんなで言い合うその中で、正しい真理を見つけようじゃないか。

 見つけようじゃないか。


 質問、質疑、原稿作ろうよ。そうしてみんなで毎議会出てみよう。

 さすれば議会は活性化するだろう。

 討論だって、原稿作って出てみよう。それも議員の為すべき仕事。

 原稿作ってやってみよう。


 誰も初めから立派じゃない。

 そうだ、みんな立派じゃない。

 そうだ、初めから発言できるはずないんだ。

 みんな経験重ねて力を付けるんだ。

 そうだ、みんなそうして力を付けたんだ。

 失敗なんか怖くない。

 失敗なんか恐れちゃだめだ。

 失敗どんどん重ねるたびに成功どんどん生まれるよ。

 成功どんどん増えてゆく。


 わしらの議会、動かないなら動かそう。

 わしらの議会、動かさないなら動かそう。

 静かな議会なら、賑わせよう。

 みんなで議論を交わし良い政治を創ろうじゃないか。


 失敗怖がらない議会にしようじゃないか。

 失敗怖くて議員ができるか。

 発言恐れて議員ができるか。

 登壇恐れて議員ができるか。

 利権ばかりの悪い議員を恐れちゃ、何にもできゃしない。そんなの議会で脅かしちゃれ。

 いやみや嫌がらせが怖くて議員ができるか。


 失敗してもいいのがわしらの議会。

 真面目が好きだよわしらの議会。

 個性的だよわしらの議会。

 なんでも改革、わしらの議会。

 不正、不公正、不公平、不適正。悪いこと許さないのがわしらの議会。

 住民重視のわしらの議会。


 我慢に我慢を重ねてやがて芽が出る足が出る。

 恐れることは何もない。恥かくことは何もない。

 座ってたって町は良くならない、良くならない。

 行政の不正、オレが追求しないで誰がやる。

 オレが追求しないで誰がやる。

 議会の活性化、オレがやらいで誰がやる。

 オレがやらいで誰がやる。

 議会改革、オレがやらいで誰がやる。

 オレがやらいで誰がやる。


 他人が何と言おうとオレはオレ、あんたはあんた。

 他人が動かなくても、オレはやる、オレはやる。

 四年間座ってたって、何も変わらん。何も変わらん。

 そんなのオレは耐えられない。屈辱だ、屈辱だ。

 座ってるだけなら議員になんぞなりゃしない、議員になんぞなりゃしない。

 天罰与えて下さい、神様よ。座ってる人、邪魔する人、法律違反が平気な人に。

 そんなの重大な罪と罰、罪と罰。天罰与えてくださいな。


 活躍楽しみにしてる市民のために働くぞ。

 情報公開大いにやろう。

 行政内部情報を公表しよう。

 議会情報も広めよう。

 組織運営、透明化こそが改革だ。

 密室政治はさせないぞ!

 悪しき関係許さない。

 悪しき働きかけも許すまじ!

 密室政治は撲滅だ。


 そんな議会は楽しいな。まちの皆さん、大喜び。

 こんな議会は健全だ。

 こんな議員こそ、期待の星!

 「待ってました」と、住民が。

 「応援してます」と、住民が。

 「頑張ってね」と、住民から。


 そうしてまた来た四年目が。

 またきたまた来た四年目が。

 何んにも心配いらないよ。

 四年前はこうしたな。

 そうしたね。

 一日45ヶ所で街頭演説やったよな。

 やったよね。

 たった二人の選挙運動やったよな。

 やったよね。

 「不正許しません!」「法律違反は許しません!」って叫んだよな。

 叫んだよね。

 オレが運転して、お前はマイク持って手を振ったよな。

 手を振ったよね。

 四年間真面目に働いてきたけど、通るかなア。

 そりゃあ通るわ、仕事はちゃんとしてきたもん。

 そうかな?

 そうよ。通るわよ。

 
 夢の議会へもう一度行けるかな?

 いけると思うよ、あなたなら。いけると思うよ、あなたなら。

 生きに感じて真面目に仕事をしたけど、いけるかなあ?

 真面目に仕事をしたから、いけるのよ。

 当選するかな?

 当選するわよ、きっときっと当選よ!

 最下位でも通るかな?

 通るわよ、最下位で。

 一番真面目にやってたもん!

 一番真面目にやってたもん!


 そうして当選したものの、危なく落選しそうな下位当選。

 「一番頑張って仕事をしたあんたが下から三番目やゆうて・・」と、妻は不満顔。

 候補は「通りゃいいんだ。通りゃまた仕事が出来るやないか」となぐめる。

 それでもいいんだ、二人の勝利。頑張って生きてりゃ、いいことあるさ。


 議員は夢を持たなきゃ、やってらんないな!

 そうよ、夢よ!

 夢を持たなきゃ議員じゃないな!

 そうよ、そんなの議員じゃないわ!


 そうしてまた来た四年目が。

 またきたまた来た四年目が。

 今度は三期目、油断はするな。

 何んにも心配いらないよ。

 四年前はこうしたな。

 そうしたね。

 一日45ヶ所で街頭演説やったよな。

 やったよね。

 たった二人の選挙運動やったよな。

 やったよね。

 「不正許しません!」「法律違反は許しません!」って叫んだよな。

 叫んだよね。

 オレが運転して、お前はマイク持って手を振ったよな。

 手を振ったよね。

 四年間真面目に働いてきたけど、通るかなア。

 そりゃあ通るわ、仕事はちゃんとしてきたもん。

 そうかな?

 そうよ。


 夢の議会へもう一度行けるかな?

 いけると思うよ、あなたなら。いけると思うよ、あなたなら。

 真面目に仕事をしたけど、いけるかなあ?

 真面目に仕事をしたから、いけるのよ。

 当選するかな?

 当選するわよ、きっときっと当選よ!

 最下位でも通るかな?

 通るわよ、最下位でもいいじゃない。

 そうだよな、「これまで以上の選挙にしよう」と、今度も雨やあられが降る中でも演説して訴えたんだもんな。

 そうよ、この三期目で引退すると決め、二人でやりきったもんね。

 三回の内じゃ、一番充実した選挙だったもんね。

 そうだったよな。

 そうですとも。

 議員もあんたが一番真面目にやってたし、選挙運動もあんたが一番真面目にやってたもん!


 あれっ、おかしいなあ。票が伸びないぞ。

 あんなに真面目に仕事をしてきたのにおかしいね。

 あー、落ちちゃった。なぜなんだ。

 えー、なぜあんたが落ちちゃうの? 真面目に仕事をしてきたあんたがなぜ落ちるのよ?

 妻よ、嘆くな。これも市民が不正を阻止する真面目な議員はいらぬという証。仕方がないと諦めろ。

 明日は二人でポスターはがしに行こうか。

 そうね、もういくら言ってもだめだわね。


 そんな次の日のことだった。

 妻の職場に電話があった。

 選挙期間中、「市長の不正を批判してきた谷口に投票するな。あいつさえ議会にいなけりゃ、不正な政治がやりやすい」と動いた一派があったと知らせあり。そんな悪い一味がいたそうな。

 あたし、腹が立つ。許せん。

 オレも四年間の仕事を奪い取った悪いあいつら、終世、許さんぞ。

 そう心に誓い、毎日、ワラ人形の胸に鉄のくさびを大鎚で打ち込む、打ち込む。

 「不正な選挙、不正な政治を行った者たちよ、死ね。神よ、天罰与えたまえ」とばかりに。


 おまえは饅頭屋へ、落ちたオレは傘張りならぬ売れない絵師の浪人暮し。

 もはや「もう一度、城通い」の思いはなく、これで人生最後と悟ってる。

 でも、寂しかないぞ、なァお前。オレは二人で頑張った三度の選挙が懐かしい。

 誰にも負けない、いい選挙。あれはすべてお前のおかげと感謝しているよ、愛してる。

 これからも手に手を取って生きてこう。


 選挙じゃ、一日45ヶ所で街頭演説やったよな。

 やったよね。

 たった二人の選挙運動やったよな。

 やったよね。

 「不正は許しません!」「違法な政治は許しません!」って叫んだよな。

 強く訴えたよね。

 オレが運転して、お前はマイク持ち、手を振ったよな。

 大きく手を振ったよね。

 豪雨の中、あられが降る中、合羽を着て演説したよな。

 「八年間真面目に働いてきたけど、通るかなア。

 そりゃあ通るわ、あんたは議会で一番ちゃんと仕事をしてきた議員やもん。

 そうかな?

 そうよ。あんたはトップで当選すべき人。きっと当選するわよ」と話したことだった。

 それが思いがけない落選だ。

 だけど。仕事を一生懸命しても応援無いのは悲しいなあ。

 そうよね、悲しいことだよね。だけど、「これが室戸」と、もう諦めましょう。


 人生のいい思い出だ。

 苦労を掛けたな、なァおまえ。つらかっただろう?

 あんた、なに言ってるの、それは言わない約束でしょ。二人で仲良く暮らしていけば、きっといいことあるでしょう。

 そうだ、うちには七福神が28人もいるもんな。

 そうよ、すべて七福神が見てるわよ。

 正しい人には福がやってき、悪い人たちには不幸がやってくる。これが世の摂理。ま、これからも真面目に生きて行こうか。


 夫婦の仲は、さらに深まってる。深まっている。

 これからのことはケセラセラ。なるようになるさ。なるようになる。




※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月26日(月)付けGooブログランキング(192万1457ブログ)中、3705位でした。
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地方自治法の「議会公開」の原則

2013-08-25 | 議会改革
 議会情報の公開について。

 まず、議会の情報公開は、いま全国で広がっている議会改革の大前提であり、各市町村議会には私が開設しているこのブログなど、WEB上での公開も含めて、情報公開のためのたゆまぬ努力が求められている。これが、全国の市町村議会が置かれている現状です。

 この地方分権の時代にあって、議会の存在意義は強化の方向にある。市長等執行機関に対し、市民の代表者として堂々と議論を展開するためには、議員の日常の調査・取材活動の飛躍的な向上は欠かすことができません。

 議員の為すべきことに挙げられるのは、

●公費の使途など行政情報は納税者である市民に明解に説明すること、

●議会情報の全てを市民に公開すること、

●市民の批判には謙虚に耳を傾け、市民と共に話し合い、改めるべき点は直ちに改めること、

●そして、議員という特権意識を捨て、市民の目線で物事を考えること。

 これらのことを議員が理解できていれば、議会で誰が一般質問や質疑をし、誰が質問、質疑をしなかったか程度の、傍聴者が既に知っている議会情報を広く一般市民に公開したことぐらい、当たり前のことだとすぐに分かると思います。

 議会は「公開の原則」が基本で、議員は知りえた全ての情報を市民に公表する義務と責任がある。

 議員は「非常勤特別職公務員」であっても、地方公務員法第34条のいう「公務員の秘密を守る義務」は「特別職の公務員である議員には適用されない」と規定されている。また、それだけでなくて、議員は「議会公開の原則を守る」義務を負い、「議員として得た情報を市民に公開する」責任があり、秘密会以外は職務として知ったことを話しても何の制限も罰も受けない。

 議会制民主主義の基本である条項として、地方自治法第115条で「地方公共団体の議会は、これを公開する」と定めている。「議会公開」の原則とは、①傍聴の自由 ②報道の自由 ③会議録の公表です。

 現状としては、議員が守秘義務を勘違いしたり、自分が議員としての職責を果たせない恥の部分を市民に知らせてほしくないという思いから、議会情報を市民に公開することをセーブしたり、他の議員が情報を公開することを阻止する動きがあるのは事実で、これはどこの議会でも同じであろう。だからといって、この情報公開の時代、議会改革の時においては、疑問だ。

 議会の情報、各議員が行う質問、質疑、討論、採決などの言動の情報は、全て市民と共有するのが原則である。このことは、傍聴人がいる本議会でも傍聴人がいない委員会でもいえることだが、これら議会中の情報は、もうその時点で情報の全てが市民に公開されていると理解していなくてはならない。

 市民に何を伝えるかは、個々の議員に任されているわけではない。行政情報の全て、議会情報の全ては、市民のものである。そして、それはその情報が発生した時から市民のものである。

 《議員のミッション(使命)とは何か。

 ミッションは、その組織や機関が「誰のために」、そして「何の目的で」存在しているかを考えると容易に把握する事ができる。

 その上で、議会が「住民のため」にあり、「住民が自治体から良質で低コストの行政サービスを持続的に受けられるよう、自治体の基本方針や重要事項を決定し、執行機関を監視しチェックする」ことを目的として設置されているとの考えには、大方の賛同が得られるだろう。》


 雑誌『ガバナンス』の中で片山善博前鳥取県知事はこう記し、議員はそのミッション(使命)を忘れてはならないと説く。

 とにかく、議員は勉強しないと始まらない。 
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反対討論に反論を加える室戸市長

2013-08-23 | 政治家のあり方
 今日は2009年6月議会閉会日にあった出来事をお話ししましょう。


 本議会は閉会日が最終決戦の日です。この日も、委員会報告、討論、表決とスムーズに議事は進行したので、「今日はいつになく穏やかに閉会を迎えるな」と思いきや、更にいうと“豈図らんや”、最後の最後に問題が発生した。

 議長が閉会を告げる前に「市長から報告があります」という。登壇した小松室戸市長から、一つは姉妹都市との交流をインフルエンザの影響で中止するという件についての報告があった。私、「ウン。残念だが、今は仕方ないな」と。

 もう一つは、「温浴施設のシレスト室戸が再オープンすることについて」の報告。この報告を聞いていて、「これは報告じゃなくて、直前に行った私の反対討論が面白くなかったからそれに対しての反論だな」とすぐ解かった。

 つまり、あろうことか、議員が行った討論の内容が気にくわないからと、市長報告と称し反対討論に真っ向から反論を加えてきたということである。

 自分が行った法令違反という不正な事業運営を書き消そうと試み、本来、議会での議員による討論に対し首長が反論(反対発言)を加える場はないし、それは禁止されているにも関わらず、私に「条例違反だ」と反対討論で批判されたことに腹が立ったのと自分が行った不正が住民に分かってしまうと焦り、議会閉会前に「市長報告」の時間を設けて反論を加えた。

 これは、焦り以外の何物でもなかった。


 室戸市民は市政に全く関心が無いから、議会においてこういう出来ごとがあったなんて唯の一人も知らないでしょうが、私はその時、「議員の討論すら黙って聞かない、何と傲慢な市長よ、何と小心な市長よ、何と下品な市長よ」と思ったものです。


 まず、私が行った反対討論の原稿全文を公開しましょう。

 ≪「議案第10号・室戸市海洋深層水体験施設における指定管理者の指定について」

 私は先の温浴施設の管理運営を本市が新会社を設立して行うことに関し反対したことから、その会社を指定管理者に指定する本議案に反対します。

 この議案の基礎となるのは、5月1日の臨時議会で審議された新会社設立に同意するか否かが問われた第5号補正議案で、その結果、総務文教委員会では賛成6名、反対1名で可決。本議会でも賛成14名、反対1名で可決しました。

 ですが、その員会審議においてはいくつかの問題点も浮かび上がっていますので、私の質疑と執行部答弁の中から、なぜ本市設立会社の指定管理者指定に反対する課の理由を、特に異議を持つ二点を挙げたいと思います。

 一点目は、私が「バーデハウス室戸が赤字続きで2年で1億1千万円、3年目は市が6000万円もの条例違反となる赤字補てんの支援を受け、挙句の果てはその年に東京に撤退していった、そんな経営状況に照らすと、市が設立する新会社も同様に経営を初めて1年とか2年で倒産することも想定されます。その時、市民に与えた損害の責任をだれが取られるのか。又、それはどんな責任の取り方をされるのか」と質したのに対し、市長は「私が社長になる会社ですので、会社内に背任行為などの重大な過失があり会社や住民に損害を与えた時には社長に責任があると思うが、その他の“赤字で倒産した場合”などは社長にその責任はない」と答弁されたことです。

 このことは、議員の皆さんがこれから指定管理者に指定しようとしている会社のトップは、本市から市民のお金を何千万円と投資してもらうことになるのに1、2年で大きな負債を抱えて倒産したとしても「私にその責任はない」と言っているということで、「では、その時には誰が責任を取るんだ。市の会社に関わる副市長なのか、それとも観光課長なのか、それとも施設の支配人なのか」ということになってしまいます。

 こんな無責任な話はとても信じられません。市長はなぜ、「赤字で倒産した時もその責任は、社長の私にある」と言えなかったのか、ということです。組織の長とはそういう立場ではないか。この発言一つとっても、私はこの議案に賛成できません。

 2点目は、議会の大綱質疑で「この新会社を市が設立するにあたって議会で新会社設立を議決する前に市民に対してこの事業計画を説明できたはずなのに、なぜ市民の声を聞かなかったのですか?」と質したところ、市長は「新規事業なら市民への説明も必要だと思うが、これは新規事業ではなくて、すでに何年か継続的にやってきたことです。だから、住民説明会は行うつもりはない。市が新会社を立ち上げて温浴施設を経営することについては、市の新会社が運営を始めてから、1年に何回か行っている住民懇談会の場で説明する」と答弁されたこと。

 いわば、これは“事後承諾”で、その時、市民が批判的に発言しても新会社の事業は始まっており、もう“時すでに遅し”になる。

 この事業運営を分析すると、「議決前に住民説明会を行えば市民から『公務員の市長が会社を経営してもバーデ社と同じように倒産するだけだ』と批判を受けて市長が決意した新会社による経営計画を断念せざるを得なくなるという事態も想定されることから、行わない。だから、議会で議決されて事業決定し会社の経営がスタートした後、事後承諾の形で説明しよう」と言うのが、小松市長の方針であるのは疑いようもない。19年6月議会前と20年3月議会前に行われた財政支援の名を借りた条例に違反する赤字補てんを行おうと言う時も、市民から批判を浴びることを予測して、その財政支援を議会決定する前に行うべきだった説明会を開きませんでした。

 市民に投票してもらって当選した市長が市民の声を怖がって聞こうとしない。そんなことでいいのでしょうか。

 市長は「これは新規事業ではない」と答弁されたが、問題から逃げてはならない。(※この時、市長はこの「逃げた」の言葉に怒り、答弁後、議会規則違反の行為に出ます) これはどこの自治体においてもそうですが、譬え新規事業でなくても16年度から20年度までの6年間だけでも約18億円を投資したこの嫌市の里事業などのように、年間平均2億円、3億円と投資する数カ年の事業計画において、土地収用など地権者が絡んでそこを突破しなくては事業が進まない事案については、その経過の中で何度も住民説明会を開く例が行政運営にはある。だから、この嫌市の里事業の温浴施設の経営者が変わるという問題は、その一連の事業の中の重大な転機であるのは紛れもない事実であり、それにより、新会社設立を住民の皆さんに説明するのは当然のことです。

 もし市長がこう考えることができたら、議会で結論が出るまでに財政支援にしろ、新会社設立にしろ、これらの問題について我々の雇用主である市民に説明することは当然、出来たはずです。それこそが行政における説明責任、アカウンタビリティと言われるもので、行政は重要事業の開始時や今度の室戸市のように事業変更する時についてはその議決前にこれから決定しようとしている理由を住民に対して説明する義務があるし、議決後はその決定に至った過程を住民に情報公開して説明する義務があります。

 住民あっての室戸市、住民なっての室戸市議会であって、われわれ行政関係者全員は室戸市民に雇われた公務員です。それを、この新会社設立には地権者など住民との絡みが無いこともあって、住民の批判を恐れるあまり、三回とも住民説明会を行いませんでした。だから、私と多くの市民派市長を信頼できないし、本市がやっていることは公正・公平ではないと考えています。

 他にもありますが、特に以上の二点を理由に本議案に反対します。議員諸氏のご賛同を期待しています。

 以上で、議案第10号についての反対討論を終わります。≫


 読者の皆さん、どう思われましたでしょうか? 筋の通る討論だと思うでしょ。

 しかし、これらの議案の表決が終了したのち、市長が議長に特別に発言を申し出て、「シレスト室戸のオープンについて」と題して私のこの反対意見に小松市長が真っ向から反論(一部)を行ったのです。

 ≪私は逃げているつもりはなく、全責任を以ってやっていくつもりだ。≫

 私はこれを議席で聞いて、こう思いました。

 「議員が行った討論に反論を加える首長なんて、初めて見た。自分が一番気にしていることを一刺しされたからといって出てきては、恥の上塗りだ。

 私がいつも言っていただろう。【為すべきことを成すべき時に為せば成る】と。

 そんなに腹が立つんなら、なぜ住民に市のトップとして為すべき説明をし承諾してもらおうと努力しなかったのか。なぜ公正な政治ができないのか。

 それは、住民説明会を開けば市民からたくさんの批判的な声を聞くことになるからじゃないか。それはとりもなおさず、逃げていることだろう。何と小心な男よ」と。

 住民批判から逃げ続ける市長に情けなくなった。これでは室戸もよくなるわけがない。



 議会後、こんな思いは私だけかと思い、友人議員に聞いてみた。

 「討論の発言に反論を加えたあんな市長をどう思うぜ」。

 議員曰く、「人間がちんまい(小さい)な」の一言。

 私もいつに変わらぬ小松市長の議会態度の悪さにがっかりして、「ほんまにそうやがなあ」とひと言しか出なかった。



 ここで再度申しておきますが、議会において議員が行った討論に反論を加えることができるのは議員だけで、いくら腹が立つからといっても、全て自分がまいた種だ。悔しかったら不正な政治をしないことだ。

 ルール上、執行部側の市長や担当課長が登壇してあからさまに反論などできない。それを解っておりながら小松市長は「今日で今議会が終わってしまう。いま言っておかないと言える時がなくなってしまう」と考え、我慢できなくなって私に反論を加えたということです。

 「悪質」の一言に尽きる。

 議員が行う討論には賛成討論と反対討論があって、それらは議会議員に与えられた意見発表の場であって、議会側が行う特権と言ってもいい。

 室戸市議会において、議員の反対討論の内容が市長である自分の不適正を厳しく指摘したからといって、市のトップであろう者が議員の討論に対し反撃を加えるなんてことは、議会設立の昭和34年以降、五十年にわたる市議会運営の中でもなかったのではないか。

 かつて武井前市長が指定管理者公募を行う前に東京の特定の企業に市職員3名を引き連れて行き事前交渉を行ったのを私が調査の上で掴み、議会でそれを明るみにした時でも、武井前市長が私の質疑に対する答弁の中や私の反対討論に報告だと称して反論を加えたことは一度もなかった。

 それに比べ、不適正なことだと厳しく指摘しただけで怒り心頭に発し、これも不適正な行為となる反対討論への反論を行うなどとんでもない行為で、同じように不正な政治を行った市長であるが、小松市長は資質として武井前市長よりも下。これは市職員もよく知っている。

 それに、この時のように小松市長が議場にいる人みんなに醜態を見せてしまうと、組織のトップとしての品位や品格もへったくれもない。

 でも、小松市長が行ったルール違反のこの発言を議場にいた議員らが理解できたかどうかも、大いに疑問。多分、「不正にも、議員が行った討論に市長が反論した」と理解した議員は一人もいなかったのではないか。

 一方、議場にいた課長の皆さんに後で聞くと、 「市長が声を荒げて言ったことは明らかに谷口さんの反対討論が面白くなかったからやと直に解かったね。けんど、市長やきん、何ぼ自分の不適切な答弁を議員から厳しく指摘されたからというても討論内容は事実だし、住民に説明の一つもせずに議決を急いだ件は自分が蒔いた種やきんねえ」、 「あれはいかん。みっともないね」 と総じて批判的だったから、現職の市職員は物事がよく見えているようだ。

 それと、それにも増して適切ではないと思ったのは、市長のその行為がそのまま何事も無かったかのように閉会してしまったこと。これでは、議会で反対討論を行った議員はその度にみんな市長から反論されてもやられっぱなしになりそうで、怖くて出来ないでしょうね。

 大綱質疑において私の正しい質疑にまでストップをかけるくらいだから、本来なら、不適正で悪質な市長のあの発言は議長が静止し、厳しく処分すべきだったと考えているし、これは多くの課長の皆さんも指摘していた。「あれは議長が止めて注意すると思おたけんどね」と。私もそう思った。

 こういうルール破りの発言を議会を取り仕切る議長は許してはならない。それを議長は許したのだから、議長も悪い。


 それと、これは以前も書いたが、本来、討論というものは、先の議員の討論に腹が立ったから市長を支援していい顔をしようと急いで原稿を作り反論するのではなくて、賛成討論するにしても反対討論するにしても同じで、討論を行う時には討論を行う閉会日の前日までにその賛成する点、又は反対する点を原稿にまとめ、行うべきものです。

 そうでないと、ただ単に反対討論した議員に腹が立ったから賛成討論に急に立つようないわゆる“付け焼刃”の討論内容では、議会が開会する前の6月10日頃から事前にちゃんと反対討論の原稿を構えて閉会日までの半月の間も原稿を幾度も書きなおし書き直ししてきて討論に立った議員を論破することは出来ないし、自分がその意思表示や文章表現に迫力を欠いている事が議場の皆さんにすぐにばれてしまい、恥をかくだけだ。

 そのためには、反対、賛成に関わらず、討論に出る時は事前に討論原稿を認(したた)めて、尚も、他の先輩議員にその討論原稿を見てもらった上で、議会閉会日に臨まれることがベストだといえる。

 とにかく議員となれば、本業に専念するのもいいが、議員職を本業として精を出すことでしか能力を高める方法はない。そうして他の議員の討論を打ち負かす力を付けるよう、日々、精進することです。

 ですが、次々と議員が質疑に立ち、討論に立ちすることは私の望むところだ。議員時代の私のように質問に立ち、質疑に立ち、討論に立ち、みんながどんどん登壇して議会を活性化して頂くことをお願いしたい。


 この議案第10号に対し異議あった点は特に、『会社が倒産しても、その責任は私にない』と明言した社長に就任する市長に大きな問題があるからだった。

 つまり、責任感のない人を私は会社のトップである社長に認められないからです。室戸市民の皆さんならそんな無責任な人を組織のトップに据えますか?だから、私だけは毅然と反対しました。


 皆さん考えても見て下さい。これまでもよくテレビで偽装や大会社が倒産した時の記者会見で会社の首脳陣が謝罪しているのを見ますが、あの社長がどう言っているか知っているでしょ。

 「社員は悪くありません! この倒産は社長であるこの私が悪いんです!!」。

 思いだした方もいるのではないか、社長が泣きながら「私に責任がある」と叫んだのを。あれこそが組織のトップの責任の取り方ですよ。

 あれこそが組織トップの責任感というものだ。

 それを、室戸市の小松市長は私の質疑に対し、「私が市が出資する会社の社長ですが、この会社に背任行為がない限り、会社が赤字で倒産しても私にその責任は無いと考えています」と委員会審議で明確に答弁した。これは総務文教委の委員8名がハッキリと聞いている。

 これも多分、本議会なら広くてたくさんの議員と執行部がいるからそんな馬鹿げた答弁はしなかったと思いますが、狭い委員会室には総務文教委の議員8名と自分と課長だけという、総勢10名ですので、私の質疑を「そんな責任は私にはない」と言って軽くいなしたぐらいの気持ちだったのだろう。自分が行ったその答弁がこれほど住民の中に大きく波紋を広げるなんて、思ってもいなかった。

 でも、そうはいきません。私は議会唯一の市民派の改革派議員。住民への情報公開という重大な任務を担っていて、本議会であろうが委員会室での発言であろうが、お構い無しに全てそのまんま住民に公開する主義。

 その通り、この年の5月1日のこの市長発言はすぐに作成した『青空新聞』で5月9日から二日間で住民の皆さんに広報した。

 市の執行部の皆さんも「市長が委員会であんな答弁したいうのは、ホント?」と、半信半疑。私、「ホントもホント。無責任な話やろ」。

 この市民の間に広がった組織の長としての無責任発言に、市長は内心、「しまった!」と思ったのでしょうね。そこで、訂正のチャンス、逆襲のチャンスを窺っていたのです。

 そして、今議会の大綱質疑が行われる17日に私の質疑に対する答弁の中でその訂正をしようと市長は考えた。でも、私が課長に届けてあったこの会社設立に関する質疑2点を取り止め指定管理者に関することを3点だけ質疑したことから、訂正の機会を失ってしまった。

 これは議員も市職員も知らない、私しか知らない内輪の話。

 そういうことで、結局、今日の閉会直前の報告の中でその訂正と反論を試みるしかなかったということです。

 そうして閉会日に行ったのが、市長お得意の議員に対する怒りをあらわにした反論。

 これをやめればいい男なのにとみんな思っているんですが、どうしても怒りが先に立ち、議員にも市職員にも冷静になれないようですぐ怒りを爆発させる。今もきっとそうだろう。

 室戸市議の私は、「不正を議員に批判されるのが嫌なら、辞職すればいいのに」、「そんなに市長をやっていて腹が立つのなら、やめればいいのに」といつも思っていた。「室戸市には公正に政治を行うあなた以上の市長候補はいくらでもいるんだから」と。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月23日(金)付けGooブログランキング(192万0264ブログ)中、4326位でした。 この21日でブログ開設2000日がきました。これは5年半という期間。これもひとえに読者の皆様が国や地方の政治のあり方に関心を以ってご覧くださったおかげと感謝しています。

 私が記事を書いても不正・不公平・不適正な政治は改まらないことは分かっています。ですが、誰もそれらについて厳しく主張したり、厳しく記事にして「公正とはこういうものですよ」と指摘しなければ不正にブレーキがかからないので、これまで根気よく地方政治に巣食う“政治家と呼べない程度の政治家たち”と対峙してきた、ということになります。

 これからも勿論、不正な行いが行われているとの情報を聞きつけると実名で書いてゆくつもりでいる。
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失政の原因と責任は市長と議員にある

2013-08-22 | 政治家のあり方
 ●国民の政治離れは、国会議員に原因がある。

 ○住民の政治離れは、首長と市区町村議員に原因がある。


 ●国政の混乱は、国会議員の資質に原因がある。

 ○市区町村議会が問題の多い行政の事業に対し議論も混乱もないのは、市区町村議員の資質に原因がある。


 ●長年に亘って、官僚を含む国家公務員が無駄施設建設や国民年金など全て国民のお金である国家予算を浪費してきたのは、チェック機能を発揮できなかった国会議員の職務怠慢に原因があり、責任がある。

 ○市区町村議会で議員発言が乏しくて開店休業のような状態を生んでいるのは、市区町村議員が行政自体に関心が無いことが原因である。


 地方議会の先達・ふくおひろし先生がいうところの「完黙議員」、完全黙秘議員がそれにあたるが、議会中は“黙秘”しているこの人たちであっても首長同様に住民が選んだ議員であり、立て前としては住民からその仕事の代償として報酬を渡している。

 その不適正な状況を生んでいる全ての責任は住民の側にあるし、その人に投票したことで住民は自分たちに使ってもらうべきお金も無駄使いされて損をしていると知らなければならない。


 ○東京は江戸川区議会のように、市区町村議会において地方自治法に基づく【議員平等の原則】に違反して「一人会派は一年に一回20分だけ」とか「質疑は3分」などと少数会派に発言機会が差別的な例があるが、これらは、議会総体、特に議会を取り仕切り公正・公平に運営を行う立場にある議長の人物的資質にその原因がある。

 平等とは、「全て等しく差別が無いこと」。住民が投票して選んだ議員ならば、投票数が一番多かった人も一番少なかった人も、議会においての権利は分け隔てなく平等に与えられるべきものである。

 その例として、江戸川区議会では44名が当選してその6位当選者である女性議員が一人会派だという理由から、質疑3分、質問は一年で一回だけ20分しか質問出来なくて、まともに発言出来るのは討論の時だけという状態で戦っていた。

 北海道の栗山町などのように小さな町が議会基本条例を制度化して議会改革を推進している一方では、67万人という住民が住む大きな都市においてもこんな時代遅れの差別的な議会も実在する。

 議員の資質や議会の品格は、自治体の規模や議員数とは関係ない。
いや、議員数が多くなればなるほど、議会を改革することは困難になるといっても過言では無い。



 ●国政選挙において、大敗を予測した党本部の選対委員長が起死回生を狙って票の大量獲得が確実視された人物にアプローチしたことをつかまえて、党の国会議員のみんながよってたかって批判したことから職を退いてしまった原因は、商才や戦略に欠けた無能な多くの国会議員や地方議員に責任がある。

 ○市区町村議員が行政実務に関心を示さず行政の改革改善に尽くさないのは、次期首長選の勢力争いにだけ関心を持つ議員と、議員職以外の自分の本職にだけ関心を持つ議員が議会の大半を占めるのが原因である。

 ●国政選挙実施を迫り任期の一年も前から「早く解散せよ!」と迫る政党は、野党でありながらも任期まで議員の務めを果たし国民のために身を粉にして尽くすことよりも、頭の中は一日でも早く政権を取りたいと考えていることに原因がある。

このことから言えるのは、野党の国会議員は任期中、国民に尽くすことよりも、一年でも早く政権与党になるのを主に政治に携わっていることがバレバレである。


 ○私が市議1期目のころの室戸市議会において、国政選挙告示日が丁度、自分たち市議会の臨時会開催日に当たった。議会開会直前、何期も議員をしてきた議員が議席から執行部席の市長に向かってこう叫んだ。

 「市長!あんたはいったい何を考えているんだ! 今日が選挙の告示日だと分かっていて臨時議会を開いたんじゃないのか!」。

 そんなバカ議員がいた。

 私は「何を言っているんだ。自分たち“かくれ自民党議員”が選挙ポスターを貼りに行かなくてはならないからといって、その言い草はなかろう。バカ者が」と思ったものです。「お前は何年議員をやって来たんだ。議員は議会優先だ。そんなことに腹が立つくらいなら、議員を辞めて行けばいいじゃないか」と。

 これも、日頃から「いかなる選挙支援も議員の職務には含まれていない、個人的な活動」だと理解していない、不勉強が原因である。

 議員としての務めを全く分かっていない、「議員が関わる選挙運動も議員の仕事だ」と勘違いしているこういう不遜な態度の議員が町にいるから室戸市はいつまでたっても良くならないし、とにかく、こういう議員が議会にいて大事な予算から報酬をむさぼり取れるのは、そういう人間を選んだ住民の判断力が劣っていることに原因がある。

 議会への出席は議員としての責務。いかなる政党の党員であっても、告示日のポスター貼りの仕事は一般市民と同じレベルの個人的な支援活動。上の発言は議員を二十年近くやってきた人間の言ったこと。長い間、何を学んできたのかだ。

 もし、今後に行われる国政選挙や県議選、知事選などの告示日があなたの町の議会の開催日と偶然かち合ったとしても、恥をかくだけだから、偉そうに首長に向かって上のような馬鹿げた発言は決してしないようにお教えしておきたい。


 以上、行政や議会において至らない点があるのは、全てまちの議員の側にあるとご認識頂きたい。

 行政が適正化しなかったり議会が活性化しないのは、すべて議員が悪いからです。

 議員が良くならないのは、議員が自分の資質を高めるための勉強や行政調査に関心を示さず、次期政権を牛耳るための勢力争いとか自分がかかわる団体や企業に国からの補助金を奪おうとかに思いを巡らせてばかりいるからです。

 自分の国が良くならないのも自分の町や村が良くならないのもそれぞれ国会議員と地方議員に原因があり、それによって生まれた“負債”の責任も全て、その議員側にある。その国会議員や地方議員を選んだのは国民と住民だ。

 議員本人は勿論のこと、国民・住民もこの点はよく自覚しておくように。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月22日(木)付けGooブログランキング(191万9872ブログ)中、4049位でした。
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世間に負けない気概を持とう!

2013-08-20 | 人間のあり方
 皆さん、お帰りなさい。故郷はいかがでしたか?

 やっぱりたまに親の顔を見るのはいいものでしょ。毎日顔を突き合わせているとそうでもないですが。(笑)

 さあ、またこれから年末の正月休みまでの4カ月、会社のために、役所のために、議会のために人一倍の働きぶりを見せて下さい。

 こんな私でも、18歳の時から大型トラックに乗って「他のトラック運転手になんか負けてたまるか」と思いながら、1メートルを超す杉の大材を積み、満載の銘木製品を積みして、県外に向けて夜通し走っていたあの時の心意気は今も忘れないで毎日、精一杯生きています。

 一人で全国オンリーワンだった手書きタウン誌の出版をしていた頃は、朝早くから取材と販売に出て、夜は午前2時、3時まで頑張って版下づくりをしていた。その時に培った作文能力は市会議員時代、大いに役に立った。

 子どものころはいじめを受ける弱い人間でも、その悔しさを忘れず勇気を以って社会や組織で働けば、何だってできます。

 だから、あなたにだって、私以上のことは出来るということです。

 絶対に“世間”に負けてはなりません。

 室戸市議会で一番積極的に議員活動をし公正な政治を推進していた私が23年4月の室戸市議選で受けた仕打ちを見ても解るように、“世間”とは本当に冷たいものです。地域社会とは高く評価すべき人を陥れることもあって、冷たいものです。

 もしあなたがそれと同じ目に遭ったとしても、決してそれに負けてはなりません。

 ご覧のように、排除された後の私がそれに負けていないように、いや、反対に室戸のその悪しき体質とその首謀者たちを駆逐しようと世界中に告発し果敢に相対しているように、あなたも世間に負けてはなりません。

 以前にも当電子情報誌上で告白したことがあるが、私は小学生の時から中学生までいじめを受けていました。小学生の時は栄養失調でほんの30センチの高さの段も上がれないほどの虚弱児だったため、休み時間になると勉強のできない木偶の坊たちに呼び出され、なにやかやと言われのない言いがかりで罵倒され、顔を殴られ、腹を殴られ、毎日のように痛い腹を抱えて帰宅していた。

 しかし、担任の先生はそのいじめを続ける生徒を叱らず、反対に私を職員室に呼んでこんこんと諭した。家族にこのいじめのことを話すと又、弱い自分の方が叱られるから、黙って毎日学校に行っていたことを思い出す。学校は自分の力量を発揮できて評価される唯一の場所だったから好きでしたが、いじめのことを思うと学校への足取りは重かった。今のいじめを受けている子どもたちの心理と全く同じです。

 だから、私はその時から「他人はあてにならない」、「大人はあてにならない」と悟り、いじめを受けるたびに「いまに見ていろ」と思いながら耐え続けたものです。

 そんな少年時代だったので、社会に出てからはそんな悪い人間に負けないようにと他の人がやれないたくさんのことに挑戦し、たくさんのことを成し遂げてきた(と思っている)。


 だから、この電子情報誌の愛読者であるあなたも「やってやろうじゃないか」と勇気を持てばきっとそうできるし、私以上のことができます。

 要は、成し遂げようとする勇気と、気概を持つことです。(※「気概」とは、挫けない強い気性。激しい意気込み)

 ボーイズ・ビー・アンビシャス!

 ヒューマンズ・ビー・アンビシャス!

 さすれば、人生も晴れやかなまま終えることができるでしょう。 

 但し、もし、いつも「人一倍楽して、人一倍得したい」と考えるあなただったら、人生、何も成し得ることなく終えることを知っていなくてはならない。

 又、もし人生に「楽して、得した」ということがあったら、それは宝くじに当たったか、不正な行いによって成し得たこと以外にないと覚えておくように。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月20日(火)付けGooブログランキング(191万8942ブログ)中、4083位でした。
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「長」と名が付く地位になりたがる人たち

2013-08-19 | 政治家のあり方
 私が室戸市議2期目の時のお話です。


 12月定例会議会開会の日、議会では最長老の林議員が廊下で向こうから私に声をかけてきた。

 普段は、私が市長の不正や議員らがその不正に加担していることを厳しくいうので他の議員たちは私を煙たく思い避けているんですが、その時はなぜかこう話掛けてきた。

 「いま、次期議長(翌年3月議会の閉会日に改選)の調整をしているが、難航しちょう」。

 私はそんな議長職なんかには全く関心が無い人間だから何もそんなことを私に話しかけてくる必要はないと思ったが、何か魂胆があってそう話しかけてきたんだなと思い、こう返答した。

 私「うちの議会はこれまでの長い間、品格があって高い能力を持った議員が議長になるんじゃなくて能力関係なしで年長の議員から順繰りに議長になってきたようだから、その例でいえば次は堺議員がやるんじゃないかね?」と、手厳しい指摘で探りを入れ、顔色をうかがった。

 林議員「いや、久保議員も今期限りで退職するから最後に議長をやりたいと言よってな」

 私「何もあんたがそんな議長選なんかに関わらいでも、放っちょいたらえいわね。調整なんかするによばん。その二人が立候補して選挙で決めたらえいわ」。

 何か思惑があって“かぶし”を播いてきたなと解釈し、こう返答してやった。

 それがだ。

 案の定、その議長改選の議会である3月議会になると、林議員は「おれはこれまで2回、議長をやっているが、もう一回やりたいきん、頼む」と、議会の事情なんかまだ何もわからない新人議員6名を取り込んだ上で、私にもまた「新人議員が俺に議長選に出てくれと言ってきてなァ」と困惑顔をつくり言い訳じみたことを言って、その場を繕った。

 そして、市議会閉会日の最後に行われる議長選。「議員最後の2年間だから議長をやりたい」と願う久保議員と件の林議員の一騎打ちになり、結局、まんまと作戦は成功して自分がまた議長の席に収まった。

 私は呆れましたね。

「あんたには情けというものがないのか」と。

 室戸市議会に限らず、全国どこの議会でも同じで、どうせ能力主義じゃなくて任期の長い議員から順番に決まってゆく議長職だ。3期目の堺議員か4期目の久保議員にやらせてやればよかったんだ。それを、その二人を押しのけ、平議員よりも報酬が5万円多くなるからだろう、議長におさまった。

 だったら、あの「堺議員のほかに久保議員も議長選に出ると言っていて、おれはその調整に苦慮している」の話は何だったのか。当時、そう首を傾げたものでした。

 途中ですが、結論から言う。

 「おれは市長になりたい」、「おれを社長にさせろ」、「おれも議長になりたい」、「おれだって委員長になりたい」。

 どの組織においても、能力も無いのに「長」になりたがるのは、他の人よりも欲が深いからだと覚えよ。

 政治家には、国会議員、都道府県知事、区市町村長の他、都道府県議、区市町村議といて、この地方議員にはそれぞれ委員長や議長の席がある。こういう世界にあって、みんな上の例のように「長」になりたいらしい。

 ですが、私は「長」になりたいという欲は最初から持ち合わせていなかった。議長にも委員長にも。その理由は、地方議員は住民のために毎月、議員としての職務を遂行することだけを考えて仕事をするものだと考えていたからだ。

 もし「長」となって会議の行司役なんかをしていると、市長や市職員の不正や不公正や不健全な業務に対して厳しく質問もできないし、追求の質疑もできなくなるからだ。

 だから、室戸市議会には議員としてまったく市政向上や議会向上には何ら役が立たない議員なのにただ委員長になりたがり議長になりたがる議員が掃いて捨てるほどいたが、私だけは会議の“行司役”でしかない委員長や議長には絶対になろうとしなかった。

 最後の1年は他の議員や市職員の勧めもあって委員長選に出てはみた。だが、委員長選の直前、元市職員の新人議員が「山下議員に投票するように」と他の委員に強く指示していたのを見たので、私も「あいつが動いているからちょっと無理かもしれないなあ」と思って委員長選に臨んだところ、思った通り、1票差で委員長にはなれなかった。

 どうせ委員長になりたくて出たわけではないから選に落ちたことは全く悔しくもなかったが、その企みには「素直じゃないなあ」と思ったものです。「元公務員が考えることはこの程度のもんか。それにしても、政治組織にどっぷりと40年間も浸かっているとあんなに人間が悪くなるものなのか」と思った。

 捕捉するが、これまでも室戸市役所には私と意を同じくする公正な職員はたくさんいたし、現在でもたくさんいるでしょう。それが市職員が市会議員なんかになるから、40年間の“役所慣れ”から議員としての姿勢が初めから横柄になり、政治を弄ぶようになるのである。

 市職員時代に地方自治法に違反することに慣れ、市長の違法な指示に慣れ、40年間の内に【公正】とか【順法精神】が薄れていき、私が議員だった頃に持っていたような【少年のような純粋さ】に欠けるようになってしまうのである。

 そうして、その【少年のような純粋さ】は60歳を過ぎた人間にはもう取り戻すことができない。

(※因みに、室戸市議会では、議員定数14名のうち半数の、7名が元室戸市職員。この割合は全国の地方議会ではトップクラス。やがて、14名のうち10名が元市職員というのもあり得なくはない)


 私の議員8年間には市長の不正や議員の不正など、いろんな不正・不公平・不健全・不真面目な行為をたくさん見てきたが、一人の議員としては住民のために質問も質疑もできない立場の「長」になろうとせず、住民のためだけを思ってその8年間、議員活動に頑張ったことは今でも私の誇りとしている。議会改革など成しえなかったこともたくさんあるが、恥ずべき点は一つもない。

 議員の仕事を休むことなく続け、行政と議会を「公正・公平・適正な組織」に改革したいという欲望だけだった。それでこそ議員としての職責を果たしたといえるし、それが議員職の基本であろう。

 自慢ではないが、そのためには議員としての日々の勉強を欠かさなかったし、市民への情報公開のためにブログで広報し新聞を作って行政や議会の不正、不適正な点があったことを欠かさず市民に公表してきた。

 又、議会でも、15年5月に初当選した後の6月議会から、市長を支持するグループによる「市議会で不正な事業を強引に進める市長を追及している谷口を落とせ。議会にあいつがいなくなれば小松市長も違法業務を批判する議員はいなくなって楽になる。あれには投票するな」と広めた選挙妨害事件によって議員の職を絶たれるまでの8年間32議会、1議会も欠かさず一般質問と質疑を行った。それも、持ち時間50分を目いっぱい使って。

 これも全て、他の議員に仕事ぶりでは負けたくないから、そして市民にその活動ぶりを評価していただき、その結果として「あいつだけは議員報酬に値する議員だ」といって頂きたいからだった。

 議員としての公正な政治姿勢のかけらもないのに「長」になることだけが自分の目標というそんな情けない議員には絶対にならなかったし、「長」にならなくても人生恥じるものではないと考えていた。なぜならば、「私には多くの市民に貢献してきた成果がある」、心の中にそんな支えがあったから。


 それにしても、なぜみんな「長」になりたがり、権力を振り回したくなるのだろうか。

 室戸市議会において、ある議員が副議長になった時、「あいつは喜んで、後ろにつっかい棒がいるぐらいふんぞり返っていた」とある議員が笑って私に話してくれたことを思い出す。能力が無い議員が議長や副議長などになると、それほど嬉しいものらしい。(笑)

 言っておきたい。議員として能力のないのは、議員になっても勉強をしないから。それも1期目ならまだ許されるが、2期目、3期目となるに従いその無能ぶりが市民の間でうわさになる。“知らぬはその議員ばかりなり”。でもそんな一般質問も質疑もできない議員が4期目の選挙でも5期目の選挙でも当選するから、これが不思議。室戸市の七不思議と言ってもいい。


 それと、元市職員の場合は、これまで課長時代に不真面目な議員たちを議会の執行部席側から見てきて、「あれならおれも議員になれるし、市役所を退職した後の3期12年間ぐらいは議員になって報酬をもらっていれば、3000万円近い退職金を目減りさせることも無い」と踏み、議員になる。その市議選の時には、某議員のように市民のところを回って「私は立候補者の中で一番役所の仕事に詳しいから投票してください」なんて広言して当選しながら市長が行う違法事業に賛成するし、一般質問に登壇したのは4年の任期に1回か2回、そんな横柄さが際立つ。私に言わせれば、市長の違法に賛成するその議員は“法令順守が基本である役所仕事に詳しくない”不正な議員ということになる。

 唯、こういう報酬目当てで議員になった能力のない方々、横柄な方々は“市民のため”に質問や質疑をすることよりも、質問や質疑ができなくなっても“自分のため”に「長」が付く立場になることの方が嬉しいらしい。(笑)

 それよりも、自分の能力を高める努力をして市民に貢献したほうが室戸市のためになるし、報酬に値する人物になるのに、なぜ議員はみんなそう考えることができないんだろうか。いつもそう思っていたし、今もそう考えている。

 議員が品位、品格、見識、そして能力を持たずして地位や権力を手にしようとすることの何と愚かなことか。

 議長席に、委員長席。その「席」に値しない人は、他の議員から推挙されても「いや、私はまだそんな品格を持ち合わせていませんので」と固辞すべき。それが見識というものだ。

 だが、その議長の席に値する見識と品格を持った人物の方がそれを固辞する例の方が多い。

 これは、なぜ?

 なぜ、議員はみんな「市民への貢献」よりも、「自分の地位」を欲しがるのか。 

 又、ある市職員は市長になりたくて真面目な議員をだまし市長選を支援させた。市職員は長い公務員生活を終えて退職するときには3000万円近い金を手に退職する。なのになぜ、それからも「自分の地位」を欲しがって市長になろうとするのか。それほど高い能力や公正な資質を持っているわけでもないのに。 

 その地域の住民の皆さんはそういうこともよく考えるべきで、欲深いだけの議員は議員選の時、それこそ投票してはならない。

 それにしても今更のように考えるが、室戸市議会で一番、市民のために熱心に仕事をしていた私を落とした室戸市民の判断は間違っていましたね。

 私が議員だった時は室戸市の市政情報と市議会情報は全世界に情報発信していてアメリカの人もイギリスの人も、勿論、日本の北海道から沖縄の人たちにまで伝わっていたのが、私が落選して以来これまでの2年余り、その情報が全く市民に伝わって来ないこと一つとっても分かろう。

 でも、地域に長く貢献した人には高い評価を与えて認めるべきなんだが気に要らないからと駆逐するし、自分たちがどんな過ちを犯しても悔いないし反省が無い、それが室戸市の弱点。それらの悪しき地域性は、あと30年後には室戸市の人口も5000人程度になるが、変わることはないであろう。

 これも寂れた町ゆえの体質かもしれないが、住民みんなが“頑張る人を評価し応援し、正しい人を評価し応援する”、また反対に、“頑張らない人は評価せずに駆逐し、不正を行う人は厳しく批判して駆逐する”、そういう健全な町に為らなければこの室戸市は良くならないまま世間から見放されてしまうだろう。


 私が23年4月の市議選で落選して三日後だったか、北川村のある議員はいみじくも私にこう言いました。

 「NHKテレビのあの開票速報の結果を見て驚いたきんねえ。市議会で一番仕事をしよう議員のおまんを落とすやゆうて、室戸の人はほんまに変わっちゅうのお」。

 室戸の政治関係者と室戸市民は世間からそう見られていることを、よーく覚えておいてください。

 その時、言ってやりました。

 「あてもそう思わ。こんな真面目で休みなく働く公正な議員を評価せず、議会前に議案や事業の研究・調査もしないで議場に来て質問にも質疑にも出ないし、挙句の果ては違法事業を推進する市長が出してきた不正な議案に賛成する。そんな不真面目な候補を支持し支援し投票するのを見ると、室戸の人が変わっちょうのはたしかよ」。

 そう、笑いあったことでした。

 ま、他市町村の人たちに笑われても仕方がない。

 室戸市民が金や米や野菜や飲食などで不正な買収選挙を行っている候補を告発するでもなく容認し、市政運営においても市長が公正さに欠ける政治を行っているのを議員が黙認し許してきた。これはずっと昔から行われてきたことだから、市外や県外の方々に室戸という町の政治体質を笑われたって仕方がないと私は思っている。


 笑われるのが嫌なら、これらすべてをやめ、金品を贈ったり貰ったりしない公正な選挙を行い、法令順守の公正な政治に徹することだ。立派な政治を行う町として評価されるには、それしか他に方法はない。


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ガーデン・テーブルを作りました

2013-08-10 | 季節のたより
 毎日暑い日が続いていますが、皆さん、体調は如何ですか?

 室戸市などは6月の初めごろからの3カ月で、そうですね、5分か10分ぐらい雨が降ったでしょうか。そんな調子。

 だから、6月、7月の2ヶ月間、雨は降って無いと言ってもいいぐらいです。

 そして8月も、今日まで全く雨は降っていないし、これから一週間、10日間ぐらいは雨が降る天気予報も無いことから、8月末までの3ヶ月間、雨なしもあり得ます。

 私が若い30歳ごろに4月ごろから8月下旬まで毎日、梅雨のように雨が降り続き、やっと梅雨明けしたことはあったが、これほど梅雨時に雨は無いし、7月8日の梅雨明け後も雨は無しというのは、私も今年67歳になりますが記憶にありません。

 又、私が小学生や中学生だった昭和30年前後は毎年、台風が40号や50号ぐらいまで来襲していたのに、最近は年に10号ぐらい。こうしてやってくる台風の数が激減しているのは良いことかもしれませんが、それも地球の健全な気象状況からすると“狂っている”と言ってよく、近年、地球の温暖化もあってか、気象状況が“正常”ではないことをほんとうに実感しています。

 東北地方のようにずっと雨が降るのも「天候不順」「異常気象」でしょうが、こういうふうに晴れが続き雨が何カ月も続くのも「異常気象」と言ってもいいんでしょうね。出来ることなら東北地方や中国地方で降り続いた集中豪雨がもっと全国各地に均等に降るとみんなにとって恵みの雨になるが、そうもいかない。

 でも、それにしても高知県内のテレビ局や新聞社は雨が降らずダムの水が少なくなったらすぐ、旧大川村役場の庁舎の写真と共に「四国の水がめ・早明浦(さめうら)ダムの水も枯渇」と報道するのに、なぜか今年は「晴天続きで水不足」というニュースはこの3ヶ月間、見てもいないし聞いたこともない。ということは、このダムなどの水は減っていないということかな? それを不思議に思っている。

 ま、私がこんな記事を書いたとて雨が降ってくれるわけではありませんが、せめて2、3日ぐらいは降ってもらわないと困る人たちもいるんじゃないか。


 それはそれとして、喫茶店経営や儲けにならない地域雑誌出版などをやって長年、ご迷惑をおかけし、お世話になってきた愛する妻から「庭に食事ができる机を作ってや」のご要望をお受けしたので、この7日に庭のウッド・デッキの上にガーデン・テーブルを制作しました。

  

 長さ1、84mの2×4材(4.5㎝×9㎝)を合計22本(1本295円)と、10㎝のボートを8本(1本108円)、塗料をホームセンターで買ってきて、1日で作りました。かかった費用は約8500円ほど。

  

 翌日と今日は妻のパン屋さんの仕事も臨時休業ということもあり、早速、ここで家庭内喫茶店を開業しました。

 かつてはジャズ喫茶店を経営していた私。妻が起きる前から二人分のモーニングセットを作り、深煎り豆を挽いての珈琲を点て、「奥さん、出来ましたよ」と妻を起こし、このテーブルでモーニングとしゃれてみた。

 日の出前の午前6時すぎのまだ暑くない時間でしたが、私が大工仕事に使う工業用扇風機を使い、涼やかに、そして癒しのひと時を過ごしました。

  

 その横では愛犬がネズミのぬいぐるみを抱いて、この猛暑に夏バテなのか、朝からぐったりとなって寝ています。ちょっと可哀想ですが仕方がない。だから夜になると妻が家から扇風機を持ち出し、犬小屋のそばに置いてやっています。


 皆さんも毎日「忙しい」「忙しい」と働いてばかりじゃなく、安らぎのひと時を持つようにしてくださいね。どこにでもあるようなありきたりの人生じゃなく、「動」と「静」、このメリハリをはっきりとつけ、人生を意気に感じて人一倍素晴らしい人生にしてください。

 「しかし、雨が降らんなー」。

 榊でも買ってきて雨乞いの御払いでもやってみようかな。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月12日(月)付けGooブログランキング(191万5678ブログ)中、4054位でした。 

 お盆休みに入って、読者の皆さんも故郷に帰省でしょうね。行ったり来たりだけで大変ですが、事故に遭わないように、体調を崩さないように、お正月休み、5月の連休、そしてお盆の連休と、一年に三度しかないこの長めのお休みをご家族みんなで楽しんでください。

 そして休み明けの仕事が始まってからは又、皆さんとこのページでお会いできたらうれしく思います。
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議員夏季研修講座 (4)住民を騙す議員は、議会を去れ!

2013-08-07 | 議会改革
 昨日に続いて、2010年11月19日に受講した講習会の記事から振り返る。ご好評の「夏季研修講座」も今日で最終日です。


 この年の議員研修会は、高知市の高知城ホールで行われた。

  

 室戸市議会から参加したのは、2期目の私のほか、同じく2期目の徳増寿子議員、新人議員の久保八太雄議員と脇本健樹議員の3氏だけ。そして議会事務局から谷口事務局長が同行した。

 参加者が少なかったのは、議員の皆さんが研修内容の「議会改革」にあまり関心がないということと、明日21日(日)に投票日を迎える市長選の支援運動に議会が両派に分かれて参加していたからだった。

 19日の議員研修「議員行政実務研修」は、毎年一回、「こうち人づくり広域連合」が主催してきたが、今回から「こうち人づくり広域連合」が主催し、これまで別に議員研修を開いていた「高知県市議会議長会」と「高知県町村議会議長会」が共催につき、三団体が一緒になって開催することになったもの。財政難の折から、「これも、各団体の経費削減策かな」と、ちらっと考えた。

 この日の研修会の課題は「地方議員のための政策立案と条例制定」

 議員研修も、国の政治についてや国の経済などのように地方議会と密接な関係にないテーマの研修・勉強会は地方議員がどうすることもできない問題だし、能力不足で右往左往している民主党政権の所為で迷走する国政の話を聞いても腹が立つだけで、高知にまで行ってそんなことで一日潰れること自体、時間の無駄であるため、参加しないことにしている。

 私がこういう研修で参加するのは、この日のように行政改革や議会改革に関する行政法務や議会議員の在り方などの講演をして頂けるときだけにしている。(因みに、私が議員として議員研修に参加したのはこれが最後となった)

                ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 議員時代の議員研修について、少し振り返ってみたい。

 いままで議員研修に参加して一番議員活動に関して勉強になったのは、初当選した平成15年4月からすぐの8月に高知県民ホールで開催された議員研修でした。講師先生は、阿部泰隆氏。テーマは「政策法務」について。

 ここで教えていただいたことが、すぐ後の議会で役に立った。学んだことを直後の議会で室戸市が行う事業の誤りを質し、適正に改めさせたことがある。

 それは、「クジラが海岸の岩場に座礁して死んだ。その死骸の処理を室戸市が市の予算で業者に依頼して処理させた。その金額がその前の補正予算で計上されていた」ことについて。研修で、「それは市町村の事務ではなくて、海岸を管理している県の事務である」と学んだ。

 室戸に帰ると早速、本市の水産課に行ってこのことを指摘し改善するよう促した。市担当課は、この件を県に説明。後日、市から業者に支払っていた処理料と同額が県から市に返還された。そんな出来事があった。

 又、その翌16年の1月に行われた「広域連合による新人議員研修会」では、野村稔氏にテーマ「地方議会の制度と運営について」を学んだ。

 この時の学びも後々大いに参考になっていて、いまその時に速記したノートを開いても初心に帰らせてくれる、そんないい話ばかりでした。

 残念ながら、今日はそれを紹介するスペースはないが、一つ、二つ拾うと、

 ●新聞記者と学者は日頃、「今の議会は…」というが、「それならあなたが議員になって町をよくしてくれるか」と言うと、「それはできない」と逃げる。←(同感だ)

 ●議会運営について研究している学者はいない。 ←(そのとおり)

 ●向上心を持って議員の仕事に取り組まない議員は駄目だ。 ←(そのとおりだ)

 ●議員も二期目になると、新人議員時代と違って、新人議員に向けて「それはできないよ」と言う。皆さんにはそんな議員にはならないでいただきたい。←(2期目にもなると意欲を失ってしまい、意欲のない自分の方に新人議員まで引っ張り込む、悪質な議員もいる)

 ●議長は、中立・公平であることを旨とすべし。 ←(その通りだが、議長になると何が災いするのか知らないが、そうもいかないようで)

 ●質問もしないし質疑にも立たない、そんな発言しない議員は、議員の権利を放棄しているんだから議員ではない。 ←(私も常々そう思っている。何のために市議選に出てきたのかと)

 ●「疑問点50%+提言50%」、これが一般質問だ。提言は、自分が市長になってもできることを提言することが大事。自分ができないことをいっても、ダメ。 ←(そのとおり)

 ●一般質問は、その議員個人の意見ではないと知れ。本来は住民(議員)と住民(市長)の討論だと知れ。←(住民である議員が違法業務だと指摘しても、住民である市長は議員が住民だと気がつかないから、いつまでたっても改めない)


 以上、16年1月の新人議員研修でのお話の一端をご紹介しました。

               ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     

 さて、前置きが長くなりましたが、そこで2010年11月19日の研修会についてです。講師は、(社)日本経営協会の岩本安昭氏。かつて衆議院法制局に勤務されていて、現在は大阪弁護士会の弁護士。

 尚、内容は難しい話になりますし、説明文が紋切り刀になりますが、その点はご容赦ください。

  ★地方議会に対する住民の目と声

  ●地方議会の現状について、市民の不満が顕在化しつつある。そのアンケートを日本世論調査会が2006年12月に実施した、その結果です。

  ○大いに満足している・・・1.1%
  ○ある程度、満足している・・・31.4%
  ○あまり満足していない・・・46.9%
  ○全く満足していない・・・13.6%  (←私ならば、これにマルをつけますね)
  ○どちらとも言えない、無回答・・・7.0%

 ●議会に満足していない理由は、

  1、議会の活動が住民に伝わらない…53.3%
  2、行政のチェック機能を果たしていない…33.2% 
  3、地方議員のモラルが低い…32.5%
  4、議会内での取引を優先して審議が不透明…29.3%
  5、議会の政策立案能力が低い…18.6%


 (谷口の所感)住民の皆さんが感じるのも当たり前で、私が議員をしていても1~5まで全てにおいて、そう実感します。

 1については、議員が議会や行政で行われていることを住民に対して情報公開するのは当たり前のことですが、それを実行しているのは当時、小生一人だけでした。

 行政が広報紙で行っている財政情報は全てを公開していないから、正確ではない。それは、人口が毎年どのくらい減少しているかや財政的にどのくらい苦しくなっているかなどの負のデータの公表と解説を広報していない点や、違法な業務運営を行っているのに書き込んでいない点から、明らかだ。そのことに疑問を持ったことから、私は独自の調査で知り得た情報はすべて、自分が発行する議会新聞と当ブログにおいて広報するように努めてきた。

 2については、小生はいつも“法律をないがしろにするようなまちのリーダー、政治家であってはならないと考えている。因って、手厳しく行政が行う業務をチェックし、疑わしきは調査した上で議会において公表(時に、暴露)したうえで指摘、改善を求めてきた。こうして議員としての務めを果たそうと頑張っていたが、如何せん議会では多勢に無勢で全てスルーしてしまうので、この点が一番の問題と言えます。

 3については、何も言うことなし。私がどうすることもできないことで、そんなモラルの低い議員や首長を選んだ住民の皆さんにお聞きいただくしかない。能力やモラルの低い政治家を選んだことによって、被害を受けるのは投票したその住民。投票するときには必ずその候補に能力があるかないか、気真面目か不真面目かをよく吟味したうえで投票することが大事だということになる。

 4については、議会内の議員同士が肩書を巡りお互いに都合のよい策略を講じることもあるし、住民の意思や意向を無視して議員が悪しき働きかけを行ったりそれを首長が受けたりする自治体もある。これらの点については証拠をつかんでいるので、確か。

 5については、条例を提案しても、嫉妬心から継続審議もまともにしないし現場に調査に行きもしないで否決してしまうような低い議会体質では、政策立案能力がある議員がいても、議員提案の条例は可決するわけがない。そんな程度の低い議会に明日はないといえる。



 この後は、当時もめていた名古屋市議会と鹿児島県阿久根市議会の状況についてお話があった。

 ★河村名古屋市長と市議会の対立について・・・河村市長は●定数の削減、●議員報酬の半減、●政務調査費の削減を目指し、名古屋市議会は議会基本条例で対抗している。この議会基本条例とは、本来は議会を改革するために制度化するものだが、この条例は河村市長に対抗するために大急ぎで制度化したもの。

 名古屋市議会のこの条例では次のような条項を重点に、河村市長に対抗している。

 ≪前文、(前略)(憲法に基づいて二元代表制をとっている)議会と市長とは、相互に独立対等な立場で、緊張関係を保ちながら市政を運営していく仕組みとなっている。すなわち、議会は、市の方新党を決定し、市の仕事が適切に行われているかをチェックし、一方、市長は、行政の執行責任者として、市の施策を実施し、両者がそれぞれ適切に役割を果たすことで、よりよい姿勢を実現していくことが期待されている。(後略)≫

 (谷口所見:議会曰くに「議会が市の方針を決定するんだ。市長が勝手に市の方針を決めるな」、「市長は執行責任者として市の施策を粛々と実施していればいいんだ」と“読める”)

 ≪第5章、議員定数・議員報酬等

 (議員定数及び議員報酬に関する基本的な考え方)
第16条 議員定数及に関しては、別に条例で定める。これらの条例について、これを制定し、又は改廃するときは、議会基本条例の趣旨を踏まえ、これを提出する。
(←※つまり「市長の意思でなく、議会が決める」の意) この場合、民意を聴取するため、参考人制度、公聴会制度等を活用することができる。(2項と3項は省略)≫

 (谷口所見:河村市長に勝手に定数や報酬を決めさせないぞという対抗策といえる条文です)


 ★竹原阿久根市長と阿久根市議会の対立について・・・この竹原市長に関しては議会だけでなくて、市民のために仕事をしているという観点からかけ離れていて、でたらめな市政運営で全く話しにならないので、問題外、時間の無駄として記事は割愛する。


  

 ★この後、全国のいろんな分野に関して議会が条例を制度化している。その条例の説明と、条例づくりの方法をお教えいただいた。

 ●自治基本条例・・・理念条例の典型的な条例が自治基本条例で、北海道ニセコ町が日本で最初の「まちづくり基本条例」を制度化している。「三次市まち・ゆめ基本条例」のようにユニークな条例もあります。

 (谷口:資料の中にある広島県の「三次市まち・ゆめ基本条例」を拝見して、小生、その前文の素直な表現に心打たれたので、それをここでご紹介しておきたい。子どもたちにも読めるようにとひらがなを多く使って作ったそうですが、この日の研修で学んだ中では一番の収穫といえます。)

≪私たちは,このまちに住み,歴史を学び,明日を語り,夢をはぐくみ続けてきた。

 みんながしあわせに暮らし続けられるまちになったらいいなと。

 いろいろな人といろいろなところで,いろいろな話を聞いたり,話し合った。

 そうしたら,これからの時代にふさわしいまちづくりの仕組みがほしくなった。

 みんなも同じ気持ちだった。

 それでこのきまりが生まれた。

 このきまりは,みんながまちづくりをしていく,そのみちしるべとなるものです。≫


 (谷口所見:※どうですか、まるで語り掛けているような文面で、難解な行政用語ばかり使った意味不明な条文よりもずっとわかりやすいし、心がホッとしますでしょ。因みに、「過疎を逆手にとる会」をスタート地点にして長くまちづくり運動に携わっておられる知人の安藤周治さんが住んでいる作木村などが合併して出来たのが、この三次市。この条例もその点から何か身近に感じます)


 他に紹介があったのは、

●まちづくり・ものづくりに関する条例・・・米子市快適な生活環境の確保に関する条例、板柳町リンゴまるかじり条例、静岡市めざせ茶どころ日本一条例など。

●環境・産業廃棄物対策の条例。←(小生が提出した「室戸市不法投棄防止条例」も、この範疇)

●議会基本条例・・・北海道の小さな町、栗山町議会がこの先駆的な基本条例を作り、いまや全国の約70市区町村議会において制度化されています。

  (谷口所見:残念なことですが、小生も高知県初の議会基本条例を制度化し室戸市議会を改革しようと考え、二期目の初め(19年5月)から条例づくりに取り組み、19年12月議会に議会改革特別委員会の設置の決議案を提出しようと既定の2名の賛同議員を募りました。ところが、なんと驚くことに議長を除く15名の議員の中にこの2名の賛同者すらおらず、つまり議会改革に誰一人として賛同せず、みんなが否定的で、そのため議会に提出できなかったことを思い出します。(現在の室戸市議2期目の議員全員がこの議員)

 賛同署名をお願いした同期の議員が言った
「そんなもんは、おいおい(頃合いを見て少しづつ)やっていったらえいわ」 の言葉が今も耳に残って、忘れられません。

 議会を良くすることが「そんなもん」ですから、何をかいわんや。こうして、この議員は議会改革に反対した。

 唯、まちや役所や議会を良くするためのツールなのになぜこの議員が賛同しないかも勿論、わかっている。議員それぞれが“そんなもん”(議会改革)を目的にして議員の仕事をやっていないからいないからです。

 高知県初の議会基本条例を制定して議会が積極的に改革を進めてゆけば、市民からは勿論のこと、県内全域に、また県外へと室戸市議会の活躍ぶりは広がり、延いては室戸市の名を高めることになることは間違いなかった。だから、非常に残念なことだと、今でも悔しく思っている。

 但し、この同期の議員が平成25年3月のい議長選で議長に就任した時、記者の取材に対し次のように抱負を語っている。


  「議会報告会などで市民と対話し、議員の資質向上に取り組んで、市民に信頼されるよう議会改革に取り組む」。

  私が室戸市のために良かれと考え行おうとした議会改革に「そんなものは…」と言い賛同しなかったのに、自分が議長になると今度は住民受けを狙って、「議会改革」を口にする。

 笑っちゃいます。人間、こうも考え方が自分の利得の精神を基にしてコロコロ、コロコロと変われるものなのか。これを“日和見主義”と言うんです。

 かつて、市議会において、私が違法業務を行う小松市長を批判し追及した時にも、この議員は市長をかばって
「その議案は議決されちょうきん、もう違法じゃないことになっちょうが」と叫び、即刻、私に「議案が議決されたからといって、“その不正な議案は違法じゃなくなった”ということにはならんぞ!」と一喝され、シュンとなって何も言えなくなったことがある。

 “行政組織や議会組織を良くすることには賛同しないが、首長の不正には賛同し支援する政治家”。

 あなたのまちの議会にもこんなでたらめなことばかりやっている議員がたくさんいるでしょ? 

 因みに、私と同期のこの議員は現在、室戸市議会議長の職にある。

 室戸市民はよく覚えておいた方がいい、「この議員はこういう人間なんだ」と。

 

 この研修会の後、考えました。

 議会の皆さんは嫉妬心が強くて「谷口が提出するという議会改革基本条例案に協力したら、あいつだけが真面目に議員活動をしていることが市民にばれてしまうから、条例に賛同するな」という方が多いため、いくら改革志向の議員が室戸市民に効果的な制度や政策を考え制度化しようと試みても、寄ってたかってつぶそうと企み、見向きもしなかった。それと、議会改革基本条例を制度化すると自分たち議員の仕事が今の何倍にも増えるということをよくわかっているから、その条例に賛同しないことも私はよくわかっていた。

 議員職とは一体だれのために働いている立場なのか、誰から報酬をもらっている立場と考えているのやら。

 議会からそういう怠け根性の意識を駆逐しない限り、室戸市議会において議員が議会改革基本条例なんか制度化できない。


 今日の教訓です。

  「組織にあって、その組織に属するみんなが心を一つにして良くしようと行動しなければ、簡単に良くなる小さな組織であっても良くはならない。つまり、組織の中に“人一倍、ウソをつき、人一倍、楽をしながら、人一倍、得をしながら、人一倍、偉くなりたい”なんてバカがたくさんいると、その組織はいつまでたっても良くならない」。

 これにて4回にわたって開催してきました議員研修講座は終了です。

 7月中旬からしばらく絵画制作から遠ざかっていますので、今日から9月末の県展出品までに来年の県展出品用の作品をもう1点描こうと思っています。(地方自治に関する評論記事を書いたり、絵を描いたり、何と忙しいことよ)


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」のアクセス数は、8月7日(水)付けGooブログランキング(191万3675ブログ)中、3699位、8月8日(木)付けGooブログランキング(191万4117ブログ)では3504位でした。      
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議員夏季研修講座 (3)良いものを良いものとして認める勇気を持て

2013-08-06 | 議会改革
 昨日に続きまして、2009年7月30日に受講した講習会を振り返ってみたい。


 30日(木)午後1時半から4時半まで、高知市は県民ホール(オレンジホール)で行われた県内の市町村議員と監査委員を対象にした今年度の研修会です。会議を主催するのは、「こうち人づくり広域連合」で、参加されたのは県内各地から約500人。

 日程とその講演内容は次の通り。メモから拾いますので文章が少し紋切り刀になりますことをお許し下さい。

 ◆「今こそ田舎に人材を」・・・NHKチーフ・プロジューサー 堂垣彰久氏(1時20分~2時50分) 

 講演は、NHKの番組「ご近所の底力」の一部分を上映しながら進められた。

       

 《今日は、高齢化と過疎化している地域の皆さんのために何か役立つ話をしたいと思います。

 ①過疎化した集落においては、田んぼを作る人が高齢化してしまいますが、宮崎県日南市坂元集落では棚田オーナー制度で都会の人を呼び、一緒になって田んぼを作っている。人が来ると、今度はその人たちをもてなす苦労が生まれるが、それも楽しんでやっている。

 もしもこの制度を止めると、棚田は雑草が生えて棚田はなくなり、村から人は出て行き、集落自体がなくなってしまいます。

 課題は棚田を守ること、集落を存続させることだ。いま全国の農村の平均年齢は65歳になっていて、これは70歳、75歳とどんどん上がってゆきます。

このことから、現在、中央官庁はこれまでハコモノ中心だったのを改めようとして、地方にハコモノに対する財的支援ではなくて、人材という“財源”を送り込もうとしています。「ハコモノから、人材へ」というわけだ。

          

 ②地域活動の担い手は、学生。

 NPOと大学生との連携によるボランティア活動によって、農家やその周辺地域の草刈りや水路の掃除を農家の人たちと行う。→農家が学生を接待する→但し、接待ばかりでは疲れて継続できないから、これは「もてなさない」ことが大事だそうだ。

 「農家に担い手がいないことを逆手に取った、逆転の発想」。「どこかから連れてくる発想」。「若者を巻きこむ、工夫」。

 ③村に家族を呼び戻す村の行事。(熊本県水俣市久木野地区の事例)

 イベント開催で都会に住む息子の家族を呼ぶ。これによって、子供の家族が毎月のように家に帰ってくるようになった。

 イベントの昼食をみんなで食べたあとは、田んぼや畑に入って家族全員で野良仕事。こうして、都会で働く息子家族でも親家族の農業の手伝いが出来るし、やがてはふるさとに戻る“縁つなぎ”にもなる。

 これには、イベント会場を作るなどへの行政のサポート(支援)が必要なのは言うまでも無い。

 もう一つ、それらイベントを企画して人を呼びこむ“仕掛け人”も必要。



 (谷口)この「仕掛け人」については、その町の人ではなくて、町外から連れて来ないと続かないことを知っておいて下さい。

 私の経験からいうと、その町に住む有能で先進的な考え方を持った人の言うことは、いくら有能な人物のすばらしい企画や提案であっても、それまでの長い年月の間の利害やジェラシー(嫉妬心)も加わって、まず聞かない。でも、同じことを町外からお金を出して連れて来た人が言うと、なぜかその人の話はよく聞く。

 もっと素直に受け入れて町の能力を持った人の言うことを聞き入れていれば講師を呼んで無駄なお金を使うことなんかないと思うが、それでは“自分”というものが許さないのです。

 「あいつを評価して教えを受ければ、俺が負けたことになる」なんてね。こういう人は度胸が無い小心者なんです。

 これらのことも、自分たちの町の発展を自分たちで阻害している典型的な例といえます。これは全国のどこの市町村にも当てはまる“悪弊”。だから、いつも「もっと素直になればいいのに」と思う。


 住民も、議員も、首長と行政職員も、地域に住んでいるみんなが 「良いものを良いものとして認める勇気を持て!」と言いたい。言っても無駄だろうが、そうすればあなたが住んでいる町や村は確実に良くなってゆきます。人口が減少して衰退の一歩をたどっていても、地域社会は間違いなく健全になる。


 ④まとめとして。

 地域活動を活発にする鉄則として三つある。
◆みんなの負担を少なくすること。
◆結果を共有すること。
◆議論をしないで、まず始めること。初めから議論をし始めると、前に進まなくなる。

 この三つに共通していえることは、「楽しむこと」です。サークル活動のように自分たちが楽しんでやれる事が大切。

 もう一つ今いえることに、団塊の世代の人たちをどう取り込み、どう活用するかです。団塊の人たちは“地域デビュー”したがっています。長年働いての経験と知識を持っていて、教える事が好きな人がいるので、「あなたに教えてもらいたい。是非教えて下さい」と。その世代の人が持っている知恵やパワーを地域に還元してもらえればと思います。

 世の中には困っている人の数と同じぐらい、困っていることの解決策を持っている人がいます。その両者を如何に結びつけるか、です。それはわれわれテレビで働いている人間であったり、行政であったり、地域の人たちであったりします。だから、そういう結びつける仕組みづくりが大事だということになる。》



 ◆「地域経済の活性化と産業振興について」・・・一ツ橋大学大学院教授 関 満博氏(3時~4時30分)

             

 《2000年に花巻市でNHKの番組づくりに関わり、その後、島根県庁とのお付き合いが始まり、斐川町でのインキュベーション施設の計画に関わりました。

 町の人口は1970年は22000人だったものが2009年には28000人に増加。その理由は企業誘致。ムラタや富士通、島津製作所など約30社が立地。こうして、この町は日本で唯一、人口を増加させた町といわれている。

 島根県職員の福間さんが考えたのは、今までは外から連れてきた企業の力によって自分の町を活性化したいというタイプ「誘致型」だったのが、同県職員の佐藤さんから学んだのは、 外からの力ではなくて、自分ところの力によって活性化しようというタイプ「内発型」

 この二つを組み合わせた手法を取った。

 市町村合併によって、全国の市町村は3250が約1800になった。村は約600から190ぐらいに減少した。

 この「村」には、タイプが三つに分けられる。一つは「自立に向かう村」。一つは、「合併した村」。もう一つは、「ダメな村」。中でも二番目の「合併した村」が一番の難問の村と言える。

 自立に向かう村の例として、岡山県新庄村。人口は1000人。ここは合併せずに自立に向かった。合併すれば過疎化するのは目に見えていると。ここは昔、宿場だったところで、4月には凱旋さくらまつりを行い、一日、3万人の人がやってきます。

          

 次に、全国にある「朝市」。60年前の戦後は「無人販売所」。80年代中ごろからは「直販所」と変えた。これが全国に約13000ヶ所あるといいます。日本全体の直販所の販売額は、いまや1兆円規模になっている。

 この直販所が出来たことによって、変化したことが三つあります。

●一つは、農家の主婦が銀行口座を持ったこと。
●二つめに、レジが出来たことで、農家の主婦が考え始めたこと。
●三つめに、加工物や直販所、農家レストランと、この三施設によって地域内で物流が出来たこと。

 この三つが共存していく事が重要です。

 最後に、高知県の特色として挙げられるのは、一つに地形。四国山脈によって、高知から抜けられない。

 二つに、女性の活躍がすごい。この女性が活躍しやすいような環境を作るのが、行政の役目。

 とにかく高知は“ペケ”(×)で、もう落ちることは無いから、浮かび上がってほしい。この高知は最先端になると思って下さい。》


 と講演を終わった。

 (谷口)講演最後の言葉「最先端」を、私はこう聞いた。

 関さんが言われるのは、「がけっぷち」イコール「最先端」だと。もう、目の前には断崖絶壁しかない。一歩前に行けばグランドキャニオンの高い高い崖の上から真逆さまに谷底に落下してしまうよと、最後の方は「高知はどうせだめなんだから、頑張れ!」と励まされちゃいましたね。(笑)

 そうみんなが考えているかを、高知県民全員に問いたい。



 以上、二氏の講演の内容について要点だけでしたがご報告しました。

 さてそこで、今日の教訓です。

 「自分一人であっても、自分の大事な時間を費やし、自分の大事なお金を投資し、地域のためにと汗を流す。それが本当の“地域のための働き”というものである。

 そういう行動が伴わなければ、いくら口先で偉そうなことを言って人をだまそうと取りつくろってもダメだ」。



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