青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

悩み苦しみ努力した経験あってこその、能力

2011-10-31 | 地方のあり方
 本日も小生を応援して下さる「ぶち」さんから10月11日の「室戸市温浴施設の指定管理者公募に、疑義あり」の記事を読んでコメントを頂きました。

≪初めて訪問します。

あおぞらさんを陰ながら応援していました。

室戸の事を本気で考えて、向上心があり、実行力もある所がすばらしいと思っております。

シレストの事もわかりました。
室戸市の経営では無理なのに、まだ、ひこずるつもりなのですね。
民間では、考えられない発想ですね。

市民は(記事にあるような実態を)知らないです。≫


 ぶちさん、初めまして。

 応援していただいていたのに、市議選で落選してしまい、申し訳ありませんでした。

 とにかく市議現職のころは毎日、地方議員としての職責を果たしたいと唯しゃにむに、懸命に仕事をしました。調査活動を基本として、それで集めた情報整理と構成作業と、家では夜遅くまで机の前やパソコンの前に座って質問原稿や質疑原稿の作成に明け暮れました。

 そうして、少なくても毎月、市民の皆さんからいただく手取り22万円の報酬分以上の仕事をしようと8年間、休むことなく働いたものです。

 でも、室戸の方々は私のその「一所懸命」が気に食わないのか何なのか、仕事をする議員候補よりも仕事をしないことをよく知っている候補にたくさんの方が投票し、それがこれまでの、そして今の市議会のいつまでも改革できない実態を生んでいます。

 私はいつも思うのです。
「努力する人が報われる地域社会でなくてはならない」と。

更に言うと、「正義が高く評価され、悪は駆逐される、そんな地域社会でなくてはならない」のです。

政治の分野では住民のために特にそれが求められる。


 それを、室戸市において政治に関わっている人間の中で一番、コンプライアンス(法令順守)精神に富み、「公正・公平・適正」な市政運営を追い求め、政治体質に誤りがあれば敢然と勇気を持って発言する、そんな健全な人間をみんなでよってたかって排除する。

 そんな地域社会に明日はない。

 「今さえ良けりゃいいんだ」。「俺さえ良けりゃ、俺たちさえ良ければいいんだ」。そんな政治関係者の意識、住民意識において、町の将来は無いと言っていい。

 尚、「シレストの経営は室戸市では無理」に関して基本的な話をしますと、若い20歳代に市役所に入り、一般社会おいて100円のお金を稼ぐことが如何に難しいのかを経験していない公務員には、商売なんかわかりません。なぜなら、経験していないことはすべて解らないことだからです。

 商売とは「失敗すれば、即、経営者であるわが身に災難が降りかかってくるもの」です。失敗しても余程悪いことをしなけりゃ“クビ”にならない、つまり責任を取らなくてもいい公務員に、商売や組織経営が解るわけがない。

 だから、ぶちさんが「民間では、考えられない発想」と危惧するのも当然で、そのお気持ちに同感です。

 「自らが悩み苦しみながら努力し積み重ねてきたそんな経験があってこその、能力」。

 物事は、悩み苦しんでこそその道に長けてくるもので、その悩みを積み重ねた経験のない人間たちが解ったふりをして民間事業(シレスト室戸)の経営に手を出すなんてことは、あってはならないのです。

 シレストも、元市職員の市長が社長。しかも、その会社を作る時の原資3000万円は社長が自腹を切って出したものではなくて、元をただせば市のふるさと創生基金という、予算の中の市民の“貯金”。商売の基本も知らない公務員がそれをおろして危ない経営に乗り出したもの。

 加えて、もしこの会社が負債で倒産するという時になったとしても、事業決定したのは自分たち(市長、市職員、議員)で管理運営上に発生するあらゆる責任は自分たちにあるということなのに、この人たちは絶対に責任を取りません。その損失を自分の財産のすべてを売り払って支払い解消させることもしないし、責任を取って職を辞することもしない。

 つまり、そんな物事の本筋を理解し認識した人たちではないし、「だから・・・」と、こんこんと組織成り立ちの原点をお教えしても理解し得ない。

 なぜこのように行政に関わる人間たちが無責任なのかお教えしましょう。

 それは、行政ではいろんな事業が行われていますが、その基になるお金(市の予算)はすべてが、国民の税金、県民の税金、そして室戸市民の税金であり、そこから使われます。もしこれが、市長の個人的なお金や議員や市職員の個人的なお金を出し合って市の事業が行われるものならば、ムダな事業は行わないし、地方自治法違反で行った高速バスターミナル施設建設の例を挙げるまでもなく、徳島バスの社員宿舎を県と市の予算で建てるなんて馬鹿げたこともしなかったといえます。「なぜ、おれの金で徳島バスの社員宿舎を建設してやらんといかなあ」と思ってるから。その建設費1444万円は県からの補助金50%と県からの借入金(つまり、市民の金である市費からの支払い)だからだ。

 ま、その前に、「市職員として40年働いてきて貰った給料と退職金を貯めた5000万円もの自分の金をなんで市民のために使わなきゃならないんだ」と言って選挙に出る者はおらず、市長や市議会議員の成り手がいないでしょうね。(笑)

 そうして、市長は「建設すれば企業誘致というおれの功績になる」と考えて、私が「この事業は違法だ」と止めるのを無視して、無理やり徳島バスの社員宿舎を建設したのです。他の市議たちも「まー、難しいことを言わいでもえいやないか」、「どうせおれの金じゃない」とばかりに市長に協力し、その議案に賛成してしまった。

 所謂、みんなが「事なかれ主義」。

 このように不見識極まりないんだが、議会での答弁ではよく「行政の健全化」なんて、やりもしないこと、自分たち行政・議会関係者には出来もしないことを平気で口にし、議員や市民をだまそうとする。

 所謂、「その場しのぎの虚偽答弁」。
 
 小生は昭和61年に喫茶店を開業した時から今まで26年間、県東部地域の地域づくりに携わってきましたが、総合していま言えるのは、行政は国民、県民、市民の税金という行政関係者にとっては“他人の金”を使って仕事をしているから、違法や不正な事業を行っても、そこに「この事業に投資する予算がもし全額自分のお金なら、こんなにも平気で行うだろうか?」という意識がないということ。結論を言えば、地方行政に関わる人間には、「もったいない」の精神が欠落している。

 市職員の中には「企業誘致だから違法でもいいじゃないか」と私に食ってかかってきた課長もいて、私は即座に「なら、企業誘致だから違法でもいいじゃないか、健康福祉に寄与するから違法でもいいじゃないか、観光振興だから違法でもいいじゃないかと言うのか! 課長!あんたは議会でそうやって言えるのか!」と叱りつけたことがある。勿論、自分が全面的に間違っているとハと気付いたのか黙り込んでしまいましたが、このように、自治体とは組織内のコンプライアンス意識が薄い組織といっても過言ではない。こういう意識が蔓延している。

 行政職員のこの不公正な意識を変えるにはそこにちゃんとした正しい考え方ができる上司、首長がいて部下を教育しなくてはならないんですが、組織の中にそんな健全な物事の考え方ができる上司がいないから、いつまでたっても「企業誘致やきん、法律違反でもえいやないか」なんて馬鹿げたことを叫ぶ行政職員がいなくならないのです。

 だから、組織とはその長の資質の良し悪しで良くもなり悪くもなるということだ。

 又、私がいう議会議員として8年間調査をしたうえでの評価ではなくて、市民は役所内のことをよく知らないままに市職員を悪く言うことがある。しかし、それは間違いです。一つ、付け加えておかなくてはならないのは、職員の中には気まじめでコンプライアンス精神に富んだ職員もたくさんいて、私もこの4月までは「正しい政治」を目指して親しくさせていただいていた。(ここでその職員の名前を一人一人挙げたいぐらですが、市長ににらまれ左遷されてはかわいそうだから、書かないでおく)

 ですから、「行政が違法な事業を行っている」と言ったって、違法や不正が内包された議案がそのまま議会に出てくるということは「かまんきんそのまま議会に出せ。今の議会は谷口を除いて、全員が議案に賛成するから」と命令している上司がそこにいるからで、市職員は「上司の命令だから仕方ない」と考え、いやいやその命令に従っている。だからそんな不健全で悪質な議案が次々と議会に出てきて、市長の思惑通り可決している。そういうことなんです。

 だが、その上司は卑怯にもいつまでも違法や不正を認めず、職務上課せられている説明責任は果たせないし、責任も取らない。そうやって、いつも逃げてばっかり。みっともないったらありゃしない。だから、まちの政治はいつまでたっても良くならず、悪くなる一方ということになる。

 尚、“法令や規則を守らなかった責任を取って潔く辞職する”に関していうと、九電社長を例に引くまでもなく、悪い企業トップや地方自治体の首長が責任を取らずに開き直りいつまでもその権力の居座るのはいま巷でよくある話で、決して珍しいことではない。

 とにかく、世間には他の人には分からないだろうとウソをついてだまし陥れる人がなんと多いことか。その多さに、とにかく呆れています。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」は、11月3日(木)付けGooブログランキング(165万0228ブログ)中、2748位でした。
 この2000位台は当電子情報誌始まって以来のことで、大変うれしく思っています。これも、全国の皆さんが地方行政の在り方、地方議員のあり方、地方自治体職員のあり方、そして組織の長のあり方について書いた記事に共感していただいたものと理解し、深く感謝いたします。
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「暗闇から投げる石つぶて」では何も変わらない (再録)

2011-10-27 | 人間のあり方
 今日27日にこんなありがたいコメントを頂きましたので、誌上にてご紹介いたします。

感動しました。是非今後も室戸の為に頑張って欲しいです。応援しています。

 このコメントを下さったTさんは室戸市民と考えましたが、匿名のコメントでも正しく物事を見て政治姿勢を正しく評価して下さるこういうご意見はたいへん励みになります。

 そこで、Tさんが記事を読んで「感動した」と言って下さった今年9月7日付の記事を再録させていただく。


 ≪時に遠い昔の記事を基にコメントが来ますが、私は厳格な人間だから、そんなルール違反な暗闇の物陰から石つぶてを投げる程度の勇気しかない人のコメントに私は一切、返答を書かない。

 もし私の地方政治に関する評論に反論するご意見がおありなら、その暗闇から出てきて、住所、氏名、年齢、職業等を全世界に明らかにしたうえで、私と向き合い議論しようではないか。勿論その内容は録音に録った上、それを原稿に起こし、当ブログにおいて全世界の人たちに私の評論とコメント投稿の方の意見を並べて提示、どちらの意見が正しく筋が通っているのかをご判断していただくことになります。

 人間、こそこそと逃げ隠れしてはいけない。いつも堂々としているべきです、私のように。

 とにかく地方には自分のまちの地方政治の悪さを批判し厳しく改善を求める人物を評価せずに悪い政治を行う政治家を庇う住民が多くいるが、それではあなたの町はいつまでたってもよくならない。

 むしろ住民らが為すべきは、勇気を持って悪政に立ち向かってきた正義の人の長年にわたる行動から学び、長年にわたり地方自治法などの法令に違反しているのを承知の上でその悪政を進めてきた首長や行政職員、そして又、その首長や職員が実行しようとしている違法や不適正な事業だと知りながら目をつむり、議会においても黙認し、次々と無批判で議案に賛成している議員らに向かって批判の声を浴びせかけることであろう。

 そうしてこそ、行動に筋が通っていると言える。

 大勢が行う「悪事」には臆病風が吹いて批判する勇気がないが、たった一人で「悪事」に立ち向かう人には言いやすいし、自分が受ける被害が無いと思って、筋違いの批判を浴びせ掛ける、それも暗闇から。それではだれもあなたの言う勝手気ままな意見には耳を貸してくれない。

 私のように住所、氏名、年齢、職業、電話番号など、全て自分の立場を明らかにしておいて、地方政治の悪質さを追及してこそ、人は聞く耳を持つと覚えよ。

 だから、もしコメントを下さるあなたに少しは勇気があるのならば、勇気ある正義を貫いている人、つまり私など全国で地方行政の悪さを情報公開している改革議員らに向かって暗闇から筋違いの意見を投げつけるような小心者がするようなことは止め、違法行為を何度も行いそれをいつまでも改めずに平気でいる人や行政の予算(市民のお金)を違法に、また不適正に使う首長や職員、地方議員に直接向かい合い、堂々と「お前らのしていることはなんだ!そんなに違法に市のお金をどぶへ捨てるように使っていいと思っているのか!」と批判の意見を述べるべきです。

 決して、いまやっているような、自分の正体を明かさずに暗闇の物陰から石つぶてを投げるようなことはしてはなりません。あなたのやっていることは、臆病者、小心者のすることです。

 最近は「インターネット社会」、「匿名社会」ということで、ネットは匿名で何でも言っていいと勘違いしている人が何千万人といる。筋の通った意見には匿名でも人は応えてくれるだろうが、その記事の周辺事情も知らないし、その地方行政に関して評論を書く人が事実の半分は書きたくても書けないでいる状況の中で抑えながら記事を書いていることすら知らないで、記事の1行をつまんですべて解っているかのように勝手気ままなコメントを寄せるのは止めた方がいい。そんなコメントに誰も回答しないだろう。

 そこで、最近、匿名でコメントをお寄せいただいた室戸市民にお聞きしたいが、あなた方はこんなことを知っていますか?

 室戸市における数年前の選挙で当選した候補が選挙から一週間後の豪雨の日の翌日の午後、候補夫婦で支援議員5名や後援会幹部のところを回って万円札を入れた茶封筒を配って歩いたことを知っているか? それは公職選挙法第221条「事後の報酬供与罪」にあたり、れっきとした選挙違反事件。そんな大事件があったことなど知らないだろう。高知新聞社も知らないこんな大事件が実際にあったのです。その犯罪事実を知っているのは、当選候補が配ってきたお金をもらわなかった健全な精神をした私たち夫婦は勿論のこと、お金を配って回った候補夫婦は当然、主犯であるし、お金をもらった数名の議員と選挙支援した後援会幹部でお金をもらった人たちは共犯ということになる。そして、私がそれに関する知っている限りの情報を提供した室戸警察署。だから、多くの人たちが今もこの違法事件が私の作り話ではなくて真実であることを認識しているということになる。しかし、その事件に関わった多くの人たちは何事も無かったかのような顔をして、今もその職にとどまっている。

 この実態を知れば、コメントをくれたあなたにも私以外の地方政治に関わる人間の多くが如何に悪質であるのかが、少しぐらいは理解できるのではないか。

 それを、これらの事件や違法議案と知りながら賛成して押し通す議会議員を批判せず、地方政治と議会が正しくなるように努めてきた元議員に対し「あいつなら言いやすい」と考え、筋違いのコメントを寄せることが如何に間違いなのかをもっともっと深く調べて知ることです。(もしかしたら何も調査せず、記事だけを見て、暇つぶしの気持ちで見当違いのコメントをぶつけて来ているのかもしれない)

 だから願わくは、暗闇から投げる石つぶてのようなコメントを投稿される方は匿名ではなくて、住所、氏名、職業、電話番号などを書き、自分の所在を明らかにしたうえで、お寄せいただけたらと考えています。出来たら当家においでいただいて写真撮影なども行った上で、対談し、その写真とご意見を当電子情報誌上で全世界に情報公開したいと思っています。

 最後に、私は今、わたしが歩んできた町おこし活動や地域雑誌発行の時代、議員活動の時代の記事を一冊の本にするため、書いている。それは全てこのまちで起こった出来事に関し事実を明らかにし書き遺すために実名で書いていて、残す人生が5年なのか10年あるのかわからないが、それまでに仕上げる予定。その本には地方政治と地方政治家の悪さに合わせ、地方政治及び議会とはどうあるべきかその厳格たるあり方についても書き遺す。私家版の予定だから、数百冊制作し友人だけに配布するつもり。だから、この本は表に出ないで、県内外に住む私の友人の家の書棚に何十年と保存されることになる。≫


 Tさんにお伝えします。

 私は4月の市議選に落選後、地域づくり活動を始めるため30年前から筆を絶っていた絵画制作の活動を再び開始し、今年の県展ではこれまでの3ヶ月間に描いた3作品のうちの1点が30歳代に7年連続で洋画部門に入選して以来の入選となりました。今後は政治の世界に戻ることはないと考えていますが、これも100%ないとは言い切れません。どこかの町村の住民の方々から「ぜひうちの首長に」とお呼びがかかれば馳せ参じたいとの思いも持っています。

 ただ今は、東北地方の地震と大津波で被災された方々のあの頑張りに負けないよう、これからも世間の荒波をかき分けかき分けしながら、前を向いて力強く歩いていこうと決意しています。

 これからも小生の正義感にあふれた活動を応援して下さるよう、何卒よろしくお願いいたします。


※電子情報誌「高知発!青空エクスプレス」は、10月27日(水)付けGooブログランキング(164万7809ブログ)中、5155位でした。
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室戸市温浴施設の指定管理者公募に、疑義あり

2011-10-11 | 政治家のあり方
 10月1日付の高知新聞に室戸市議会9月定例会開会での市長の行政報告が掲載されていたが、先ごろまで室戸市議会において法律や健全な政治に手厳しい改革派議員としての職務を遂行していた私は、その記事の一部分を見て、「また室戸市長はこんなでたらめな、出来レースの不公正な事業を行うのか」と怒りがわいてきた。その記事には、こうあった。

≪(前略)市100%出資会社『MUROTO』が運営する室戸海洋深層水体験交流センター『シレスト室戸』の指定管理期間が、12年3月末で満了となる。10月に指定管理者を一般公募する。MUROTOも公募に参加する予定。≫ 

 この記事を読んで、市民の皆さんの中で新たに3社目となる指定管理者を決めるこの事業に疑惑があるのが解った市民は何人いらっしゃるでしょうか?

 又、この公募に関する予算は今定例会に事業費計上されているはずだが、室戸市の14名の市会議員の中にこの事業が不公正な事業で疑わしいと理解できた議員が何人いらっしゃるでしょうか? 一人もいないのではないか。疑わしいと理解できていれば4日に行われた市議会「大綱質疑」において登壇し質疑をしたはずだが、そんな議員はいたのか。市長が行う違法や不適正な事業を議会で批判することはそれが理由で落選した谷口の二の舞になるから、いなかったのではないか。

 では、この記事を読んだだけで疑わしいと言うその理由をここで披歴しよう。

 この市温浴施設の指定管理者公募に関しては、悪しき実態の歴史があるので、まずそれを紹介しておきたい。

 武井前市長時代には、これに応募を決めていたあのライブドア社の孫会社であるミクプランニング(東京)に市長と市職員2名と県からの出向職員1名の合計4名が公募開始の半月前の17年5月11日と12日にミク社に出向き、市の指定管理者条例違反となる事前交渉を行ったが、私はその事実をその5月11日に担当課に行って偶然、把握。「事前協議をしようとしているが、それは条例違反であり、地方自治法違反。そんなことは許しておけない」と考え、情報をやり取りして親友だった東京新聞と日経新聞の敏腕記者にも協力していただいて、確認を取った。

 「私からミク社に電話して『5月11日と12日に市長ら4名がそちらに行ったと思うが…』と聞いたら『来ていません』と言われるので、すみませんがあなたから『11日と12日に市長らが来ていたと思うが、指定管理者公募に向けての協議だったのですか?』と聞いてみてくださいませんか?」と依頼。その新聞社では特報を担当している記者氏、ミク社に聞いてくださり、即日、市長らの不正行為が明らかになった。「室戸市から4名が来られ、当日は担当の寺島がいなかったため、社長と他の担当者らが市長とその公募の話を詰めていました」。

 その後、不正は絶対に許さない私が市長と担当課長を議会で厳しく追及したのは当然だった。

 私から厳しい追及を受けた武井市長と事業を担当するT企画振興課長の二人は答弁に窮し、私の強烈な指摘にしどろもどろになって苦しい表情を浮かべた。

 だが、その不正が行われた公募に関する議案には私以外の市会議員が賛成し可決させたのには呆れた。不正を行った市長と担当職員3名はもちろんのことだが、不正が行われた議案に賛成してしまった議員らも大バカ者。今もそう思っている。

 地方議員たる者は地方行政が行う不正の“番人”であって、「行政のチェック」というその最低限の責務すら果たせない市会議員は、誰が考えても失格だ。
 その者たちに、毎月、毎月、報酬を与える程の価値はない。


 やがて、室戸市長は18年12月に小松市長に替わります。

 不正を行いながらも18年7月に指定管理者となったこのミクプランニングは19年6月までの1年間で約6000万円の赤字を出し、更に20年6月までに約5000万円の赤字を出し、都合2年間で約1億1000万円の赤字と、すでに倒産状態にあった。(この財務調査を行った市会議員は私だけだったのも、室戸市議会らしい)

 そんな20年4月中旬、市温浴施設を管理運営するミク社から市長に充ててこんな内容の要望書が届きます。「6000万円の財政支援をしてくれないと、6月を以って撤退する」。この会社は指定管理者になる時、公募要綱に記載されている「市は赤字補てんはしない」の規定を承諾したからこそ公募に参加できたもので、この6000万円の支援要求はまったくのお門違いの要求だった。

 勿論、私はその20年4月末に開かれた議員総会において「市長、赤字補てんはしないと要綱に規定されているし、それを破れば指定管理者条例違反となり、地方自治法違反にもなる。もしこの6000万円を支援しても間違いなく倒産し、市民のお金であるその金を持って東京に帰ることは火を見るよりも明らかだ。即刻撤退させるべきです」と求めた。しかし他の組織経営の在り方の解らない議員らは全員がこの支援に賛成した。

 そうして、ミクプランニングは翌21年の3月議会で新たな支援があった(合計約6000万円)のを見て、ミクプランニングはそのすぐ後の4月に市に対し撤退を通告してきた。これが不正と言わなくて何を不正と言うのか。自分の会社の経営能力の無さから3年の間に作った負債1億6000万円の一部でも回収しようと画策し、小松市長と議員らはそれに騙されて6000万円を渡した。すると即、その金を持って帰ってしまったもの。

 その時、私は「室戸市の政治関係者はみんなバカだ」と思った。「その金が自分のお金なら、そんな経営能力のかけらもない東京の無能な会社に金をやるか」と。

 そもそも市の予算構成は、国から交付されてくるお金はすべてが国民の税金、高知県からの補助金等は県民からの税金、その他は全て市民から納税させている税金。だから、“何とかに追い銭”のごとくミク社に騙されて渡してしまった6000万円もの市のこの予算は、国民の税金であり県民の税金であり、室戸市民の税金で、決して武井市長や小松市長が自分の懐から出した金ではない。

 小松室戸市長や室戸市議らは自分の金じゃないから、市の予算を考えもなしに使い捨て、それに賛同している。市民はそこに早く気付かなくてはならない。

 さて、この市温浴施設の指定管理者事業にはこのほかにも数多くの疑惑の歴史があるが、最初に書いたように、この9月定例会で市長が行政報告の内容にも、新聞記者氏の記事が間違い無かったら、大いに疑惑が含まれている。

≪(前略)10月に指定管理者を一般公募する。MUROTOも公募に参加する予定。≫

 もう一度お聞きするが、どこが疑わしいか、あなたにはわかりますか? 解らないでしょう?

 現在の市温浴施設は、指定管理者公募を勧める市職員や議員の意見に耳を貸さずに小松市長が独断で指定管理者公募をしないと決め、市の蓄えである予算を切り崩し「MUROTO」という会社を立ち上げて、21年4月から経営をしてきたもの。問題とするのは、記事の「10月に指定管理者を一般公募する。MUROTOも公募に参加する予定」の部分だ。14名の市議はこれについて質疑をした者はいたのか、問いたい。

 「10月に指定管理者を公募する」は、いい。しかしだ。その公募に「市長が社長である会社・MUROTOも公募に参加する」とはどういう意味か、何を意味しているのか、それを皆さんはお分かりか。

 武井市長時代もそうだったが、なぜ室戸市役所はこういう不適正な事業を何度も何度も平気で行うのか。気が知れん。

 これらについては現在、市会議員をしている人や市職員の中にも17年に行われた指定管理者選定委員会での選定審査に関する不公正さについて、知っている人がいる。20年11月に地方自治法違反となる高速バスターミナルを建設したこともみんな知っている。なのに、市長の強引なやり口は市職員や議員のみんな知っているにしても、なぜ同じような違法や不公正な事業が行われているのか、どうしてそれを止められないのか。

 それらはどんな不公正な事業実施だったのか。それについて一つ、二つ、紹介する。

 17年5月12日、ミクプランニング社において武井市長と市職員ら4名がミク社の幹部社員と秘密の協議を行い、「おまんくの会社を指定管理者にするきんの」と事前交渉という不正を行ったことから考えても、それから2カ月後の7月21日に行われた温浴施設の指定管理者選定審査会が公正に行われなかったことは歴然としていた。

 この点が肝心な点だが、つまり、室戸市で行われる指定管理者公募事業はいつも出来レースで、公募前から指定管理者になる企業は決定しているということだ。

 17年6月に行われた再公募に応募してきたのは、市長と親しいミクプランニングと、パシフィック・スパの2社。選定委員は、市助役と事業を担当する企画振興課長(東京において市長とともにミクプランニングと不正な事前協議を行った職員)、財政課長、総務課長、教育次長の5名。県から2名。市民からは市商工会長と銀行支店長の2名。合計9名によって公開審査が行われた。

 これも私が議会で「選定審査は公開の場で行うべきだ」の指摘によって公開となったもので、その日に取材したが、「市からの支援なしでは運営が行き詰るのは目に見えているから、補助金を出してほしい」、「この事業は何のためにやるのか、誰のためにやるのかの原点に戻っていただきたい。そうでなければこの施設はやがて破たんします」など、パシフィック・スパ社の佐藤社長が指摘する意見は的を得ていて、非常に適切であったのが印象に残っている。

 一方、3年後には1億5000万円もの大赤字を出して東京に逃げ帰るミク社の八木社長の発言には大いに疑惑を持った。選定委員の質問「この施設を経営すると、どのようなメリットがあると考えているのか」に対し、「我々にメリットはない。健康増進施設のモデルケースとしてそれを厚生省に働きかけることがメリットで、利益というメリットなどはいらない」。

 それには呆れ、「この人は商売人じゃない、こんな人がこの施設を経営しても利益は上がらず、早晩、倒産する」、そう考えたものです。

 でも、選定委員である市職員らが指定管理者として選んだのは武井市長の意向通り、ミク社。やがて、経営者の能力を見諮ることもできないこの不公正な選定審査が、温浴施設運営事業破たんの原点となってゆきました。(私が選定委員なら、市長と利害のない、経営をよく熟知しているパシフィック・スパ社を優先交渉権者に選んでいた)

 図星でした。私が議会で市長とミク社との不正な裏取引を批判しブログで警鐘を鳴らし続けた通り、指定期間の3年間、この会社は利益を上げることはできず、市長や市担当職員、市議をだますような改善計画書を提出しながら負債は膨大に膨らんでいきます。そして巨額の負債を抱え、倒産状態で東京に逃げ帰って行きました。

 いま振り返ってこの会社について言うと、市民の皆さんは全く知らないと思うが、とにかく社長や支配人の言うことなすことのすべてが室戸というこの田舎の町をナメていた。それに尽きる。

 こんなこともありました。一度は、この会社の救い主である日本綜合地所が倒産した日の朝のこと、ホテル明星で寺島支配人が恩義ある日本綜合地所をバカにし室戸市民をバカにした暴言を吐くのを聞いて、一喝したこともあった。「そんなふうに恩義ある市民や恩義ある親会社をバカにしたことを言ようきん、赤字になって経営もままならんようにならあ。商売も知らないあんたに人のことが言えるのか」。そう、東京の大会社の幹部に対し、経営のなんたるかをこんこんと教え諭してやりました。

 話を戻すが、今回行われようとしている指定管理者公募に関しても、明らかに出来レース。

 新たに指定管理者を公募するならば、なぜ市が設立した会社MUROTOが応募するのか。「公募」の形をとる必要があるから公募し市の会社がそのまま指定管理者になるなら、民間から公募した企業は市長に利用されているだけじゃないか。

 小松市長にお聞きするが、「利用されるだけのその応募企業及び団体には落選後、この応募に使った経費分と同額の慰謝料は支払うのか」。


 市民の皆さんは市長が今まさに行おうとしている事業のこの不公正さが分かりますか?

 もし、市長が社長となっているこの会社が応募した場合、選定委員となった市の課長らが選定審査において公募に参加した他の企業や団体を優先交渉権者に選ぶ勇気があると思いますか。いや、誰も選ばないだろう。選ぶのは、100%、MUROTO。

 室戸市長が市民の貯金である基金3000万円を取り崩して設立した会社「MUROTO」が公募して落選でもしようものなら、市長はその選定委員となった市職員を次の異動でどこかの閑職に追いやることも考えられる。だから、そのことが最初から分かっている選定委員となった市職員は全員が、審査において温浴施設の管理運営を行っている市の会社「MUROTO」を優先交渉権者に選ぶと断言しておく。

 つまり、応募した会社や団体の損になっても決して得にはならない、これに応募しただけ割を食うということだ。

 だから、室戸市政の不公正さをよく知る私から「民間企業や団体はこの公募に参加してはならない」とお教えしている。

 しつこいようだが、最後にもう一度警鐘を鳴らしておく。

 市の会社が今回の室戸市温浴施設の指定管理者公募事業に参加した場合、他の企業や団体はこの公募に参加してはならない。やめておいたほうがいい。

 なぜならば、選定委員は全員が市の会社を優先交渉権者に選ぶのは間違いないため、あなたの会社が夢を描いてこの公募事業に参加するための事業計画書を50万円から100万円の経費を使って作成しても選定してはくれない。100%指定管理者になれない。

 故に、会社から投資したそれらの金はどぶに捨てたようなものとなり、何の得にもならない。

 昔、私がまだ家業の製材所で働いていた29歳の頃に県展に初出品して落選した時、うちの兄貴がからかって、こう言いました。「そういち、そんな出品料に出す金があったらビフテキでも食った方がずっとましよ」。(結果、その落選した10月から1年間、毎夜描き続けて、次の年から8年連続で県展に入選した)
 悪いことは言わない。この兄貴の弁と同じように、今回の室戸市温浴施設の指定管理者公募に応募し事業計画書などに使う50万円、100万円というそんなあり余った金があなたの会社にあるなら、市が行う公募には参加せず、その100万円で社員全員を一晩、ふた晩、温泉旅行にでも連れて行ってやりなさい。そして、大盤振る舞いでうまい料理をたくさんご馳走してやりなさい。そうしてやった方が社員の明日への活力になり、社運隆盛の一つのきっかけになると進言しておく。

 商売には“生き銭”と“死に銭”があるとは以前、記事で書いて説明した。室戸市の指定管理者公募に応募するために使う会社のお金は100%“死に銭”となり、社員にご馳走をふるまうために使うお金は100%“生き銭”となる。そう、お教えしておきたい。


 それと、私がここで書いたようなこの事業の問題点について、「疑わしい」と大綱質疑で市長にかみついた勇気ある市会議員はいるのか、お聞きする。私のように公正で公平な視点を持ち、その疑わしきを議場で市長に向かい堂々と指摘し批判した市会議員は、いるのか。

 黙ってちゃだめですぞ。私が8年間歩んできたように、議場において「行政のチェック」という職責を全うすべく正々堂々と正しき道を説く勇気がなければ、地方議員とは言えませんぞ。

 加えて、あなた方14名は市民の皆さんから仕事をした代償として毎月、毎月、手取り約25万円もの「報酬」という名のお給料と、年に2回、約40万円の賞与をもらい、合計すれば議長は年間約500万円、市議は年間約400万円ものお金を市民から貰ってるんだから。地方議員として最低限なすべき「行政のチェック業務」という仕事を何もしなくてもね。


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県展を見に行ってきました

2011-10-09 | 私の絵画制作活動
 今日、9日(日)にうちの奥さんと高知県展に今回、初めて見に行ってきました。

 行った目的は、入選作の確認。その作品は9月に描いた3作目の「磯波」(M100号)でした。
 
 まず、下絵です。描いた場所は室戸の皆さんならよくご存じの、キラメッセ室戸のレストランのすぐ下の岩場。

  

 そして、100号の基底材(シナベニヤ)にジェッソで下塗りをした後、最初の下書き。

  

 制作手法は企業秘密のため、完成までの間の作業は割愛しまして、これが完成作品です。当然、絵画ですから、仕上げ作業に近付くに従って現場の実景をありのままに描いた白と黒の下絵とはまた違う、濃密な描写となっていきます。
 
  

 展示場所は、私が昨年指摘したように、洋画第2会場に向かう2階への階段を上がりつめた暗い場所のすぐ右側の高低のない壁面。つまり、30号か50号ぐらいの作品を掲示する場所に100号を押し込めたとしか思えなかった。そういう、明るい廊下に掛けられるよりもさらに悪い場所に展示されていた。

 階段の暗い場所に展示したことから作品にスポットライトを当てていますが、その所為で画面が光って、絵の全体像がつかめない状況にありました。かてて加えて、その私の作品のすぐ上には「非常口」の緑色のランプも輝いていた。

 残念な状態ですが、これも入選して展示してもらえるだけましで、「仕方ない、諦めるしかない」と思っている。

 全体を歩いて見てみたところ、これら作品の展示場所決定は出品順で単純に決められているとも推察するので、来年度の県展出品の時はその点もよく考慮しながら、ちゃんと展示室の無監査作家や審査員の先生方と同じ天井の高い展示室に掛けてもらえるよう、入賞するぐらいの力作を描こうと今から意気込んでいます。

 因みに、今日9日に行われた県展無監査作家・武内光仁氏の作品解説では私のこの作品について「描いた絵の大部分を占める岩場の文様が面白く、波の表現も独特であり、今まで見たことのない描写手法の作品です」とのご講評をいただいた。感謝、感謝で、うれしく拝聴したことでした。

 帰りには次に描く作品制作の準備で高知市内、帯屋町の画材店にまで足をのばして不足した絵具などを買いに行きましたが、三連休とあって日曜市周辺の道路は県外客の車でごった返していて、県民にとっては観光振興の面で有り難いが、道路の渋滞と駐車場周辺の混雑には少々うんざり。

 もし、県展に興味がおありの方は23日が閉幕(定休日なし)ですので、一度、足をお運びいただき、小生8回目の入選作もついででいいので見てきてくださいませ。


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30年ぶりに握った絵筆で、県展(洋画)に入選

2011-10-06 | 私の絵画制作活動
 第65回高知県展の入選者、入賞者は昨日の高知新聞で発表されましたが、小生が出品した洋画3作品のうちの一点が入選しましたので、ご報告させていただきます。

 この県展入選は、29歳の時から7年連続で洋画部門に入選し、最後の年は立体部門に出品した作品が入選、都合これまでに8回入選させていただいたので、洋画部門で8回目、立体入選も含めば9回目の入選。所謂、“返り咲き”の県展作家となりました。

 又、30歳代の時期の県展出品は、製材所の仕事が終わった午後7時ごろから午後11時ごろまで毎日、油絵作品の制作をし、35歳過ぎまでまるで画家のように描いて出品していたものですが、今回の洋画部門への出品は先ごろの市議選落選後に新たな目標として決め、30年ぶりに絵筆を握って毎日描いて出した3作品。

 今回の30年ぶりの県展入選を一番喜んでくれたのは、勿論、当家の奥さん。市議選も二人だけの戦いでしたが、今回の県展出品でも「お父さん頑張りよ。県展に通って、よってたかってあんたを落とした室戸の人たちを見返しちゃり!」とハッパをかけられ、協力してくれた。

 入選した絵が3点のうちのどれかは県展会場に行かなければわかりませんが、妻は「最後に描いた『磯波』が一番えい」と出品の時から言っているが、はてさていかがな結果になるかは会場に行ってからのお楽しみとしよう。

 5日の早朝4時に起きて新聞を開き、入選者の中から自分の名前を見つけたとき、小生も「これでおれを落選させるために悪意を持って動いた室戸の人たちを少しは見返すことができた」と、最近これほど喜んだことはないといってもいいぐらい、妻と手を取り合って「よかった、よかった」と喜びを爆発させた。

 自分で言わなければ誰も言ってくれないから申しますが(笑)、こんなに気まじめで政治の場におけるコンプライアンス精神に富んだ地方政治家としてだけでなく、芸術・文化などの分野でも高い能力を発揮し高知県発展や地域の発展に27年間も貢献してきた人間を悪意を以って選挙で落選させるんやきん、室戸の人も人物を見る目がない。

 勿論、その日の夜は缶ビールとにぎり寿司のパックをたくさん買ってきて、二人だけでお祝いをした。

 「お父さん、ホンマによかったね」。

 「これまで苦労掛けてきたナァ。俺の地域活動の所為で長年苦労しながらも、お母さんはそれを支え応援し続けてくれた。そのおかげあっての今回の30年ぶりの入選。愛してるよ」。

 「あんたは正直すぎるきん、室戸の人に評価されず、割を食うがあよ。ほんまに世渡りが下手やきん。けんど私はそんな正直なあんたが好きでこれまで付いてきたがやきん、これからもいまのまんま、真面目なあんたでいてくれたらえい」。

 「ありがとう(グスン)」。(・・・なんてね)

 
 4月末、室戸市議選が終わって3日後、北川村の知り合いの村議さんのところに行くと、彼がいみじくもこうおっしゃった。

 「わしゃあ、市議選投票日の晩のあのNHK選挙速報でおまんが落選したのを見て、『室戸の人は変わっちょうなあー。室戸の市会議員の中で一番仕事をしよう議員のおまんを落とすか』と思うたけんど、ホンマに室戸の人は変わちょうのお」。

 小生も、「ウン、あても室戸の人はホンマに変わっちょうなと思う。議員8年間、真面目に法律や規則を守り、二人の市長の違法や不適正な行政業務や市会議員の仕事ぶりを改めるように言い続けた立派な議員に対し、『あいつは法律に厳しいからけしからん。違法な事業を行った市長を批判するやつなんか市議会にはいらん。選挙で落とせ』と市内全域に触れまわり落とすんやきんの」と、返したものです。

 こうして選挙妨害を受けて落選した私ですが、この前にも記事に書いたように、県展の洋画部門審査員である笹岡信彦氏は私の出品した3点の作品からその制作能力を見て下さり、“入選に叶う”と正しく判断してくださった。

 正しくネ。


 この話は警察で何度も聞いた話だから事実だが、室戸市で行われる選挙は何十年も前から選挙の度に「メジカを配った」、「お金を配った」、「米を配った」、「酒と食事でもてなし、投票依頼している」などの事実があり、そのたびにそれらの候補は警察に呼ばれているんだが、物品を配った程度では逮捕されないのか、今も現職でいる。

 又、選挙の一週間後に選挙で世話になった議員や後援会幹部にお金を配って歩いた当選候補の夫婦もいて地元警察は告発者から情報を克明に聞いてその状況のすべてを掴んでいるんだが、いまだに逮捕することもできず、その悪質な政治家たちは今も権力の中心に居座り蛮勇をふるっている。

 そう、悪事を悔い改めない点において、それらの人間の政治家としての“質”はあの小沢イチローと全く同じだと言える。

 悪事をすぐに悔い改めないのは、小心者である証拠。金をもらったと言われる小沢センセー然り、選挙の時に金を配って回る地方の候補者然りで、絶対に悔いあらためようとしないのはその人物が小心者であるからだ。白状すれば自分の政治家としての名声は勿論のこと、一般社会で大きな顔をして生きてゆけなくなるから。

 そういう行いが悪しき慣習として定着し、室戸では今も選挙のたびにそんな行為が続いている。

 私が「室戸の政治体質はとにかく悪い」という、所以だ。


 このように、市民による室戸市議選での候補の能力審査は明らかに誤りがあるが、上にも書いたように、県展における作品審査は間違いなく厳選な審査の上で入選させて下さったものである。

 市民による市議選での信用できない“審査”と、信用できる高知県展の作品審査。

 もし県展で今回、私の作品が落選していても信用できた、そこに悪意がないだけにネ。


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高知県展の主役は誰?

2011-10-01 | 私の絵画制作活動
(高知県展について、昨年10月11日に書いた記事を再度、掲載し、主催者は運営上のことに関して改善していただきたい) 

 今日(昨年)11日は、うちの後援会長(奥さん)と二人で何年かぶりかに高知へ県展を見に行った。久しぶりに油絵の絵の具の匂いを嗅ぎたくなったのが、動機。
 
 かつて、家業の製材所に勤め、8トンの長距離トラックに丸太や木製品を満載して関東や九州、関西にと運ぶ仕事をしていたが、30歳に大病を患い半年間、病院に入院したことがあります。その出来事から期するものがあり、家に帰り職場に復帰してからは毎日、夜12時ごろまで絵描きのように絵を描着続けた。それから三年間は特に多作で、初年度は30号から100号までの作品を25点、2年目は20点、3年目は18点と書き続けた。作品は具象からやがて自分らしい物を表現するために抽象にと自然に変化していった。

 それから後も描き続け、その努力の甲斐あってか、初年度に洋画で初入選した後は8年間連続で入選させていただいた。昼間は製材所の仕事で汗まみれ、オガクズまみれになりながらの重労働でした。5時に仕事を終え、家に帰って夕食をすますと、今度は画家のように根をつめて描き続けました。そんな、人のいないところで努力するという姿勢やたゆまぬ努力、とことん自分の体をいじめて働こうとする精神性が、今の仕事にも活きていると思う。いや、いや、これは自慢ではありません。ただ、若い時から何事にでも休みなく頑張り働くことの大事さを解ってほしいのです。それが後に活きてくると思うのです。

 人間は妥協することなくとことん自分の体をいじめぬいて働いた経験がないと、どこかですぐに「まー、いいか」と妥協に走り、そんな人に限って逆に楽して得する事を考えている。過去に私の周りには、次のような人がいたからそう思っています。辛いから、重いから、しんどいから、暑いから、雨が降るから、風が吹くから、もう終業時間だから、などと言って怠けた人たちがいた。中には「やってもやらなかっても、給料は他の人と一緒やきんな」とふざけたことを言う大人もいた。その時はよっぽど殴ってやろうかと思ったものです。

 それは私が20歳代の頃のことですが、今も周りには似たようなことを言い、似た行動をとっている人たちがいる。うまく立ち回ろうとするその人間性に、ホントに見ていて嫌気がさす。(もう悟りを開いてますので、殴ってやろうとは思わないが)人のため、組織のために尽くそうとしないで、“辛い、重い、しんどい、暑い、雨が降る、風が吹く、もう終業時間だ”的なことを考えながら、給料は他の人より多く欲しいと思っている。私はそんな人間にだけはなりたくない。こんな話から、皆さんには、ただ休みなく頑張り働くことの大事さ、自分の体を仕事でいじめることの価値と大切さ、それを理解してご自分の人生に活かしてほしいと思う。
 
 さて、前置きが長くなった。

 見てきた県展の話です。県立美術館に入り、まず気になったが、洋画の会場が二か所、三か所に分かれていること。あれはいただけない。一か所にできる限り集めて展示すべきなのは主催する高知新聞社もわかっているだろうに。

 まず、一階には洋画の第1会場と立体作品の会場が隣り合わせになっていることに違和感を感じた。そうして、洋画の続きは2階というから回り込んで2階に行こうとすると、そこではスピリット・アート(高知県障害者美術展)を開催中。流れとしてはそこに入らないとその展覧会関係者に失礼にあたると思い、そこを覗いた。いやー、勿論、粗削りだが、県展の洋画の作品よりも、むしろここに展示してある障害者の方々の作品の方が生気がみなぎっていた。

 それを見たあと、2階の洋画の第2会場に入りました。

 気になったのは、無監査や審査員の作品がS100号とかF100号などと大きすぎること、その無監査や審査委員の作品は展示会場の中央の一つのコーナーの正面、左側、右側にドーンと展示していること、それらの大きな作品が数多く展示してあるために洋画入選作を一つの会場内に展示できなくなっていることなど、大きな問題だと思った。

 そんなエライ先生方の作品は入選作品とは一線を画して、小さめの30号以下の作品を出品させるべきです。そして、壁面を三面も使わずに、壁は一面だけに全ての作品を納めるように展示すべきです。審査員や無監査というもう別格になった作家たちは少しは遠慮して小さな作品にすべき。それが常識ではないか。

 主役は入選者たち。審査員や無監査作家はそこでは主役ではない。

 それに関連して、次に問題だと感じたのは、そのように無監査や審査員の大きな作品がメイン会場を独占している半面、入選回数が少なそうな作家の30号から50号ぐらいの小さめの作品が二つの会場を出て回廊になっている場所の壁に“段掛け(だんがけ)”にして展示されていたこと。これも問題だ。自分の絵を掛けてあるわけでも親戚や友達の絵ではなかったが、かつて県展作家のはしくれだったこともあって、何か無性に腹が立った。

 その廊下の幅は約2m。ま、30号ぐらいなら下がれば絵を眺められないことはない。しかし、同じように入選しながら、2階の美術館のメインとなっている審査員や無監査作家の絵が展示してある部屋に飾ってもらうのと、廊下だから見学する人もまばらで時に大きな声で雑談をしているそんな場所に飾られるのとでは、入選者の気持ちは雲泥の差があるだろう。

 回廊に展示してあるそれらの入選回数が少なそうな作品を見ていると可哀想になってきて、思わず横で見ているうちの奥さんに「なんぼいうたち、こんな廊下に飾って、これやったら入選してもひとっつもうれしゅうないやろなぁ。可哀想に」と、吐いた。

 なぜ県展を主催する高知新聞企業は、既に三度も県展のトップに輝き無監査になった人の作品を、初入選を目指してきてやっと入選した人の作品を駆逐するような形で展示しているのだろうか。

 なぜ無監査作家の絵が初入選とか二度目の入選を果たした人たちの夢を奪うような事をするのか。

 それは、そういう人たちの身になって物事を考えていないからは、明らか。

 この展示方法は高新企業が決めているもので無監査作家に何も責任があるわけではないことはよくわかっているが、いま無監査作家もかつて40年や50年前には初入選を目指し会場に展示してもらうことを夢見たはずだ。だから、もう無監査になり夢を果たし終えた人は一歩退いてあげて、初入選や入賞しようと意気込む若い作家や歳老いてから情熱いっぱいで初入選を目指している作家を大事にしてあげて、洋画や日本画のメイン会場に展示してあげるよう配慮すべきではないか。

 高知新聞企業と数多くの無監査作家の皆さんに対して、現在入選・入賞を目指している多くの皆さんになり替わり、その点だけは注文をつけておきたい。

 そうやっていやな気持になって、そのままの流れでロビーへの階段を下りて出てきたが、「あれ?確か日本画も県立美術館の方じゃなかったかな」と思ったが、「えい、もういいか」と車に乗った。いったい、日本画はどこに展示してあったんだろうか。

 展示会場があちこちに分散されているから、間延びしていて一体感がない。

 思い起こせば、以前、高知城のすぐ下の県立郷土文化会館で県展を開催しているときはちょっと会場が狭い感じはあったが、非常に流れが良かった。立体、彫塑、陶芸、グラフィックデザイン、洋画、日本画と順々に鑑賞できて、観終わった後、「あー、高知県の秋の芸術展を見たー」という充実感を満喫したものでした。

 いまはもう、ばらばらで、まったく統一感がない。一つの会場でも今日のような状態だから、満足するなんてことは無理な話。加えて、写真や彫塑などの作品を展示した「かるぽーと」会場にはこの県立美術館から遠く離れているため、一度も行ったことがない。 

 高知県展の内容にしても、今は昭和50年ごろのような熱っぽい作品が少なく、力作も少なく、県内の作家の作品の質や力量が落ちたのではないかと強く感じた一日だった。県民の人口が急減している点も県展凋落の原因があろう。

 余計なお世話かもしれないが、約30年間県東部の地域づくり活動に関わり室戸市の文化振興にも寄与してきた者として、そして他の県展作家は同じように思っていてもこんなこと主催者には面と向かって言えないだろうから、県展発展のため、私から敢えて苦言を申し上げたい。

 商売は、商品を買う側の消費者が主役だ。商品を売る側の会社や商店はその消費者に助けられる側の組織で、主役ではない。商売の本質を知らない経営者たちは「私たちが主役だ」と思っているだろうが、飽くまでも脇役。

 公募展も同じで、作品を出品する側の出品者や入選者が主役だ。公募主催団体と、作品を審査する立場の審査員や無監査となってしまい審査対象から外された作家の作品などは決して、主役ではない。公募展主催団体は、あくまでも脇役でしかない。

 主役は、商品を作って売る側ではなくて、その商品を買って企業や商店が行う商売を助けてくれている消費者であるのは間違いないし、公募展に関しても、主役は作品の出品を募集した側ではなくて、作品を出品して高知新聞社と高知新聞企業いう会社が企画する「文化振興事業」を助けてくれている作家たちとその人たちの作品が主役であるのは間違いない。

 杉銘木製材所の子として生まれ、昭和20年代の小学生の時から学校から帰るとその工場で働かされてきた、商売に関わった私の長い経験から言うが、物事は相手の側に立ち物事を考えるとその相手が考えていることが分かるものだ。商売にしても、地方政治に関してもですが。

 だから、私は二人の室戸市長や市職員や議員が行政に絡み行った違法行為を厳しい「行政チェック」によって明確にすることができ議会で追及することができたし、選挙に出馬したある候補が選挙の一週間後、金色の軽4に乗り地方政治家5名と自分やそれらの後援会組織の幹部らの家を訪ね1万円札が何枚も入った茶封筒を夫婦で配って回り、それら全員が公職選挙法第221条で禁止されている「事後報酬供与罪」となる贈賄と収賄の罪を犯したことも、警察当局に告発することができたのです。

 すべて、その人の身になって考えれば真実は見えてくるものだ。人の悪意も、善意もネ。

 こういう考え方は地方公務員には死ぬるまで解らないといえる。なぜなら、20歳を過ぎて公務員になれば生涯、巷の商売を経験しないまま死んでいくからだ。公務員出身の市長や議員に地域社会の“あや”、安い給料をもらい働き生活している住民の深層心理なんて、物を売り買いする職業に関わり苦労していなければ、一生かかっても理解できるものではないということになる。

 彼ら違法行為に及んだ人たちが考えていることは、市長や議員としての務めを果たすことよりも、自分が他の議員よりも1万円でも余計に報酬を貰えるように「おれを委員長にしてくれ」「おれを副議長に推してくれ」「おれを議長に投票してくれ」と、そんなことばかりに一生懸命になっている。情けない話だ。政治家としての能力を上げるための勉強などする気などがなく、議員としての職責など果たしたこともないのに、金にだけは卑しい。まるで、金の亡者、守銭奴。

 どのくらいお金を貯めたら納得するんだろうとこの8年間、思ってきたことか。

 市民の生活を慮ることなど一度もない、そんな政治家に選挙になれば市民は一生懸命になって応援し、投票している。 笑ってしまう。

 自分など真面目に働いてきた議員は、自分の金のことよりも市民の収入を増やすように政治家は働くべきだろうと思うが、多くの不真面目な政治家たちは自分の収入を増やすためにだけ動いている。利権を絡めて。

 何が言いたいかというと、政治の主役は住民だ。

 国の政治の場合は国民であり、高知県の政治では県民であり、室戸市の政治に関しては市民だ。

 主役は市長でもない市職員でもないし、議員でもない。これらの人間たちは市民から給与や報酬をもらっている立場であり、室戸市の“社長”は市民である。この基本的理念が地方公務員や地方政治家には特に理解できていない。

 主役は誰なのかを、皆さんもよくお考えいただきたい。その根本理念が理解できるようになれば、商売も政治も公募展運営も健全化して正しくなり、うまくいくようになる。
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