青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

松井、おめでとう。苦しみながらも、よく頑張った!

2011-07-22 | 大リーグ通信
 とにかく、まずはおめでとうと言いたい。

 私が巨人時代からずっと応援してきた大リーグアスレティックスの松井秀喜選手が昨日のデトロイト・タイガース戦でホームランを打ち、ようやく日米500号に到達した。

 これまでの記録の伸びは、大リーグに行ってから巨人時代の古傷再発もあって「長い道のり」と言えばそう言えるかもしれない。しかし、その巨人時代の左ひざのけがを引きずりながらヤンキースに入団した後、3年後だったかテレビ観戦していて見た、レフト守備での左手首の骨折。同時期だった左ひざをかばっての右ひざの故障、そして左ひざの手術と、たび重なる故障との戦いがここ3年ぐらい続いた。

 そんなこんながあったため、「マツイはプロ意識が高い」と高く評価し使い続けたトーリ監督とは違い、ヤンキースのデュラルディ監督は松井が故障から復帰してきてからの試合に出す頻度は下がってしまう。そんな中、2009年のワールドシリーズでは大活躍して最優秀殊勲選手賞(MVP)を獲得する活躍を見せた。「まだまだ、おれはやれる」というところを見せ付けた。

 しかし、東地区・ヤンキースの首脳陣は松井の故障を見て「長く活躍できない」と判断、トレードに出した。出た先は、西地区のエンゼルス。ソーシア監督は、シーズン前半戦を見て調子が上がらない松井をスターティングメンバーから外し始める。試合に出たり、出なかったり。

 試合に出続けてこそ選手はコンスタントなバッティング感覚に到達し得るもの。だから、毎試合、毎試合、ずっとベンチに座らせられていて、何試合ぶりかで声がかかり打席に立つと、「打たないとまた出してくれなくなる。四球ではだめだ」と考え打ち気にはやってしまう。落ち着いてじっくりと投手が投げる球に向かうことができない。

 ソーシア監督の底の浅い無能ぶりが出たのが、松井を代打に出しておいて相手チームが右投手から左投手に交代した途端、ベンチを飛び出して松井に替わり右バッターを出した場面でした。

 出して使い続ければ調子も上がる松井を毎試合、毎試合、ベンチに座らせておいて、試合終盤にホームランが欲しいからと松井に声を掛けておいて、左投手が出てくると、「松井は左投手に弱い」と現在のデータ野球を無視した誤った判断をして、下げてしまう。この監督の無能ぶりが表に現れた一場面だった。

 「代打」の声を聞きバットを持ってベンチを出てバットスイングを行っていた松井だったが、監督が審判に右バッターを告げるのを聞いて、一瞬、「えっ」いう顔をし、首うなだれてベンチに戻った。悔しさをかみ殺した顔でベンチに戻った松井の心情の変化を捉えようとテレビカメラは追い続けたが、ベンチに座っている松井のその悔しそうな表情を私は今でも忘れていません。

 松井は2009年12月、エンゼルスからアスレティックスに放出された。あえて「放出」と書くが、ヒザの怪我が快方に向かっている松井をエンゼルスは放りだした。松井に対する扱いは、アスレティックスに入ってからも同じだった。

 ボブ・ゲレン監督は「松井は左投手に弱い」というデータ無視の誤った判断によって、左投手が出る試合に松井は出さなかった。エンゼルス時代と同じようにベンチで座る場面が多くなる。しかしその後、アスレティックスの監督が「マツイは左投手に強い」ことを知るかつてマリナーズ監督をしていたメルビル監督代行に替わってからは、かつてヤンキースで“相思相愛”の間柄にあったトーリ監督を見ているかのよう。毎試合、松井をチームの4番バッターにおいて使い続けてくれている。このことは、日本で毎試合注目してテレビ観戦しているわれわれ松井ファンとして、うれしい限り。

 その結果、生まれたのが今回の日米通算500号本塁打だ。今年の本塁打は6号から7号まで約一か月かかったが、ともかく、苦しい中での一発は、松井の今後に孔明が見えたと言ってもいい。

 松井曰く、「大リーグに行ってからは日本の巨人時代と違い、チームの勝利に貢献できる中距離打者を目指してきた」。

 本塁打を期待する日本のファンをはじめ、スポーツ紙・週刊誌記者や元プロ野球選手の評論家の中には、張本氏のように「今の本塁打500号は遅い」という人もいるが、2003年にヤンキースに入団した後、4年目から数々の大きな怪我と戦ってきたことを知っていながらの張本氏のこのコメントには呆れ返る。昨年までの日本の飛ぶボールと違い大リーグの飛ばないボールに対応しながらの今の成績を知らないのだろうか。

 不勉強にもほどがある。「自分は何年で達成したから、松井も何年で達成しないと、遅い」という考え方の如何に愚かなものかを張本氏は思い知るがいい。

 松井に替わり、どうしても張本氏に一回、「渇!!」を入れておかなくてはならない。

 われわれは、怪我をしながらも諦めずに頑張る松井のその姿に、学ぶべき点は多い。

 最近、特に思うが、人は、大災害に遭って苦しみながらも明日に向かって頑張っている東北地方の被災者の姿に、学ぶべき点は多い。

 加えて、人は、家族を犠牲にしながらも我がまちのためになればと30年もの間、自分の欲など持たずに頑張ってきたまちの真のリーダーの姿に、学ぶべき点は多いのではないか。

 人は、これらの人たちの痛みや苦しみには長い期間があり、それを克服しようと努力する戦いにも長年にわたる期間があることを理解しようとしなくてはならない。何事も一朝一夕で成し得るものではない。人から学ぶのは、他人に知られることのないその人の夜昼ない努力や苦労の時間にこそある。

 だから私は、努力しない者が努力してきた人間が生み育てた大事な「成果」を盗んだりしてはならないと言い続けている。


 先日も松井の記事を書いた。併せてご覧いただければと思う。


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室戸市の人口減少の原因は、市長と議員にある

2011-07-13 | 地方のあり方
 地方議員の選挙で落選したこんなおちこぼれ人間が発するブログに毎日おいで下さって、本当に感謝します。唯、そんな記事を書く時に思う。

 私が書く地方政治に関する記事の内容は疑いようもなく正論であり、「市長の違法行為を追及するからあれを落とせ」と落選させられた私よりも、「こんな無法な人間ではダメだ」と私に烙印を押された市長や地方議員の方が、間違いなく地方政治家として失格。

 読者の皆さんが自分の住む町をより良くしたければ、次回の選挙では、政治の場において法令を順守しないし法律を“へ”とも思っていない悪意に満ちた地方政治家たちに投票してはなりません。

 議会で一般質問の一つもできないそんな臆病者に投票して公金を与えてはならない。

 こんなことのないよう、住民はもっとよく考えて政治に関わるべきだ。なぜなら、被害を受けるのはあなた方、住民であるからだ。

 但し、自分の町を更に悪くしたければこの限りではない。事前供与や事後供与罪に当たる公職選挙法に違反した上に更に違法な政治を行う悪意ある候補や、住民から託された職責を果たそうとしない、いやもともと職責を果たすべく働く才能や見識、判断力などを持ち合わせていない悪い候補に投票して、どんどん悪くして町を廃れさせればいいのです。

 一方、市長や議員に町を元気にするアイデアや意欲がないことから、町の経済は急速に衰退し、事業者は店を閉めて高知市や県外に出て行き、若者たちもそんな市政や市議会に嫌気がさして室戸を出て行き、人口流出のスピードはさらに上がる。つまり、室戸の人口減少の基礎的原因は、毎年人口が何人減少しているかのデータも知らなかった市長や市会議員らの職務態度が全く信用できないから、それに嫌気がさして出て行っていることだ。

 しかし、政治家とも呼べない地方政治家たちには、いつまでたってもこうした反省がない。いや、反省するにはその前にそれを理解することが前提になるが、「人口減少の原因はわれわれ地方の政治家にある」と理解するだけの洞察力やそのことを受け入れるだけの素養や度量はもともと持ち合わせてない人たちだから、いつまでたっても反省はない。

 気まじめじゃなくて、不真面目。市民から報酬をもらっていることに対する、誠意がない。そのことに「それがどうしたら」と開き直り言う不遜さには呆れかえる。

 とにかく法律を守らずに市政運営をし、行った過ちを頑として改めようとしない。そこに究極の悪意があることは言語道断で、許しがたい。
 市長が行う違法やその違法を許す議員の姿を小学生や中学生の子や孫が知ったら「お父さん、おじいちゃん、そんなことしたらいかんろ?」と叱られてしまうようなことを、大の大人たちが平気で、何度も何度もやり続けている。


 又、議会で居眠りしているぐらいはかわいいもので、「法令順守」を求める正義の意見を議場の議員で筋の通らん発言で妨害する行為があれば、即刻、全員議員解職すべきである。

 更に言うが、こんな地方の政治家たちの考えていることといえば、この人らに町を良くするアイデアはなく、有能な市民のアイデアをパクって、自分が成り上がることばかり考えている。その程度のもの。自分の夜昼ない働きによって純粋に町をよくしようなどこれっぽっちも思ってもおらず、自分が得することばかり考えている。決して、自分が損になることはしない。

 私のように、無いお金の中で工面したり銀行でお金を借りてきて30年間もまちおこし活動を続けるなんて人は、一人もいない。それは元々、市長や議員になる人に町に対する純粋な情愛というものが無いからである。この「町に対する純粋な情愛」というものがあれば、市の予算など目当てにせず、身銭を切って町に貢献しようとできるものだ。
 
 22年の国勢調査を詳しく調査したが、この時の「全国の市 人口減少ワースト順位」では夕張市-16.0%、歌志内市-15.9%、三笠市-14.3%に次いで、室戸市は5年間で-13.0%の4位。

 こうして信頼できない地方政治家たちの所為で、14000人に衰退したこの小さな町の人口は更に、毎年500人、600人と減少してゆくのである。

 室戸市の人口減少の原因は間違いなく、市長と議員にある。



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地質写真集『青空地質博物館』、世界ジオ認定間近で好評!

2011-07-12 | ジオパーク
 ようやく世界ユネスコからジオパーク審査の使者がやってきました。12日から4日間の予定で市内全体を視察し、審査を行うとのこと。

 私にとっては長い取り組みでした。

 室戸半島の地質を室戸市周辺の観光振興に活かせと行政に訴えてきた私が企画した観光振興事業は平成3年からだから、かれこれ二十年になる。そして、ここまでこの事業実現に向けに自己資金を投資したのは、写真集三冊で合計300万円を超える。認定されたら、コツコツ続けてきたこれまでの苦労も報われます。すでにユネスコ等の内部審査では認定が内定しており、この秋に100%認定されます。

 私が行ってきたこの努力も、ユネスコの新規事業「世界地質遺産(ジオパーク)」のおかげで報われることになり、大変うれしく思う。

 新聞等でユネスコ関係者が室戸に来られたことなどの動きもあって、私が写真を撮り絵を描いて2008年7月に自費出版した地質写真集『青空地質博物館』の本が、最近、非常に好評で売れている。

 この写真集が、何よりも大学の地質学者や日本ジオパーク関係者など専門家から高く評価されていることをうれしく思っている。

 又、続けて2009年7月には吉良川町の古い町並みのイラスト画集も出版したが、これもジオパークに関連する観光ポイントだということで、好評だ。

 そういうきっかけもあって、この2冊のまちづくり関係の書籍をもう一度、写真で紹介しておきたい。

 写真集『青空地質博物館』(税込2200円)です。

     

  

  

  

 重伝建保存地区を細密画で描いた『民家美術館』(税込1000円)です。

  

  

  

 この2冊の販売は、室戸市内では鍋島書店と室戸岬の観光協会、アクア・ファームに、また安芸市ではTSUTAYAにて販売しています。
 市外の方は、直接当方にご連絡いただけば、お送り致します。(送料は別途お願いします)


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悪い政治関係者ばかりでは、室戸は決して良くならない

2011-07-09 | 地方のあり方
 今朝の高知新聞に掲載されたイベント情報の記事を見て笑ってしまった。

 そのイベントは、先の市議選の直前、室戸市役所3階の教育委員会とジオパーク推進室のフロアにおいて公的な立場にある私に対し名誉棄損罪にもあたる悪態をついた人物が主催するという。

 読者の皆さんにもう一度、今年3月29日に書いた記事を思い起こしていただく。

≪ 先日、こう書いた。

このように、市民の目は厳しい。議員が報酬分ちゃんと仕事しなかったら、手厳しい批判を浴びるのはもっともな話だ。「地方議員になるということは、住民から批判される立場になるということ」。 この根本原理を知らない議員がたくさんいます。

 上は「報酬分の仕事をしない議員」について書いたものでした。

 それが市民の中にはより厳しい人がいて、「報酬分以上の仕事をしている議員」に対しても、市長の違法を指摘し批判し議案に反対したとして、次のように言い放った市民がいる。

 それはTという、市長と県議(当時)の選挙運動にもかかわっていた人物で、ある長老市議の運動員をやっている男。

 この男の物言いには、お互いの立場なんて関係なかった。

 場所は室戸市役所3階。そこにはジオパーク推進室職員がいたし、たくさんの教育委員会職員がいました。つまり、彼らはその一部始終を聞いている。

 「オイ、そーいちろう、おんしゃーにゃあ・・・」。最初からこんな高飛車で乱暴なものの言い方だった。一瞬、私は「悪い男につかまってしまった」、そう思った。

 いくら室戸高校時代の同級生だといったって、町なかで出会った時の話ならいざ知らず、役所内で議員に対してこんな言葉を大声で暴言を吐く市民は、あまりいない。いや、一人もいない。

 「オイ、そーいちろう、おんしゃあにゃあ、委員会で賛成して可決したものを、なぜ本議会で反対らすらあや。それに質疑(これは反対討論のこと)までして。委員会で決まったことは賛成したらえいやないか!」。

 非常勤特別職公務員である地方議員へのこの男の暴言は、議会のあるべき姿勢を無視し議案全部に無批判で賛成しろという、こんなとんでもない話から始まったのである。

 もう最初から物の言いようが腹立ちまぎれでケンカ腰でしたが、それはこれまで私が市長の違法行為と不適正な予算支出業務に対し批判してきたことと公約違反として国保料値上げに反対したことに関して不満を持っているからと、すぐ分かった。

 この「何でもいいから賛成せよ」の話を放っておくわけにはいかないから、議会とはどうあるべきかを意見した。

 「委員会でみんなが賛成したとしても、違法など不適正な議案なら議員がそれに反対するのは当然だ。それが議員の仕事よ」。

 私の厳しい指摘が火をつけたのか、更に彼の暴言は続いた。

 そのうち、こう叫んだ。 「おんしゃあ、共産党か!」。

 この声は市役所3階の教育委員会のフロア全体に響き渡った。

 これには何とも言いようがなかった。これは、「議会で反対する議員は、みんな共産党」という戦後間もない頃の古い認識と古い感覚しか持っていないからに違いないが、これは本当にとんでもない失敬な話で、共産党の人たちに申し訳ない話だ。

 周りには市職員約10名ぐらいがいて、私と彼のやり取りをいやな思いをしながら聞いていた。

 当然、ポンポン言い放たれる批判に対してこちらも言いたいことは山ほどあったが、当方は公的な立場。それに議会一気まじめで市民に通っている議員だ。一般市民の勝手気ままな言い破りの話に乗って同じように勝手気ままなことをいうわけにはいかなかった。その上、これは庁舎内での出来事。私のはらわたは煮えくりかえっていたが、グッと我慢しながら聞いていた。

 そうして、こんな言い破りの男に長く関わっていては職員の皆さんの仕事を邪魔するし自分の品格まで疑われると思い、その場を去ろうとして背を向け歩き始めると、追い打ちをかけるようにこの悪質極まりないこの暴漢は私の背後からこう悪態をついた。

 「おんしゃあ、選挙でおちい(落ちろ)!」。

 これでやめておけばいいのに、続けて大声でこう言い放ったのです。

 「おんしら(お前なんか)に投票する奴はバカよや」。

 男が室戸市役所の3階フロアで、私と私の投票して下さった市民に対しこう罵ったことをたくさんの市職員が聞いている。

 「選挙で落ちい」と罵られ侮辱された私はともかくとして、私に投票して下さった物事の何たるかをよく理解した優秀な市民の方々まで侮辱したこのことは許しがたく、これにはカチンときて、去りかけたが立ち止まり、こう聞き返した。
 
 「ほー、おれに投票してくれる市民は、みんなバカか?」。

 「おー、そうよや。おんしに投票する奴は、みなバカよ!」。

 呆れてものが言えない、とはこういうことをいう。

 平成15年に私に投票して下さった505名の市民、19年に投票して下さった427名の市民の皆さんをこのように「バカ」呼ばわりする市長の信奉者で長老議員の子分。「何でもいいから、議員はみんな市長が喜ぶようにしろ!」という考え方の理不尽さ、でたらめさ。言っていることが、フーテンの寅さんじゃないが、まるで“自棄のやんぱち日焼けのナスビ”、だ。

 市議会での市長の答弁や長老議員のやり口によく似ていると思った。

 これ以上その場におれば掴み合いのケンカになるから、腹が立っておれなかったがぐっと我慢して「そうか」とだけ言ってその場から離れ、2階に向かい階段を下りた。(私も大人になったもんだ。昔なら・・)

 周りにいてそのやり取りを聞いていた職員も私がその男にやり返す言葉を聞いて「大人しい谷口さんもあんなに荒っぽく怒るんや」と思ったかもしれませんが、議会と同じで、理不尽なこと、無法なことは性格として許せないのです。騒がせたのは申し訳ありませんでしたが、ご理解ください。

 ま、後で冷静に考えると大人げなかったが、男の言っていることのすべてが許し難かったため、つい言い返してしまった。

 役所内で議会一真面目な議員を罵り、私に投票して下さった市民まで「バカだ」と罵ったこの男は、違法であろうが何であろうが市長を助けるぞという、妄信的且つ積極的に市長を支持している男である。

 教えておきたいが、政治家を支持することは何も悪いことではないが、応援するあまりに度を越して、こんな無茶を言ってはいかん。

 男が廃るし、市長も困るのではないか。

 彼が私の何に不満を持っているかは歴然としていた。議会において、「悪いことはわるい、良いことは良い」と健全な在り方を示し発言するからだった。
 私が、市長が実行した高速バスターミナル設置に関する違法を追及し、また今回も市長が1年前の後援会新聞で「国保料を値上げしません」と公約していながらなぜ値上げするのかと反対討論したことに不満があって、議会のルールも知らないままに、「委員会で賛成して可決した議案だから、本議会で反対なんかせず、大人しく賛成しろ」という、屁理屈をぶつけてきたということである。 

 世間ではこういうルール違反も平気でやってしまう人を指して、“横紙破り”という。

 この出来事に見られるように、議会議員としての職責を果たすべく法令を順守しちゃんと仕事をしていても、市民の中にはこの男のように議事の運営の流れや法律、そして「議員は如何にあるべきか」の職責なんか全く知らない人もいる。だから、こんなにも真面目で正義感の強い議員が批判されるということになるが、「おれは市長を応援しているんだ。だから、委員会で賛成して可決した議案に、討論で市長を批判したりせず、本議会の最終的な表決でも反対なんかしないで、賛成せよ」なんて話、8年間、正義を貫いてきた私には許しがたく、議員の権利や判断を何と思っているのかと思っている。

 この男の言い放った、
 「そーいちろう、おんしゃーにゃあ、委員会で賛成して可決したものを、なぜ本議会で反対らすらあや。それに質疑(反対討論)までして。委員会で決まったことは賛成したらえいやないか」

の暴言を聞いた時、こんな暴論も思い出した。「あっ、同じだ」と。

 一つは、18年の市長選において市長を支えた後援会参謀から昨年聞いた暴論。
 「違法でもえいやないか、それで室戸が良くなったら」。

 もう一つは、一昨年、私が高速バスターミナル施設は地方自治法違反と追及していた頃、議会告示日に事務局に質問内容を届けに行った時に事業の担当課長が私に向けて言い放った、地方公務員にあるまじきとんでもない暴論。
 「企業誘致やに(違法でも)えいやないか! そこまで言うかえ!」。
 不正を不正とも思わない市長の考えを代弁したこの職員には、間髪をおかず叱り飛ばしたうえで、正しい政治とはどういうものを言うのかを厳しく教えてやりましたが。

 この三つ、「市長のために議員みんなが議案に反対せず、賛成してやればいいんだ。市長が喜ぶことならその議案が違法であっても杜撰な計画であってもいいから、賛成すればいいんだ。そうすれば室戸は良くなるんだ」の考え方。三つとも、基本は同じだ。

 「市長が喜ぶことなら何でもえいきん、みんな賛成せえ!」。

 もう、この政治的無法ぶりには、笑うしかない。自治体の体質がこれでよければ議会はいらん!

 議員が行政が行う違法や不公正・不公平、不適正に目をつぶり、何んの指摘もしないし改善策も提案できないようなら、議会なんか無いに等しい。だから、議会はいらない。予算の無駄遣いだ。市議会は廃止した方がいい。

 これで市民がいいと言われるならば、今度の市議選もしなくてもいい。議会をなくすことで浮いた議会費の年間1億円は全額住民サービスに向けよ! そうすれば市民の皆さんは喜ぶだろうし、小松市長もこれまで以上にやりたい放題できて、大喜びするだろう。

 それに、市長を妄信的に愛する先の暴言男ほどではないと思うが、市長の不適正さをよく認識しながら支援している後援会の皆さんも、議会がなくなれば市長に無批判で寄り添う議員はもちろんのこと、私のように行政業務を徹底調査をして不適正さを徹底批判する議員もいなくなり、楽になること請け合いです。但し、市職員が高圧的な市長の指示命令で今の何倍も苦しむことになるのは、疑いようもない。

 議員が、行政が行う違法や不公正・不公平、不適正に目をつぶり、何んの指摘もしないし改善策も提案できないようなら、議会なんか無いに等しい。これでよければ議会は要らない。

 働かない議会は必要か、それとも必要ないのか、それを決めるのは市民だ。

 もし、議会が必要とならば、市長が不適正な議案を議会に提出した時、行政を監視しチェックするのが役目である議員がそれを批判し、追及し、改善を求めることになる。これこそが「適正な議員の業務」である。

 議員の役目は市民への情報公開や議会報告、そして議会改革など他にもまだたくさんありますが、まずこの「行政のチェック」が重要な職務だ。


 市民は、このどちらかを選べばいいのである。市長が暴走しないよう、行政が過ちをしないよう方向づけるために議会を置くか、それとも「おれが支援している市長の邪魔になるから」と議会を無くすか。

 市民の皆さんどうしますか? お伺いいたします。

 わたしはどちらでもいいです。これまでの8年間、自分では本当によく頑張ってきたと思っているから、議員を続けられてもいいし、議会がなくなってもいいし。市民の皆さんが望む形を作ればいいと思っています。

 私の言っていることは、無茶なことでしょうか? 筋が通った話だと思いませんか?


 議会において健全な筋の通った批判をしているからこそ、それを面白くないと考える議場内と議場外にいる市長支持者から筋違いの反発があるのですが、譬え市長の信奉者に「おんしに投票する奴は、みなバカよ!」と罵られようとも、議会があって、議員の職を与えられる限り、これからも可笑しいことには「おかしい」と正義の精神を基にして発言し、4年後に職務を全うしたいと考えています。
 
 私を応援して下さる素晴らしい有権者の皆様のため、これからも精一杯、頑張ります!! 私は悪い政治関係者には負けません!

 以上が、3月28日に室戸市役所内で実際にあった事件についてで、翌29日にすぐ記事にし全世界に情報公開した。

 「オイ、そーいちろう、おんしゃあにゃあ、委員会で賛成して可決したものを、なぜ本議会で反対らすらあや。それに質疑(これは反対討論のこと)までして。委員会で決まったことは賛成したらえいやないか!」。

 「おんしゃあ、共産党か!」。

 「市議選も近いが、おんしゃあ、おちい(落ちろ)!」。

 「おんしら(お前なんか)に投票する奴はバカよや」。

 「おー、おんしに投票する奴は、みなバカよ!」。


 私が侮辱された件はともかくとしても、室戸市民を「奴」呼ばわりする人がほんとうに町を元気にしたりできるのか? このTという男に、そう問いたい。

 日頃悪意を持っている人間が、自分をカモフラージュして市民をだまして、一体何をたくらんでいるのか教えてほしいものだ。

 市議選において、真面目な現職の改革派議員を陥れようと画策するようなこんな人間が政治の表舞台に出てきて、ほんとうに町は良くなるのか? 悪くはなっても、良くなるわけがなかろう。


 しかし、これが室戸市や県東部の文化的浮揚、経済的浮揚のために昭和61年から24年間、頑張ってきた人間に対していう言葉であろうか?

 このTのように市行政(公費)と利害を持つ市民は、もっともっと地方政治はどうあるべきかを学び、町の政治を正しく見る力をつけたうえで、市民に貢献したいと休むことなく自分の持つ能力を精一杯発揮しているまじめな地方議員に対し、尊敬の念を持って接するべきではないか。

 結論として、こういうように政治的体質の悪いのが室戸市であり、その悪さは私の人口減少データを基に言うと、これから人口が0人になる25年後の2035年まで直らないと思っている。

 「おんしゃあ、次の選挙でおちい(落ちろ)!」。
 「おんしら(お前なんか)に投票する市民はバカよや」。
 「おー、おんしに投票する市民は、みなバカよ!」。


 室戸から駆逐されたらまた話は別だが、こんな悪質な人間が町おこしグループの代表を名乗り市役所内をわがもの顔で闊歩しているようでは、室戸はますます悪くなるのは疑いようもない。

 付け加え言っておきたいが、町を良くする活動である「まちおこし活動」とは、決して行政の金を引き出しておこなうものではなく、市民が自分たちのお金を集め、その範囲内で精いっぱいの活動を行うもの。つまり、“身銭を切ってやれ!”ということ。それが「自立」というものだ。いつまでも行政に“おんぶに、抱っこ”で役所の予算にすがっている活動はいつまでたっても「自立」とはいえないし、いつまでもそれでは情けない。「自分の金は出したくないから」と行政の金に頼ることなく、辛くても、もったいないと思っても、「早くやりたい」と思っていても、全て自分たちのお金を出し合い使ってやるものだ。

 ま、その前に、まちおこし活動とは気まじめな人間が子どものような純粋な精神をを以って人に頼らず行うことだと、地域住民は知っておくべきです。それ以外の人間のする活動には、裏に悪しき魂胆があると思って間違いない。

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「仕事が嫌ならやめなさい!」

2011-07-02 | 人間のあり方
 テレビ番組「マルモのおきて」に主演している芦田愛菜ちゃんには癒されます。この番組は一度も見たことがないが、他のテレビ番組や番センなどで記者会見場にやってきた時のその愛くるしさには、「しっかりしてる」と、本当に感心しています。

 兵庫県出身の愛菜ちゃんは、芸能活動を始めてから兵庫と東京を仕事のたびに往復していたといいますが、そんなある日、お母さんに対し仕事についてグチを言ったことがあるそうです。お母さんはその時、娘の愛菜ちゃんにこう言ったそうだ。

 「タレントの仕事はあなたがやりたいと言ったからお母さんが応援して、始めたんでしょ? そのお仕事が嫌なら、やめればいいのよ」。

 愛菜ちゃんは、こう答えたそうです。

 「はい、続けます」。

 テレビのワイドショーだったかで紹介していたこぼれ話だったので、明確なやり取りまでは解りませんが、芦田愛菜ちゃんとお母さんにはこんな時期があったと聞く。

 この話で、すぐ私の脳裏に浮かんだのは、地方議員の不真面目さ。

 芦田愛菜ちゃんのタレントとしての根性の入り方と、地方議員の根性の無さ。

 「自分がやりたいと始めたことだから、その仕事に打ち込む」。「やりたくなければ、周囲の人たちに迷惑をかけるだけだから、初めからやらない」。

 こういう職業人としての基本精神をすでに明確に持っているのが、今年7歳になったばかりの芦田愛菜ちゃんなんです。

 「自分はその仕事に打ち込む気はないが、地方議員とは仕事を全くしなくても報酬をくれる職業だから、議員になりたい」。

 こういうように、職業人としての基本精神に欠け、役所の職員を退職した後の天下りも含めてすでに第一線を引退した立場の50代後半から60代、70代、80代、中には議員としての職責を全うしようなどという気など全くない人間までいるのが、地方議員。

 職務の基本たる「行政のチェック」など全くしない不真面目な地方議員と、職業意識に富んで全国民の悩みや苦しみをそのひと時だけでも癒している7歳の女の子。

 働かずに毎月毎月報酬をもらい続けている地方議員は、愛菜ちゃんの爪の垢でも煎じて飲んではどうか。

 いやいや、そんな怠慢を地で行くような地方議員にはあの幼い女の子のしぐさから職業人として懸命に働こうとしている意識の高さなど推し量れるわけはないから、煎じて飲んでも無駄だ。

 全国の地方議員らは芦田愛菜ちゃんのお母さんをそれぞれの地元に呼んで、一度叱ってもらってはどうか。

 私が叱っても聞かないようだから、そうした方がいい。

 「芦田愛菜ちゃんの母、地方議員を叱る」と題して。
 「議員の仕事は、あなた方が『議員になったら行政のチェックも厳しくして、一生懸命休みなく働きます』と言ったから、住民の皆さんがそれぞれに投票したんでしょ。そうして議員になれたんでしょ? 谷口さんに聞くとその職務責任を果たしてないようだけど、そんなにお仕事するのが嫌なら全員、議員をやめなさい!」。

 地方議員もタレントと同じように、当選した時点からそこに契約関係が生まれている。タレントはそのプロダクションの一員として働くからこそ給与が渡されるのは当たり前の話だが、地方議員もその一員として働くからこそ報酬が渡されている。

 そんなことも知らない、非常勤特別職公務員としてまともに働こうとしない地方議員は、一度、7歳の芦田愛菜ちゃんから学んではどうか?

 でも、そうやって他の人から学ぶ気もなければ、地方議員などすぐに辞めるべきだ。

 
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