青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

叙情詩・「二人で戦う四年間」

2009-06-30 | 政治家のあり方
これから戦さがはじまるぞ。
二人の戦さがはじまるぞ。
「がんばりまーす」と約束する。
一日45ヶ所の街頭演説で訴える。
45ヶ所で訴える。
助手席の妻はマイクでお願いする。
「よろしくお願いしまーす」と窓越しにお願いする。
候補は運転席から手を振る、手を振る。
たった二人だけで立候補。二人だけの戦いだ。

「お世話になります」と走り、手を握る。
「行政改革進めます!」と叫ぶ。
「議会改革必要でーす!」と遠くの人に訴える。
「不正、法律違反、私は絶対許しませーん!」と叫ぶ。叫ぶ。

二人だけで「よろしく」と頭を下げる。
心を込めて頭を下げる。
できることを「私はやります」と約束する。
ウソは、いや。やらないことは約束しない。
できることを「私はできます」と約束する。
ウソは、いや。できないことは約束しない。
「私は実行の人です」なんて、宣伝しない。
実行するのは当たり前。当たり前のことなど宣伝しない。

そうして下位でやっと当選した。
そうしてやっと当選した。
「一番頑張って仕事をしたあんたが下から三番目やゆうて・・」と妻は怒る。
候補は「通りゃいいんだ。通りゃまた仕事が出来るやないか」となぐめる。

それでもいいんだ、二人の勝利。
わずか二人で当選なんて、すごいこと。
それでもいいんだ、当選だ!。
だーれも真似などできゃしない。
誰も真似はできゃしない。
よくやったな、なあおまえ。

議員になるのは資格の取得。そんなの目的なんぞじゃありゃしない。
これから四年、仕事するのが目的で、安心なんぞできゃしない。できゃしない。

議会はまちがうところだ。
間違いなんか怖くない。
みんなどんどん手を上げて
手を上げて
間違ってもいいから発言しようじゃないか。
発言しようじゃないか。
議長がとめて首長が答えてくれなくても
発言しようじゃないか。
発言しようじゃないか
間違い恐れず言おうじゃないか。
失敗恐れず言おうじゃないか。
議場にヤジが飛んでも言おうじゃないか。
邪魔されたって言おうじゃないか。
正しいことなら臆せず言おうじゃないか。
正しいことを臆せず言おうじゃないか。
みんなで勇気を出して言おうじゃないか。
みんなで言い合うその中で、正しい真理を見つけようじゃないか。
見つけようじゃないか。

質問、質疑、原稿作ろうよ。そうしてみんなで出てみよう。
討論だって、原稿作ってしてみよう。
原稿作ってやってみよう。
誰も初めから立派じゃない。
そうだ、みんな立派じゃない。
そうだ、初めから発言できるはずないんだ。
みんな経験重ねて力を付けるんだ。
そうだ、みんなそうして力を付けたんだ。
失敗なんか怖くない。
失敗なんか恐れちゃだめだ。
失敗どんどん重ねるたびに成功どんどん生まれるよ。
成功どんどん増えてゆく。

わしらの議会、動かないなら動かそう。
わしらの議会、動かさないなら動かそう。
静かな議会なら、賑わせよう。
みんなでわいわいやろうじゃないか。
失敗怖がらない議会にしようじゃないか。

失敗怖くて議員ができるか。
発言恐れて議員ができるか。
登壇恐れて議員ができるか。
いやみや嫌がらせ、怖くて議員が出来るか。
失敗してもいいのがわしらの議会。
真面目がすきだよわしらの議会。
個性的だよわしらの議会。
なんでも改革、わしらの議会。
不正、不公正、不公平、不適正。悪いこと許さないのがわしらの議会。
住民重視のわしらの議会。

我慢に我慢を重ねてやがて芽が出る足が出る。
恐れることは何もない。恥かくことは何もない。
座ってたって町は良くならないぞ、良くならない。
行政の不正、オレが追求しないで誰がやる。
オレが追求しないで誰がやる。
議会の活性化、オレがやらいで誰がやる。
オレがやらいで誰がやる。
議会改革、オレがやらいで誰がやる。
オレがやらいで誰がやる。

他人が何と言おうとオレはオレ、あんたはあんた。
他人が動かなくても、オレはやる、オレはやる。
四年間座ってたって、何も変わらん。何も変わらん。
そんなのオレは耐えられない。屈辱だ、屈辱だ。
座ってるだけなら議員になんぞなりゃしない、議員になんぞなりゃしない。
天罰与えて下さい、神様よ。座ってる人、邪魔する人に。
そんなの重大な罪と罰、罪と罰。

活躍楽しみにしてる市民のために働くぞ。
情報公開、大いにやろう。
行政内部情報を公表しよう。
議会情報も広めよう。
組織運営、透明化こそが改革だ。
密室政治はさせないぞ!
悪しき関係許さない。
悪しき働きかけも許すまじ!
密室政治は撲滅だ。

こんな議会は楽しいな。まちの皆さん、大喜び。
こんな議会は健全だ。
こんな議員こそ、期待の星!
「待ってました」と、住民が。
「応援してます」と、住民が。
「頑張ってね」と、住民から。

そうしてまた来た四年目が。
またきたまた来た四年目が。
何んにも心配いらないよ。
四年前はこうしたな。
そうしたね。
一日45ヶ所で街頭演説やったよな。
やったよね。
たった二人の選挙運動やったよな。
やったよね。
「不正許しません!」「法律違反は許しません!」って叫んだな。
叫んだよね。
オレが運転して、お前はマイク持って手を振ったよな。
手を振ったよね。
四年間真面目に働いてきたけど、通るかなア。
そりゃあ通るわ、仕事はちゃんとしてきたもん。
そうかな?
そうよ。

夢の議会へもう一度行けるかな?
いけると思うよ、あなたなら。
いけると思うよ、あなたなら。
真面目に仕事をしたけど、いけるかなあ?
真面目に仕事をしたから、いけるのよ。
当選するかな?
当選するわよ、きっときっと当選よ!
最下位でも通るかな?
通るわよ、最下位で。
一番真面目にやってたもん!
一番真面目にやってたもん!

妻よ、議員は夢を持たなきゃ、やってらんないな!
そうよ、あんた、夢よ!
夢を持たなきゃ議員じゃないな!
そうよ、そんなの議員じゃないわ!



『コンナ議会ニ私ハシタイ。コンナ議員ニ私ハナリタイ』
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叙情詩・「議会はまちがうところだ」

2009-06-28 | 政治家のあり方


「がんばりまーす!」と約束する。
「よろしくお願いしまーす」と窓から手を振る。
身を乗り出して、ちぎれんばかりに手を振る。
「お世話になりまーす」と走り、手を握る。
手を握る。手を握る。
「私はやりまーす!」と叫ぶ。
遠くにいる人に向かって、叫ぶ。
叫ぶ。叫ぶ。
支援者大勢引き連れて、みんなで「よろしくー!」と頭をペコリ。
「よろしくー」と頭をペコリ。
できもしないことを、「私はやりまーす!」と約束する。
できもしないが、「私はできまーす」と約束する。
約束する。
思ってもいないが、「私は実行しまーす」と約束する。
やる気も無いが「私は実行の人でーす」と宣言する。
宣言する。

そうしてみんな当選する。
そうしてみんな当選した。
当選した。
みんな当選してしまうんだ。
みんな当選してしまうんだ。

議員になったら、目的達成!ひと安心。
ひと安心だ!ひと安心!

議員になるのが目的で、町のことなど二の次ぎ、三の次ぎ。
役所のことなどニの次ぎ、三の次ぎ。

議員になっても、何んにも解かるはずがない。
まだ、みんな発言出来るわけがない。
みんな一緒で安心だ。安心だ。
発言しないからずっと発言できないよ。
発言できないよ。
でも、みんな一緒で安心だ。安心だ。
知ろうとしないから解からないんだ。
解からないんだ。
勉強しないから解からないんだ。
解からないんだ。
でも、みんな一緒で安心だ。安心だ。

質問、質疑、原稿作るの面倒だ。
討論立つのも、なお面倒。
面倒、面倒。なお面倒。
本業忙しいから面倒だ。面倒だ。
議会は腰掛けで結構だ。
本業おろそかにしちゃだめだ。
しーちゃだめだ、しちゃだめだ。

動かないのがわしらの議会。
動かさないのがわしらの議会。
いつも静かなわしらの議会。
間違いさえないわしらの議会。
間違わないのが取り得だわしらの議会。
真面目が嫌いなわしらの議会。
右へ倣えのわしらの議会。
何も変えないわしらの議会
不正も許すわしらの議会。

失敗が怖くて登壇できない。
登壇できない。
登壇できないのは失敗が怖いから。
怖いから。
勇気がいると解かっちゃいるが、やっぱり怖い。
怖がっちゃいけない。怖がっちゃいけない。

でも失敗するからやめとこう。やめとこう。
恥をかくからやめとこう。やめとこう。
座っていたら、やがて終わるんだ。終わるんだ。
「あんた、黙秘権を行使してるの?」って言われても、
「あんた、報酬分の仕事をしてないよ」って言われても、
座ったまんまがなぜ悪い。なぜ悪い。
議会が活性化しないのは、オレの所為か?アイツの所為か!

人が何と言おうが、オレはオレ、あんたはあんた。
他人のことまで口出しするな。口出しするな。
四年間、座ってたっていいじゃないか。
罪じゃない、罪じゃない。
罰も無い。罰は無い。

傍聴人なんぞいやしない。
安心だ、安心だ。
情報公開なんか必要ない。必要ない。
公開されたら困るんだ。
密室政治、大歓迎。
密室政治で勢力拡大。勢力拡大。

こんな議会は楽しいな。
そんな議会は美味しいな。
こんな議員がうらやましいか。

またきたまた来た四年目が。
何んにも心配いらねえよ。
四年前はこうしたな。そうしたよ。
窓から手を振りゃあ、通るんだ。
そうだ、手を振りゃ通るんだ!
手を握りゃ、通るんだ。
そうだ、手を握りゃ通るんだ!
頭を下げれば通るんだ。
そうだ、頭を下げれば通るんだ!

そうだ、そうだ、当選だ!!
ソーレ、ソレソレ当選だー!!
これでまたまた夢の議会へいけるんだ!
行けるんだー!!



これは、蒔田晋治(まきたしんじ)著の絵本『教室はまちがうところだ』の詩の文体に似せて、議員の怠慢を逆説的に風刺した詩。なかなか言いえて妙、といったところでしょ。蒔田さんの詩については、ブログ「江戸川区議 上田令子のお姐が行く」を検索し、6月24日付の「現代の雨ニモマケズ」を参照して下さい。


全国には、まず国会議員、そして都道府県議会議員、市区町村議会の議員と、数多くの議員の皆さんがいますが、中にはこんな議員も間違いなくいます。

皆さんがいかように思うかなんて、そんなこたー知ったこっちゃねエーてんで、つらつらと書きつづってみました。

いわば、作曲:蒔田晋治、編曲:谷口總一郎といったところか。


最後に。

福沢諭吉はいう。「政治とは、悪さ加減の選択である」。

「政治」を「選挙」におき換えると、ちょっと怖い。



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中山さんちのハス園、今年も人気デス

2009-06-27 | 議会報告
昨年に続き、今年も室戸市では知る人ぞ知る観光スポットで、静かな人気を呼んでいるのが、室津郷上里(かみざと)の中山造園さんがご自分の田圃を切り開いて作っているハス園。

今朝、それを見に行ってきました。

場所は中山さん宅裏の山あいに広がる田んぼ。左手の方の水路脇には紫色のあじさいを30m以上と見ましたが、植栽し、それも今が見ごろでした。


   


ハスの花は、田んぼ一枚の全体に咲き誇っていた昨年ほどではありませんでしたが、中山造園社長の中山健さんにお聞きすると、見ごろはもう少し後の、7月初旬とのことでした。

そのハス畑と米をつくっている田んぼとの間には5年前から始めた睡蓮の池があり、そこのハスの花は写真でもお解かりのように、今が見ごろ。

      


わたくしめ、我が家の庭を美しくしたいと日頃からガーデニングには非常に興味を持っていますが、植物栽培にはトントうといもので、中山さんに少し教えていただいた。


    

    

睡蓮には熱帯性と温帯性(日本など)があって、熱帯性は下の写真を見てもお解かりのように、葉の中央部分に花芽があり、その部分だけピックアップして植えるとそれが種子となって増えるそうです。


   


初夏を告げるトンボ、二態。青と、赤と。これに黄色のトンボがいれば信号みたいですが、黄色のトンボはいないんですかねエ。
(追記:「黄色いトンボ」で検索したところ、ショウジョウトンボなどの未成熟個体のトンボに黄色いのがいるようです)


     


  


中山さんちのハス園で蓮と睡蓮が見られるのは、7月初旬までとのことでした。是非お近く方は一度見せてもらっては如何でしょうか。

市民派且つ改革派を標榜する議員は、疲れます。いつも目を血走らせて戦っていたら精神的にも疲れてしまい参ってしまいますので、議会が終わるとこんな憩いの場所に出掛けるように心がけています。

花を愛でること。

中山さんも言ってましたが、花を楽しむには「このハス園も自分の楽しみで始めたことやきん、たくさんの人に見てもらうためにとか考えんずくで、これからも楽しみもってやりたい」の精神が大切だなあと思います。

どんな仕事でも楽しみながら、働く喜びを感じながら成長していけたら、一番いいですね。


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前代未聞!反対討論に市長が反論!!(後編)

2009-06-25 | 議会報告
さてそこで、まずは本日、6月25日(木)に行いました二つの議案の反対討論の原稿を全文紹介し、6月定例会劇場の閉幕のご報告と致します。そしてその後で市長の反論についてお伝えします。


《九番、谷口。市民を代表して、議案第2号と議案第10号について、反対の立場で討論を行います。

まず、議案第2号・専決処分「平成21年度室戸市国民健康保険事業特別会計補正予算」について。

大綱質疑でお示ししたように、本市国保会計においては平成9年から十三年間も連続で次年度より繰上充用するという状態にあります。厚労省によると、19年度に前年度繰越充用した保険者は26都道府県154保険者で、総額1412億円と、国保会計の赤字は全国的な問題となっており、この問題は本市だけの問題ではありません。

ですが、普通の家庭でもやりくりに困って勤務先の会社から給料を前借りする事が異常であるように、この繰上充用は通常の財政運営ではなく、異常であるのは間違いありません。又、この制度は地方公共団体にのみ認められた非常手段で、「濫用すべきではない」とされているのに、明らかに本市は十三年連続でこの非常手段を濫用しています。

一方、ご承知のように国民健康保険へは低所得者、恒例者、ある意は無業者沿うが多く加入して折、保険税が重く圧し掛かっていて、それが1億6500万円という国保税滞納に繋がっています。

悪質な滞納者には財産調査を実施して滞納処分をすることは必要ですが、滞納者に短期保険証や資格証明書の発行というペナルティを課し、あるいは滞納金を差し押さえるなど、強制的に徴収している市長はこのような十三年連続の繰上充用という事態になったことに対して、市民にどのように申し開きをされるのか。市民の義務と、行政の責任。課せられた義務や責任はお互いに果たさねばなりません。

この不適正な実態を本市は毎年のことだからと軽く考えているフシがあるが、平成9年以降、続けられてきたこの赤字コロガシの経過の中には、市担当者の認識不足により県の支援が受けられなかったこともあり、このように十三年間も解決策を見出せなかった市政運営上の失態は、結局、市民に多大な付けを回し迷惑をかけることになります。

更に付け加えると、十三年前からの赤字が今年度の財政運営に大きく影響して、今後、「保険税引き上げやむなし」との流れを作られることは市民としてとても納得出来る話ではないし、況してや、県下一高額な国保税とあっては値上げすると更に滞納が増加すると危惧しています。

以上のことから、本議案の承認に反対します。


次に、議案第10号・「室戸市海洋深層水体験施設における指定管理者の指定」について。

私は先の温浴施設の管理運営を本市が新会社を設立して行う事に関し反対したことから、その会社を指定管理者に指定する本議案に反対します。

この議案の基礎となるのは、5月1日の臨時会で審議された新会社設立に同意するか否かが問われた第5号補正議案で、その結果、総務文教委員会では賛成6、反対1で可決。本議会では賛成14、反対1で可決しました。

ですが、その委員会審議においてはいくつかの問題点も浮かび上がっていますので、私の質疑と執行部答弁の中から、なぜ本市設立会社の指定管理者指定に反対するのかの理由を、特に異議を持つ二点を挙げたいと思います。

一点目は、私が、「バーデ社の赤字続きの経営に照らすと、新会社が一、二年で倒産することも想定されます。その時、市民に与えた損害の責任は誰が取られるのか。又、それはどんな責任の取り方をされるのか」と質したのに対して、市長は「私が社長となる会社ですので、会社内に背任行為などの重大な過失があり、会社や住民に損害を与えた時には社長に責任があると思うが、その他の赤字で倒産した場合などについては、社長にその責任は無いと考えています」と答弁されたこと。

このことは、これから皆さんが指定管理者に指定しようとしている会社のトップは、本市から市民のお金を何千万円と投資してもらうことになるのに一、二年で負債を抱えて倒産したとしても、「私にはその責任は無い」と言っているということで、「では、誰が倒産の責任を取るんだ。副市長か、観光課長か、それとも支配人に取らせるのか」ということになってしまいます。こんな無責任な話はとても信じられません。なぜ市長は、「その責任の一端は社長にある」と言えなかったのかということです。


二点目は、質疑で、「この新会社を設立するに当たって議会で新会社設立を議決する前に住民に説明できたはずなのに、なぜ住民の声を聞こうとしないのですか」と質したところ、市長は「新規事業なら住民への説明も必要だと思うが、これは新規事業ではなくて、継続的に行ってきたことです。だから、住民説明会を行うつもりは無い。年何回か行っている住民懇談会の時に説明する」と答弁されたこと。

このことを解釈すると、「議決前に住民説明会を行えば住民の批判を受けて市長が決意した新会社による経営を断念せざるを得ない事態も想定されることから、行わない。だから、事業決定した後、事後承諾の形で説明する」、というのが市長の方針。19年6月議会前と20年3月議会前にあった財政支援の名を借りた赤字補填を行う時も、住民から批判を浴びることを予期して、支援を議会決定する前に説明会を開きませんでした。

市長は「これは新規事業ではない」と答弁されたが、問題から逃げてはなりません。これはどこの自治体においてもそうですが、例え新規事業でなくても16年度から20年度までの六年間だけをとっても約18億円を投資したこのいやしの里事業などのように、年間平均2億円、3億円と投資する数か年の事業計画において、土地収用など地権者が絡んでそこを突破しなくては事業が進まない事業については、その経過の中で何度も説明会を開く例が行政運営にはある。

だから、このいやしの里事業の温浴施設の経営者が替わるという問題は、その一連の事業の中の重大な転機であるのは紛れもない事実であり、それに因り、新会社設立を本市が住民の皆さんに説明するのは当然のことです。

市長がこう考えることが出来たら、議会で結論が出るまでに財政支援にしろ、新会社設立にしろ、これらの問題についてわれわれの雇用主である住民に説明することは当然、出来たはずです。それこそが行政における説明責任、アカウンタビリティと言われるもので、行政は重要事業の開始時や事業変更時についてはその議決前にこれから決定しようとしている理由を住民に対して説明する義務があるし、議決後はその決定に至った過程を説明する義務があります。

住民あっての室戸市、住民あっての室戸市議会であって、われわれ行政関係者全員は室戸市民に雇われた公務員です。それを、この新会社設立には地権者など住民との絡みが無いということもあり、住民の批判を恐れるあまり、三回とも説明会を開きませんでした。だから、私と多くの市民は市長を信頼出来ないし、本市がやっていることは公平・公正ではないと考えています。

他にも理由はありますが、特に以上の二点を理由に本議案に反対します。議員諸氏のご賛同を期待します。

以上で議案第2号と議案第10号についての反対討論を終わります。》


以上が私が行った反対討論です。

さてそこで、「前編」でも書きましたように、議会閉会直前に市長が議長に発言を許され登壇して行った報告の中でどのような発言したのかですが、それは次のような私だけでなく、誰もが「ムッ」とするような一言。上の議案第10号の反対討論に腹を立てての発言です。


【市長の問題発言】

(温浴施設が新会社によって7月11日に新装開店することを議員に報告しながら)

「・・・私は逃げているつもりは無い! 全責任をもってやっていくつもりです!」と、怒りを込めて声高く叫ぶ。ただ、前を向く事が出来ず、原稿に目を落としながらでしたが。

間違いなく、議場が一瞬、この一言に凍りついた。

執行部席の課長の皆さんも、議員席の議員も。当然、私はそれを聞いて「ン?、自分の反対討論に対する反対討論だな?」と分かった。でも、私はうちの後援会長(妻)から「品のないことをしなよ」と言われていますもんで、グッと怒りを抑えて大人の対応!(エライ!)


これには、課長の皆さんも議員諸兄も同じように感じたのは間違いない。副市長や議案担当課の観光課長も「エッ、」と思い、「また言うてしもうたか!」、「あーやって言わいでもえいことをゆうて議員の反感を買うんやきんなあ。もう止めようがないわ」と思ったでしょうね。

最後に言わせて頂くと、私から「責任を取らんなんて、社長として不適正だ」と厳しく指摘を受け市民からも批判を浴びて初めて自分の至らなさに気付いてあわてて訂正するぐらいなら、なぜ最初に委員会の答弁でそう答えなかったのだということです。


更に市長にお教えしておきたいことがあるが、自分の委員会発言のいたらなさを後になって気付き、今議会閉会の時に急遽、出ていって訂正したと思っているのでしょうが、あの委員会審議の時の発言はいまだに訂正されていませんよ。

それはなぜか?

議会というものは議長の発言により議事録に載ったり載らなかったりするものだからです。あの時は、議長の「市長から発言を求められていますので、これを許可します」と発言し、「小休します」と続けて、市長が登壇した。つまり25日閉会前の市長が報告したことは議事の内に入らず、議事録にも掲載されません。だから市長が5月1日に答弁した「新会社が倒産してもその責任は社長の私にはありません」と言った答弁は現在も訂正されていないということになります。

議会とはそういう所なのです。

議会外でいくら「全責任を持ってやって行きます!!」と、委員会審議での自らの答弁を訂正すると同時に私の反対討論に対して反論を加える形で怒りを込めて叫んでも、もう遅いのです。

もう一度申しますが、ご自分の不適切発言を指摘されてこのように腹を立てるくらいなら、閉会前の小休の時に発言したりせず、なぜあの5月1日の委員会審議の時の私からの質疑に「勿論、市設立会社が倒産した時は社長である私にその全責任があります」と答弁しなかったのか、です。

真実は、自分は本当は会社が倒産しても責任を持つつもりは無いが、谷口の所為で市民が批判するから「責任を持つ」と言ったのですが、多くの市民に批判されてから前言を翻すことぐらい、政治家としてみっともないことはありません。

いわゆる、「ブレる」というやつです。

後悔先に立たず、とか申します。もっと、日頃から責任感を持っていれば委員会での私の質疑にも「責任は私が取ります」と率直に、そして誠実に言えたはずだ。

町のリーダーとなったからには信念というものをもっと持つように努めないと、住民や議員だけでなくて、自分の部下である職員からの信頼まで失ってしまう。(聞くところによると、わずか就任二年目でもう信頼されていないようですが)


言葉は怖い。

【教訓】政治に関わる人間はブレてはいけない。


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前代未聞!反対討論に市長が反論!!

2009-06-24 | 議会報告
本議会も本日が最終決戦の日!

今日は委員会報告、討論、採決とスムーズに議事は進行したので、「今日はいつになく穏やかに閉会を迎えるな」と思いきや、更にいうと“豈図らんや”、最後の最後に問題発生!

議長が閉会を告げる前に「市長から報告があります」という。登壇した市長から、一つは姉妹都市との交流をインフルエンザの影響で中止するという件についての報告があった。私、「ウン。残念だが、今は仕方ないな」と。

もう一つは、「温浴施設再オープン」の案内について。だが、これは直前に行った私の反対討論が面白くなかったからとすぐ解かったが、この報告の中であろうことか、私の反対討論に真っ向から反論を加えてきたのです!!!


その市長反論の内容は「後編」で私の反対討論を全文掲載した後に紹介させていただきますのでお楽しみにして頂きたいが、室戸市議会において、議員の反対討論の内容が市長である自分の不適正を厳しく指摘したからといって、市のトップであろう者が議員の討論に対し反撃を加えるなんてことは、五十年にわたる市議会運営の中でもなかったのではないか。

かつて前市長が指定管理者公募を行う前に東京の特定の企業に市職員3名を引き連れて行き事前交渉を実行したことを私が調査の上で議会で明るみにした時でも、前市長が私の質疑に対する答弁の中や私の反対討論に報告だと称して反論を加えたこと等は一度もありませんでした。

それに対し、不適正なことだと厳しく指摘しただけで怒り心頭に発し、これも不適正な行為となる反対討論への反論を行うなんて、とんでもない出来事です。市長が今日のように議場にいる人みんなに醜態を見せてしまうと、組織のトップとしての品位や品格もへったくれもない。

議場にいた課長の皆さんに後で聞くと、「市長が声を荒げて言ったことは明らかに谷口さんの反対討論が面白くなかったからやと直に解かったね。けんど、市長やきん、何ぼ自分の不適切な答弁を厳しく指摘されたからというて、自分が蒔いた種やきんねエ」。「あれはいかん。みっともないね」と、口を揃えていう。


それと、それにも増して適切ではないと思ったのは、市長のその行為がそのまま何事も無かったかのように閉会してしまったこと。これでは、議会で反対討論を行った議員はその度にみんな市長から反論されてもやられっぱなしになりそうで、怖くて出来ないでしょうね。

大綱質疑において私の正しい質疑にまでストップをかけるくらいだから、本来なら、不適正で悪質な市長のあの発言は議長が静止し、厳しく処分すべきだったと考えているし、これは多くの課長の皆さんも指摘していた。「あれは議長が止めて注意すると思おたけんどね」と。私もそう思った。


ま、市長のこの問題発言についてはひとまずこのくらいにして、発言内容は「後編」に掲載したい。ここからは心を静めまして、定例会最終日の討論を敢行したわたくしめの議員活動についてご報告致します。

議員任期六年目で新手のグループによって早くも窓際に追いやられてしまっている正義の味方にもいつもの見せ場がやってきて、勇んで討論に出てゆきました。

反対討論も、今回はテポドンを二発用意。議場に向けて次々と発射いたしました。

一発目は短距離ミサイル、議案第2号・21年度国民健康保険事業特別会計補正予算について。もう一発の長距離ミサイルは、議案第10号・室戸市海洋深層水体験施設における指定管理者の指定について。(この二発目が、どうも市長にまともに当たったようですが)

この両方の議案に反対したのは、思った通り、改革派「鷹山会」のこの谷口だけでした。

唯、今日は「商工会の活動を支援してほしいからこの温浴施設に賛成だ」と急遽、賛成討論に登壇した議員がいましたが、あんな特定の団体名を出して討論を行ったことは知識不足とはいえ、あまり褒められたことではなかった。

商工会は市から補助金を受けている補助団体。その団体のためにこの温浴施設の指定管理者となる会社が必要だから指定管理者にしてほしいといわんばかりの論法は、明らかに不適正でした。そこには部分的に補助団体への“働きかけ”のニュアンスも含まれていた。そのことに本人は気付いていないが、議場にいた人は気付いていたのではないか。

以前も書いたが、本来、討論というものは先の議員の討論に腹が立ったから急いで原稿を作って反論するのではなくて、賛成討論するにしても反対討論するにしても同じで、討論を行う時には討論を行う閉会日の前日までにその賛成する点、又は反対する点を原稿にまとめ行うべきものです。

そうでないと、ただ単に反対討論した議員に腹が立ったから賛成討論に急に立つようないわゆる“付け焼刃”の討論内容では、議会が開会する前の6月10日頃から事前にちゃんと反対討論の原稿を構えて閉会日までの半月の間も原稿を幾度も書きなおし書き直ししてきて討論に立った議員を論破することは出来ないし、自分がその意思表示や文章表現に迫力を欠いている事が議場の皆さんにすぐにばれてしまい、恥をかくだけだ。

そのためには、反対、賛成に関わらず、討論に出る時は事前に討論原稿を認(したた)めて、尚も、他の先輩議員にその討論原稿を見てもらった上で、議会閉会日に臨まれることがベストだといえる。

とにかく議員となれば、本業に専念するのもいいが、議員職を本業として精を出すことでしか能力を高める方法はない。そうして他の議員の討論を打ち負かす力を付けるよう、日々、精進することです。

ですが、次々と議員が質疑に立ち、討論に立ちすることは私の望むところだ。どうか件の議員のようにみんながどんどん登壇して議会を活性化して頂くことをお願いしたい。


やれやれ、議会がフィナーレを迎え時間的な余裕が出来たこともあって、少し道草を食ってしまったようだ。先を急ごう。

◆議案第2号に関し異議ある点は、この国保会計が平成9年度から21年度まで十三年間も赤字だからと、次の年度から繰上充用(簡単に言えば、前借り)ばかり繰り返し続けてきて、室戸市は一向にそれを改めようとしなかったこと。
改善の手立てを講じず、特に15年度、16年度、17年度は市担当者の業務怠慢から県の支援が受けられなかったことから赤字が膨らんだ経緯もあったなどを考えれば、今の赤字による繰上充用という市政対応は「非常手段の濫用」であり、「監視及びチェック機関」である議会が簡単に毎年度において議会が許してよいことではない。

議会の誰かが厳しく指摘し、緊急に国保会計健全化対策特別委員会などを設置して抜本的な改善策を探り講じるよう方向付けを行う必要があると考え、表決では私一人でしたが反対をしました。

唯、先にも申しましたが、現在のこの国保会計の赤字の原因は平成9年と平成15年から17年頃までの市担当者が県との協議や支援の要請を怠った事が原因と考えており、その頃の担当者が他の年度の担当者のように適切に処理し、県からの2000万円、3000万円という支援を受ける事が出来ていたら、今のこのような4億7000万円もの金額を毎年、次年度から繰上充用という前借りをすることはなかったと考えている。

◆議案第10号に対し異議ある点ですが、この新会社立ち上げとその会社を指定管理者に指定する事に関して意義はたくさんあるが、特に一つ上げるとすると、『会社が倒産しても、その責任は私にない』と明言した社長に就任する市長に大きな問題があるから。

つまり、責任感のない人を私は会社のトップである社長に認められないからです。室戸市民の皆さんならそんな無責任な人を組織のトップに据えますか?だから、私だけは毅然と反対しました。


皆さん考えても見て下さい。これまでもよくテレビで偽装や大会社が倒産した時の記者会見で会社の首脳陣が謝罪しているのを見ますが、あの社長がどう言っているか知っているでしょ。

「社員は悪くありません! この倒産は社長であるこの私が悪いんです!!」。

思いだした方もいるのではないか、社長が泣きながら「私に責任がある」と叫んだのを。あれこそが組織のトップの責任の取り方ですよ。

それを、室戸市の小松市長は私の質疑に対し、「市出資の会社の私が社長ですが、この会社に背任行為がない限り、会社が赤字で倒産しても私にその責任は無いと考えています」と委員会審議で明確に答弁したのです。これは総務文教委の委員8名がハッキリと聞いていることです。

これも多分、本議会なら広くてたくさんの議員と執行部がいるからそんな馬鹿げた答弁はしなかったと思いますが、狭い委員会室には総務文教委の議員8名と自分と課長だけという、総勢10名ですので、私の質疑を「そんな責任は私にはない」と言って軽くいなしたぐらいの気持ちだったのでしょう。自分が行ったその答弁がこれほど住民の中に大きく波紋を広げるなんて、思ってもいなかったでしょうね。

でも、そうはいきません。私は議会唯一の市民派の改革派議員。住民への情報公開という重大な任務を担っていて、本議会であろうが委員会室での発言であろうが、お構い無しに全てそのまんま住民に公開する主義。その通り、5月1日のこの市長発言はすぐに作成した『青空新聞』で5月9日から二日間で住民の皆さんにすでに広報済み。

市の執行部の皆さんも「市長が委員会であんな答弁したいうのは、ホント?」と、半信半疑。私、「ホントもホント。無責任な話やろ」。

そうやって市民の間に広がった組織の長としての不適正な自分の発言に、市長は内心、「しまった!」と思ったのでしょうね。そこで、訂正のチャンスを窺っていたのです。

そして、今議会の大綱質疑が行われる17日に私の質疑に対する答弁の中でその訂正をしようと市長は考えた。でも、私が課長に届けてあったこの会社設立に関する質疑2点を取り止め指定管理者に関することを3点だけ質疑したことから、訂正の機会を失ってしまいます。そういうことで、結局、今日の閉会直前の報告の中でその訂正を試みるしかなかったということです。これは議員も市職員も知らない、私しか知らない内輪の話。


そうして閉会の日に行ったのが、市長お得意の議員に対する不適正な怒りをあらわにしての反論です。

これをやめればいい男なのにとみんな思っているが、どうしても怒りが先に立ち、議員にも市職員にも冷静になれないようで・・・。

そんなに市長の職を務めていて腹が立つのなら、辞職すればいいのに、と思う。室戸市には市長のなり手はいくらでもいるんだから。
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市民派知事・東国原氏、総裁就任で自民党圧勝は決定的!!

2009-06-23 | 国のあり方
私は以前から自民党が衆議選で勝つにはこの方法しかないと思っていました。しかし、自民党はそんなつもりで宮崎に行ったわけではなかったが・・・。


今日、23日に自民党の古賀選挙対策委員長が宮崎県庁を訪ね、東国原知事と会談し、次の衆議院選挙に自民党からの立候補を要請した。

その時、知事は自分を自民党総裁候補にすることなどを立候補の条件に挙げたという。

これを夕方のニュースで知り、「これなら、自民党は大勝利、間違いなし」と確信した。テレビのニュースを見ながら私は何か心躍るものがあった。

自民党の国会議員の中にはこの話を聞いて「舐めている」とか「甘えている」と言った議員がいると聞いたが、ならば彼以外に自分たち自民党を勝利に導いてくれる救世主がいるというのか。誰が麻生さんに替わって自民党総裁になり総理になっても、衆院選に敗北するのは間違いなかろう。

間違わないで頂きたいが、私はどこの政党にも加担しない、いわゆる無党派。あえて挙げれば、「あおぞら党」か。代表は私で、党員は私と私の女房の二人だけだが。それでも自民党が勝てる方法ぐらいわかる。もし実現したら、今回に限り「あおぞら党」ではなくて、自民党に投票したいと思う。彼が出馬しない時は、勿論、あおぞら党に投票する。

でも、実に痛快です!自分のことではないのにわくわくする。このくらいのことをやらなきゃ、自民党はもう誰が総裁になってもダメですね。押さえの利く政治家がいないから、良くならない。

なぜ東国原氏がいいかというと、地方をよくする方法を知っているし、生真面目に地方のために戦っていますもんね。礼儀正しいし、その必死さが伝わってくるところには惚れます。忙しいのにブログは欠かさないし、その上、どこへ行っても走り続けている。それにタレント時代に身に付いたと思うが、商売気があるところはそこらあたりにいる国会議員には無い特質だ。

高知県内の市町村長を見ても、あんなに幅広く動いている人物は見たことが無い。いるわけも無いが。

私の支持は宮崎県民の支持率などとは関係ない。今の国会議員は地方の疲弊を知らないで、代議士の椅子に胡坐をかいているとしか見えないが、彼なら特に地方のために力を注ぐことはゆるぎないと思っている。

しかし、総理大臣じゃないと、政治は変わらないから、ただの平の国会議員なら埋没するだけだから、出馬しても無駄。やめたほうがよい。

とにかく、彼以外の人が総理になって自民党が今度の選挙で勝利する方法は絶対にない。

しかし、よくぞ「俺を総理大臣にしろ!それなら行こうじゃないか。あんた方も頼みに来るなら、そのくらいの根性を入れて来い!」と言ったもんだ(?)

痛快だ! 実に痛快です!

この話なら、きっと宮崎県民も「総理になってこの宮崎を、そして地方を良くしてくれる」と、涙を呑んでこの衆院選出馬、総理大臣就任に賛同してくれるのではないか。「おらが町から総理大臣がでた」と。


“賽は投げられた”。あとは、自民党が彼の挑戦状をどう処理するかにかかっている。それを受ける度胸と度量が今の自民党政府首脳陣にあるかな?

自民党がどうするのか、これからはその葛藤が見ものですね。

もし、この千載一遇のチャンスを逃せば、民主党を喜ばせるだけですぞ!


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人のものを盗んではならない

2009-06-22 | 政治家のあり方
昨日、「議員間にも、仁義というものがある」と書いた。


「仁義」とは、他人に対して為すべき礼儀をいう。

アイデアを創造した人が行ったと同じ質問や質疑をする時は、「これは○○さんが行いましたが・・・」と礼義を尽くした上で行うのが社会的な常識、社会通念であり、議会組織においても同じことが言える。

「たかが一般質問、されど一般質問」だ、・・・と。


実はこれに似た話で、これ以上に悪質な出来事がありました。どちらも私が議員になるだいぶ前の話。

小生が考えた地域振興策の企画を、二人の方が我がものにしたことがある。


一件目は、私が発行していた地域雑誌に掲載した記事にある政治関係者が目をつけ、私に何の断りもなくその記事に関する名前を冠した会を創設していた。それを、会社員になっていた私はその一年後の11年に知人に教えられて知り、確認をしにその人の所へ行った。そしてなぜ黙っていたのかと質したところ、謝りもせず、「谷口さん、おまんも入らん?」と、ノタマワク。

だから、私はその人のことを「どこまでも人を踏みつけにして自分が主人公になりたい人」だと、その時から思っている。

それも、ホントは脇役の能力しか持ち合わせていないのに、主役になりたがる。

自分が主役になりたいがために、県外にいる経済人にウソを吹聴して、百数十万円もの自腹を切ってまでしてただ純粋に田舎を少しでも良くしたい、活力ある町にしたいと長年に亘って生真面目に頑張ってきた人を落としいれようとする。

人には頼みごとばかりしているのにその人が困った時に身を粉にして苦心してあげることが無いから、特に最近は住民だけでなく、行政関係者からの信用も失っている。

しかし、本人はそのことに全く気付いていない。

政治に関わる人にはいろんなタイプがあるが、一番嫌われるのはこんな我田引水型の人。自分に関わる団体や企業に“水を引く”人。自分に関わる地域に“水を引く”人。この人もそのうちの一人だと住民から見破られている。


これら一連の原因は、これまで周りの人間があまりにも支えすぎて、「何でも頼んでしてもらう子」にしてしまったからです。だから、あの方の人間性の悪さは周りの人たちにも責任があるといえる。

周りの人が誰も「それくらいのこと、自分でやれ!」と叱ってやれなかったから、一人でやらせず協力し過ぎたから、支えすぎたから。だから、何十年経っても力がつかなかったのです。

でも、もう遅い。努力を怠った報いがやがてやってくる。純粋な気持ちで人のため、地域のために尽くさなかった報いやがてやってくる。

残念だが、彼にはもうあとがない。


またもう一件は、喫茶店主をしていた昭和63年3月に、店に来たある市職員幹部に企画書を渡して提案した「全国岬サミット」と「オーストラリア東南部の都市との姉妹都市縁組」の二つの計画。後者の提案は都市の候補地は伏せておいたが。

同じ年の8月、その課長はその提案を手柄にして助役に昇進します。

その時の高知新聞室戸支局Y記者の取材記事『助役の横顔』の中の「室戸市は来年4月に全国岬サミットを行います」の談話記事を見て、初めて自分の提案が盗られたことを知った。

「全国岬サミット」はそうして翌年4月に室戸市で開催されたのですが、それはまるで我が子をさらわれたような想いがして、怒りが収まりませんでした。

それでも私はせめて企画提案者として当日に呼んでいただけるものと思い、9月頃から今か今かとずっと待っていました。ですが、その助役からお呼びの声は最後まで掛かりませんでした。

ということは、私が企画した会議ではなくて室戸市が企画した会議として全国に広報されたということからいっても、一般市民の企画提案を我が物にして盗んでおいて自分たちだけで騒いで全国会議を開いた室戸市が、如何に悪い組織かがお解かりだと思います。


どうです? 二つともひどい話でしょう。


その悪質さに、私は今もこの二人に許し難い気持ちを持っている。市職員の方は退職後にすぐに亡くなったが、政治関係者はまだ同じような行動パターンで今もパフォーマンスを繰り返しながら地域の中を動き回っています。次回は自分が有利になるようにと。


おわかりのように、この二人とも人を盛り立てることをしない人です。他人を評価することよりも、地域住民の暮らしが良くなることよりも、他人のアイデアを盗んで自分が成り上がって得することばかり考えている、そんな金欲と権力欲の深い人たち。

なぜ、人間とは他人の能力を評価し称えることがいやなんだろうか。

人間とは、なぜ欲が深いんだろうか。

それは解かっている。自分が負けたような気持ちになる弱虫だからだが、負けるのが悔しければ自分の力を付けるために真面目に技術や知識や能力を付けるため、夜昼無しに勉強すればいい。それでしか人には勝てないものだ。

ま、勝つだけが人生じゃないから負けてもいいんですが、それなら勝とうとしてはならない。それで良ければ他人のものを盗ったり、人を落としいれたりしてはなりません。

負けて腹が立つのなら、自分が努力するしかない。能力を持った人たちはみんな自分を追い込み、厳しい境地に身をおいて他人がいないところで努力を積み重ねているのだから。

自分は動かずに口で人をこき使ってばかりいて、能力がついた人はいない。人のものを盗む前に自分がもっと苦労しなさい。自分を甘やかしてはならない。


・・・と思いますね、わたくしは、ハイ。

またまた、ちょっと手厳しかったかな(笑)


最後に、私が室戸市に提供していなかった企画の後半部分をここで明らかにしておきたい。

私は「オーストラリアとの姉妹都市縁組」を室戸市に提案をして、室戸市はそれ以来、ポートリンカーン市との交流を続けていますが、私が渡していなかったその姉妹都市名は、タスマン島のホバート市です。

ホバートは、戦後の昭和30年代から40年代にかけて、室戸市の遠洋マグロ漁業におけるマグロ船寄港地として、市民には名高い港でした。

それに、オーストラリアの地図を見てほしいが、タスマニアは四国から室戸市がはずれて島になった形に見える。

それにタスマンはオーストラリア本土と違い非常に珍しい自然環境を持っている。そこに私は着目した。そんなところとの交流が生まれたら室戸にとってもいいだろうな、との憧れもあった。(ポートリンカーンが悪いとは言わないが)

今も私はタスマニアに憧れをもっています。あの課長があの時、私の話をもっと聴いてそして誠実な人だったら、きっとこの都市との交流の話は実現に向かい、室戸市はタスマニアのホバートと姉妹都市縁組を組み、今も交流が続いていただろうと思っています。


これも、人の良し悪し、特に行政関係者や議会関係者のあり方がまちの方向性を変えることがあるという、一つの例です。

本当に、人のものは盗んではなりません。それが欲しければお願いして頂いて、それを持っている人を表舞台で評価し、称えることです。そして尚、自分は一歩引くこと。あなたが前に出てはならない。

なぜか。

それは、あなたのアイデアではないからです。


地域社会にも、仁義というものがある。


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市民必見!議会質問に対する答弁要旨

2009-06-21 | 議会報告
室戸市議会6月定例会もあと閉会日を迎えるだけとなりましたが、今日はそれまでのまとめとして、15日に行われた一般質問での拙者の質問及び執行部の答弁を市民の皆さんにご報告しておきたいと思います。

今議会はいつものようにいくつかの新しい質問項目について調査した上での質問は二項目だけで、あとの12項目はこれまでの議会で提案したり行政業務の改善点を示したりした点についてお聞きしたものでした。

この中には市民の皆さんが特に関心の深い事業もありますので、誌面の関係で質問も答弁もその要旨だけになりますが、ご注目いただき、お知り合いの方々にもお伝えして下さい。

1、議会答弁のその後について

(1)県道椎名室戸線の改良について
【質疑】16年5月に市議有志が県に陳情に行った。その時、知事と土木部は「県道のままの改良は財政的に困難だ。現県道を国道に昇格させて、国があの道を新ルートとして改良工事を行うよう、室戸市と市民が総意を以ってそのことを国に要望するのが、実現への早道。それがまとまれば県は国を動かす自信はあるので後押しします」と回答した。ですが、あの道は県道。私は今も県に対して、「何にいよら。自らの職責をちゃんと果たせ」と思っています。
あの道が県道である以上、本市はあくまでも県に要望を出し続け、それを県知事と土木部職員が国に要望する。その行動を室戸市と室戸市議会と室戸市民が後押しする。それが本来の組織のあり方だと思っているが、市長は度のようにお考えか。県道である以上、県が独力でこの県道整備を行う財政力が無ければ、県が国に要望すべきは当然のことだと私は思っています。

【市長答弁】
議員ご指摘どおり、大変重要な課題と考え、ここ十年を見ても毎年のように改良要望を行っている。この道路が県道である以上、県が道路管理を行うことになり、県が(改良整備)事業を実施すべきものとして国の補助事業採択を取り付けることと考えている。

【質疑】
尾崎知事はこの県道整備についてどのようにお考えかご存知でしたら、知事の見解とお聞きになった日付けも合わせ聞く。

【市長答弁】
20年8月14日、知事室において知事にお会いし、要望を行った。知事は「一つの案として、あの県道を国道に昇格する案もある。今後は(国交省四国)整備局とも協議、検討を行ってゆく」との回答でした。本市は今後についてもこの県道整備は強く要望していく。

(2)県道吉良川佐喜浜線の改良について
【質疑】
吉良川の西の川橋から県道を少し入った箇所、富士鍛造さんと山崎機械さんの工場手前の、一部、道路改良が長年未整備になっている点について。早期完成への予定と現況を聞く。

【市長答弁】
県室戸土木事務所と本市が共に早期解決に向け取り組んできて、今回、室戸事務所担当職員の大変なご努力により、懸案であった用地買収が完了したところです。県からは「本年7月にはこの部分の改良工事を発注する予定である」と回答を頂いている。私も大変うれしく、関係者の方々に対して感謝の気持ちで一杯です。

(3)室津川左岸道路の整備について
【質疑】
19年12月議会から私がいうこの「市道室津港線」を南海大地震に備えた防災道路として整備が必要だと提案してきたが、国や県の交付金も受けながら本市が市の四カ年計画、五カ年計画の事業として事業化する考えは無いかを聞く。

【市長答弁】
県からはこの道路を県道としての事業化は困難と回答を頂いている。
当市は室津川両岸の護岸が危険な状態のため、改良事業を計画してほしいとこれまで三度、県議会に陳情し、20年8月には知事にも強く要望を行った。

(7)いやしの里公園周辺の改善点についてー温浴施設の案内板設置について
【質疑】
温浴施設開業した時から施設の看板すらなくて私の指摘により、開業三ヶ月後になってやっと施設入口に看板を設置したものだった。20年9月議会では大きな案内板を施設の東と西に早急に設置すべきと求めた。これは施設の指定管理者が誰になろうともその企業や団体が儲けるための無くてはならない手立てとして提案したものだった。この設置についてのご見解をお伺いする。

【課長答弁】
三津坂下の交差点に両面から見える看板を一つと、佐喜浜町から岬までに一つと、羽根岬から室戸までの間に一つの、市内に三箇所、大きな施設案内板の設置を考えています。

(10)キラメッセ室戸の地場産品販売所「楽市」の駐車場拡張について
【質疑】
この駐車場が狭くて観光客が困っています。今議会にこの事業が上程されていますが、この拡張整備について聞く。また、西から来た車の右折レーンの設置が8番議員から提案されていたが、この国道改良についても聞く。

【市長答弁】
楽市駐車場の西側に設置している太陽光発電施設を撤去し、そこに駐車スペースを整備拡張する計画です。
右折レーンの設置は、本年1月と6月に土佐国道事務所に要望したところ、国道法線の検討を行うとの回答を頂いている。

(12)選挙における投票時間の繰上げについて
【質疑】
投票時間を今の午後8時から午後6時に繰り上げるよう、19年6月と20年6月議会で求めた。答弁は、「即日開票のため開票時間が深夜、または翌日まで掛かることから、開票従事者に掛かる負担も大きく、作業の迅速性、正確性にも師匠をきたす恐れもあるなど、問題があるのは事実。また、投票時間の繰り上げが選挙人の投票機会を損なうものではないとも考える。今回提案があったので他市の取り組みも参考にし繰り上げを検討する」とあった。「検討する」とのことだったが、この提案についてのご見解を伺う。

【選挙管理委員会委員長の答弁】
過去の議会で議員から提案を頂き、これまで検討を続けてきた。現在は本市の常会長連合会を通じて各常会の意見を集約中で、ほぼまとまりつつある。全常会の意見がまとまり次第、早急に選挙管理委員会として判断したい。

2、火葬場業務と市道椎名線の改良について

(1)死者の尊厳と火葬場業務について
【質疑】
火葬場施設の今後について、建物の改修や新施設建設などの考えを聞く。

【市長答弁】
現施設は昭和56年度に建設(昭和30年代末期に建設後、火災で一度消失)してから約30年が経過し古い施設になっていて、補修しながら維持に努めている。新たな施設建設となると、現地は借地であるし、また新施設を建設する場合、同地に建設するのか別の場所にするのか、また施設と待合所の規模、火葬炉の規模と移動式・固定式か、また火葬場建設に関する補助事業の有無、現施設の老朽度などを踏まえ検討する必要がある。
いずれにしてもこの火葬場施設については、当市の大きな課題と認識している。

(2)火葬場への市道椎名線の改良について
【質疑】
室戸高校の下から火葬場までの市道改良については、以前から本市の課題として上がっていて、この改良は今も本市の課題と認識する。あの狭い道をマイクロバスや霊柩車が通っているが、一部区間を直線に整備すれば非常に安全に火葬場に入る事が出来るようになる。提案する市道整備は、土地の取得、埋め立て工事、橋梁の設置等々が必要だが、この道路改良について聞く。

【課長答弁】
議員提案の直線部分は約130mで、道路延長となると約150mになる。道路拡幅等も含め、現場状況や用地関係者を調査し、前向きに検討する。


以上です。

他にも何点か質問を行っていますが、主に本市や県が行うと表明したり前向きに取り組むとした事業についてご報告しました。

《今議会質問のまとめ》
①吉良川の県道未整備部分の改良工事が7月から行われること。

②20年に市温浴施設に関するいくつかのテコ入れ策の提案の内、大きな看板の設置が三箇所に設置されると決まったこと。

③これは農協関係者や他の議員からの提案もあってのことですが、楽市駐車場の拡張が今議会から動き始めたこと。

④これは先の議会での山本議員による提案ですが、同じ楽市の前の右折レーンも土佐国が検討を開始すると決ったこと。

⑤19年6月と20年6月に私が行った提案で動き始めた選挙時間の繰り上げについては、もうすぐ決定の運びになるようで、大変喜んでいます。各常会長の皆さんには感謝したい。

⑥火葬場までの市道は直線で進んで途中で大きく左に迂回していますが、その左に曲がっている地点から火葬場までを直線の道に改良する事業を提案し、建設課長は前向きに検討すると答弁された。これは提案した私には意外な回答で、うれしく思っている。
私が議員になって何十、何百件も提案させていただいたが、このように「前向きに検討する」なんてことは、今まで一つあったか二つあったかぐらい。担当課は「調査を開始して、まず設計図を書いてみる」と積極的。絵に書いた餅にしないように、実現することを願っています。


ただ今議会において、私が考えた末、これまでの議会で行ってきた提案を自分の発想のように複写提案した議員がいたのにはあきれた。

それも「谷口議員が二年前から何度も提案してきて、今議会も質問を行っていますが・・・」というべきであるし、本当は一番最初に質問に立った私に対し既に執行部から「ほぼ決定に近づいている」との答弁も聞いているのだから、自分の質問の順番が来たらその質問項目は割愛すべきだった。

私の場合は他の議員が質問したことに関しては、上記の質問にもあるように「これは8番(山本)議員が提案したことですが・・・」と質問した議員を立てた上で、「その件は今どうなっているのかを聞く」と質問したではないか。


議員間にも、このように仁義というものがある。

「仁義」とは、他人に対して為すべき礼儀をいう。アイデアを創造した人が行ったと同じ質問や質疑をする時は、「これは○○さんが行いましたが・・・」と礼義を尽くした上で行うのが社会的な常識、社会通念であり、議会組織においても同じことが言える。

「たかが一般質問、されど一般質問」だ。


・・・と思いますね、わたくしは。

ちょっと手厳しいかな(笑)


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これからもよろしく、先輩!

2009-06-18 | 議会報告
はい!今日は総務文教委員会の議案審議の日。

今日も色々ありました。

何があったのか、顔色青くし、具合が悪くなって途中で帰宅する者あり。議案審議が終了すると「オレ、行政視察には行かんきん、帰らしてもらう」って、もうすぐ終わるから我慢してればいいのに、帰っちゃう者あり。

そんな中、委員長の豪快で大きな笑い声だけが委員会室に響いていた。

これら諸々の現象は、まるで“白昼夢”。蜃気楼が出ている時に、雷鳴が轟いたり、サッと晴れ間になったりしてるみたいでした。

議案審議はそれぞれ真面目にやっているんですが、そんな何か真剣味の薄れた(これは私の主観ですよ)、一体感の無い一日でした。


救いと言えば、こんな一幕がありましたので、是非聞いて頂きたい。

一般会計の審議が途切れ、次の担当課長が委員会室に交替で入ってくるまでの間のことでした。先輩議員からの一言。

「谷口君よー、昨日のおまんがやった質疑(国保会計の繰上充用について疑義を質した時のこと)やけんど、議長は『それは一般質問になっています』ゆうたけんど、あれはちゃんとした質疑になっちょったぞ」と、“愛ある励ましのお便り”。

わが意を得たり! 自分でもそう思っていたのですが、言っても無駄と思って、昨日の質疑では議長の指摘に対しそのまま「はい!」と叫び、やりすごした。それでもまた“二の矢”が飛んできましたが。

その時のことをK議員が「谷口君、おまんは間違ってなかった」と言ってくれたのです。

自分でもそう思っていたから、先輩には「自分はちゃんとした質疑だと思おちょったけんど、なんぼ私が正しゅうても議長にあんなに言われるともうどう仕様がないしね。それに女房には『お父さん、みっともないきん、議会でワーワー騒ぎなよ』ゆうて止められちょうきんね」と、ちょっとジョークも入れて、そして周りの委員にも聞こえよがしに返したことでした。

但し、検証はしてみる必要はある。


私、あの質疑を行うにあたってはそこへ行くまでに苦労したんですね。

件の議案質疑を行うにあたって、それはもう告示日の5日に議案書をもらって以来、15年6月議会からの予算書から繰上重要などの数字を拾い、担当する市民課にも何度も足を運んで平成9年からのデータを頂いた上で、その平成9年当時からの事業経過も調べ、インターネットで国や県や全国の他市町村の国保事業、そして全国の各議会において問題になっている専決処分された繰越充用の不適正に反対する議会質疑など、膨大な調査資料を参考にして原稿を作成し、17日の大綱質疑に臨んだものでした。

よくある、その場で思いついての質疑ではなかった。

それを、「質疑になっていない。それは質問だ」なんていわれると、ほんとにガッカリです。


では、ここで『議員必携』などの本から議会運営の中の「質疑」についての部分を抜粋してまとめたものをご紹介しておきたい。これは、以前、室戸市議会の議員全員に配布したものですし、これまでも何度か当電子情報誌上で示したが、再度、書いておきたい。


【質疑とは】

「質問」や「質疑」は、「知らないことを聞かない」ことが基本となっている。

つまり、議会での「質問」や「質疑」は一般的な会合での質疑応答とは全く違い、基本的に「質問」と「質疑」のどちらもあらかじめ案件を十分調査をし、必要なデータも事前に自らが収集した上で(つまり「知った上で」)、論理構成した自分の主張と意見を基に執行部を質すもので、それにより行政側の政策を見直し変更させることが出来る。

(★次のことについてが一番、議員諸氏が認識間違いをしている点ですから、いくら議員職を何期やっていようとも虚心坦懐に考え方を改め、学んで頂きたいと思う★)

「質疑」は「疑義を質す」ものであるから、原則として「自己の意見を述べることは出来ない」とされるが、この「意見」とは討論の段階で述べるような賛成や反対の意見であって、自己の見解を述べないと質疑の意味を為さないもの、根拠や過去のデータを基に執行部を追求することまで、禁止しているものではない。

その他、「質問」や「質疑」で執行部に対し、資料を要求する例があるが、執行部はこれを提出する義務は無い。議員の資料要求に対する提出同意は執行部がただ協力しているだけのことで、地方自治法は議会に資料要求権は認めていない。

(★次のような一般質問を室戸市議会でもある議員が何度指摘しても毎議会行っていて、議長はこれを指摘しこれこそ許してはならないのですが、これについても歴代の議長がみんな許してきた★)

又、「質問」は当該団体の事務について疑問と意見を述べ、長の見解を問うのが基本姿勢とされているので、要望し「答弁不要」と自ら述べるのは越権行為であり、許可されない。

(★地域住民からや自分の個人的な要望などは議会外で担当課や市長の所へ行き、要望や提案すればよいだけのこと。但し、悪しき働きかけは不正になることをよく知っておかないと、その事実があれば改革派議員が調査した上で市民に情報公開しますのでそのつもりでいること★)


以上が法に照らした正しい質問と質疑の仕方です。覚えておいてほしい。

議会制度の一般論として、年長議員が間違った認識を以って任期の少ない議員に「それは質疑じゃない!質問になっている」などとむやみに言わないことも大切だ。新人議員などはその声に萎縮してしまって、誰も質疑に立てない状態が実在するなら、むしろその指摘が議会の活性化の面でも悪い状況を生んでいるといえる。

それでも、根性のある江戸川区議会の新人議員、上田区議なら負けちゃいないだろうがね。

とにかく、人というものは育てなくてはならない。それは、いつまでも一人の人間が組織をいつまでも牛耳っていられるわけが無いからだ。


ということで、17日の私の質疑は加えてはいけない自分の想いなどはすべて排除した理想的な質疑だったと今も思っていますが、それをここで前半部分だけですが紹介させていただきます。全国の議員の皆さん、ご吟味の程、よろしくお願いします。


《議案第2号:21年度国民健康保険事業特別会計補正予算について》
(質疑)
これは20年度に予算不足を生んだため、歳出として1目の前年度繰上充用金として4億7617.8万円を充用したということですが、この繰上充用はいつから行われているかを調べました。

その結果、私が議員になった15年6月議会補正では3億6449.3万円、16年の補正で3億9236.7万円が、17年6月補正で4億2543万円が、18年6月臨時会は4億6720.9万円が、19年6月議会の補正に4億6054.2万円が、昨年20年6月議会の20年度補正で4億8515.7万円が専決処分され、そして本議会の4億7617.8万円の繰上充用に至っています。

15年6月議会の先輩議員に対する説明によると。「この赤字は平成9年から次々と転がってきた赤字」とのことでした。そこで調査したところ、その利用は当時に県との関係で本市に何か至らない点があり、それ以来、赤字から脱却する事が出来ず、本議案によって十三年連続の繰上充用ということになっているようです。

それと、昨年6月議会の委員会審議で課長はこう説明された。「全国的にこの国保会計が行き詰まっていることを国が重視し、これを解消する事業を行おうとしていることから、今後は徐々に好転できると考えている」と。
以上を踏まえまして、八点についてお聞きします。・・・・・(以下、質疑した8項目は省略します)


こんな質疑の前提となる事項を述べて「一点目に、・・・」と質疑を続けたところ、「それは質問だ」との議長から指摘をうけました、それも二度。

全国の都道府県の議員さん、全国の市区町村の議員さん、今の質疑前半部分で一般質問になっている部分はありますか?私は、調査活動を何日も続け、掘り下げて聞いた姿勢は議員のお手本のようなもので、「天晴れ!」だと自分では思っています。


委員会で評価いただいた先輩!「あれはちゃんとした質疑やったぞ」とお声を頂き、ありがとうございました。

夜遅くまで資料を整理し、短くまとめ、議長に「質問になっちょう!」と言われないように「こうしたらどうか」の自分の思いが入らないよう文章をそぎ落とし仕上げた苦心の原稿でしたが、あの一声で救われました。「オレはやっぱり正しかったんだ」と。

暖かい励ましの声をかけて下さったK議員に感謝したい。

Kさん、わたくしめ、議員になって6年を過ぎましたが、市政改革や議会改革に熱心なあまり議会では窓際に追いやられてしまっていますが、時に今日のように先輩から応援のお声を頂けると、ある面報われたようで、実にありがたく感じます。

私も先輩同様に人に裏切られ腹の立つこともありましたが、前を向いて歩いています。先輩も気を落とすことなく、これからも一緒になって一議会人として頑張りましょうや。また真面目に仕事してたら何かいいこともありますよ。

市民の暮らしをより良きものにするため、元気を出してやりましょう。

「まだまだ老いる年でもなかろう?」

これからもよろしく、先輩!  今日はあなたのひと声で救われました。


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国保会計十三年連続繰上充用は、制度の濫用

2009-06-17 | 議会報告
20年度の赤字の歳入不足額を21年度の予算から雑入として繰上充用する国保事業特別会計野議案等を審議する室戸市議会第4回定例会の大綱質疑が本日、6月17日(水)10時から、市議会本会議場で開かれた。

今定例会に提案された議案は、21年度室戸市一般会計第2回補正予算の専決処分、21年度国民健康保険事業特別会計第1回補正予算の専決処分など報告3件、室戸市立保育所設置及び管理条例の改正案、21年度室戸市一般会計第3回補正予算(温浴施設指定管理者に対する指定管理料などを含む)、市の温浴施設の指定管理者を決める海洋深層水体験施設における指定管理者の指定、教育委員会委員の任命など4議案、あと人権擁護委員の推薦の諮問1件。


○特に今議会問題なのは、専決処分した国保事業特別会計補正予算と、温浴施設の指定管理者に市設立の会社を指定管理者に指定しようとしていること。

★この指定管理者については社長となる市長が委員会審議の答弁で「背任行為さえなければ、赤字になって倒産しても社長である私には責任は無いと考えている」なんてとんでもない答弁を行ったので、一もニも無く私は議案に反対します。

あの答弁を聞いて賛成した議員の気持ちが、どう考えても分からん。

「何も、会社が倒産して責任を取る人間がいなくても、いいじゃないか」と思ってるんでしょうか? それは、おかしいよね。

反対理由は明確です! 会社のトップになる市長から飛び出した「私はこの会社が倒産してもその責任は取りません」なんて発言は信じられないし、信頼できないし、無責任だからです。

では、誰が責任を取るんだ!取締役に就任する副市長か!又は、同じく取締役に就任する観光深層水課長か!または、支配人に就任する班長に責任を負わせるつもりか!!

そんなもの、上に立つ人間が責任を取らんものを、なぜ下の人間が誰が責任を取るか。とるわけが無い。

・・・ということで、理論明晰、虚々実々(ちょっと違うか)、私はハリマオじゃなかった、少年ジェット、じゃなかった、ま、何でもでもえいわ、正義の使者だから一人で反対します!。

議会では正義はいつも負けてばかりですが、これも試練と思って、ジッと耐えて明るい明日が来るのを待ってます。戦いを挑みながら。


★次に、もう一つ異議がある専決処分「21年度国民健康保険事業特別会計補正予算」について。
これは20年度に予算不足を生んだため、歳出は前年度繰上充用金として4億7617.8万円を充用したということですが、この繰上充用がいつから行われてきたかを調べてみました。

その結果、平成9年からずっと赤字を転がしてきている事が解かり、今日、それを議会で議員と執行部の前で全てを明らかにしました。

繰上充用の金額を羅列すると、私が議員になったすぐあとの16年6月議会補正では3億6449.3万円が、16年6月の補正で3億9236.7万円が、17年6月補正4億2543万円が、18年6月臨時会は4億6720.9万円が、19年6月議会補正で4億6054.2万円が、昨年20年6月議会の20年度補正で4億8515.7万円が専決処分され、そして本議案の4億7617.8万円の繰上充用に至る。

私が議員になった初議会での先輩議員に対する説明によると、「この赤字は平成9年から次々と転がって来た赤字です」とのことだった。そこで更に深く調査したところ、平成9年当時に県の指導に市の担当者がきちんと対応しなかったためにその年から赤字に転落したということと、平成18年、19年に担当者がこれも県の数千万円の支援を受ける手続きをしなかったため、累積赤字が急激に増加していることが解かった。(いわゆる、職務怠慢)

14年度までに▲3億6449.3万円(単年度2442.2万円の黒字)だったのが、15年度▲3億9236.7万円(単年度▲2787.4万円)。これが16年度になると▲4億2543万円(▲3306.3万円)、17年度には▲4億6720.9万円(▲4177.9万円)と、赤字転落の原因は平成9年の“事件”と、この15,16,17年の三年間の担当者の業務のあり方が主な原因と見られる。(いわゆる、日頃の仕事が他人事)

こういう理由から今、赤字から脱却する事が出来ず、今議会の専決処分の議案によって十三年連続の繰上充用という事態になっている。

「繰上充用」とは、歳入が歳出に不足する時に翌年度の歳入を繰り上げてこれに充てる制度で、簡単に言えば、“前借り”。これは制度として許されているといえども、このように十三年間も予算を繰上充用するという処理は予算運用としては異常だといえる。

唯、17年度以降を見ると、少しは改善してきてはいます。
18年度は▲4億6054.2万円(単年度666.7万円)、19年度は▲4億8518.7万円(▲2464.5万円)、20年度は▲4億7617.8万円(900.8万円)と。しかし、巨額の赤字を減らすまでには至っていません。


質疑を行ったのは私一人でしたが、質疑8点の内、最後の質疑と市長答弁をここで紹介します。

(質疑)
他市町村の例を見ると、一般会計から国保会計に財政支援をしている自治体もありますが、本市はこれを行う考えは無いか。市長にお聞きする。

(答弁)
国保会計の累積赤字は、私も気にはしている。議員提案の一般会計から国保会計への繰り入れについては、平成21年4月24日付けの総務次官通達で以下のように示されている。

「事業勘定に対する一般会計からの繰り出しは、保険基盤安定制度に係る経費、国民健康保険事務費、出産一時金に係る経費の一部、国保財政安定化支援事業に係る経費及び一般住民を対象とする保険事業に係る経費の一部を除き、その性質上、行うべきではない」となっています。

室戸市としては、法的に出来る支援は全て行ってきている。

20年度においては、件より収納率の向上、レセプト点検の強化、居所不明者の職権消徐、健康対策の推進等の指導を受け、実施することにより、1300万円の特別調整交付金を頂いている。(※よって900万円の黒字になったものだが、単年度黒字が精一杯で、県支援によって赤字を解消させる効果まではない)

国民健康保険事業への法定外繰り入れについては、室戸市民全員が国民健康保険の被保険者であれば全く問題は無いが、今の段階で(一般会計から国保会計の赤字を補填する行為の)理解を得るのは困難と考えます。

財源補填(赤字補填)的な他会計繰入金等を控除した「再差し引きシュウ氏」においては、全国1817中、868団体、4006億円と、実に47.8%の団体が赤字決算となるなど、市町村の国保会計は構造的な赤字体質にあると考えられる。

厚労省によると、18年度に前年度繰上充用した保険者は26都道府県137保険者で、総額1280万円、19年度決算においては154保険者で、1412億円、県内では室戸市など2保険者となっている。

(質疑)
このように十三年間も繰上充用という前借業務を続けてきた子とは、本市にその状況が悪しきことだとの認識が薄いからです。まさか自分たちが生んだこの付けを国保税引き上げという形で市民に押し付けることは無いと思うが、それは許されません。
国保税滞納は1億6500万円、そして本市は県下一高額な国保税だと聞いて折、国保税の引き上げを行えば更に滞納は増加します。今後の国保税引き上げについてのお考えを聞く。

(答弁)
その時の経済状況を見て審議会において検討します。


以上が議会での私と市長及び担当課長との質疑応答ですが、この市長提案に対し質問したのは鷹山会の私だけでした。こんな問題がある議案にはもっと質疑を重ねて議論を尽くすべきだと思いましたが、きっと明日の産業厚生委員会でも質疑はあまり無く、すんなり全員賛成で、25日の閉会日に出てくると思っている。

室戸市議会が13年連続の繰上充用についての論議は私以外にする人もなく黙認ということになれば、議会における質問権の放棄、議員の職責も問われます。

市民の皆さんはどのようにお考えですか? 

普通の家庭でもやりくりに困って、勤務している会社から給料を前借りする事が異常であるように、この行政における繰上充用も通常の財政運営ではなく、異常であるのは間違いありません。

もし、これを「行政としては通常のよくある事務手続きで、なんら不思議なことではない」という市長や市職員ならば、またそんな議員ならば、「あなたはおかしい!!」。

高い給料をもらっているのが、市長や市職員。一方、その人たちが勤務し運営している市役所組織はこんな大きな赤字を抱えている。なんかおかしいよね。

こんなだから、議会を設置して議員というチェックする人間をおいているということですが、その議員がチェック機能を発揮しているかどうかは、議員みんなが自分の胸に手をおいてよく考えてみれば解かることで、わたくしからは何んにも申しません。

役所にしても、自分の所属する組織が火の車になっていたら、当然、組織を守るために組織存続の方にお金を回して、給料は大きく減額して、急場を乗り超えしのいでいくのが経営というものだ。

どうも、あっちもこっちも経営を知らない人が多すぎますね。

組織というものは、みんなで一緒になって良くしていくものではないですか。家業である製材所で子供の時から働いてきて、私はそう信じています。そうしないと良くならないと信じてますよ。みんなが一生懸命働かないと、一人や二人が一生懸命になっても悪くなるだけで、そのうち倒産ですよ。


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