青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

一般質問の届け出

2017-03-07 | 議員活動
 3日(金)の午前中に一般質問を届け出ました。届け出は1番でした。

 室戸市議会は3月10日(金)に開会、一般質問は13日(月)から始まりますが、たぶん質問者は6名で、一日で終わると思います。

 だから、私の質問を行う時間は議会が開会してすぐの、13日の午前10時からとなりました。


 質問内容ですが、事前に今議会に「室戸市まちづくり条例(案)」が提案されることを察知し、その条例案を基に執行部に疑義を質していこうと考え、1月中旬から質問を練ってきましたので、その一点に絞り質問を行います。

 「議案審議なら、本議会や常任委員会で質疑をすればいいじゃないか」と疑問に思った方もおられると思いますので、少し説明させてください。

 まず室戸市議会の場合、議会は総務文教委員会(私が所属。定数は7名)と産業厚生委員会(定数6名)の二つの常任委員会に分かれています。そして、議会に提案された議案は、総務文教委員会に関係した所管課から提案された議案と、産業厚生委員会に関係した所管課から提案された議案に分けられ、本議会の「大綱質疑」の場で質疑できるのは、総務文教委の委員は産業厚生に関する議案に質疑を行い、反対に、産業厚生委の委員は総務文教に関する議案にだけ質疑を許されます。

 そして、全議案は、本議会で議案審議を行う「大綱質疑」が終わった翌日から行われる2委員会にそれぞれ振り分けて付託されます。これが議案審議の流れです。 

 そこで、この「室戸市まちづくり条例(案)」についてです。これは市企画財政課が担当して議会に提案することになりますが、企画財政課が所管する議案の審議は本議会では産業厚生委に所属する議員だけ質疑できて、私たち総務文教委の議員は許されないルールになっています。だから、私が総務文教関係の議案に質疑できるのは総務文教委での審議だけとなります。

 ですが、私は昨年4月からこの3月末までの一年間、総務文教委員会の“行司役”である委員長の任務を拝命している関係から、委員会においても疑義を持つ議案に対し質疑ができません。

 この点をもっと詳細に書きますと、「質疑できない」と言うわけではなく、「委員長が副委員長と司会を交代して長くできない」と言う意味です。私は委員長を務めていて、委員長は会議の“行司役”。それを、「質疑したい」ということで副委員長と交代し質疑したとしても、許されるのは質問が一つか二つ、時間にして質問が5分、答弁を入れて10分ぐらいが限度でしょう。であるが、私が用意している一般質問の時間は一回めと二回目を合計しておよそ40分を予定しており、それほど長い質疑が委員会の長に許されるわけではありません。そんなことをしていたら、すぐに委員の皆さんから「ちょっと長すぎるぞ」とお叱りを受けるのは間違いありません。又、私にしても、本来は質疑できない立場の“行司役”が場を荒らすようなそんなことはしたくないし、考えてもいません。

 依って、提案された議案に対して委員長が疑義を質せるのは唯一、この一般質問の時だけというわけです。

 読者の皆さんも、室戸市役所職員や議員諸氏もお分かりいただけたでしょうか。

 実はこういうことがあるから委員長や議長を任されるのがいやで、これまで拒んできました。ですが、同じ委員会の委員諸氏から「是非」と押されると拒み続けるのも大人げないと考え、「今年一年間だけ」と思い、お引き受けした次第。任務は任務。責任を以って他の委員からの信頼を損ねることのないよう、これまで勤めてきました。

 余談はさておき、そういうことで、議案に対する質疑ができないままこの一年間、委員長として務めてきて、この「室戸市まちづくり条例(案)」の提案がありました。条例の内容が真っ当なものなら私も悩むことなく、質疑も考えることもなく、委員長職だけに専念できたのですが、この内容ではとても看過できないと考えました。

 問題点はたくさんありますが、一番の問題は「自治基本条例なのに、市民の権利を規定した条項が欠落していること」。

 無論、他の議員が「自治基本条例」に関する知識を豊富に持っているとは思っておらず、当市の議会は賢明な数名の議員が黙っていれば違法でも不正でも公約違反でも何でもかんでも簡単に可決してしまう特異な組織。それゆえ、問題点について私が黙っていてはいつものようにそのまま何事も無く可決してしまうと考えました。

 で、私が議案について疑義を質せる場は「大綱質疑」での議案審議の場でもなく、そのあとで行われる「常任委員会」での議案審議の場でもなく、唯一、「一般質問」の場だったということです。

 唯、こういう手法も、事前に相手の手の内が解っていないと、なかなか疑義を質すことはできません。議案は議会開会の一週間前の告示日に公表されますので、それを見てから議案に疑義を質す原稿をしたためようとしても、とても無理な状況にあります。それが今回、事前調査を行い質問原稿を書く期間があったのは、この「室戸市まちづくり条例(案)」が1月中旬に行われた議員説明会でその条文を執行部から渡され、それからすぐに質問原稿を書き始めたから。

 全国各地の自治体が策定している自治基本条例・まちづくり基本条例をネット検索でチェック、それを基にして条文の基本形の確認、室戸市が作成した条例案の不備な点の点検等々と研究・調査を行い、2月初めには原稿ができたが、さらに調査し、訂正したり書き加えたりして理論武装を行い、2月中旬には原稿を書き終えた。・・・ということです。

 戦も、急に一週間後に戦いが始まるといっても準備は遅れ負けてしまいますが、1月中旬から2月中旬までの一か月もあれば、作戦会議を開いて攻撃の計画を立て、弓矢や鉄砲を入手し、矢や銃弾も調達、兵士となる武士や農民を雇い招集するなど、万全の態勢を構えることができます。

 これが私がいつも言っている、「為すべき時に、為すべきことを、為せば成る」です。

 議員の中には「何を質問しようかな」と、3月に入ってから質問項目を考え原稿を書き始める御仁もおられると聞くが、それでは打つ鉄砲も弓矢も敵には当たらない。

 何事も事前の準備なくしては勝てないということです。

 今議会が終わったら、事前に書き留めていた各事業について翌4月から調査・研究を開始し、原稿を次々と書き進め、5月中旬にはすでに質問原稿が出来上がっている状態にしておくこと。そうして翌月の6月議会に臨む。そのくらいの心構えをしておかねば、一般質問においての勝負は勝てないと思っておいた方が良い。

 
 最後に、私の質問の項目だけ、市民の皆さんにお伝えしておきたいと思います。

 1、自治基本条例等で規定すべき要点について

 (1)「室戸市まちづくり条例(案)」の全般について

   ①まちの最高規範である自治基本条例について

   ②「まちづくり」について

   ③市民の「権利」と「責務」について

   ④「子どもの権利」について

   ⑤「市議会議員の役割と責務」について

   ⑥「条例の見直し」について

   ⑦条例策定に係る経費等について

   ⑧「市民投票制度」の条項と、「市民投票条例」について

   ⑨「まちづくり協議会」について

 (2)「市長等政治倫理条例」の制定について

 2、既存の条例の点検と改廃について
   

 以上です。

 質問を行うのは、13日の午前10時からです。関心がおありの市民の皆さんは、市役所4階の議場においで下さい。


※電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、3月7日(火)付けGooブログランキング(2683848ブログ)中、2057位でした  
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 政治家の妻は、「決して出す... | トップ | 全国の地方議員の皆さん、ご... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

議員活動」カテゴリの最新記事