青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

「世論」の実態を公正に調査しない「全国世論調査」は、信用ならない

2017-07-11 | 組織のあり方
 昨日の記事の中でこう書きました。

 内閣支持率が下がったとか喜んでいる政党やメディアがあるが、そもそも「民意」とはあっちへ行ったりこっちへ来たりする、流動的なもの。何もおたおたする必要はない。それでいちいち経込んだり元気が出たりする方が間違っている。ちょっと政府の“お点”が上がるような出来事があれば、すぐに50%以上に上昇します。

 だから、政府はいくら“外野”が騒ごうが、落ち着き払って日々の仕事に邁進していればいいんです。「民意」なんてものは基本的にそういうものだ。



 そんな昨日、NHKが行った全国世論調査の結果がニュースサイトで公表されていました。↑(クリック) そこには、「内閣支持率が下がった」とあります。

 又、10日の読売新聞と同サイトに全国世論調査の結果が載っていました。読売新聞ニュースから  ←(クリック)

 見出しは「『安倍離れ』女性で顕著」。

 そして、次のような「男女別の内閣支持率の推移」のグラフが表示してあります。

  

 曰く、「安倍離れ、女性で顕著」だと。

 ですが、このグラフを見てと「女性で顕著」の言葉から初めて、実態として、支持率の結果は女性の支持・不支持の考えが左右していることが解った。先に結論を言えば、女性が支持すれば上昇し、女性が支持するのをやめたら下がる。曰く、「女性の政党支持は基本的に、流動するもの」、「その減少に転じるきっかけは、テレビの政府批判の報道」ということになる。

 どのメディアも調査対象者の男性が何%だったのかや女性が何%だったのかは、あまり明らかにしていない。ここに「不適正」な部分が隠れています。恣意的に記事を書こうとしていることが窺われ、世論を意図あって動かそうとの企みが見え隠れする。保守のメディアであっても左翼のメディアであってもそれは同じ。


 さて、もともと私は人が言うことをそのまま信じ込むことはしない質(たち)ですが、議員になってからは更にそれが顕著になった。人が言ったことでも自分でそれを確認しないと信用しない。室戸市の不正撲滅を目的に続けてきた議員職も十年を過ぎたからか、最近は目が肥えてきた。市政以外でいうと、特によく内実が見えてきたのが、メディアの報道の嘘。

 この世論調査にしても、いつも懐疑的に見ている。「民意ではない」と決めつけた上で、支持率が下がった時だけじゃなく、上がった時にもその原因を考えることにしている。

 「国民はこれをそのまま信じ込んでしまっているが、自分はこれら世論調査を鵜呑みにはしない。正しく調査をしていないのに、さもこれが日本全国の実態であるかのように伝えている」と。 このことはすべてのメディアに言えることで、NHKや読売新聞だけではない。

 読者の皆さん、私が「世論調査は正しく調査を行った結果ではないため、正しくない」と指摘する意図がお判りでしょうか。

 ここで、室戸市議会において市政運営の違法や不正を調査し分析し議場ですべて暴露していると同じように、この「世論調査」なるものの実態も分析し、実態を伝えていないことを暴いてみたい。

 これは、この読売新聞に限りません。全国にある全メディアが長年にわたり行ってきた「世論調査」すべてに言えることです。

 世論調査をメディアに掲載・放送した時、必ず調査方法について但し書きが付いていますね。「調査対象:全国の18歳以上の男女」、「調査方法:電話法(固定・携帯RDD)」などと。それも、どこのメディアも聞き取り調査をした数は、わずか1000人程度。

 で、その1000人程度の人に聞いたとして、男性は何%だったのか、女性は何%だったのかです。

 想像するに、昼間に家庭電話に出る人を想像して見てください。20歳代から60歳ぐらいまでの男性は外で働いています。家にいる男性と言ったら60歳で引退した高齢者が大半で、わずかに無職の男性か仕事が休みの男性がわずかにいるだけ。だから、家にいるのは、圧倒的に20歳代から80、90歳までの女性が多いと解る。

 で、そこに「全国世論調査ですが・・」と電話がかかり、女性がお答えする。男性の数はほんのわずか。ま、女性80%で、男性20%ぐらいでしょうか。もしかしたら、女性70%、男性30%でしょう。

 ・・・と考えると、全国世論調査の結果は、大半が女性に対して行っている意識調査みたいなものだと私は見ています。

 これをご覧ください。読売新聞の5月の「全国世論調査」です。←(クリック)

 内閣支持率は61%で、不支持率は28%となっています。家庭電話に掛けてでたこの結果も調査した相手は大半が女性。携帯に出たのも、仕事中の男性や女性はそんなことにかまっているヒマは無いから、半分以上は女性。

 つまり、どこのメディアの世論調査も、対象となる18歳以上の有権者は、大半が女性と解ります。

 何が言いたいかというと、賢明な方はすでに私の論調でお分かりかと思いますが、「全国世論調査は揺れ動く女心で上がったり下がったりするものだ」ということです。

 5月にはあれほど支持していたのに、7月になると支持しなくなるなんて、「政党支持」なんてそれほど軽いものなんでしょうか。私はそうは思いません。時に、アホな国会議員がいたとしても、政権があのロッキード事件のような大疑獄事件でも起こさない限り、支持し続けるものです。それが、「総理大臣が漢字の読み方を間違った」と言うだけで「支持」を「不支持」に簡単に変えてしまう。

 その原因の一つとして「世論調査の電話に出る人の大半が女性であること」の他、二つ目に言えるのは、「昼間、家庭にいてテレビを見ている大半が女性であり、毎日毎日、自民党批判を続ける左翼メディアに感化されること」も原因。これは、男性の内閣支持率はわずかに下がっただけだが、女性の支持率は極端に低くなっている上の棒グラフでよくわかるだろう。

 これらのことから、内閣支持率や政党支持率などは日本全国のわずか1000人程度の人の支持率であり、その大半が家庭におられる女性が占めている。女性が沸き立つような出来事があれば政党支持率も内閣支持率も上がり、左翼メディアが「自民党政府は悪い、悪い」と報道して女性をがっかりさせたり怒らせたりすると、それに扇動されて、簡単に今のようになってしまうということです。「加計学園」のことも「問題」と言えるほど悪事ではなく、元公務員の前川氏が公務員法に違反して内部文書を持ち出した情報漏えい事件。政府が規制緩和して何が悪いんだ。「まず1校が決定」が何が悪いのか。次にもう1校決まったらその時もまた「◯◯学園問題」と騒ぐのか。・・ということです。

 だから、「自民党政権が8月に内閣改造を行う」とかいう話が流れているが、その内閣にもし小泉進次郎氏が農林副大臣にでも抜擢されたりすると、女性ファンは大喜びして内閣支持率は50%ぐらいにはハネ上がり、自民党支持率も急上昇するだろうことは明白。さほど、今の自民党政府の現状と違いはないのに、だ。

 だから、全国世論調査なんてその程度のものなんです。

 新聞やテレビで報じる世論調査を見た時には、「ほー、女性たちはメディアに操られて与党から野党に支持を移したのか」、「ヘー、今度は小泉さんが内閣に入ったから、与党支持に替えたのか」と見ればよい。

 女性の皆さんにお願いしたいのは、左翼のメディアがこぞって自民党の豊田議員のバカっぷりや稲田大臣の頼りなさをテレビで毎日のように批判しているからと言って、自民党支持を簡単にやめてはなりません。あのテレビ局や新聞や週刊誌が支持する民進党や共産党の議員よりは、自民党の議員の方が政治姿勢が真面なんだから。

 「テレビや新聞や週刊誌が書いてあるから正しい」ということはありません。特に左に傾いた考え方しかできない新聞やテレビや週刊誌の記事の半分以上は、記者が創作し、物事を大きく大きく膨らませ、読者を“左”の方に誘導しようとして書いているものであり、それを信じ込んでしまい、騙されてはなりません。自分が正しい判断をするか、それができなければ、健全なものの見方ができる人に「これはどう判断したらいいんですか?」とお聞きいただきたい。

 例えて考えてみてごらんなさい。

 あなたの旦那さんは毎日毎日、いつも立派ですか? 欠点はないですか? 鼻クソをほじったりしませんか? 風呂から裸で出てきたことはありませんか? 自分勝手は物言いをしませんか? 頼りないところはありませんか? 時にあなたに向かって「バカヤロー」と怒鳴ったりしませんか? 自分のハゲを棚において「このブタヤロー」なんて怒ったりしませんか? あなたへの気配りに満足していますか? 漢字の読み方は全部知っていますか? 悪い人に騙されて寄付したことはありませんか? 無駄なものを買ってきたことはありませんか? 酒場を飲み歩いたり夜遊びしたりしませんか?・・・・

 思い当たる節は、一つや二つはあるでしょ?


 そんな時、あなたは旦那さんと離婚を決意しますか? しないでしょ?

 そういうことなんですよ、人を信じ、政党を支持するということは、ネ。

 「旦那が鼻クソをほじくったから離婚した」、「立ちションベンしたのを見たから、いやになって離婚した」なんて人はいません。しかし、女性だけというわけではないが、有権者はその程度のことでそれまで信じていた政党を見限ります。たかが、ションベンや鼻クソ程度のことで“離縁”する。それが、縁を切って他の男どもを見ていると元の旦那の良さが解ってきて、また元のさやに納まってしまう。

 自民党を支持したり支持しなくなったりしているのは、正にそういうことなんですよ。


 自民党を支持していても、「メディアが批判しているから」とそのメディアの意図も解らず、何かあるとすぐに不支持に回る人たちがたくさんいる。

 それはその人の思いだから尊重はしないといけないものなんでしょうが、若くてイケメンで才覚もある小泉進次郎氏が大臣に就任したりすると途端にまた自民党支持に変わってしまう。そういう有権者を見ると、「なんでもいいのか。政治とはそんな軽いものか」と首をかしげます。今の小池知事を応援している人たちもブームで応援しているだけで、少しして化けの皮がはがれると、またすぐに離れてしまう。その大半が、女性の有権者たち。

 揺れ動く女心、と言えましょうか。

 以上、「今の全国世論調査の対象者は女性が多いため、急上昇し、急下落している」ことと、「対象者を職場で働く男性と女性を中心に調査すれば、急に上昇したり下落することは無く今の調査とは全く違った結果になるだろう」ことと、「都市部中心に聞かずに地方を中心に18歳以上の10000人の有権者から聴取すればまた違った結果になる」ことは疑いない。

 つまり、どこのメディアの全国世論調査も男女の平均値ではなく、女性を中心にした偏った情報を全国に垂れ流しているといえる。私はそう考えています。

 最後に但し書きとして、この国は中国の人権活動家・劉暁波氏のように「民主化を求める!」と叫んだだけで牢獄にぶち込まれる共産主義の一党独裁国家ではないので、男性であろうと女性であろうと、共産党であろうと、実態は「社会党」である民進党であろうと、自民党であろうと、自分の意思を代弁してくれる政治思想と政策を持つ政党を支持することは何も悪いことではないし、自由である。

 昨日まで自民党支持だったのがテレビ報道に惑わされてホイホイと共産党支持に回っても牢屋にぶち込まれることはないし、罪にもならない。その点では良い国に生まれてきたと思えます。


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