青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

三つのたい病

2017-05-20 | 政治家のあり方
 論語の勉強は十一年前の2006年の議員一期目のころから。自分がやってきたこと、その時々にやっていることの在り方を自己検証する意味で、非常に役立ってきた。

 人間には「三つのたい病」があるというのも、その過程で学んだ。

それは、

1、金持ちになりたい

2、偉くなりたい

3、有名になりたい


 の三つだそうだ。


 ま、多い少ないの差はあろうが、誰だってこの三つは持っているだろう。

 だが、世の中には自分が技量や知能を高める努力を何もしないで、上の三つを欲しがる人がいます。

1、苦労せずに、金持ちになりたい

2、苦労せずに、偉くなりたい

3、苦労せずに、有名になりたい


 あなたの周りにいませんか、こんな人が。いるでしょ。

 ま、そんな夢を持つだけなら人畜無害で、人に害を与えなければ、それはそれで悪いことではない。

 しかし、それが、すべて住民のお金である自治体の公費から給与や報酬を頂いている政治家ともなれば、話は別だ。

 地方議員に例えてみようか。

1、議員としての苦労も努力もせず、金持ちになりたい

2、議員としての苦労も努力もせず、偉くなりたい

3、議員としての苦労も努力もせず、「長」になりたい


 あなたの町にもいますでしょ、こんな欲ばっかりが勝った田舎の議員が。

 住民のために苦心もせず、悩みもせず、身銭も切らず、犠牲にもならず、それでいて金にはどこまでも欲が深く、然も、選挙では「住民の皆さんのために頑張ります」なんてウソばかり吹聴して当選し、違法や不正な事業を実施し、「その事業を実現させたのは自分だ」と広めている、そんな首長や議員がいます。

 論語はいう。

 「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る」。

 これは、「立派な人は正しいかどうかを第一に考える。つまらぬ人は、得かどうかの欲を第一に考える」という意味。

 室戸市議会を見ればこれは明らかだ。平成23年4月の選挙では、義を喩る人は議会から追放された。一方、利を喩る「つまらぬ人」は、全員とは言わないがたくさんいて、当選した。

 論語にはこうも書かれている。

 「君子、仁を去り、悪(いずく)にか名を成さん」。

 これは、「立派な人は、良心に反してまでも、有名になろうとはしない」という意味。君子は、むやみやたら高い地位につこうとはしないのである。

 この言葉から、「三つのたくない病」もあるんじゃないかと考えた。

1、苦労もせずに、金持ちになりたくない

2、勉強もせずに、偉くなりたくない

3、努力もせずに、有名になりたくない


 こうやって、陽のあたらない場所で住民に尽くしてきた努力家の地方議員もいた。

 とにかく、人の世とは、自分の欲得だけで動いてはいけないし、又、そんな欲で動くだけの人を市長や議員にしようと神輿に乗せてはいけないのである。

 いくら成功したいからといって、自らの良心を偽り、他人を欺き、自分を誤魔化していれば、決して立派な成功者にはなれないし、死ぬ時には心むなしくして死んでいくことになる。

 勿論、その死ぬ時「自分は成功者だ」と思っていても、その人生における偽りはやがて明らかになり、死後、歴史に名を残すのは汚れの部分だけということも大いにあり得る。「あの市長が」「あの議員も」と。「後悔、先に立たず」という。「これなら、あー、表舞台に出なければよかった」と後で悔やんでも遅い。

 人を偽り、人を陥れ、自分だけが「金持ちになりたい」、「偉くなりたい」、「有名になりたい」の三つのたい病を罹って悪いことばかりしていると、その人たちにはやがて必ず天罰が下る。

 論語にいう。

 「人の生たるや直(ちょく)たり」。

 これは、「人は、まっすぐ生きていくべきものだ」の意。

 又、論語にいう。

 「上に居(お)りて寛(かん)せずは、吾れ何を以ってか之を観(み)んや」。

 これは、「人の上に立ちながら、人をいたわる心がない。そんな調子なら、上司としての見どころがない」の意。出世してどんな地位についても、心に思いやりがなければ、人としておしまい。・・という意味です。思い当たるのは、あの市長のこと、あの議員のこと。

 全国の行政職員の皆さん、あなたのところの首長さんは寛容な心を持った、組織の長として相応しい有能な方ですか?

 室戸市職員の皆さん、今の市長は寛容の心を持って接して下さいますか? 人生訓を語れる市長ですか? 

 不正を指摘する諫言ばかりか、良い意見や効果ある提案まで頭ごなしに全否定されることなど、ないですか? それで左遷されたことはありませんか?

 ありましたよね。皆さんも不正な市長ばかりで、同情します。退職するまで苦労しますね。

 ま、全ては市民のためです。頑張って仕事をしてくださいな。


 さて、最後は、私の所信表明です。

 論語にこうある。

 「之を用(もち)うれば則(すなわ)ち行い、之を舎(す)つれば則ち蔵(かく)る」。

 これは、「必要とされているなら、がんばる。必要とされていないなら、あっさりと引退する」の意。

 「もう一度出てほしい」と背中を押されて出て、議員三期目。この後、画家に戻るか、議員四期目を目指すか、それとも市長選に出るか、今後のことは未定だ。(笑)

 80歳まではまだ10年もあって、私の前途は大きく開かれている。もう一仕事も二仕事もできる。

 “剣をとっては日本一に 夢は大きな少年剣士 親はいないが元気な笑顔 弱い人には味方する おう! がんばれ 頼むぞ ぼくらの仲間 赤胴鈴之助”・・・っていうからネ。

 そして、とにかく室戸の政治の場には法律を守らん人と他人の功績を盗むパクリと平気で人をだますウソつきが多すぎて信用できないから、これまでの反省を踏まえ、これからはウソをつかない正直で真面目な人とだけ付き合って行くことに決めている。


 以前、落選した時にも当電子情報誌で感謝の気持ちを述べましたが、もう一度、申し述べたい。
 
 平成23年4月の市議選において私の得票数は「328票」でしたので、私と妻を除けば「326票」。私に投票して下さった室戸市のこの有権者326名の賢人に私の思いを伝えたい。

 私は今も真面目な議員として生きており、“元気はつらつ”で充実した日々を送っていますが、私の今があるのも27年4月の市議選で投票してくださった皆さんのおかげももちろんありますが、その四年前の選挙で市長周辺の根性の汚い十名足らずの人間たちによって落とされた時に投票してくださった方がいたからだと思っています。

 議員活動の一環として『青空新聞』を作って市政情報や市議会情報を伝えることも結構、時間とお金がかかりますが、「すべては議員の務め」と思い、配布活動を行っています。

 議会で「ダメなことはダメだ」と主張するのも、議会外でこのように情報公開する活動を行うのも全て、私に投票してくださった皆さんにどのようにしたら感謝の気持ちを表現することができるかと考えてのことです。

 市議会では今、自民党員である三名の議員と共に室戸市の悪政と戦っていて、これまでのような「孤立無援」ということもあまりなくなりました。それは私が変わったというよりも、小松市政の悪さを理解しそれに勇気を持って対峙する議員が増えたといった方が正しいと思っています。私にとってはうれしい変化です。

 今の思いは、残す二年足らずの任期中、議員としての務めを全うすることしか考えていません。

 唯、皆さんから受けた恩情はこれからも決して忘れることはありません。

 平成15年、19年、27年と三回当選させて下さった有権者の皆さんに対してはもちろんのこと、23年4月の市議選においては、小松市長の不正業務に対し私が議会で厳しく市長の違法や公約違反を追及したことを逆恨みした市長を支持するグループによる落選運動があり、思いもよらず落選しましたが、その時でも326名の有権者が私に投票してくださいました。残念ながら落選は致しましたが、その方々が私を支持してくださったことへの恩義は今でも忘れられませんし、忘れてはならないと今でも思っています。

 本当は、この326名のお名前が分かれば一人ひとりにお会いして感謝の言葉とお礼を申し上げたいぐらいですが、それは叶わぬことですから、せめてこの電子情報誌上でその気持ちを表しておきたい。ありがとうございました。

 これからも頑張って仕事をしてまいりますので、応援してくださいね。

 最後に、その落選期間中に描いて高知県展で「山脇賞」をいただいた作品「岩、迫る」(100号)を最後に見ていただきましょう。

 県展審査員の智内兄助画伯が審査講評の時、「この岩の描写は私よりもうまい」と評価していたよと県展関係者から聞いた。
   

 自慢などするつもりは毛頭ないが、「努力はうそをつかない」と人は言います。転んでも踏みつけられてもただでは起きん人間の、一つの証として見ていただければうれしい。

 だから、どなたもどんな汚い手を使って蹴落とされたとしても、挫けちゃだめ。別の方法で誰にも負けないぐらい頑張ってやり返してやればいい。子どもたちも絶対、自殺なんかしちゃだめ。私もそうだったが、「今に見ていろ」と泣きながら努力し、大人になってからそのいじめている子よりも成り上がり、見返してやればいい。「どうだ!」と。


※電子情報誌「青空エクスプレス」のアクセス数は、5月20日(土)Gooブログランキング(2715579ブログ)中、3601位でした
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