青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

議場のルール

2017-09-12 | 議員活動
 波乱の一般質問は昨日終わりました。

 山本賢誓議員の質問で議場は紛糾。少し会議時間が延びましたが、ま、おおむね終了時間の5時過ぎに閉会の運びとなった。

 今議会では質問に立ちませんでしたが、私が行う質問ではいつも、言葉は丁寧ながら厳しい追及や批判となる。だからか、いつも冷静に答弁すればいいものを、市長はその批判や追及を受けた度にその追及に負けじと反論を加えてきます。この場合は市長の態度が悪いことから、全面的に市長の側に「非」がある。それは議会中継を見ていただければ一目瞭然でお分かりになるでしょう。

 しかし、昨日の山本議員の質問内容は、すでに完成している新火葬場の工事に関しての情報を基にしての質問でしたが、その中には憶測や推測を基にしての指摘も多く、私は議場でそれを聞いていて、「これは間違いなく市長は怒るし、ある議員から『議事進行』発言がでてくるな」と思っていた。で、通常は質問が終わったところでその「議事進行」発言が出るんですが、出ない。私は「あれ?」と思っていた。

 そうして市長は答弁に立ちました。

 念のために申しておきますと、議会の慣例から、市長の方には約一週間前には山本議員の質問原稿は渡されています。そのため、市長と担当課長は事前にその内容については十分知っています。その上で答弁書を作成し、市長は本議会の答弁に立ちます。だから、厳しい指摘が含まれる質問内容であったとしても、それもこれもすべて受け止めた上で冷静沈着に答弁が行われてしかるべきです。

 であるのに、市長は答弁の冒頭から声を震わせ、「私はこれほどの非礼な質問を受けたのは初めてであります・・・」と怒り心頭に発していた。 

 理由は、原稿を読んで腹を立てていても普通はもっと冷静に答弁できそうなものですが、議員が原稿を読み上げる生の声を聞くと怒りがまたもやよみがえってくるようで、山本議員に向かって反論と言うよりも、怒りをぶつけたといってよい。

 そして工事関係についても市政の事情と工事などは公正に行われたと反論の答弁で終始し、最後にもう一度、山本議員に向かって厳しく叱責を浴びせ、市長は降壇した。

 答弁の真ん中の工事に関しての説明などはよしとしても、最初と最後の部分がまちのトップの発言としては、良ろしくない。ま、「らしい」といえばそれまでですが・・。

 そうして、案の定、林議員から「議事進行」発言がでた。冷静に答弁しなかった市長に向かってではなく、件の議員に対して。その後の流れはお決まりで、議運委が開かれ、濱口議長から山本議員に対し「注意」の発言があった。この間、約1時間。

 山本議員は再質問に立ち質問を行ったが、「これに対する答弁は、いりません」と言い、議席に戻った。

 私は「あれっ?」と思いました。

 これも問題で、室戸市議会ではよく、再質問を行った後で議員が「質問に対して答弁はいりません」と言って降壇することがよくある。その中にはお願いして降壇する例まである。だが、あれは間違いなくルール違反です。

 議員が「答弁はいりません」と言ったとしても、議場のルールに基づき、議長は市長なり担当課長なりに答弁を命じなくてはならない。だから、これまで私はその度に「議長、答弁が要らないという質問はないから、答弁するように指示してください」とお教えしてきた。でも、どの議長もそういう議場のルールを知らないから、私の指摘を聞き流してきた。

 でも、市民の皆さんも全国の地方議会に関心が深い方々もお考えいただきたいが、一般社会において、人に質問をしておきながら「答えはいらん」と言う人がいますか? いないでしょう。自分が解らないことや疑問に思うことがあるから人に問うのであって、その自分が解らないことを知りたいと思って人に教えを乞うておきながら、「答えはいらない」なんて言いますか? 言わないでしょう。当然、企業などの会議においても地方議会の会議においても同じで、答を要らない質問や質疑なんてものは、どこの世界を探しても無い。

 それが室戸市議会では毎度のことのように、このような不適正な議会運営が行われてきました。

 このことに対する指摘は、市長や居並ぶ課長の皆さんが知っていても議事は議会側が運営していたため指摘できないから、我々議員側から議長に対し指摘しなければいけない。だから、他の議員の皆さんにこのことについての知識がないため、私だけが毎度毎度指摘している。でも、議長が私の声を受けて市長や課長に答弁を促した例は一度か二度ぐらいで、大半はそのまま答弁なしの質問で終わってきた。

 最後にもう一度、指摘しておきたい。

 地方議会において質問や質疑を行った議員が、「答弁は、いりません」と言い降壇することはできません。

「答もいらないような言いっ放しの質問やお願いなら、質問をするな」ということです。

 尚、市民の皆さんは議会中継でこの場面を見ることができます。山本議員の質問内容もですが、市長のいつも冷静でいられない政治家としての姿勢も大いに問題がありますので、とくとご覧いただきたい。


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