青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

尾崎高知県知事に強くお訴え致します!

2017-04-06 | 地方のあり方
 千葉県君津市広岡の国道410号にあるトンネル「松丘隧道」(全長91.3メートル)で長さ約20メートルにわたり、約23.5トンのモルタル片が剥がれ落ちたというニュースが報道された。

 産経ニュースから

 トンネルや橋など古いものを訪ねて

 片側二車線の国道といっても山間部の普通の道路で、そのテレビ報道を見て、「あっ、室戸市の三津坂トンネルとよく似ている」と思いました。

 私が住む室戸市は人口1万3000人の小さな町で、その中心地である室戸市浮津の交差点から県道が始まり、室戸高校の前を通って、室戸市の東海岸沿いの小集落・三津の国道55線につながる短い県道202号線。距離にして約4キロぐらいしかない。その三津側にトンネルが抜けていて、その全長は390m。

   

 日本の高度成長期の昭和46年3月にこのトンネルが完成し県道が整備されたことによって、室戸市の車の流れは良くなったし非常に便利になり、町の発展に何がしか寄与してきまことは間違いありません。

 因みに、私が地元の高等学校を卒業して家業である銘木製材所で働き始めたのが、昭和39年。まずは「ふそう」の4トンのトラックに乗り、あまり多く積めないことから2年後には「UD」の6トン車に替え、木材や丸太を積んで県内外を走っていましたが、当時はまだこの県道と三津坂トンネルは出来ていませんでした。

 そして県道は完成しましたが、まだ車の所有者も少なく、車もスムーズに流れていました。ですが、時代が進むにつれどんどんと車も増え、次第にトラックが大型化してきたこともあり、トラック同士がトンネル内ですれ違いできない状況がもう20年余りも前から続いています。それに伴い市民からの苦情や批判も徐々に大きくなってきました。

 因みに、県道の幅員については、建設当時は交通量が4000台未満と計画し2.75mに施行したが、平成11年に実施した交通量調査では11730台あり、現在の規約で三津坂トンネルを考えると3.00mなければならず、違法の状態にあることが判明している。

 更にその問題を大きくしているのが、三津地区の国道から上がってきた大型トレーラー車がトンネル手前の急な直角カーブをハンドルを右に切りトンネルに向かうと、100%、車体の後半分が対向車線にはみ出してカーブを曲がっていること。

 思い返せば、私が市議に初当選して一年目になる平成16年4月30日、県室戸土木事務所に県議と市議10名で当該県道の拡幅について陳情を行った。

 又、平成16年5月17日に県議と市議8名で県庁を訪ね、橋本大二郎高知県知事や森県議会議長、土木部長ら職員に対し面会を求め、当該県道の付け替え及び拡幅について陳情を行っている。

 その後も何回か陳情を行ってきたし、もちろん、市からも長く要望を行ってきました。

 ですが、平成20年ごろだったか、県から「この県道掛け替えについては、高知県の道路整備案件のランクでいえば下位にあり、県は整備を行う予定はない」、そう回答を受けたことがある。

 すると途端に、それまで県道掛け替え整備について活動を行ってきた県議(当時)はそれ以降、自分の選挙公約にも後援会広報紙にもこの事業への取り組みについて書かなくなった。それは、この事業への取り組みを議員活動の一つに書き入れると、地元住民から「やると言いながら実現できないじゃないか」との誹りや批判を浴びるからであるのは歴然としていた。

 そんなこんなで皆さん諦めたのか、室戸市議会でもこの県道椎名室戸線の改良事業についてはどなたも強く主張しなくなったし、腹を立てる人はいなくなってしまいました。

 しかし、私は今回市議に当選してすぐの平成27年6月3日、高知県安芸土木事務所の室戸出張所職員との勉強会が行われることを良い機会だと考え、その中で所長や職員の皆さんに向かい厳しく言ってやりました。

 「県道椎名室戸線の整備・改良事業をもう忘れてしまっていますが、あの狭いトンネルと曲がりくねった不良県道をあのまま放置するんですか。トレーラーは対向車線にはみ出して曲がっているんですよ。トラック同士のすれ違いは一台がトンネルの前でとまらないといかんようなトンネルが高知市内の県道にありますか。ないでしょ。高知市内の県道なら予算を手厚く出しこんな田舎の町の県道ならもう終わったように放置する。あんたがたはどういうつもりですか。それこそ、不平等じゃないですか。・・・・」とまくし立てた。

 職員の皆さんが言うことは決まっていた。弁解ばかりでした。

 「いえいえ、その県道整備は忘れてはいません。・・・・」。

 県の職員の言うことなど私は信じちゃいません。「忘れてない」と言うなら、「すぐに事業化してやれ!」ということです。

 すぐにやろうとしないということは、やる気が無いに等しい。

 私は、このように県の末端の過疎地域が放ったらかしにされている状態にある時には、弱者的な立場の市民の苦しい心情を代弁するように誰かが腹を立てて行政側に向かって厳しく言わなきゃならないと思っている。それが地方議員というものです。だから、私は市長の不正にも堂々と主張するし、それが知事であろうが職員であろうが言う。
 
 君津市広岡の国道410号にあるトンネル「松丘隧道」は修復工事が完了した途端、セメントの吹きつけ部分が半分崩落してしまいましたが、この松丘隧道と同じようにセメントを吹き付けて修復してあるのが、わが室戸市の「三津坂トンネル」。ここも同じようにドサッと大崩落する危険性は十分ある。何よりも、道路幅が狭すぎる。

 尾崎高知県知事、あなたも高知市内にばかりいないで室戸市にもちょくちょくおいでになり、この欠陥ばかりの「県道椎名室戸線」の三津坂トンネルを視察をしてほしい。

 (※先日、知事は室戸へ来ておられ議員数名が参加していたと市職員に後で聞いたが、議会事務局から議員全員に連絡をしなかったことは明らかに職務怠慢だと思っている)

 見るだけじゃなくこの県道の欠陥をどのようにすればスムーズな車の流れになるのかについて土木部の重役を集めて検討を行い、できるだけ真っすぐな道とトラック2台がゆったりとすれ違えることができるぐらいの幅を持ったトンネルを新たに整備していただけないものか。

 それには、もうこの県道トンネルでは時代遅れだから、隧道にするかトンネルにするかはともかくとして、新たなルートで県道を整備していただきたい。
 
 もし県において検討されることもなく、この県道をこのまま放置し続けるとするならば、室戸市の市長や議員諸氏や市民の皆さんはいつも冷静な方々ですので何も言わずにぐっと我慢してるでしょうが、「言うべきことは言う」わたくしめだけは、「県知事も県土木部も高知市周辺地域の県道にはお手盛りと見えるぐらい厚く予算を投資するが、県内の中心部から遠くにある町や村の苦労は全く解っちゃいない。明らかに不公平な予算配分だ」とあっちこっちで言いふらしますよ。

 県にすればそんなこと「へ」とも思わないでしょうが、「県内の末端地域には重点投資しない高知県」という状況は全国に広まることは間違いないでしょう。

 以上、決して「脅し」ではなく、室戸市民の「嘆き」と受け止めていただけたらと思います。

 今日は、千葉県君津市広岡の国道410号にあるトンネル「松丘隧道」工事事故から「三津坂トンネル」事故を想起し、高知県に対し県道椎名室戸線改良工事事業の早期実現について提案させていただきました。

 
 さて、長くなりますが、これから本題に入ります。尾崎正直高知県知事、並びに高知県土木部の皆さん、そして高知県安芸土木事務所の皆さん、よくお考えいただきたい。

 尾崎知事、あなたは2012年4月2日、県幹部職員に対する訓示「知事講話」の中で、こう指示しました。その新聞記事は今も壁に掲げて貼ってあります。

 「県民と共に働く体制を確立することなくして県勢浮揚の成果を挙げることはできない」と強調し、「現場に足を運んで県民の生の声を聞き、仕事に多いに活かしてもらいたい」と訴えた。

 「県庁職員、特に幹部職員にも県民の中に足を運んでもらいたい」、

 「職員の皆さんの声を課長や部長、副知事や私へと上げてもらいたい」と要請しました。

 そして、こう付け加えています。

 「悪い情報や本当の情報こそ上に上がってくる組織でなくてはいけない」。

 この言葉は高知新聞の記者が会場に取材に来ているから言った、決してそんな“ポーズ”ではなかったはずです。

 もし、これが知事の本心で、県職員も知事のこの指示に従いこれまでの三年半の間、忠実に行動していたならば、その間にこの室戸市にある県道椎名室戸線が“大型車両の通行は危険が伴う道路”であり、“時代にそぐわない欠陥トンネル”であることは既に二十年も三十年も前に理解できたはずではないでしょうか。

 ・・ということは、“県庁にとって都合の悪い情報”で“本当の情報”であるこの県道路線及びトンネルの欠陥は、県庁(特に、知事と土木部)は知っていて、放置してあることになる。

 曲がりくねった道路、せまくて暗いトンネル。もう半世紀も前に作った老朽化したトンネルと、その先のある急な角度でカーブした道路。危険極まりない。

  

 室戸市民の皆さんと、市長と、市議になり替わり、高が市会議員のわたしから尾崎知事に強く要請します。

 【為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成さぬは人の為さぬなりけり】

 これは、何事もやる気になって行動すれば物事は成功し、反対に、行動しなければ物事は成功しないものだ。だから、成功しないのはその人がやる気になって行動しなかったからだ。・・・という意味です。

 これは私が信奉する上杉鷹山の言葉ですが、私はこの教えを深く考えた末、「ちょっと違うんじゃないか。成功しない理由は他にあるのではないか」と考え、地域雑誌を出版している時に次のような教訓を創作いたしました。

 【為すべき時に、為すべきことを、為せば成る】

 これは、やる気になってやり始めても、物事には“為すべきタイミング”というものがあって、そのタイミングを逸すると、何事をやっても成功はしない、・・・という意味です。

 鷹山の教えで言うと、「行動すれば成功し、行動しなければ成功する」となるが、私は「行動してもそれを行うグッド・タイミングを逸したら、絶対に成功しないか、成功する時期を逸して成功は更に先になってしまう」と考えたのです。

 よって、私は地域雑誌の出版を止めてから以後、今日の仕事を明日に伸ばすことなく、どんなに眠くても辛くても体が疲れていても、今日できる仕事は今日終わらせるべき働いてきた。やるべき時にすぐさま行動を起こし、仕事に従事してきた。そうして、「だから、自分の今がある」と考えています。

 しつこいほど言わなければ何も聞いていただけないから、私からもう一度申します。

 尾崎正直高知県知事も、2012年度当初の4月2日に行った県幹部職員の前で行った講話の内容を忘れることないでいただきたい。その講話を総合すればこうです。

 「県庁職員の皆さん、県民と共に働く体制を確立することなくして県勢浮揚の成果を挙げることはできません。だから、職員の皆さんは、現場に足を運んで県民の生の声を聞き、その内容を仕事に多いに活かしてもらいたい。特に幹部職員には県民の中に足を運んでもらいたい。そうして県民の声を直接聞いた職員の皆さんの声を課長に上げ、課長は部長に上げ、部長は副知事や私へと上げてもらいたい」と要請しました。

 そして、こう付け加えています。

 「(県庁にとって)悪い情報や本当の情報こそ上に上がってくる組織でなくてはいけない」。

 つまりこの意味は、県職員にとっては耳の痛い内容の県民の声も真摯な気持ちで耳を傾けようという、考え。その通りです。それでこそ、組織のトップとしてのお考えで、立派だと思います。

 但し、それを実行するかしないかで、「ウソつき」か「本物」かの違いが出てきます。

 口で言うことは誰だって言える。

 「おれは天下を取る」。こんな話も、何の力もない人間にだって言えます。

 口で宣言するということには責任が伴うことぐらい、知事ならお分かりでしょう。

 とにもかくにも、言ったからには知事自らが積極的に行動してほしいものです。でないと、どこかの市長みたいな、ウソつきになります。

 それも、「ここは一極集中して元気な市で人もたくさん住んでるから、道路整備に予算を多く掛けるか」とか、「ここは過疎化してどうせ寂れゆく地域だから、狭いトンネルはそのままにして放っておくか」などと差別することなく、公平な目でそれぞれの地域を見、今すぐにでもやらなければならない事業についてはすぐに着手すべく行動することです。

 これこそが、県民全員の公平性が保たれるというものです。

 知事よりは私の方が歳も上ですので、この面はお教えしておきたい。

 「県民の声を聞いて、県庁にとって分の悪い情報やこれまでなおざりにしてきた地域の情報こそ上にあげて来い!」と言った時から、尾崎知事にその責任が生まれました。

 室戸市にある県道椎名室戸線は間違いなく、「欠陥道路」であり「欠陥トンネル」です。明らかに県庁にとっては“分の悪い情報”です。しかし、知事はそういう情報にも耳を傾けようとおっしゃいました。

 ならば、真摯な気持ちでこの県道の付け替え改良工事をご検討いただきたい。年末に土木部職員と室戸出張所職員に資料を出させた上で詳細にお聞きになり、お正月は時間を割いてこの事業について深くお考えいただきたい。

 又、もし一度、私の声を聞いてみようとお考えくださるならば、私は一人ですぐに県庁知事室を訪ね、室戸市民を代表致しまして思いのたけを話させていただきます。知事室は橋本知事の取材や地域雑誌をお渡しするたびに毎月訪ねていましたので、ホイホイと馳せ参じます。加えて、これまでに行われた経過などを記したこの県道改良に関する資料は室戸市以上に持っていますので、それを基に説明させていただきます。

 以上、尾崎知事が講和で語った内容を高知県職員が“分の悪い情報”にどのように対応されるか、どれほど実行できるかを見させていただきたいと思っています。

 尚、ご連絡下さる場合は、次の電話にお掛けくださるよう、お願いいたします。地域雑誌を出版しているころには橋本知事に何度も知事室でインタビューしたことがあって、知事室に入るのも慣れておりますので、「県庁へ出て来い」と言われればすぐに馳せ参じますので、よろしくお願いいたします。

 谷口總一郎(室戸市議会議員)

 電話:0887-23-1214  携帯:090-4506-6343

(追記)なにぶん、知事は多忙でしょうからこの記事を知る機会が薄いと思いますので、毎日のように当電子情報誌をご愛読くださっている県庁職員のどなたかが知事にお伝えしていただければ嬉しく思います。その点のご配慮もお願いいたします。


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