青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

「左傾化」する地方紙に恐怖すら感じている県民

2017-05-29 | 書籍・新聞・テレビ
 これは全国どこの地方新聞もそういう傾向にあるんでしょうが、私は最近の高知新聞の左傾化に恐怖すら感じている。

 きっと、高知県民の中にはそう感じている人たちも多いのではないか。

 どうしてしまったんだろう。もともとそういう新聞社だったのか、それともここ十年、二十年の間にそうなってしまったのか。

 私が昭和61年2月に喫茶店を開業してすぐに地域おこし活動を始めましたが、支局に来られた依光隆明記者以後、地域雑誌の出版を経て議員一期目の横田記者あたりまで、ずっと応援していただいたことには感謝している。

 地域活動をしていた当時は新聞の政治面などにはあまり興味がなかったから記憶はないが、そのころからすでにこういう社風だったのだろうか。

 「これでは自民党支持者が圧倒的に多いこの高知県において、ますます購読者が離れていってしまうのではないか」。他人事ながら、そう危惧している。

 マスコミの意志として、「主義主張」はあって当然だ。だが、そのように利益を度返しして保守政権の自民党と戦う姿は沖縄県の二紙と似て、新聞社としては損失を生む政治思想であることは間違いなかろう。それとも、左に傾いた記事の方が購読者が増加すると思っての算段なのか。

 いや、そのような“左志向”の記事掲載が新聞購読者を減少させ続けている原因の一つであるのは疑いない。

 そのことが非常に残念でもあるし、悲壮感も漂う。

 購読者が減少して新聞社がどんどん小さくなってゆく原因は色々あって、それは高知県の「人口減少」だけではない。

 住民が新聞を毎月購読する理由は、「地元の新聞だから」がトップにくるだろうが、「その新聞に書いてあることに共感できるから」も重要な理由となる。

 例えば、購読を始めた最初の頃は「地元紙」として購読し始めても、購読する家の主人や奥さんが毎朝、毎朝、「この新聞に書いてある政治の記事はまるで左派政党が発行している新聞と違わんことばかり書いてある」と感じ始めたら、いくら地域版の記事が充実していようともやがてその新聞を取るのをやめ、政治面の記事などを心穏やかに読める別の新聞を購読することになってしまうが、それでは残念だ。

 でも、左傾化した「主義主張」は会社の方針。その方針をいまさら転換するわけにもいかないから、県内の人口が減少していく状況の中、左に傾きながらますますその主張は強くなっていき、それに反比例するように新聞販売部数は減少の一途をたどることになる。

 それが顕著とだったのが昨年連日書き続けた「安保改正法案反対」の記事と、いま国会で審議されている「組織犯罪処罰法改正案反対」の24日の記事。まるで共産党か社会党の機関紙を見ているようだった。

 こういう紙面であっても左派政党の支持者がたくさんいる高知市周辺では支持されるだろうが、ここまで「左傾化」した主張を強めると、県東部地域や県西部地域など保守政党を支持する人が多い地域では紙面を見てただただ嫌になってしまうのではないか。そして、やがて高知新聞を購読することをやめ、別の新聞に替えるのではないかと思った。

 その証拠に、室戸市内では自民党を支持する市民などからそのような声をよく聞く。「一面や二面に書いてある自民党批判に嫌気がさして、別の中央紙に替えた」と。

 高知新聞の“左傾化”の理由として、全国の地方紙は大半が左派と聞く共同通信社から記事の配信を受けているため、特にそれら地方紙の政治面は大半が左派系の記事で埋まる、と聞く。

 ですが、新聞も私が出版していた地域雑誌と同じように「商売」であって、「売れてなんぼ」。買ってもらえる本にし新聞にしなきゃ、会社は存続できないし、それに関わっている自分たちも生きてはいけない。「会社あっての物種」だ。消費者のためと会社の利益増と存続のためには主義を変える、多少の“変節”も致し方ないではないかと思う。

 一般論として言えるのは、「買う人がいるから、商品を作り、売ることができる」。この“原理原則”を理解していない者は商品販売の会社に勤めてはいけないし、商売に関わってはならないといえる。「買う人がいない商品をいくら苦労して作っても、売れなくなる」。

 つまり、売る側が消費者が買いたくなくなる商品を作ってどうするのか、ということだ。

 だからといって、私が地元の地方紙の「主義主張」を変えろなどと言うつもりは毛頭ないし、そんなことができるわけもないが、それにしても実に残念なことだ。

 昔、地域づくり活動をしていた頃に何度も応援していただいた恩義のある会社でこんな指摘は失礼にあたるかもしれませんが、最近の状況をほんとうに残念に思い、あえて苦言を呈する。

 私だけではなく、高知県民の多くがそう思っていると感じている。民進党や共産党など左派政党を支持する県民以外は。


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