青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

議員の職責及び権利と、議会外の言論について

2016-10-13 | 政治家のあり方
 当電子情報誌の愛読者の皆さんには、室戸市議会9月定例会の閉会日に起こった出来事について私が詳細にご報告いたしましたので、よくご存じだと思います。

 14日の総務文教委員会において第4号議案の「旧椎名小学校改修及び整備事業」を賛成3名、反対3名で、最終的に裁決権を行使して委員長の私が否決しましたが、そのことを根に持った与党議員8名の中の林議員と小椋議員の2名が、委員長である私が行った委員長報告に対し、質疑を行いました。でも、それらすべては報告に対する質疑ではなく事業内容について事細かく問いただすものであり、議長と事務局長にストップをかけられ、議場にいる議案に反対する3議員(山本、濱口、そして委員長の私)から「それは委員長報告への質疑ではないから、議長、止めるべきだ」との声もあったが、林議員はそれを無視。あろうことか、仕舞いには議会外の話まで口走る始末。

 「ブログではすでに議案に賛成する議員の名前まで出ているが・・」と。

 言っておきたいが、この議案に反対する議員は4名と判明している。亀井、濱口、山本の3氏と、私だ。だったら、議長を除けば、後の賛成する議員は明々白々、8名の名前は総務文教委員会の審議が終わった14日の夕方には判明していることは誰だってわかる。それを、「反対議員は私たち4名の議員ですので、賛成議員は残る8名の議員となるでしょう」とブログで全世界に広報することは全く悪いことではない。

 室戸市議会議員だけでなく、市長も市職員も、そして市民の皆さんもよくお考えいただきたい。いつまでも世間とは掛け離れた田舎の町でいてはいけません。

 いい例が、今が旬の東京都庁の騒動です。東京都知事選以来、東京都庁の中で起こる出来事は面白いニュースであり、都民だけでなくて国民みんなが聞き耳を立てていて視聴率・購読率が上がると察知したマスコミが毎日毎日取材して情報収集し、報道が過熱しています。

 「だれがなにをした」、「知事がこういった」、「豊洲新市場の地下はこんなになっている」、「東京都議会のドンはこうした」、「なぜこうなったのか」・・・・等々と。

 世界は動いています。日本国内も動いています。

 しかし、室戸市内は誰も動かず、何が起こっても「それが何を意味するのか」「将来、そのことが効果を生むのか、無駄なことになるのか」「政治にかかわっている人間が言っていることが正しいことなのか、間違ったことなのかわからない」なんてことではみんなが困るし、将来に向けても良いことではありません。

 申したいのは、如何に田舎に住んでいるとはいえ、いつまでも田舎者では困るということです。

 「都会を知り、全国の情報を掴み、その良いところを学び、取り入れる」。日頃のこういう取り組みや思想の転換が田舎町の発展を生みます。

 それも、ほんの十五年ほど前までは簡単にできませんでしたが、今やインターネットを使った情報収集の時代。例えば、いま北海道の夕張市はどのような事業を行い、破たんして以来どのように改革が進んでいるのか。いま鹿児島市政においてどのような事業が行われ、それについて市議会の一般質問でどんな指摘がなされ、執行部はどのように答弁しているのかなど、室戸市から出て行って取材しなくても、ある程度のことは把握できる時代となりました。

 市議会のそれもあろうことか、委員長報告への質疑の中で林議員は私のブログに「すでに賛成議員の名前が出ている」と、まるで不正なことをやったかのように言い放ちましたが、そんなことは至極当然のことで、どこの議会の議員ブログでも書いていることだ。

 良い見本が、東京都庁の出来事について東京都議が毎日のようにお昼の「ひるおび」等に登場し、「今の都議会ではこの政策に賛成しているのは◯◯党で、△△党は反対しています…」などと話している。その程度の、あったりまえの話。マスコミも毎日のように都庁職員や東京都議会の政党を回り、その政策や問題点に関する意見を取材し、報道を繰り返している。

 つまり、何が言いたいかというと、東京都という行政であっても室戸市という行政であってもそうだし、東京都議会という議会であっても室戸市議会という議会であっても同じで、情報というものは人が何かを話せばすでに全世界に流れるし、人が何かを行えば流れるものであり、そのことをみんなが自覚して行動しなければならないということです。

 今やそういう時代になったのです。

 議員ともあろう者が世間知らずでは情けないではないか。

 人のことをとやかく言う前に、とにかく自分が勉強を深めて知識を蓄え、「地方議員とはいかにあるべきか」を会得することです。

 良きにつけ悪しきにつけ、このインターネット文化が発展した今、全国の地方議員の皆さんはそのことをよく認識すべきだ。

 当然、室戸市議会の委員長報告において、委員長を懲らしめてやれとばかりに的外れな質疑を繰り返し、最後には悪あがきのように議会外の出来事まで口走った議員がいたが、議会中継を見たある主婦は「あんな議会とは関係のないことを出すのはおかしいし、年甲斐も無くみっともないねえ」と言っておられた。つまり、議会内での不正や不適正な言動は議会中継が行われた途端、それはなにがしかの方法で日本全国や全世界に流れることもないとは言えず、私は「立派だ」と高く評価され、品のない質疑を行った二人の議員は質疑をしたために評価を下げたということになる。

 林議員は私が閉会日前に「反対するのが4名だから、あとの8名は賛成するでしょう」と書いたことが気にくわなかったようですが、こんな議会情報は全国で履いて捨てる程あり、全く悪いことではないことをまずお教えしておきたい。

 さて、ここからが本題です。

 次に、議会外で議会や市政のことを書くことについて、これは悪いことかよいことかをハッキリさせておこう。全国の地方議員の皆さんはここから下の記事はドラッグして別の文書に資料として持っておいていただきたいと思います。

 ●議員の権利についての法律(議会外の言論について)

 議員が発行した議会報やブログなど議会外の言論に関することを議会で協議するのは、議会の権能を逸脱した行為であるうえに、議会総体が日本国憲法に規定されている言論、出版など表現の自由に干渉することになり、許されない。

 議会の言動が懲罰の対象になるのは議会の会議中の事件だけであり、議会外の発言や評論を本議会や委員会はもちろんのこと、議会運営委員会や議員総会なども含め、議会に関する会議でそれらを取り上げ協議することはできない。

 それでも気に入らないからと言って、特定の議員を脅して封じ込めてやろうと諸々の形で糾弾会議を開けば、その会議に出席した議員全員は日本国憲法違反事件に値する告訴の対象となり、法的に罰せられることになる。

 又、刑法では、議会外の言論を含む一般市民の公益を図るための言論については、それが虚偽、中傷及び捏造したものでなく真実ならば、それは名誉棄損には該当しないと規定されている。

 参考のため、以上にかかわる法律を次に示す。

 日本国憲法 第十九条・「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」

 第二十一条・「集会、結社及び原理恩、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」

 ②・「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」

 刑法 第二百三十条の二・「公共の害に関する事実にかかり、かつその目的がもっぱら公益を図ることにあったと認める時は、事実の真否を判断し、真実であればこれを罰しない」

 
 ・・・ということです。

 室戸市議会議員の皆さんだけでなく、市長や市職員、そして市民の皆さんも、こういう法律があって、こういう法律に守られながら私は室戸市政と市議会の動きについて毎日のように全世界に向けて報道していることをお分かりいただけたと思います。

 だから、室戸市政や市議会であった動きや発言や行動を室戸市内外に発信していることは、事実に基づく出来事ならば何の問題も無いし、そればかりか、室戸市政や室戸市議会の情報を他の誰も市民に伝えないという問題を深く考えれば、私が発行する議会新聞やこのブログで「自治体の政治はいかにあるべきか」や「地方議会はいかにあるべきか」を伝えることは、この衰退が続く室戸市において非常に価値あるもので、高く評価されるべき活動ではないかと考えています。

 今の室戸市がやっていることは、全くダメです。

 地方自治法は守らないし議会で虚偽答弁をするような市長では、ダメ。

 不正がまかり通る市議会はダメ、市長に寄り添い市民に寄り添わない議員ばかりの市議会ではダメです。

 「市長と市会議員に任せてある」ではダメです。室戸市民の皆さん、いまこそ深く室戸市政と市議会について考える時です。二年後では遅く、いま考えないと手遅れになります。理由は、いま三行にわたり書いた。


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