青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。絵馬修復師。

議会提案「ご当地ナンバープレート」事業が実現します!

2017-03-13 | 議員活動
 まず、お知らせです。今日、3月13日(月)は室戸市議会3月定例会の一般質問の日。午前10時に開会しての直後、私の一般質問が始まりますので、ご案内いたします。

 
 さて、今日のお話は六年前にさかのぼります。

 平成23年3月議会と言えば、思い出します。

 平成22年11月に行われた市長選で再選を目指して立候補した小松市長が後援会新聞に書き込み、選挙演説でも訴えた「国保税は値上げしません」の選挙公約。

 ですが、その二か月後の平成23年1月に市民課に行くと既に「国保税の値上げ」が検討されており、「おかしいじゃないか」と当時の課長に言って止めてはみたが、それを無視するかのようにそのまま税値上げに向けて作業は続き、3月議会にその改正案が提案された。

 当然、私は、市長よりも、市民の味方をするために議員となった人間。私は反対討論に立ち、「市長、これはおかしいじゃないか。数か月前の市長選では『国保税は値上げせず、滞納の回収に力を入れます』と市民に訴えておいて、選挙で当選したらすぐに国保税の値上げに取り掛かるなんて」と批判、反対した。

 しかし、選挙公約違反と解っていても大多数の議員は無条件で賛成し、可決してしまいました。

 「議員とは、いったい誰の見方をするために議員になったんだろう」と思ったことです。「市議選では『市民の皆さんのために働きます』と約束しておいて、当選すると市民の味方じゃなくて市長の味方になるのか」と。

 そして翌月の4月に行われた市議選に立候補した私でしたが、思いがけず落選してしまいました。市議会で一番市民のために働いている議員を室戸市民の皆さんは「あいつはいらん」と思ったのか、落選した。

 開票が終わった翌日、親しい人から電話がかかった。
 
 「運動期間中に聞いたけんどあんたには言わんかったが、三津の何人かの市長を支援しようグループが運動期間中の一週間、『市長の違法を批判する谷口に投票したらいかんぞ』と一軒一軒、触れ回っていた。その実行犯は元船頭の夫婦、それを指示したのは元公務員の夫婦と飲食店主。その夫婦と親しいのが市長。たぶん、おまんが議会で市長の不正や公約違反を追及したきんよ」。

 そう教えてくれた。妻と二人はそれを聞いて、余りの幼稚さに、あきれました。

 「長く法令順守に基づいて職務を行わないといけない公務員の仕事をしてきて、その程度のことしか考えられないのか」と。「それもやるなら、違法や不正を行っている市長の方に『不正ばかりするなら、もう市長を辞めろ』と言うべきだろう。それも後援会の仕事じゃないか」と。

 私が落選したことをテレビ速報で見た北川村の親しい村議は、こういった。

 「おまんほどの議員を落とすんやきん、室戸の人はほんまに変わっちょうの」。

 私は「そうよ、変わっちょら」と言ってやった。

 それから後、画家として再出発して半年か一年ぐらいたったころでした。毎日、市内を回ってパンの配達をしている妻が室戸警察署の刑事とお会いしたとき、「そういうことがあったら、すぐに言ってきて下さい」と教えてくれたそうだ。

 落選して四年後の平成27年1月を過ぎたころ、同じ地域に住むご高齢の夫婦や近所で親しくしてもらっているYさんらの後押しもあり、一度は愛想をつかしていた室戸の政治でしたが、再起を目指して4月の市議選に立候補。いつものように妻と二人だけの選挙で何とか返り咲くことができた。

 市政に食い込む悪辣な人間たちからこういうひどい目に遭ったことから、今任期は「不正を見つけたらとことんやってやる」との思いは非常に強い。悪事にたいしては徹底的に戦い攻めまくり、知り得た情報はすべて洗いざらいブログと議会新聞を使って情報公開すると決めていて、いまその折り返し点を迎えています。

 さて、ここまでが前置きです。


 そんな平成23年3月議会でしたが、その議会の一般質問で私は次のような提案をした。写真で紹介させていただく。

 まず、質問届け出書から。一番最後に、「ご当地ナンバー・プレートの発行について」とある。

  

 そして、質問原稿の全文です。

  

 それに対する答弁です。

  

 「金額が高くなるから、一つの提案として聞いておく」とは、「事業化するつもりはない」というのが真意。

 当然、この後で私に「国保税値上げは公約違反」として討論で批判されることになるが、それに関係なく、室戸市は世情の動向に疎く、このご当地ナンバー・プレートに関しても全く基礎知識が無かったことから、「事業化はしない」とした。

 この時点で事業化していれば、高知県内でも他市町村に先立っての事業化となり、それなりに注目も浴びるだろうと私が考えての提案だったのに、「やりません」との回答だった。

 何事も「ほかの市町村がやるようになったから、じゃあうちもやるか」では、もう旬が済んだ頃になってしまいます。「他市に先立ち・・」となれば注目も浴びよう。そこが、先見性を持っているか持っていないかの差です。
 
 これが平成23年の春のことでした。

 それから月日が経ち、六年目の今議会です。

 提案した私には何の連絡もないまま、この「ご当地ナンバー・プレート」の事業化が予算説明書に掲載されていた。

 「ようやく室戸市もこれを事業化することになったか」と思いました。

 予算書には、これに係る予算が32万9000円と記載されていた。 
  

 では六年前のあの「150万円」の答弁は何だったのかです。

 議会答弁では小松市長の考えを当時の副市長が代読したが、この金額にしても、業者の見積もりを見て「高い」と考えたとしてもあきらめず、「何とか高知県内で初めてのご当地ナンバー・プレートを事業化し、これを室戸市の観光PRの一助にしたい」と考え、少しでも安く作製してくれる他の業者を探して実施することが大事ではなかったか。であれば、既に五年ぐらい前には室戸市においてこの事業が始まっていた。

 先見性や先進性とはそういうものだ。 

 ま、ともかく提案は実現しましたので、それはそれで良しとしましょう。

 この記事を書いた理由? それはお判りでしょう。ハッキリと書き添えておきます。

 役所の市長や職員は、議会で議員から提案を受けてもそのまま事業化せず、一年、二年と飛ばしておいて、ほとぼりが冷めたころに事業化し、「これは役所が企画して事業実現するもの」であるかのようにみせるクセがある。

 そのことを私はよく知っていますので、こうして何年か前の提案した時の原稿用紙を引っ張り出してきて情報公開し、読者の皆さんにお見せした次第。

 だから、市長になる人は素直な人を選ぶことも大事だというお話です。

 「この事業化は、六年前に谷口議員から提案をいただいたことを実現させるものです」ぐらいのお優しい心根がなくてはならないということです。

 高知新聞紙上でも「室戸高校の生徒がデザインしてご当地ナンバー・プレート作製へ」と見出しがありましたが、高新記者は私の提案を受けて事業化するものという事実を知らないまま、市役所の創作企画事業であると想像させる記事になっていますが、事実は私の提案を受けて事業化されるものだとよく覚えておいてほしい。(私のブログの愛読者だそうだから)

 自慢などするつもりは毛頭ないが、今日は役所と言うところはそういうところだから、全国の読者の皆さんに向けて「本当はこういうことなんですよ」と事実関係を明らかにした次第。

 最後に申しておきたいことは、物事には「他人のおかげ、自分の所為」と「自分のおかげ、他人の所為」の二通りの考え方がある。これは私が考えたことですが。

 「他人のおかげ、自分の所為」は、「他人からの支えや応援や有り難い行為に対しては、感謝すること」、そして「過ちをした時には自分の所為だと自分で認めること」という教え。

 「自分のおかげ、他人の所為」は、「自分の知恵や働きによって周囲に効果を与えた時には自分の貢献だと思ってよい」そして、「他人が過ちをした時にはその人が自分の所為だと認めるべきである」という教え。

 多少歪んで見えるでしょうが、長く生きてきてこういう境地に至った。

 人間の中には“人のフンドシで相撲を取る”人がいる。いわゆる、盗人だ。

 私が発明をしたとすると、他の誰かが「私が考えた」と言って、そのアイデアを盗む人がいます。すったもんだ言ってもめにもめたあの東京五輪のポスターのデザインで分かるでしょう。(いまだにあの真贋がはっきりしない)

 でも思うが、人間は、他の人が考えたものは他人のもの、自分が考えたものは自分のものという、けじめが大事。

 如何に金がからもうと、又は政治家としての名誉欲がからもうと、「谷口議員が考えて室戸市役所が事業化するものです』と市長か担当課職員が記者に伝えるぐらいの配慮は必要です。

 ちなみに、国交省が行った浮津交差点改良工事計画も、私が4名の土佐国道工事事務所奈半利出張所の所長に要望し続けて、平成19年の5月ごろ、4人目の長井英治所長が理解してくださり実現したもの。つまり、議員一人でも頑張れば、国を動かすことだってできるという一つの証拠です。

 であるが、この事業についても、私が議会議員でなくなった時期、議会の一般質問で「市長、あれは市長の功績です。市長選の街頭演説で訴えてはどうですか」と提案した議員がいたそうだが、とんでもない話だ。「他人のおかげ、自分の所為」の哲学についてもっと勉強したほうが良い。

 この事業については、証拠書類の写真をたくさんいれて14日間、ぶっ続けで記事を書いてありますので、検索してみてください。「青空エクスプレス 浮津交差点改良工事」と検索いただければ、「室戸市の浮津交差点改良工事はこうして事業化された」のタイトルでバラバラと記事が出てきます。

 曰く、「自分のものは自分のもの、他人のものは他人のもの」です。

 この認識が足らない人は、すぐ、他人のものを盗もうとする。議会で「市長、盗め」と進める議員もいた。

 とにかく、役所や議会など政治組織とは油断ならない場です。


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