青空エクスプ レス

日本ではオンリーワンの手書き地域雑誌『あおぞら』の編集発行人を経て、室戸市の政治を監視する改革派議員三期目。

日々の研鑽無くして、成果も実力発揮も生まれない

2017-09-13 | 議員活動
 昨日の室戸市議会9月定例会は、議案を審議する「大綱質疑」が行われました。

 毎年9月議会には通常の議案審議に加え、前年度の一般会計や特別会計の認定案の審議も加わっていますので、当初の予定では昨日と今日、それらの審議が行われる予定でした。

 ですが、思いがけず進みましたので、昨日で「大綱質疑」は終了。日程を繰り上げ、今日は議案や認定案が常任委員会に付託され、審議が行われることになりました。

 尚、閉会日は日程通り、25日(月)に行われますので、処々ご報告いたします。

 「大綱質疑」の時にいつも思うことですが、質疑の原稿を事前に用意してきている議員と、全く質疑原稿を用意せず審議に参加しない議員がいるのには幻滅します。特にそう感じるのは、3月議会において当初予算案が提案されているのにその予算案に一つの質疑もない時。「これでいいんだろうか」と思いますが、良いわけがない。

 このことは全国の地方議会でも言われていることですが、「議会が開会するまで議案書も開いておらず、議場で初めて議案書に折り目を付けている」との話がある。

 これが当選間もない新人議員の最初の議会のことなら、まだ理解できます。私だって「どうやって質疑したらいいんだろうか」と逡巡していた。ですが、質疑に立とうとはしていた。だから、毎議会、予算書を手に持って登壇し、最初のページから繰りながら次々と疑問な予算について何十点も取り上げ質疑を続ける議員がいたのでその議員から学び、すぐに段取りはつかめ、次の議会から必ず質疑に立つように努め、徐々に慣れてきた。

 その時に必要だったのは、「どのように質疑してよいか解らないが、とにかく疑問点を問おう」という気持ち、心構えでした。

 議員が「大綱質疑」に臨むときの心構えとして私の体験からお教えしましょう。

 ●議会開会の前日までにまず「必ず何点か質疑をする」と決めること。

 ●それには告示日に予算書等をもらうと、予算書の中の自分が気に係る予算や予算額の多い事業をピックアップし、それを問いとすること。

 ●又、もらった議案書の中から条例案に係る事業に関する疑問点を想起し、それを問うこと。

 ●そして、室戸市議会では議案書に提起されている概要について書かれた議案資料も別に出ているので、その議案資料の中の疑問点もピックアップし、問うこと。

 これらのことを議会が開かれ「大綱質疑」が行われる前日までに議員が個人的な活動として行っておかねばならない。

 それは「地方議員の責務として」だ。

 それが、議場の約半分の議員はそのことを怠っている(と私は見ている)。その理由は、それらの議員から質疑が出ないからだ。

 思うに、そもそも「行政のチェック」を責務として市議選に出て議員となっておいて、行政がやっていることに「疑問点が一つも無い」、「疑義を質すことができない」なんておかしいだろう。そればかりではない。議員なのに「予算が何に使われるのか気にならない」なんて、市民の代表ではないといってもよい。

 室戸市議会の私たちが所属する産業厚生委員会の委員は皆さん一家言を持った人ばかりのため、“手八丁、口八丁”、いや議会で“手八丁”は無いかもしれんが“口八丁”の議員ばかり。昨日の「大綱質疑」の時でも、濱口委員は議長のため質疑に参加していませんが、私のほか、山本委員、亀井委員、上山委員らが自分が所管する議案(産業厚生関係)についての質疑はできないので、総務文教関係の議案に対して次々と登壇し、質疑を行いました。

 ですが、この逆となると、質疑が無いとは言わないが質疑に出る議員が非常に乏しく、寂しい限り。

 今の議員任期もあと、十八カ月。議会にすると、わずか六議会しかない。あっという間に議員任期は終わってしまいます。

 ぜひとも、議員諸氏の奮起を促したい。

 でもね、市議選が近づいてくると日頃は質問に立たない議員がにわかに質問に立ち質疑に立つ例が顕著になります。これはなぜなんだろうといつも思うが、市民に配られる『議会だより』に自分の名前を出してPRするためもその理由の一つだと私は思っている。

 私は思います。

 努力というものは他人が見ていようが見てなかろうが日々行うべきもので、研鑽というものも人のいない場所で積み重ねるものだ。 
 そうして他人さんがいない場所で積み重ねてきた努力の成果を多くの人がいる場所で発揮するものだし、私もそうして歩んできたからこそフラフラしながらでしたが、何とかここまでやってこれたと考えている。


 他人がいない場所での日々の研鑽無くして、成果も実力発揮も生まれない。

 できたら、全国の地方議員の全員がそう考えて日々の議員活動を続けていただければ嬉しく思います。


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