いずれにしても、わが駿河の地と雖も、冬の寒さ到来。
といった姿になりつつあり。
昨年来、米国では超寒波襲来、やがて、日本列島にも来るかも、なんて日々に。
夕べは、某設計事務所さんの新年会。
その冒頭の乾杯の発声が、久方ぶりの御仁の登場で。
思わず、乾杯の後、駆けつけ、ご無沙汰しております、なんのタレベエです。
と、旧知を懐かしみ、しばし会話をし、事務所、訪ねて行きますよ、ということになり。
今は、婿殿に仕事は任せ、名刺を見ると、顧問、だったか、会長、だったか。
そんな肩書きになっていたけれど、伊豆の方の高校の同窓会会長であったり、どこぞの市長さんの。
選挙顧問とかとも書いた名刺もあり。
なんて瞬間を過ごしたのでした。
その設計事務所の先生の挨拶では、今年から変わりますよ、というね。
日本建築協会だったか、設計組合だったか、そんな団体の会長さんの会社が。
昨年、倒産したらしく、かつては隆盛を極めた会社さんだったようだけど、時の流れに。
変化に、旧態依然たる経営だった、ということが原因だそうで。
ことほどさように、世の中は急変している、というわけだ。
不易流行ともいうけれど、流転すること限りなく、とね。
ここでも、なにごとかに、なにものかに、せき立てられるような、そんな資本主義の時代。
さてさて、そんな時代に、当方は、どんな絵柄を提示してみましょうか。
当方の関心の向きは、いろいろあるようで、実は、すべてが一つに繋がっている。
とも言えて。
シンプルに述べれば、生きとし生きる、この人間、とでも書けるか。
命、ともいってもいいか。
そこからがすべて、その命なるものが、社会なのか家庭なのか時代なのか、呼び名はともかく。
そこでの化学反応のような、さまざまな出来事、解釈、などなど。
コヴィー博士の言葉をお借りすれば、インサイドアウト、内側から、私的な成功というもの。
そこですよ、大事なところは、原理原則は、ってわけで。
そう言えば、夕べの宴席で、近くの方との会話の中で、今日は、81歳の義母に車で送ってもらった。
なんて話になり。
そりゃ、凄まじく元気な女性ですね、と応じたんだけど。
ゴルフもなさるそうで、スーパー婆さんだね。
そんな女性も世の中にはいらっしゃるわけで、老後、とか、なんとかかんとか、年寄りぶって、自分を。
世間の常識の範疇で語るのは、そろそろやめとかないと、時代の流れ、つまり。
100歳時代ね、そこに追いついていきませんよ、ってことで。
その御仁、送ってもらうのはありがたいけど、怖い。
微妙にブレーキのタイミングが遅い、というんだけど、自分の子供達や社内の若い人に乗せてもらう時の。
あのタイミングのずれ、怖さ、と同じ様相だけど、片や、若者は、レスポンス良いので、ブレーキが遅い。
片や、こちら、81歳は、反応が鈍くて遅い、というね。
同じ現象が、違った意味で怖い、という、なかなか、面白い話でもあって。
そうそう、その宴席では、冒頭の御仁以外にも、隣の方との会話の中から、共通の知人の名前も出てきたり。
ほんと、世間は狭いですね、ということで。
よかったよ、真面目にいきてきて。
そう言えば、昨年、文化クラブなる会で、幸運にもビンゴが当たり、駿河九十六ケ地名なる、地名の入った。
手ぬぐいを、いや、旧駿河の地図をいただいたんだけど、それを描いた方、用宗在住の。
その方の話題にもなり、どうやら、お医者さんだったようで、二人で名前が出てこなくて。
ほらほら、という例のアレですが、お隣の奥様は、なんとかひねり出し。
彼女の持論としては、出てこない名前など、なんとかして、ひねり出すのがいいんだ、とかで。
当方とは、まるで、真逆で、なんたって、他人様の頭を使わせていただく、というのが、わが作法。
なんでね。
というわけで、零下の朝は、こんなブログで始まりました。