まわりで起こっていること

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サッカー小僧たちがお参り

2017年08月15日 | Weblog

朝早くに、サッカーの神様に。

というわけで、宿舎から散歩しながらの小学生なのか。

ぞろぞろと、神社に蝟集し、という姿を眺めながらの定位置。

たぶん、夕べのお酒も少しばかり残っているんだろうけど。

今朝もそんな具合に始まったのですが。

今日は、終戦記念日なんだね。

終戦とか敗戦とか、喧しい議論は置いといても、あの夏。

という思い起こし方になる。

セミが鳴いていて、暑い夏、開襟シャツを着た男たちが、シケモクを吸いながら。

なんて光景が浮かぶ。

いや、もんぺ姿の女性たちか。

モノクロの絵柄だ。

英霊たちは、今はいずこ、という感じだな。

以前、ブレイクスルーというセミナーで、あれは、過呼吸にして、記憶を遡る。

というものだったけど、20人くらいの受講生の中、大声を出して、米軍の戦艦に突撃した。

そんな御仁もいらっしゃった。

よくよく聞いてみると、特攻機で体当たりをしたらしく。

なんてことも思い出す。

あちらこちらで、記念の式典が開催されるのか。

戦争に対して、抗った陣営もその逆の陣営も、それぞれに、それぞれの思いのままに、ね。

いずれにしても、事実は矮小化され、SNS上に流れる、キャッチ、小見出しみたいな。

そんな具合に語られ始めるのかも。

戦争なんて、悲しくて、苦しくて、辛くて、痛くて、とどなただったか、ほんまもんの戦場を経験された方が。

つぶやいていた。

そんな方は、当時、二十歳であっても、すでに、90歳を超えている。

語り部さんたちは、ほんの一握りになっているわけだ。

すると、イデオロギーによって色付けられた、戦争、というものが、幅を利かしてくる。

って算段で。

イデー、ってのは、この世のものでない、とか、現実でない、とか、言ってみれば。

絵空事、でもいいか。

そんなことを前提にした議論、とでも言えるかな。

だいたい、勇ましいのは、35歳以上の人士方、つまり、徴兵に取られない。

予備役にも入らない、という方々かね。

あの当時もそうだったのか、どこまで続くぬかるみぞ、の道を進ませたのは。

なぜか、今朝は、終戦の記念日という字句から離れない。

あの時、つまり、清水が空前絶後の空襲にあった時、オタクのおじいさんは、村の先頭に立って、消化活動をしていた。

とおっしゃったのは、その祖父と同じ名前をもらった御仁だった。

たぶん、それも、その方の親御さんからの伝聞なんだろうな。

「日本のいちばん長い日」という映画ね、別所広司でないやつ、誰が主役だったか、父親と観た映画だ。

予科練に行こうと思っていた、という軍国少年の父親が見た戦争は、どんなものだったのか。

空襲で多くの同級生を亡くし、さらに、自分の寿命は二十歳まで、と言っていたという。

次兄は、その頃、通信兵として戦地へ赴いていた、長兄は、徴兵された宿舎近くの、西の方の軍需工場で働く女性を嫁にしていた。

彼の父親は、軍国オヤジだったそうだし。

その映画を、どんな心持ちで、しかも、息子と一緒に観ていたのか。

なんてことを、思う。

そんな終戦記念日です。

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