高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

メグスリノキの実

2011-12-21 06:42:19 | 樹木
高尾山でもメズズリノキ(目薬の木)が紅葉しているが、意外に気付かないのがメグスリノキの実である。種に翼が付く翼果で、風に乗って飛んでいく。
葉を見ただけではカエデの仲間だとわからないが、翼果を見ると、カエデの仲間であることがわかる。雌雄異株なので、実が付いた木を見ることが少ない。 


(紅葉したメグスリノキ)

 
(4~5cmの大きな翼果:左2011.12.13 右2011.10.25)

目薬の木/カエデ科/カエデ属。
わが国の固有種のカエデ科の落葉高木。別名千里眼の木、ミツバハナ、長者の木。雌雄異株。
葉は三出複葉で対生し、小葉は長楕円形で波状の鋸歯がある。春先に散形総状花序をつくり、緑色を帯びた淡黄白色の花を付ける。
名前の由来:皮や葉を煎じ目を洗うと眼病に効くことからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(高尾山)
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コメント (2)
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