北国の青森県は新緑の時期も少し遅いため、まだまだ新緑が楽しめます
世界遺産『白神山地』の麓にある十二湖は、まさに今が最高のシーズンではないでしょうか?
今回は奥十二湖にある森の物産館「キョロロ」をスタート地点に、 新緑の十二湖を巡ってみました
森の物産館「キョロロ」を出ると、“観光ガイド”と書かれた看板がありました。
案内時間によって500円/1,000円という風に料金が分かれているのは嬉しいです
その先を進むとすぐに、木々の間から「大崩」が顔を覗かせてくれましたよ
「大崩」が見えてからしばらく進むと・・・
「鶏頭場の池」が見えてきました。
文字通り、鶏の頭の形のように見えるということでその名がついたようです
鶏の頭の形は上から見ないと分かりませんが、木々の隙間からのぞく池の姿は何とも神秘的です
少し歩くと、このような石碑と“崩山登山口”と記された看板が現れました。
この崩山登山口を上っていくと、先程の「大崩」の上に辿り着きます
実は、左写真の石碑は大町桂月の歌碑なのだそうで、【山の中 三十三湖 紅葉かな】と記されています。
この歌碑と登山口看板のある場所を曲がると・・・
WOW 今まで曇っていた空からいきなり光が射し込み、目の前に水色の池が現れました
エメラルドグリーンともコバルトブルーともいえない、まるでオパールのような色をしたこの池が“青池”です♪ 本当に綺麗です
池の底に沈んだ木々や涼しげに泳ぐ魚の姿がはっきりと見えます
あまりの美しさに何度も足を止めて振り向いてしまう一行・・・ これはもう、仕方ありません
名残惜しさを噛みしめ“青池”を後にすると、ブナの自然林が姿を現しました。
ブナの木々に囲まれ、“フィトンチッド”を全身に浴びて歩く んも~~~~~
最高ですっ
そうこうしているうちに、気がつけば“沸壺の池”に着いていました
こちらも“青池”に負けず劣らずの美しい色をした池です (※画像クリック
)
この“沸壺の池”を過ぎ、ウッドチップの敷き詰められた小径をしばらく歩くと、このコースも終盤になってきます。
階段を下りていくと“落口の池 (右写真)”が目の前に現れました。
そろそろ体が水分を欲してきたところで、この“沸壺池の清水”が渇いたのどを潤してくれます
“沸壺の池”から流れ出た川は、マイナスイオンをあたり一面に放出しています
さぁ、こちらがもうひとつのお楽しみ、「十二湖庵」にて無料で振舞われる“抹茶”と“もろこし”です
この日「十二湖庵」は、沢山の観光客で賑わっていましたよ
さぁ、一息ついたらあとは「キョロロ」の駐車場までラストスパートです
おっとっと見落とすところでしたが、森の奥にひっそりと“がま池”が佇んでいました。
実はこの“がま池”、時期によっては水が枯れて無くなってしまうこともあるんだそうです
みなさん、どうか見落とさないであげて下さいね・・・m(__;)m
§森の物産館「キョロロ」§
■住所 青森県西津軽郡深浦町大字松神国有林一二湖
■TEL 0173-77-2781
■営業期間 4月~11月
■営業時間 8:00~18:00 (但し4月上旬は、8:00~17:00になる場合あり)
■定休日 なし
■最寄駅 JR十二湖駅(五能線)/ 駅よりタクシーで約10分
by ヴァ♪