青木の犬考手帳

貴志川ドッグスクール 公認一級訓練士 青木純二
問い合わせ先 和歌山県動物愛護センターホームページを参照

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愛犬との災害対策

2016-11-27 | Weblog
今週の水曜日(23日)に我々「和歌山動物愛護推進実行委員会」主催の「どうする?災害時に備えたペットの救護対策」というイベントがおこなわれました。和歌山市にあるビッグ愛を会場にして、県や市、動物福祉協会、愛玩動物協会、動物病院協会、災害救助犬協会などの公益社団法人の後援受けて実施されました。一般から100数10名の参加者が数10頭の犬や猫を連れて参加されました。このイベントは環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」に基づいて、我々犬のしつけ方の指導員が災害時に備えた、普段からのしつけ方などをお話しました。さらに、元自衛官である和歌山市危機管理局主幹による、阪神大震災や東日本大震災、熊本の震災への救護出動体験や福祉協会顧問の山口先生による「同行避難にむけて」などの講演もしていただきました。昼休みには外の駐車場で和歌山市消防署による「ペットとともに避難体験」も実施されました。災害時は突然起こります。その時にあわてて対応する、愛する犬猫達と同行避難ができない、などの問題を少しでも軽減するのが「普段からのしつけ方(好ましい生活習慣の構築)」なのです。他の犬を見たら吠えてしまう、ハウス(キャリーケース)に入らない、他所の人を怖がる等々の問題も「社会性の構築」と「普段からの愛犬とのつき合い方」で改善されるのです。今日教えて、明日から良くなるなんて都合のイイものではありません。一週間でダメだったら、一ヶ月、一ヶ月でダメだったら半年、と根気よく続けていくことが大切です。まず、「ハウスに入って安心して大人しくしていられる」、から初めてみませんか?東日本大震災の時に地震に驚いて押し入れに逃げ込んだ多くの猫達が呼んでも出てこずに、津波に飲み込まれて死んでいったそうです。「ハウスは安心」という習慣が作られていれば、何割かは助かったと思います。
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愛犬に教える事は

2016-11-20 | Weblog
半年サボってしまいました、反省です。
現在「しつけ方教室」で使っているパワーポイントを一部修正しようと考えています。
今までは「犬とはどんな動物か」→「犬の学習能力」→「飼うための環境構築」→「行動分析に基づいたしつけ方の実際」→「問題行動の修正」→「飼い主が順守しなければならない法律」などで一時間めいっぱいかかっていました。
もう少し、余裕をもってお話でき、質問もしやすい内容に変えていこうと思っています。
私のモットーは「名前を呼ばれたら、喜んで飛んでくる愛犬にしましょう」という事です。
「オスワリ」なんかは後回し。
「オスワリ」や「フセ」よりも家庭犬として教えたいのは「マテ」です。
これがキチッとできるようになれば、リードが外れてしまったり、門から飛び出してしまったりした時に「マテ」で止まる事ができれば愛犬の命を救う事ができるのです。
餌の時に「オアズケ」や「マテ」を教える人は多いのだけど、お散歩中に立ち止まって「マテ」を教えた方が役に立ちます。
いろんな事を教えるのは「教えられた事ができると褒めてもらえるから嬉しい」という経験を愛犬にたくさんさせる為の手段です。
それを観たら飼い主さんも嬉しいから「もっと教えよう」と思うでしょう。
これが「良い循環」を生み出し、愛犬との楽しい暮らしに通じると考えています。
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携帯、スマホから出火!

2016-05-09 | Weblog
今朝、テレビのニュースを見ていたら「携帯電話やスマホの発火」という問題が取り上げられていました。当然、内部にあるバッテリーや基盤、配線に何らかの問題が生じてショートを起こした結果です。その原因の上位にあったのが「ペットに咬まれて」というものでした。ネコではあまり考えられないから、おそらくイヌが大半の原因だと思います。昔から愛犬のイタズラの上位に入るのが「靴をかじった」「スリッパを玩具にしている」です。
犬は飼い主さんの“臭いがする物”が大好きです。特に靴などの“履物”は足の裏から分泌される「乳酸、酪酸」がたっぷりと付着しているので興味を引き起こします(警察犬や救助犬はこの臭いを追及するのです)。携帯やスマホも素手で持って息や唾液がかかって、臭いがたっぷりと付いているのです。「犬がくわえたら叱ればイイや」なんて思わないで下さい。基本は「くわえさせない事」です。“くわえた!”という経験をさせなければ興味を引き付けないものです。飼い主さんのちょっとした工夫で愛犬のケガや火災のような事故の防止につながります。暮らしの為に役立つ事を教える、これが「しつけ」です。
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愛犬の毛は抜け始めていませんか

2016-04-05 | Weblog
桜が満開になってちょっと動くと汗ばんでくる季節になりました。愛犬達の換毛期の始まりでもあります。しつけ方教室でいつもお話しする事ですが、愛犬達は喜んでブラッシングさせてくれますか?、ブラシを見ただけで逃げだす犬、途中で逃げようとする犬、うなったり咬みつこうとしたるする犬、なんていうのが意外と多いようです。一番の原因は飼い主さんのブラッシング時間が長いからです。一度に全身のブラッシングをしようとしていませんか?ちゃんと習慣づけされる前の犬に長時間ジッとさせるのはムリです。犬が嫌がるまでブラッシングをして「嫌がるからお終い」とやっていると、犬は「嫌がればやめるんだ」と学習します。それが「うなったらやめた」「咬みついたらやめた」と発展していって「咬み癖」が完成するパターンが多いのです。コツは優しく声をかけながらブラシをかけて、犬が嫌がる前にたっぷり褒めて(またはご褒美を与えて)終わりにするのです。一度に全身をやるのではなく「今日は左足」「今日は背中」というふうに分けてやっても一週間もすれば全身のブラッシングは完了します。上手に楽しく愛犬が気持ちの良いノドや胸から始めていれば、ブラシを見ると飛んで来て首を伸ばして「さぁブラッシングして!」となりますよ。
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老犬介助

2016-03-06 | Weblog
久しぶりに卒業犬が一頭来ています。ウチで訓練したのはもう10年くらい前で、すでにおじいさん犬になっています。左後肢に力が入らなくって歩いていてもすぐにヘタってしまいます。でも今朝は頑張って外で排泄できました。老齢犬で問題になるのは寝たきりになった時の介助です。食事、排泄共に介助が必要になってくるでしょう。特に悩まされるのが褥瘡(床ずれ)の問題です。骨が浅い部分(頬骨、肩甲骨、腰の腸骨など)に出来やすいものです。犬をしつけるのと一緒で「治療」を考えなきゃいけなくなる前に「予防策」を調べて工夫する事が大切です。下にマットレスを敷いてやる、サポーターを巻いてやる、体位を変えてやる、などが先ず基本対策になります。もしも褥瘡になってしまったら、は獣医療になるので私は言及できませんが、私は人間の湿潤療法に準じた方法を取っています。予防獣医療の進歩から犬や猫の高齢化が進んでいるのは人間と同じです。終生飼養は当たり前の義務であり、安らぎを喜びを共有してきた家族のケアはその日が来るまで出来る限りの事はしてやりたいと思っています。
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