青木歯科医院のブログ

治療内容の解説をしたり、ご質問にお答えしたりするために、ブログを作りました。

マイクロスコープ事始その5

2010-02-15 18:18:30 | マイクロスコープ事始め
午後の実習は血管縫合の練習でした。 どんな素材で作られているのでしょう?本物の血管とそっくりの色調、弾力、硬さの直径1mmほどのチューブがシャーレの中に両端を固定されて用意してありました。このチュ−ブを鋏でちょきんと切り離してから、縫って繋げるのです。直径1mmのチューブは顕微鏡で20倍に拡大してみると、直径2センチ、厚さ2ミリの管に見えます。この直径2センチの円周8か所を縫って繋げるのです。 直 . . . 本文を読む
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マイクロスコープ事始 その4

2010-01-25 18:14:54 | マイクロスコープ事始め
さて、顕微鏡研修の具体的な中身ですが、1日目は縫合の練習でした。 薄いゴムのシートに切れ目を入れ、これを顕微鏡で7〜10倍ぐらいの倍率で見ながら、細い糸で縫い合わせる練習をします。まず最初は6−0という太さの糸で練習しました。 「X−0」のXの数字が大きいほど細い糸になります。普段、私が親不知を抜いたときに傷口を縫うのには4−0の糸を使います。6−0というのは、その半分ぐらいの太さです。髪の毛よ . . . 本文を読む
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マイクロスコープ事始その3

2010-01-07 10:39:12 | マイクロスコープ事始め
久々の更新です。 それでは、前の話の続きです。 勤務医時代の院長に呼ばれて顕微鏡の講習会に行くと、そこにあったのは予想したとおりのばかでかい実体顕微鏡でした。 赤ん坊ぐらいの大きさのレンズと鉄の塊が、高さ約1.5m、太さ約15cmの鉄柱の上に乗っかっていました。カール・ツァイス社の脳外科用の実体顕微鏡で、顕微鏡本体が重さ約8kg、これを支える支柱の重さが120kgもあるのだそうです。支柱が倒れ . . . 本文を読む
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マイクロスコープ事始 その2

2009-09-14 10:56:35 | マイクロスコープ事始め
私が実体顕微鏡(オペレーション・マイクロスコープ)と呼ばれるタイプの顕微鏡と出会ったのはかなり古く、たぶん中学校の理科クラブで見た鉱物顕微鏡が最初だったと思います。 鉱物顕微鏡というのは、文字通り鉱物や岩石を見るための顕微鏡です。通常のプレパラートを観察する顕微鏡とは違い、薄切りにしていない岩石の固まりを直接観察します。岩石に含まれる小さな粒の色や形や光り具合、場合によっては偏光などの特殊な光り . . . 本文を読む
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マイクロスコープ事始 その1

2009-09-05 10:46:48 | マイクロスコープ事始め
ついこの間のことだと思っていましたが、いつのまにかもう10年もたってしまいました。 それは平成11年1月8日、正月明けて診療を始めて数日後でした。突然電話がなりました。(鳴るよ、と予告してから鳴る電話もありませんが笑) 電話の主は、数年前まで私が勤務していた診療所の院長でした。 院長「よう!青木君、おめでとう。元気か。」 私「明けましておめでとうございます。えぇ、まあなんとかやっています。」 . . . 本文を読む
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